2023年2月28日火曜日

錆びたナイフ

2月27日。星期一。 140/88~136/88。63.6㎏。96。35.5度。  3時起床。  PC。  早朝キッチンは、酒粕で「甘酒」、かなりへたれたバナナ(当然処分品コーナーで買ったもの)で「グルアイ・ブアットチー(バナナのココナッツミルク煮)」、電気圧力釜で「茹で卵」、続けて電気圧力釜で「黒豆の甘煮」。
 甘酒の火が強すぎたようでこげついたので色がついてしまったが、味には影響なし。  朝食は「イタリアントマト鍋」の残りにトースト、「リンゴ入りヨーグルト・リンゴジャム」、「ケール・サラダバーネット・セロリ・キンカンの甘煮・バナナ入りスムージー」。やっぱりバナナが入るとスムージーは一変する。
 初めての電気圧力釜での「黒豆の甘煮」制作には、なんと「錆びた釘」を布巾で包んだものを加えて一緒に煮るという作業があった。黒豆の成分であるアントシアニンの加熱による変色を防ぎ、「錆びた釘」の鉄分がその役割を果たすということだ。裕ちゃんの名曲を思い出すぜ。
 9時、徒歩で買い物に出かける前に自転車を確認したらやはり空気が抜けてた。明日、2台の自転車のパンク修理で暇をつぶすことになるな。  市役所へ行く。なんでこんなに混んでるんだろうというくらい混んでた。案内所で用件を伝えたら、2階を案内されたんで移動したら、そこは空いていた。税務課で確定申告の申請用紙をもらう。昨年から家賃収入が入ることになったんで、用紙が1部増えた。  ドラッグストア~イオン系のスーパーKとクーポンを利用した買い物。  帰宅後、申請用紙を一通り目を通し、明後日記入することにした。今から始めると中途半端になると予想されるからだ。コピーも必要だが、これも近所のスーパーへ行かねばならないし。  昼食は「醤油ラーメン」。具材は茹で卵、ほうれん草、長ネギ、既製品メンマ、海苔、チャーシュー。
 午後のロードショーは「峠 最後のサムライ」。2020年、小泉尭史監督・脚色作品。司馬遼太郎原作をほぼ忠実に映画化したもので、司馬史観通り、主人公である河合継之助が「武装中立国」を目指すというものになっている。史実からすると、その証拠はない。司馬は河合の陽明学への傾倒からそう考えたんだろうと思われる。俺も初めて「峠」を読んだ時にはうのみにして主人公に魅力を感じてたものだ。が、薩長土がミャンマーの国軍と同じものであることには変わりない。近代日本の誤った政治の根源はすべてそこにあり、こともあろうに現代までそれを引きずっている。特に長州。  役所広司(河合)と仲代達也(藩主)が接見する場面は期待するほどの緊張感は感じられなかった。お互い年を食いすぎた感は否めない。  冒頭の東出昌大演ずる慶喜の大政奉還を述べる長回しは見ものだった。2時間以内にまとめたのは正解だが、戦闘シーンが寂しいのはギャラに金をかけすぎたせいなんじゃないかと勘繰っちゃうな。  続けて、昨日途中まで観た「遠い太鼓」を最後まで。弾が尽きることのない銃、大木からあっという間に出来上がるカヌーなど突っ込みどころ満載の映画は、最後はいとも簡単にハッピーエンドで締めくくっちゃう、どうにも見どころゼロのハリウッド映画そのものだった。  夕食は「鶏もも肉とレンコンの中華風煮」、「にらの搾菜炒め」、「白菜の漬物」、「なます」、「肉まん」。
 発泡酒~焼酎の緑茶割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「笑うセールスマン」。ギャンブル、ゴルフ、色欲と欲望の引き起こす悲劇はいくらでも描くネタに困らない。  8時、血圧測定してダウン。ふところ以外寒くなくなった。  

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