2020年11月6日金曜日

おしゃれ泥棒 持ってけ俺のハート

11月5日。星期四。            116/79。 62.3㎏。  1時過ぎ起床。何度もめざめたが、目をつぶっているだけでも睡眠不足は解消できるということで、それを繰り返したが、そのうち何度かは眠っていたようである。  3時ころまでPC。  早朝キッチンは「茹で卵」。夕食に使う予定なのは1個だけだが、3個追加した。まあ、使うこともあるだろう。昼食用の「クリームシチュー」制作。  ぬか床の具合がいい。3日前に漬けたナスを取り出す。夏場なら既に古漬けだ。  昨日出しておいたかびついた靴をはじめ全部の皮(もちろん偽物)靴を磨く。久しぶりである。全部と言っても3足であり、さらに磨いた1足は持ち主不明である。  で、新聞の「モノめぐり」コラムで、筆者の20年前に買った靴の事が書かれており、タイミングよろしく興味深く読ませてもらった。ものにこだわることなく大事にすることが肝要だと肝に銘じなおした。  各社、終電を繰り上げする発表が相次ぐ。利用者の減少が主要因となっているわけだが、これも含め、世の中すべてにおいて「ダウンサイジング」を図ることがすべての面において、特に持続可能な開発目標とやらに近づく最も有効な手段であることをすべての人間が認知し、努力すべきなんである。が、政府は....。  アメリカのお祭りで、二人の大統領候補者の現時点での勢力地図を見ると、驚くほどトランプ色で占められていることに驚く。コロナ汚染の世界地図とよく似ており、菅政権支持率といい、こんな世界に俺は生きているんだと思うとうんざりしちゃうんだけどな。  庭作業は「ルッコラ」の間引き。  8時半から買い物。  帰宅後、買ってきた赤かぶを軽量してから甘酢漬けの下漬けの準備に取り掛かる。  昼食は「ミートソース・パスタ」、「クリームシチュー」。なぜこの組み合わせになったかというと、ミートソースはちょっと残っていたひき肉とタマネギという材料のタイミングの良さと、インスタントソースが2人前だったことによる。クリームシチューの具材はタマネギ、ニンジン、ジャガイモとウインナと、昨日のカレーと同じ。  食後、赤かぶの甘酢漬けの下漬け。これも今日買ってきた白菜の塩麹漬けも制作。さらに、二本買ってきた大根の計量をしたところ3㎏あったので、その加工プランを立て、その中の「福神漬け」のために500gを下漬けする。残りは1.5㎏はべったら漬け、残りの1㎏は夕食で消費することにした。  午後のロードショーは「おしゃれ泥棒」。1966年、ウイリアム・ワイラー監督作品。「ローマの休日」、「噂の二人」に次ぐ三度目のタッグとなったオードリー・ヘップバーン主演で、豪華な共演人のコメディ映画。  しゃれも上品で、悪く言えばもったりしているが、そこは時代を反映していて、実にのんびりしていている。せわしさにストレスを感じるほどの現代映画と対角にあるな。  ヘップバーンの化粧の濃さに驚く。この化粧で「起き抜け」の場面はさすがにないよな。が、この時期彼女は私生活がとても荒れてた頃とダブっているので、化粧係も大変だっただろうと推測する。衣装も相変わらずジバンシーで、素敵なファッション(まさにファッションショー)だが、ここでは浮いている印象が強い。  ところが、この作品ではどちらかといえば「中性的な」彼女の「色気」を全面に出す演出が施されている。特に「足」をたっぷり見せている。ピーター・オトゥールとの絡みでもキスシーンはかなり濃い。  この翌年の「いつも二人で」で危機にある夫婦を演じ、さらに翌年の「暗くなるまで待って」の後に最初の旦那(メル・ファーラー)と離婚している。  「オードリー・ヘプバーン」ファンである俺の唯一未見だった彼女の映画だ。俺が生まれた1953年に彼女(当時24歳)は「ローマの休日」でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞を総なめにしているのだ。同じ巳年。俺の財布には「サブリナ」のテレカが入ってる。  音楽はジョニー・ウイリアムズ。いつもならヘンリー・マンシーニなんだが、当時多忙だったんで自分の弟子にまかせたということで、その名のクレジットを見た時、もしかしてと思い調べたら、のちに名を変えてジョン・ウイリアムズとなった人だった。これがデビュー作だって。   夕食は「あらびきソーセージとレンコンの梅ポン酢味炒め・キャベツとブロッコリー添え」、「冬菜の卵&カッテージチーズサラダ」、「白菜の塩麹漬け」、「ぬか漬けナス」、「フキの佃煮」、「京錦の味噌汁」。  バドワイザー~発泡酒~燗酒~ジンをちびちびやりながらTV鑑賞。「ヒロシの一人キャンプ」。キャンプへの自分のこだわりが前面に出ていて鼻持ちならない番組だった。広大な山林をタダ同然で手に入れた人(ヒロシ)を追った番組で、いかにもTBSがお得意な低予算深夜番組だ。  かなり酔っぱらってダウンした時刻不明。長い1日であったことだけは確かだ。  

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