2020年11月7日土曜日

西部劇と戦争映画 昔よくあった組み合わせ

11月6日。星期五。           114/82。62.3㎏。  朝食はわずかに残ったカレー。4皿分しか作らなかった今回、いつもおかわりするケイのにぃにぃは汁の部分だけ食べるので、わずかな具材のみしか残っていない。ごはん、フルーツ、ヨーグルト、牛乳。  「赤かぶの甘酢漬け」の本漬け。1週間後の完成である。  「福神漬け」の本漬けしたものを瓶詰してみると、いかにもボリュームがないので、つけ汁を利用してさらに500g作ることにした。下漬けをすると、2本あった大根はあっという間に残り700gとなった。  べったら漬けの下漬けを先に行う。甘酒床を作って漬ける本格的なレシピを採用し、本物に近いものを目指す。今年は他の行事同様「べったら市」は中止になったので、なおさらその味を再現してみたいものだ。  炊飯器を使用するので、明日の昼食の後からその作業に入る予定である。温度管理が大変なので敬遠していた「甘酒づくり」にようやく取り組む気になった。  新聞では人間より先に鶏がインフルエンザにかかったらしい。ダブル感染だけは避けたいものだ。  9時から近所のスーパーと酒屋へ買い物。酒屋で限定発売のサッポロクラシックラガー缶(赤星)を買う。  昼食はボロニアソーセージをハム型に成型したものを使った「大根・ピーマン・ニンジンとハムのイリチー」、「間引き菜(京錦)の沖縄だしスープ」、「ぬか漬けナス・大根」、ごはん。イリチーは炒め煮の沖縄語で、大根は青パパイヤの代用品である。  午後のロードショーは「「荒野の誓い」。2017年スコット・クーパー脚本・監督作品。「クレージー・ハート」で一躍有名になった監督で、本作の主演のクリスチャン・ベールとは「ファーナス/訣別の朝」に続く2度目のタッグとなる。  先住民族との確執、怨念が打ち解けるまでに多くの悲劇に遭遇する過程を、じっくり135分をかけて描く。共演のロザムンド・パイクとクリスチャン・ベールの演技が素晴らしい。ラストシーンもうまい演出だ。  売れっ子のティモシー・シャラメがちょい役で出てた。  後半の見せ場である、シャイアン族の埋葬にいちゃもんをつける地主と3人の息子が登場する場面はまるで「ボナンザ(あるいはカートライト兄弟)」を彷彿とさせる。最も本作では本当にやな一家だが。  冒頭のD・H・ロレンスの言葉が効いている。「アメリカ人は人殺しだ.....、いまだに....」。  夕食は「厚揚げとがんもどきのネギソース」、「あらびきソーセージ」、「ナスとピーマンのみそ炒め」、「間引き菜(青梗菜)のおひたし」、「なめこと豆腐の味噌汁」。  バドワイザー~赤星缶~燗酒2合をちびちびやりながら、ケイのにぃにぃが今日借りてきたDVDを鑑賞する。  「アンノウンソルジャー英雄なき戦場」2019年フィンランド映画。国内でよく読まれているという小説「無名戦士」の三度目の映画化。  ソ連に奪われた土地を取り戻すべくナチスドイツの手を借りて、一旦は奪還するが、最後はソ連の侵攻を防ぎきれず、さらに多くの国土を失うという戦争の現場を兵士目線で描かれ、CGを使わない映像は迫力満点である。  フィンランドは国土は奪われたが、占領されていないことを誇りとしていることを知った。が、ロシアに対する感情はどんなものなんだろう。  ムーミンとサンタクロースの国の平和な国というイメージがだいぶ変わった映画となった。132分。  〆にウイスキーを飲んでから9時半ころダウン。  

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