2020年11月30日月曜日

10対29

11月29日。星期天。       153/104。63.7㎏。  早朝キッチンは、冷蔵庫で寝かせておいた生地を使って「リンゴガトー・バスク風」を制作。が、このレシピには問題が多い。せっかく成型したものでリンゴの甘煮を挟むんだけど、これがめちゃ難しい。最初に底を作った上にリンゴの甘煮を載せ、そこに残りの生地を成型しながら包むようにしたほうが作りやすいと思うのだが。  が、とにかく完成。
 9時前から買い物。24時間スーパーを皮切りに1軒のドラッグストア~2軒のスーパー。この2軒のスーパーはどちらもイオン系で、そのどちらも「客数の集中」を避けるため、短期間の激安チラシはまかないという宣言をし、毎週1回だけ1週間分のチラシをまいていたんだが、その宣言を撤回して「日曜限定」なるチラシを出したもんだから、店内はどちらも満杯となった。  それでなくとも外出自粛要請が出た8市町村に含まれているのにもかかわらずである。ここでも経済優先根性が発揮されたわけである。  群がる客も、新聞も読まない高齢者ばかりで、ソーシャルディスタンシングはダンスの一種だと思い込んでる連中ばかりである。レジに並ぶ時の距離はまさしく「チーク」状態である。  で、最後に予定していた3軒目のスーパーには行かなかった。10円のもやししか買い物リストに記載されていなかったからだが、2軒目のスーパーのもやしは29円だった。19円の差は大きい。「重苦」な決断だった。  が、今日は29日、語呂合わせもいいかな。  庭作業は駐車場のほうまで伸ばしているキウイの収穫を行う。バケツ一杯になった。この中から少しづつ追熟を行う。  昼食は「味噌ラーメン」。一昨日の醤油と同じくスープは自作である。具材はチャーシュー、キャベツ、もやし(29円)、コーン(缶)、長ネギ、バター。  29円もやしのひげ根は10円の7割ぐらいの量だった。  午後のロードショーは「レマゲン鉄橋」。1969年、ジョン・ギラーミン監督作品。これは渋谷全線座で観たな。名画座でも大きい劇場だった。2本立てだったが併映作は記憶がない。  オープニングのエルマー・バーンスティンの曲も好きだ。脚色が小道具にこだわったり、娯楽色を多めに施したのが気になるが、好きな戦争映画の1本である。  米軍の中尉と軍曹の反目しあいながらも信頼関係を築いているってのは、古き良きアメリ映画の定石と言えるだろう。  それにしても当時でも相当金がかかった作品だと思う。とにかく爆発シーンが多い。ライン川にかかる最後の橋をめぐる攻防は見せ場も多い。  ジョージ・シーガル、「バファロー66」のベン・ギャザラもいいが、やはり懐かしいのは「0011ナポレオン・ソロ」のロバート・ヴォーンだ。それと最後まで生き残るボー・ホプキンスなんかも出ていることを今回発見した。個性的な役者で現在も活躍しているそうだ。  キウイの皮むき25個。ジャム用と生食用と分ける。  夕方買い物に出かけたケイのにぃにぃが「砂肝」1㎏、ビーツなどを買ってきた。砂肝1㎏をどうしたいのか尋ねると、特に希望がないということで一任されてしまった。ビーツは「ボルシチ」しか思い浮かばないが作ったことはない。どちらにしても水曜日以降のメニューがこれで埋まりそうである。  今日は29(肉)の日だそうだが、ここでは肉が出ない。  夕食は「ぶりの照り焼き」、「わかめときゅうりの酢の物」、「白菜と油揚げの煮物」、「ぬか漬け大根と赤かぶの甘酢漬け」、「なめこと豆腐の味噌汁」。これに昨日の残りの「しめ鯖」。  富良野ビール(サッポロビール製造のイオンのPB)~焼酎の水割りをちびちびやりながらピーター・バラカンの番組を聴く。「バラカンビート」。いつもタイムフリーで聴いている番組だが、ラジオの受信がよくなったようでインターFMが聴けることが分かったのは最近だ。  ボブ・マーリーがかかった。焚火をしながらオートミールを仲間とともに食う、という詩なんだそうだ。だいたい意味知らないで聴いているのがほとんどなんだよね。「ワンラブ」なんで「ワンダラー」って言ってるもんだと思って聞いていたのが間違いだったことに気が付いたのが一昨日だからな、まったく。  〆にバーボンを3杯飲んで8時にダウン。  

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