2020年10月5日月曜日

謎のフルーツ

10月4日。星期天。               108/72 。63.1㎏。  朝食はオートミールに海苔佃煮と秋刀魚醤、キウイと柿のヨーグルトなどを時間をかけて食べた。どうやら昨日の牛タンなどの食いすぎが原因であることは明らかである。  庭仕事は収穫のみ。サンチュ、ルッコラ、きゅうり、しし唐、オクラ、ピーマン。  8時半から買い物。24時間スーパー~3軒のスーパーとドラッグストア。
 地元農産物売り場で見つけた果物?200円だったんでとりあえず買ってみた。3個のうち小さいものを食べてみたが明らかに果物だ。ビワみたいな種が4個も入っていて、種の周りにつく薄皮もビワのようだった。あとで正体を暴くべくネット調査するしかないな。それにしても農家さんよ、名前書いといてよ。  帰宅後、買ってきた食材も含め、ほぼ1週間分のメニューを組み立てる。恒例の作業であり、これに費やす時間は、集計したことはないが、完全年金生活の大きな比重になっていることは間違いない。支出増と食品ロスの食い止めのために必須な作業である。  昼食は「かけそば」。具材はワカメ、長ネギ、油揚げ(めんつゆで煮たもの)、揚げ玉、万能ねぎ。  午後のロードショーは「私を離さないで」。2010年、イギリス映画。カズオ・イシグロ原作の近未来映画。ノーベル賞作家のSFだということをタイトルで知った。レンタルしたのは主演のキャリー・マリガンに興味を持ったことが理由である。  むごい設定であり、詳しい説明は最後までない。物語の中で絶対変えられないものは、生まれた時から臓器提供者と提供されて長生きする人間と区分けされている社会システムである。冒頭でのクレジットで、1967年に平均寿命が100歳を超えるという説明が入る。もちろん「提供」される人間の事であることは途中からわかる。  「提供者」は完全全寮制の学校で育てられ、卒業後「提供者」として何度か「提供」して「終了(死)」する。そのお世話と見送りする「介護生」役も結局「提供者」にされ、同じ運命をたどる。  救いのない生き方に「生」について考えても答えは出ないままに物語に幕が下りる。キャリー・マリガンの演技は輝くばかりであり、「泣き」の場面では思わずもらい泣きしそうになった。子役も似ていて素晴らしい演技をしてたな。  昨日観た「つぐない」のキーラ・ナイトレイが、この作品では主役に対して「贖罪」するという役を演じてる。  原作者のカズオ・イシグロについては読んだことがないので、語ることもないが、映像化された「日の名残り」のイメージが強かったんで、最初は驚きものだったが、共通しているのは「自分の力ではどうしようもない悲しさ」である。  時間が中途半端だったが「ボーン レガシー」を途中まで観る。なんとこれにもキーラ・ナイトレイが出てるじゃないか。  夕食は「トマトとサンチュとひき肉の重ね煮」、「ジャガイモのハニーマスタード」、「ルッコラのクミン風味卵焼き」、「オクラとささげとベーコンのスープ」。  「トマト...」にはバジル、「ジャガイモ...」にはピザ・ハーブミックス、そしてクミンなどハーブ大活躍である。  発泡酒~焼酎の水割り~ウイスキー(トリスクラシック)を飲みながらケイのにぃにぃが借りてきたCDを聴く。菅野よう子さんの元旦那だということだ。「世界の車窓から」というTV番組のテーマ曲も入っているとのこと。ケイのにぃにぃは母親とよく観ていたらしく、彼にとって懐かしいのだろう。  いい加減酔っぱらって?時にダウン。

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