2019年11月8日金曜日

元気なランナー

11月7日。星期四。             131/91。62.6kg。

 新聞の社説欄で緒方貞子さんの事が書かれていて、アメリカの大学での博士論文が満州事変についてのことだと知った。昨日買いそこねた本がまさにそれだったわけだ。500円だったんで手が出なかったわけだが、これは図書館で借りるしかないな。

 10時に郵便局へいきケイのねぇねぇとタテジマさんの所へキウイを送る。これで家に残るは100個。順次追熟し、生食するつもりである。

 庭作業は元砂場に鉢ごと置いてあるツボクサがそのランナーを砂場一面に伸ばし始めたので、鉢から出して直植えに切り替えるものだった。
 大小6個の鉢の底穴からは根も張り出しており、とても一度全滅しそうだったことが信じられない繁殖力である。ちょっと離れたところに直植えしてあるものも、今年の陽気のせいだろうか、確実に増えている。
 もともと、タイ料理屋で知ったハーブで、ネットで取り寄せたものだが、こんなにフエルトは思わなかった。ただ、防寒をどうするかが問題ではある。
 その勢力を二分するゼラニウムも然りである。10個の鉢から出して大きい物は砂場に、小さいものは隣の空いたところに直植えにした。枯れ枝も多いが、確実に根付くまでは選定しないことにした。
 ツボクサも安定するまでは収穫しないことにした。

 お隣のいちごは株分けして1列の畝に並べた。これも今年全滅しそうだったものだが、残った3株が息を吹き返しランナーを出し始めた。

 続けてセリの収穫。もともと、店で買って調理した時に出た残りの根をケイのにぃにぃが植え、増やしたものであり、現在では確実にランナーを増やし、お隣のセルバチコやミントにまでその勢力を伸ばしており、砂場にも4.5本伸ばしていた。
 収穫したものは計量して200g強あった。かなりの量である。

 昼食は「煮込みうどん」。もつ煮の残り汁で煮た具材は、人参、ごぼう、じゃがいも、長ネギ、玉ねぎ、しめじ。

 午後のロードショーはレンタルDVD鑑賞。「フェンス」。2016年デンゼル・ワシントン主演・監督作品。日本未公開。
 舞台劇脚本によるもので、かなり忠実に再現しているとのことだが、まさに舞台劇そのもので、冒頭の会話主体で描かれる場面などは「まんま」と言える。
 居直りと精神的暴力者である主人公に素直に共感できる人はいるだろうか?そうなった要因である過去を会話だけで説得するには無理があるものの、それを描かなかったのはやはり「忠実に」という政策方針によるものだろうが、映画としては疑問が生じるのはやむを得ない。
 女房役の女優と弟役がうまい。いや、全員良かった。邦画の「葛城事件」の三浦友和とデンゼル・ワシントンがかぶった。

 夕食は「セリ鍋」。具材はセリ、鶏もも肉、舞茸、豆腐、長ネギ。「茹でハスイモ・酢味噌」、「かぼちゃの甘煮」、「大根の甘酢漬け」。

 発泡酒~泡盛のシークワーサー水割り。セリの香りが懐かしい。小学生の頃、よく裏の田んぼに取りに行ったっけ。おふくろの調理法は胡麻和えだけだったが、すり鉢ですられた黒ゴマの香りもついでに思い出す。
 〆にウイスキーを飲んでから9時ころダウン。

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