8月16日。星期三。 計測忘れ。
伝統、水曜日の水回り掃除を東京でも継続実施。
9時過ぎに郵便局~図書館~川向こうのスーパー。
隅田川の堤防に沿った道にはいつも野良猫がいる。この野良猫がやたらに汚いし、目つきが悪い。相当つらい目に合ってきたことがその表情から読み取れる。が、俺は動物愛護精神まるでなしの人間なんで同情はおろか、こんなもの早く処分して欲しいと思うのみである。
実家のある田舎?にも野良猫らしきものがいるが、これほど汚く目つきが悪くはない。やはり野良にとって東京は生きてゆくには過酷な場所なんだろうか。
バス通り沿いの駐車場の周囲の草むしりする人が、トンカチを持って作業してたんで注視した。
トンカチでシャベルの取っ手を打ち込んでオヒシバを根元から抜こうとしていた。俺の経験上、これは正しい草むしりである。特にオヒシバは根が強い。がっちり土をつかんで根を張らしてるもんだから、下手すっと根が残りがちになっちまうんである。根つきで抜いてもなかなか枯れないどころか、放置しておくとそこで根付いてしまうくらい生命力の強い草でもある。トンカチを使って根こそぎ抜いたとしても彼らが絶滅することはないのだ。
そこから堤防沿いに歩いていると、アスファルトで覆い尽くされている道のあちこちから草が顔出してる。セイヨウタンポポやカタバミや名前を知らないいわゆる雑草たちだ。ほんのちょっとの亀裂や工事の不備の隙をついて地下から這い出して来るんである。何という強い自然のパワーなんだろう。東京の人間が全部滅んでもこいつらは生き延びるに違いない。しかもこいつらは猫のように汚れてもいないし目つき?も悪くない。根つきがいいだけだ。
11時から行きつけの診療所で健康診断の結果説明を聞きに行く。先生曰く、なんにもしてないのに数値がいい、と。そういえば最近は運動らしいことは何もしてないし、酒の量も増えることはないが減らそうとも思っていない。体重も1~2㎏の範囲内で上下を繰り返してる。しいて言えば血圧とコレステロールが高値安定しているくらいか。が、これも先生曰く、善玉の数値が高いのでまず問題ない、と。血圧も投薬の必要は認められないとのことだ。まずは安心して今夜の祝杯を楽しめそうである。なんせGPTなどの肝臓関係数値3種がいずれも14~16だし。
ところで、今回健診のパンフレットをながめていて気が付いたことがある。「健康的な飲酒量の目安」である。色々な酒のイラストに数量が記されているが、どうやら俺は「一日にいずれかひとつづつ」を「一日にいずれもひとつづつ」と解釈して、面倒だから概算で1種類の量を増やしていたのだった。
健診結果の数値で気が付いたのは身長が縮んだんである。1.7㎝で、168㎝台になってた。体重が落ちたのは筋肉が落ちたのではなく身長の減少が要因だったのか?
昼食はグリーンカレーの残りとトーストに豆乳。
午後もはっきりした天気でなく、気分を晴らすためにプールで1時間泳いできた。
ひとっぷろ浴びて読書。これまた借りてきたアートガーファンクルの自選ベストを聴きながら、星野道夫の「未来への地図」と清水儀範の「勝負!」の一部を読む。
星野道夫は、机上での自然保護説は本物ではないという、いわゆる「現場検証」ということを強く訴えている。が、ほとんどの人は実体験できるわけじゃないんで、こうした人の声に耳傾けるようにしたいものだと思う。
夕方日暮里に移動。何度か行った立ち食いソバ屋で「げそ天そば」330円をかきこむ。愛想の悪い店だが近所では値段が安いんで利用してたが、相変わらずの対応であり、客層も相変わらず貧乏人だらけだった。
駅近くのビルでケイのにぃにぃと待ち合わせ、彼の希望で池袋西口の居酒屋へ。
「もつ煮」、「タン刺し」、「もつ焼き・シロ」をサッポロ黒瓶~ホッピーで。
池袋から大塚へ戻り、都電通りを渡ったところにある「ブックオフ」の裏道を歩いた。きたことのないところだが、飲み屋がぽつぽつあるのを確認しながら歩くのを「裏もや」と呼ぶことにした。
駅近くの戻ってきて、一軒の日本酒を前面に出している店に入った。が、ここが外れだった。
で、げんなりしながら帰宅して、焼酎の水割りで口直ししてからダウン。10時。
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