2月19日。
午前中は庭いじり。掘り起こし作業のつづき。この日の場所ではやたらにハサミムシの幼虫が出てきた。虫達のテリトリーでもあるんだろうか?
昼食は「炒飯」、「ネギのかき玉中華スープ」。炒飯には前日残った豆苗を刻んだもの、人参、残ってたコーンとハム。スープのネギはすべて青い部分。
午後は歯医者。早めに行って置いてあるサンデー毎日に目を通す。気になってたコラム3本読んだところで診察開始。そのコラムの書き手は椎名誠、太田和彦、泉麻人で、椎名さんと太田さん元祖怪しい探検隊で、年齢もほぼ同じで、たしか70歳くらいかな。泉さんは元アド街のコメンテーターで、俺と同い年で、三人共人生柔らかく生きてる感じがいいね。いや、椎名さんはハードな遊びをやわらかい心で楽しんでる趣がある。 残った前歯3本被り物が施された。ここの歯医者さんはブリッジが好きではないようだ。外れたものを見ながら支える歯の負担に関して、かなり強調して説明してくれた時から感じていた。根元も残らないところには当然入れ歯が入ることになる。俺もケアと今後のことを考えるとそのほうがいいと思う。ブリッジは支える歯のケアが結構ストレスになってたんだよな。次回は入れ歯の歯型をとるとのこと。
この日、前回お金がなくて払えなかった診察費を払って借金をなくしたのに、財布の残金(ちょっと多めにしてきた)ではこの日の診察費には足りず、また借金してしまった。やれやれ。
1時間は何も食べられないということで、帰り道のレンタルビデオ店で時間をつぶすことにした。雑誌コーナーでデアゴスティーニの「第二次大戦の戦闘機コレクション」が発売されて間もない事を知った。俺が持ってる、未だ組み立てずにいる「ライトニング」なんかも中にあったな。全巻で何機揃えられんだろう?いや、自宅には飾れるスペースはないからとうてい無理だ。
夕食は「鶏肉ロールのパン粉焼き」、「ごぼうのチーズ風味フライ」、「ポテトスープ」。鶏肉ロール失敗。レシピ通り切込みを入れて開いたはずが、うまく中身を包むことができなかった。で、サンド仕様に変えて、やっとこさ完成させたが、実に奇妙なもので、箸かナイフ&フォークで食べるのか微妙 になっちまった。フライもケイのにぃにぃからブーイングが飛んでくるし....やれやれ。
食後、高清水を冷やでちびちびやりながらDVD鑑賞。ディアゴスティーニでミリタリー気分が昂じて「フューリー」を借りてきた。ブラピ主演の戦車映画である。ストーリーは平凡で先が読めたりしてどうということもない作品で、人物の性格設定も深みがないので葛藤が生きてこない。
ブラピの「SS憎し」は、飄々と演じてた「イングロリアス・バスターズ」のほうが全然良かった。 粗野な隊長が実は敬虔なクリスチャンだったなんていう設定はバレバレで恥ずかしいじゃん。 映像では弾道がビーム光線のように作られていて、まるでスター・ウォーズだ。終盤、SSの部隊が更新してくるときには地対空ミサイルのようなものを担いでいたのに、実際にそれを使うのはずっと後になってからという、不思議な展開でたった1台の戦車がかなり長く持ちこたえてしまうというミラクル映画になっていて、それがこの作品の売りだったとしたら、まことに残念です。
唯一、対タイガーとの交戦は見ごたえありました。戦車映画としては「サハラ戦車隊」、「バルジ大作戦」、「パットン大戦車軍団」という名作が多い中、これはちょっと仲間入りできなかったな。
中国語題名は「不利」?
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