2月3日。
節分の日である。朝、炊飯器にさつまいも(紅はるか・茨城産)を入れて炊く。節分の日に茨城ではさつまいもを食う習慣があるとかないとか?
これは確かに甘くて美味しい。今年は是非庭で作りたいものだ。
寒さがゆるんだせいか、水曜日の水回り小掃除は比較的楽だった。
午前中に図書館~郵便局~スーパー。
図書館ではお目当ての週刊誌がなく、尋ねてみたら置いてないとのこと。仕方ないんで近所の本屋(レンタルビデオ店)で立ち読みすることに決めた。3つのコラムを読みたいだけなんで400円近くの出費は大きすぎる。
返却した梅原猛さんの本で「耄碌」という漢字を覚えた。拾い読みしたが、いかにも老境に達した、その達成感だけが全面に出ている内容で、何章か読んで飽きた。
もう一冊の池上永一さんのは、歯に衣着せぬ文で面白かった。沖縄移住を軽い気持ちや、コミュニティを無視した態度で実行する本土の人の軽率さをくそみそに書いており、これは言われる身でありながら、読んでいて実に痛快だった。
この日も2冊借りた。週一冊がちょうどいいみたい。今回は永井荷風関係の本。
昼食は「醤油ラーメン」。
午後はプール。更衣室で逆三角形ボディの高齢者(ではないかも)を見た。ガンガン泳いでるおじさん?も結構いるからなぁ。
この日も1時間泳いで10分水中歩行。少ないこともあるが、特に早く泳ぐ人がいなかったこともあり、途中で中断することなく一気に泳ぎ終えた。
夕食はNAD。メニューは「大根と生鮭の味噌風味グラタン」、「小松菜の卵とじ」、「えのきと豆腐の味噌汁」。
食後映画鑑賞。「ジョニーは戦場へ行った」。ダルトン・トランボ作品。原作・脚本・監督と、彼がいかにこの作品に込めたか、その大きさが推し量れるというもの。反戦だけでなく、尊厳死の問題をも通して体制に痛烈な批判を45年前にしているのだ。
彼の死後判明した他人名義の脚本は娯楽映画の名作として賞賛されている。この作品は決して娯楽作品とはいえないが、素晴らしい作品であることは間違いないな。
父子の交流が泣かせる。J・ロバーツ、名優である。看護婦との交流も泣かせる。クリスマス自体は描かれないが、最高のクリスマスを描いたものだろう。
誰も、ひとりとして戦場に行かせてはならないんだよ。ねえ、安倍ちゃん。
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