2020年11月30日月曜日

10対29

11月29日。星期天。       153/104。63.7㎏。  早朝キッチンは、冷蔵庫で寝かせておいた生地を使って「リンゴガトー・バスク風」を制作。が、このレシピには問題が多い。せっかく成型したものでリンゴの甘煮を挟むんだけど、これがめちゃ難しい。最初に底を作った上にリンゴの甘煮を載せ、そこに残りの生地を成型しながら包むようにしたほうが作りやすいと思うのだが。  が、とにかく完成。
 9時前から買い物。24時間スーパーを皮切りに1軒のドラッグストア~2軒のスーパー。この2軒のスーパーはどちらもイオン系で、そのどちらも「客数の集中」を避けるため、短期間の激安チラシはまかないという宣言をし、毎週1回だけ1週間分のチラシをまいていたんだが、その宣言を撤回して「日曜限定」なるチラシを出したもんだから、店内はどちらも満杯となった。  それでなくとも外出自粛要請が出た8市町村に含まれているのにもかかわらずである。ここでも経済優先根性が発揮されたわけである。  群がる客も、新聞も読まない高齢者ばかりで、ソーシャルディスタンシングはダンスの一種だと思い込んでる連中ばかりである。レジに並ぶ時の距離はまさしく「チーク」状態である。  で、最後に予定していた3軒目のスーパーには行かなかった。10円のもやししか買い物リストに記載されていなかったからだが、2軒目のスーパーのもやしは29円だった。19円の差は大きい。「重苦」な決断だった。  が、今日は29日、語呂合わせもいいかな。  庭作業は駐車場のほうまで伸ばしているキウイの収穫を行う。バケツ一杯になった。この中から少しづつ追熟を行う。  昼食は「味噌ラーメン」。一昨日の醤油と同じくスープは自作である。具材はチャーシュー、キャベツ、もやし(29円)、コーン(缶)、長ネギ、バター。  29円もやしのひげ根は10円の7割ぐらいの量だった。  午後のロードショーは「レマゲン鉄橋」。1969年、ジョン・ギラーミン監督作品。これは渋谷全線座で観たな。名画座でも大きい劇場だった。2本立てだったが併映作は記憶がない。  オープニングのエルマー・バーンスティンの曲も好きだ。脚色が小道具にこだわったり、娯楽色を多めに施したのが気になるが、好きな戦争映画の1本である。  米軍の中尉と軍曹の反目しあいながらも信頼関係を築いているってのは、古き良きアメリ映画の定石と言えるだろう。  それにしても当時でも相当金がかかった作品だと思う。とにかく爆発シーンが多い。ライン川にかかる最後の橋をめぐる攻防は見せ場も多い。  ジョージ・シーガル、「バファロー66」のベン・ギャザラもいいが、やはり懐かしいのは「0011ナポレオン・ソロ」のロバート・ヴォーンだ。それと最後まで生き残るボー・ホプキンスなんかも出ていることを今回発見した。個性的な役者で現在も活躍しているそうだ。  キウイの皮むき25個。ジャム用と生食用と分ける。  夕方買い物に出かけたケイのにぃにぃが「砂肝」1㎏、ビーツなどを買ってきた。砂肝1㎏をどうしたいのか尋ねると、特に希望がないということで一任されてしまった。ビーツは「ボルシチ」しか思い浮かばないが作ったことはない。どちらにしても水曜日以降のメニューがこれで埋まりそうである。  今日は29(肉)の日だそうだが、ここでは肉が出ない。  夕食は「ぶりの照り焼き」、「わかめときゅうりの酢の物」、「白菜と油揚げの煮物」、「ぬか漬け大根と赤かぶの甘酢漬け」、「なめこと豆腐の味噌汁」。これに昨日の残りの「しめ鯖」。  富良野ビール(サッポロビール製造のイオンのPB)~焼酎の水割りをちびちびやりながらピーター・バラカンの番組を聴く。「バラカンビート」。いつもタイムフリーで聴いている番組だが、ラジオの受信がよくなったようでインターFMが聴けることが分かったのは最近だ。  ボブ・マーリーがかかった。焚火をしながらオートミールを仲間とともに食う、という詩なんだそうだ。だいたい意味知らないで聴いているのがほとんどなんだよね。「ワンラブ」なんで「ワンダラー」って言ってるもんだと思って聞いていたのが間違いだったことに気が付いたのが一昨日だからな、まったく。  〆にバーボンを3杯飲んで8時にダウン。  

2020年11月29日日曜日

一年ぶりの(〆)さば

11月28日。星期六。              134/91。 63.7㎏。  早朝キッチンは「リンゴの甘煮」制作。使うリンゴはキウイの追熟をしてインタインしたものの残り。  庭作業はサツマイモの収穫の後編。5株だが、収穫量は昨日より多く、2㎏くらいありそうなものもあった。 記録を見ると、この5年で一番遅い収穫となった。  掘り起こした後にすぐ石灰をまき、手で混ぜながら、地中に残った根などを取り出す方法にしたところ、昨日より早く作業を終えることができた。  昼食は「おにぎり」。具材は塩鮭、梅干し。シソの佃煮を使用したところ水分が多く、おにぎりには適さないことが分かり、1個作っただけで中止し、自分の分とした。  「かぶの葉の味噌汁」、「即席べったら漬け」、「赤かぶの甘酢漬け」、「ほうじ茶」。  午後は台所作業。  「リンゴのガトー・バスク風」。リンゴの甘煮を挟んだケーキである。この生地を作り冷蔵庫で明日まで寝かす。  夕食用の「おからの入り煮」。400g39円のおからを使い切る。  これまた夕食用の「しめ鯖」制作。記録を見るとちょうど一年ぶり。今回は3匹分あり、今まで一番多く、多過ぎるんじゃないかと思ったが、ケイのにぃにぃが好物であり、余っても、翌日食べるというので取り組むことにした。  出刃包丁で骨を外して塩をふりかけ1時間冷蔵庫で寝かせ、取り出してざっと洗い、よく拭いてからバットに並べ、もどしておいた昆布をのせた後に酢をひたひたにしてから再度冷蔵庫で1時間寝かせる。  水分をしっかりとった後、中骨を抜き、皮をむいてから、包丁で1本切り込みを入れてから、切ってゆく独特の切り方をして完成である。    冷蔵庫で寝かせている1時間で上記の二品を制作したので休み時間はほとんどなし。  しめ鯖終了後、追熟中のキウイの4分の1(25個)の皮をむき、生食用とジャム用に分ける。  途中で沖縄イオンから荷物が届く。「沖縄だし」、「さんぴん茶」、「ジューシーの素」、「ルートビア」。ドンキにおいてないものもあり、電車賃を使うことを考えるとネット通販のほうがコスパがいい。楽天と比較してこちらのほうが安いことと、種類も多い。俺が持っている「かりゆし」はイオンで買ったものだからというわけではない。これでスーパークッキーも扱ってれば申し分ないんだがな。  「ラジマン」では若山玄蔵さんがゲスト(電話)で、自身が吹き替えしていたショーン・コネリーについての思い出話が聴けた。  赤坂さんのコーナーでは映画音楽についての裏話が聴けた。「バックトゥーザフューチャー」のタイトルソングはヒューイ・ルイスは別のものを作っていて、それが通らなかったことで、新たに作ったのが例の「パワーオブラヴ」である。で、そのボツになった初めて聴く「バック・イン・タイム」がかかったが、確かにこちらではあれほどのヒットにはつながらなかったろうな。  夕食は「しめ鯖」、「おからの炒り煮」、「ぬか漬け大根、きゅうり」、「長いも入り納豆」、「シイタケの軸と麩の吸い物」。吸い物に使った三つ葉が固すぎて、しかも香りがなく最悪だった。  発泡酒~サッポロクラシックラガー大瓶(633㏄)~「天狗舞」純米のぬる燗をちびちびやりながら「ボサマニア」を聴き、続けてケイのにぃにぃが借りてきたCDを聴く。  〆にテキーラを飲んでから9時にダウン。

2020年11月28日土曜日

トムとジェリー

11月27日。星期五。           120/76。 63.0㎏。
 先日からお騒がせの「ネズミ」、3日目にしてようやく1匹捕まえた。見たところ子供のようで、警戒心の弱さが仇になったんだろう。ペットショップでも人気者のなりそうなかわいい顔をしている。  親はまだどこかに潜んでいるんだろう。続けてわなを仕掛ける方針だ。  市内では感染者数累計が56人になった。  政府の発言であきれたのは「都民が旅行(外食)してくれないと経済が....」ってやつだ。感染者が急増している場所に住んでるやつらを移動させるというのは気違いじみてるとしか言いようがない。  「GO TO」も「EAT TO」もやめないってさ。とにかく経済最優先の方針は変わらない。  新聞では、一面に見覚えがある写真が載ってた。自宅からJR駅へ行く途中にある踏切だ。「あかずの踏切」の類のもので、10年後には高架式になるそうだ。越したばかりに、二度バスに乗って駅を目指して、ここで足止めを食って乗車賃を返してもらいたくなったことを思い出した。  10年後なら何とか恩恵を被れそうだ。が、「温室効果ガス発生ゼロ」を目標とする30年後まではちょっと無理だな。もっともその計画も経済優先の政府では無理なんじゃないの?どうせ政府の連中だってそれまで生きていることはないだろうし、その背金を追うこともないんだろうから。  コーヒーかすと鶏糞を混ぜた肥料づくりに取り組んでいる記事があった。コーヒーかすは紅茶、緑茶など茶葉はすべて5年前から土に返すようにしているので驚きもしなかったが、そういうことに取り組むようになったことが記事になることに驚いた。人糞を含め、昔から土に返すのが当然だったことを現代人は忘れすぎている。  皮ごと食べられるバナナがあることを初めて知った。しかも北海道のような気候の場所でも栽培できる品種があるということだ。なら、茨城県でも作れそうじゃん。ネットで買うとひと房ではなく1本1500円だそうだ。  10時からの庭作業はサツマイモの収穫である。今日は半分。
   一番大きいもので1.5㎏以上あるようだ。ネズミの被害を防ぐため段ボール箱に詰めて追熟させることにした。  昼食はうどん。具材は豚肉、白菜、かまぼこ、ふだん草、天かす。  午後のロードショーは「イエスタデイ」。2019年、ダニー・ボイル監督、リチャード・カーティス脚本とくれば面白くならないわけはない。脚本の妙味、演出とカメラワーク、申し分ありません。  主役の男性はマーク・ラファロ似で、相手役は「ベイビー・ドライバー」で初めて見た時キーラ・ナイトレイ似と思った現在売れっ子のリリー・ジェイムス。この組み合わせ「はじまりのうた」じゃん。  父親役、付き人のロッキー、アメリカでのマネージャーととりまき連中がうまく配されているのはまさにリチャード・カーティスの独壇場だ。彼は音楽にもめちゃ強いのは「ラブ・アクチュアリー」のメイキングで知った。この作品の特典映像での主役の歌唱力もすごかったな。ヒメーシュ・パテル、注目株だな。  夕方、猫の「あの鳴き声」が隣の境あたりから聞こえてきたので、探したが見つけることはできなかった。二度目に聞こえた時に大きな音を出して脅かしたところ、やっと聞こえなくなった。やれやれである。ネズミに加えて猫である。  夕食は「油揚げの福袋煮」。油揚げに卵を入れて煮たもので、ネギとしし唐も一緒に煮て添えた。「菊の花・ポン酢」、「長いもの胡麻和え」、「大根の味噌汁」、「シソの実の塩漬け入り納豆」、「ぬか漬けきゅうりと大根」。  発泡酒~燗酒~〆のテキーラで9時ころダウン。  今日は「ファンキーフライデー」でのイントロクイズ、3曲当てた。「君といつまでも」(加山雄三)、「キャンドル・イン・ザ・ウインド」(エルトン・ジョン)、「ワン・ラブ」(ボブ・マーリー)。

2020年11月27日金曜日

粋な姉ちゃん....

11月26日。星期四。            112/82。63.3㎏。  1時前に起床。3時ころまでPC。今日は「三の酉」。「酉の市」は開催されているらしいが、通常は予約制らしいが、お参りする人が少ない時は入れてくれるという柔軟体制らしい。  早朝キッチンはキウイの追熟のために使っていたリンゴを引退させ、いただき物のリンゴに代役をつとめさせ、引退したリンゴは甘煮にし、ホットケーキを作った。製造工程は普通のケーキと変わらず、焼きかたも「お好み焼き」と同じだが、お好み焼きのように固まらないので、ひっくり返す作業が難航した。  結局、皿に一旦落とす方法をせずに、もう一つのフライパンを持ち出して、二つのフライパンを重ねて「裏がえし」した。  で、仕上がりは「分厚いクレープ」ってな感じだったんで、冷蔵庫で冷やしてから食べることにした。ちょっと熱が高かったせいで焦げが目立ったが味はいい。ホットケーキミックスとは格段の差がついた。  朝食はごはん、白菜の漬物、鍋物の残り、セロリの葉の味噌汁、他。  6時までしっかり新聞に目を通す。  「GO TO」の恩恵を被ったのは大手旅行会社で、中小の民間企業は、来年にはその数半分以下まで減るだろうと予想されている。大企業べったりの政府おまさに本領発揮されただけの事であり、これに対しての小言を並べ立てるより、選挙で何とかするしか手立てがないことを自覚しろ、っての、「革命」を起こす気もないんだったら。  義母がラジオ体操に出かけてから便所掃除。臭い!丸々2週間掃除してないので汚れもひどい。ファブリーズしてから作業。  掃除終了後、買い物に出かける。24時間スーパー~ドラッグストア(チラシが入った久しぶりに行く)~スーパー3軒、酒屋。  帰宅後、空いた時間に5時限授業。「宵越しの銭」という東京で昔使われていた言い回しを老人から聞き取りした本で「お他力、車力、車引き」が正式なものだと知った。寅さんでは「あたりき車力、車引き」と言って、「当然だ」ってな意味で使われてたと記憶するんだが。そして、これは一般に使われていたような気もするんだが。  あと、「鐘馗の顔はひげだらけ」が元になっていることも知った。寅さんでは「結構毛だらけ、猫灰だらけ、けつのまわりはくそだらけ」と使われている。どっちが元なんだか、東京だけかもしれない。  昼食は「ポケ」。具材はアボカド、びんちょう鮪、タマネギ。「しじみの赤だし」、「即席べったら漬け」、「赤かぶの甘酢漬け」。赤だしは、火にかけているときにふきこぼれてしまい、湯を少し足したところ薄味になっちまった。まあ、他が味が濃いんでなんととか調和がとれた形になった?  午後のロードショーは「ガルヴェストン」。2018年、メラニー・ロラン監督作品。メラニー・ロランは美人でお気に入りの女優さんなので、監督としても成功してほしいところだが、本作は原作・脚本(同一人物)がいけなかった。説明不足だし、セリフもよくない。編集も悪いが、演出も粗が目立つ。駄作。  夕食は「八宝菜」。具材は冷凍エビ&イカ、にんじん、白菜、シイタケ、タケノコ、ささげ、しし唐、豚肉と九種になった。「きゅうりの卵炒め」、「大根のかにかまマヨサラダ」、「えのき・大根・白菜のスープ(ソーキ汁を薄めたもの)」。  発泡酒~スペイン産テンプラリーニョ種ワインをちびちびやりながらアボカドをのせたクラッカーにしょうゆをたらしてつまむ。八時過ぎにダウン。長い一日だった。

2020年11月26日木曜日

50年前のこの日も寒かった?

11月25日。星期三。         重症患者が急増している状況下、医療従事者とベッド数の不足を懸念する声が出始めている。東京の「コロナ病院」なんか建設が遅れているどころか、そこに従事する医療従事者も確保できていないありさまだ。  こんな時政府のトップが「GO TO」が最近の感染者数増加に直結していない、と逃げ回っている。政府が「あおり」をして、国民に「ゆるみ」を与えている影響が大であることに全く考えが及ばないようである。というより、政府が適切な行動に方針変更することを期待しないほうがいい、つまり「自助」ってことになりますか。  今日は三島由紀夫の命日である。こんな企業寄りの政府、天皇制をいじくりまわす政府、軍備に対しアメリカの言いなりの政府を墓の下でどう思ってるかなあ。  朝食は「セロリの葉の味噌汁」、「白菜の漬物」、「かぶの煮物」、ごはん、ほか。  風呂掃除並びに1階のトイレは寒くなってきたので、義母がラジオ体操へ行っている間にすることにした。  ところが霧雨っぽいのが降ってきたので、義母は出かけず、延期となる。  地震が続く。原発の汚染水が入ったビニール袋が破れなければいいが。  昼食は「ラーメン」。スープを「味噌ラーメンのスープ」のレシピを参考にし、味噌を醤油に変えて作ってみた。ちょっと塩味が足りないので醤油と塩を少々加えて完成。具材は麺が2人前分を使用することがあらかじめ決めてあり(2人前づつになっている麺であり、4人前だと多すぎる)、キャベツを大目にし、もやしは一袋使い、自作チャーシュー、メンマ、長ネギをトッピング。かさましラーメンの出来上がり。  午後一番で近所のスーパーへ買い物。特売品のティッシュペーパーが狙いである。俺以外の二人は本当によく使うので、調べた限りでは周辺で一番コスパがいいものがこのスーパーで売られているものを買うようにしている。ついでに豚ひき肉の処分品を買う。  午後のロードショーは「ロストマネー偽りの報酬」。原題は「未亡人たち」。2018年、スティーヴ・マックィーン監督・共同脚色作品で本邦未公開。共同のお相手は「ゴーン・ガール」の原作・脚色のギリアン・フリン。  3人の強盗の未亡人が、盗まれた金の返済を求められ、脅迫される。それが選挙資金であることが分かり、それをめぐって対立候補がからんで.....。  いきなり冒頭15分で、強盗の失敗するさまや、強盗の私生活などが描かれたり、構成もよくできているし、多くの登場人物もそれぞれしっかりと描かれていて面白い。  「ユージュアル・サスペクツ」並みに上出来だと思うが、なぜ公開しなかったんだろう?主演のヴィオラ・デイヴィスが地味だからだろうか?  リーアム・ニーソン、ロバート・デュヴァル、コリン・ファレルなど男優人も頑張ったが、エンディングも「未亡人たち」の勝利で、まとめ方もよかった。  選挙候補者のどちらも相当の悪人として描かれているが、特にロバート・デュヴァルの悪役っぷりがいいね。  多分、ロケだと思うが一人の未亡人が車と銃を調達する場面で、中古車オークション、銃器デパート?が使われていて、その混雑ぶりがまさに「アメリカ」って感じだったな。  入浴時、掃除も済ます。朝は寒かったがまだ気温もそれほど低くなってない。  夕食は「カレーライス」。具材は豚ひき肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ。「キャベツときゅうりのサラダ」。久しぶりに自分のサラダにはヌクチャムを使った。  久しぶりのNADである。前回は四日。  片付け終えて7時に二階に上がり、7時半にはダウン。大江健三郎の作家論は二人目の大岡昇平となる。  

2020年11月25日水曜日

再放送の再放送

11月24日。星期二。             128/92。 63.2㎏。  朝食は白菜の漬物にごはん、フルーツは仰山あるキウイ、ほか。白菜の漬物はケイのにぃにぃの評価が悪く、昼食や夕食に出せないので、朝食専用となる。2週間くらいもつかな?  MISIAが馬から落ちて、落馬して、骨折り、骨折したという報道があり、毎週火曜日聴いている「星空のラジオ」の再放送が、先々週に聴いたものだったんで、このところ生放送が続いていたので収録したストックがなかったんだろう。男性だったら「厄年」。  午前中はしっかり読書と新聞で過ごす。青菜の間引きやキウイの加工などが一息ついている。完全年金生活者は金もないが「暇」も結構ないんである。金曜日にはサツマイモの収穫も予定している。つるや葉の片付け、跡地の掘り起こしや畝づくり、そしてようやくタマネギの移植だ。これで終わりかと考えていたら、樹木の施肥や剪定が残っていたことを思い出した。    昼食は「ハムエッグ」、「ゆでしし唐のしょうゆマヨ和え」、「ふだん草のおひたし」、「ナスと麩の味噌汁」、「ぬか漬け大根とナス」、ごはん。  午後のロードショーは「ラ・ラ・ランド」。2016年、ヒット作「セッション」に続くデミアン・チャゼル脚本・監督による大ヒット作だ。  古きミュージカルにオマージュをささげながら、今までになかった形のミュージカルを作り上げた。ストーリーを要約すれば、決して斬新なものではないが、恋愛映画ってそういうもんだろう。  ライアン・ゴズリングのピアノ演奏もいいね。二人が天文台で宙に浮いてダンスするロマンチックなシーンは、ウッディ・アレンの作品にも似たようなものがあったな。  「スター誕生」的なスタイルはアメリカ人のみならず、世界的に好まれる恋愛映画のテンプレートということなんだろう。  この作品では二人とも成功して、お互いの道を歩いて行くというほろ苦いペーストが効いている。この監督現在35歳だって。先が楽しみだねえ。  夕食は「鶏団子鍋」。具材は鶏むね肉(ミンチにしたもの)、ごぼう、白菜、長ネギ、油揚げ、シイタケ。「サツマイモの葉柄・かぶ・えのきだけの煮物」。煮汁はもつ煮を濾したもの。「即席べったら漬け」、「赤かぶの甘酢漬け」。  発泡酒~そば焼酎のお湯割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「町中華で飲ろうぜ」の荒川区三河島編と世田谷区千歳船橋編。昨年の今頃のものの再放送だけに、マスクしてる人が出てこないのが新鮮だった。続けて「モヤさま」の熊谷編。BGMで「さよならの夏」が流れたが、この番組の曲選びのセンスがいいのは変わらないでいるようだ。そして、田中アナは「マスク美人」であることが分かった。  〆にレモンかじりながらテキーラを飲んで9時過ぎにダウン。

2020年11月24日火曜日

365連休効果

11月23日。星期一。               109/74。63.1㎏。  365日連休の身としては「3連休」は「何せずものよ」である。  昨日仕掛けたネズミ捕りは空振りだった。朝一番で庭をめぐると、朝顔とツルムラサキが葉を出している。街路樹の根元でも昼顔が花を咲かせていたり、暖冬の影響を受けていることがよくわかる。  今朝、食事中に聴いた曲が森山良子のドラマ主題曲のカバーであることに気づくのに時間を要した。まあ、時間がかかっても思い出せればまだ認知症の診断が下ったりしないだろうか?  「さよならの夏」。ドラマの内容はすっかり忘れているが、舞台は横浜は希望が丘周辺であったことだけは覚えている。そこはケイのねぇねぇが生まれたところだし、Wと運命的?に再会したところでもある。この曲が「コクリコ坂から」の主題歌としてカバーされていて、今日聴いたものがそれであることも分かった。  どのアルバムを予約するか悩んだ。どうせならお気に入りの曲をすべて網羅したものを、と考えたんだが、なかなか見つからず、最終的に3枚組ベストの2枚目を予約した。  「ある日の午後」などが入っていて、74~75年頃に流行ったこの曲はレコードも買ったくらい思い入れが強かったことを思い出した。  ステイホームはこうした想い出浸りを助長してるな。なんたって365連休だもんな。  昼食はケイのにぃにぃが作った「沖縄そば」。種類でいうと「ソーキそば」。具材は笹かま、万能ねぎ、ソーキ。これに好みで紅ショウガなどをトッピングする。  麺は業務スーパーで買った中華麺を茹でてから5分くらい放置したもの。程よい硬さと太さが、まさに沖縄そばに近い食感になっているのには驚いたが、これもケイのにぃにぃの探求心の賜物である。ただ、ソーキがいつもより出来がよくないことは本人も認めていて、火が強すぎたことが要因であることも分かっていた。が、居ながらにして「沖縄気分」に浸れるのはありがたい。  午後のロードショーは「光をくれた人」。2016年、デレク・シアンフランス脚色・監督作品。同監督のソフト化されているものは3作品。「ブルーバレンタイン」、「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」に次ぐ作品で、これ以降撮っていない。それにしても「苦く」、「辛い」作品ばかりだ。  本作もかなり辛い。拾った赤子を4年育てた夫婦、偶然本当の母親の存在を知った養父が隠し通すことに耐え切れず、そして悲劇を迎えてしまう。  オーストラリア~ニュージーランドの自然の中で繰り広げられる愛憎劇は演出も脚本も役者も三位一体となって名作を作り上げた。  マイケル・ファスペンダー、アリシア・ヴィキャンデル、レイチェル・ワイズと、三人とも輝かしいキャリアの役者は本作でもその実力を見せつけてくれる。特にマイケル・ファスペンダーの「静」、女優の「動」の対照的な演技には圧倒された。これからもマイケルとアリシア夫婦から目が離せないな。  夕食は「鶏肉とねぎのオイスターソース炒め」、「ブロッコリーの胡麻チーズ和え」、「かぼちゃのナムル」、「もつ煮」を汁物の代用とした。  発泡酒~焼酎の水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「ホテル・エルロワイヤル」。2018年、ドリュー・ダゴート脚本・監督・制作作品。日本未公開。ケイのにぃにぃのリクエスト。  コーエン兄弟、クエンティン・タランティーノを足して2で割らないほど、ぎっしり詰まったヘンテコムービーと言えるだろう。どうしてこんな面白い作品が未公開なのかわからない。  音楽もめちゃいいが、タラちゃんみたいにオタクぶりの解説は入らない。が映画の長さはタラちゃん並の140分。  「グランドホテル」、「フォールームス」などに対するオマージュエッセンスもあるが、全く別物に仕上がってる。主演のジェフ・ブリッジスの「酔いっぷり」は「クレージー・ハート」をうわまってった。  あんまり大笑いしてたんで、飲むのを忘れてしまい、終わってからウイスキーを飲んで10時ころダウン。      

2020年11月23日月曜日

ネズミ年に

11月22日。星期天。          122/76。62.8㎏。  早朝キッチンは「もつ煮」。台所一面を油だらけにして奮闘すること30分。とはいえ、手順が身についたようで、使い捨てビニ手も2枚以上使わないで済むようになったし、湯も大なべとやかん各1個ずつで後片付け作業まで賄えるようになった。在庫がないごぼうを除き5時ころ終了した。  「白菜の一株漬け」完成。「一株」なのに実際に漬けたのは半株の4つ割り。1片出して、残り3片は一つずつビニール袋に詰めて冷蔵する。  新聞では、誰もが思っていることがようやく活字となった。「政府の後手」である。菅は官僚の描いたメモを読むか、二階の承諾を得なければ何もできない。チェイニーに操られたブッシュと同じである。  庭作業は水やり。  8時半から買い物。24時間スーパー~4軒のスーパー。買ってきたごぼうを加えて「もつ煮」完成。  昼食は「塩サバ・おろし添え」、「かぶの味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり・大根・ナス」、「白菜の漬物」。  午後のロードショーは「わたしはダニエル・ブレイク」。2016年、ケン・ローチ監督作品。イギリスの貧困生活者を描くもの。心臓病を患うベテラン大工が失業したところから始まり、イギリスの保障制度がいかにひどいものか、高い税金を吸い上げといていざ保障を受けようとすると、形式的な手続きが山のように待っており審査も厳しく、特にデジタル化されたものに高齢者が泣きを見る姿に胸が詰まる。  フードバンクで空腹に耐えきれず、その場で缶詰をあけて手づかみで食べる姿を見ても辛い。万引き~売春と堕ちてゆくシングルマザーを何とか助けようとする主人公に、だれしも共感を覚えるだろう。そして最後はそのシングルマザーに立会人になってもらい「不服申し立て」で、ようやく尊厳を取り戻せる寸前までこぎつけた矢先....。  昨日の「未来を花束にして」と2本続けて鑑賞したらイギリスに住みたいなんて誰が思うだろう。我が国の政府が掲げるスローガン「自助」もイギリスから学んだんだろうか?まさにこの作品の訴えは「自助・共助」を押し付け貧困生活者を追い詰める政府に向けられているものだ。イギリスがいいなんて(実際にそう書いた本を持っている)いう奴は金持ちだけだ。  余っているかぶの葉と今日買ってきた大根の葉を一旦茹でてから塩麹漬けにする。漬物が多くなってきた。  庭ではケイのにぃにぃが庭作業している最中にネズミが出て、俺もサツマイモ畑内に逃げ込んだネズミを探した。畑を抜け出る速さはすごいもので「目にもとまらぬ」ほどだった。どうやらサツマイモ畑に住み込んでいるらしく、この作業をもう一度することになった。で、二度目の後、わなを仕掛けることにして終了。  最初に発見した場所は生ごみが入った穴の中で、ここで腹を満たしていたらしい。    夕食は「もつ煮・豆腐入り」、「菊の花ポン酢」、「菜花とハムのしょうゆ炒め煮」、「レンコンの塩きんぴら」。久しぶりの自作もつ煮がうまい。  発泡酒~燗酒をちびちびやりながら映画鑑賞。「ウオーカー」1987年、アレックス・コックス監督作品。 実話だが殺害シーンのスローモーションとか血のりなどの表現は「ワイルドバンチ」の影響だと思う。登場人物の「くそ野郎」的描き方も脚本でずいぶんと遊びを増やしたんだろうな。  「王になろうとした男」を思い出した。1854年、主人公は金で雇われた、要するに傭兵を率いて、政情不安なニクラグアを攻め、陰謀で国家元首を処刑し、自らその座に就くが.....。  くそ主役をエド・ハリスが嬉々と演じているのが分かって、実に楽しい作品となっている。  同年代、日本を脅かしたペリーも似たようなやつだったに違いないことを何かの本で読んだことがある。多くの侵略者は「くそ野郎」である。  途中でテキーラにスイッチして、9時ころダウン。  

2020年11月22日日曜日

今晩はカティサークでアルコール消毒

11月21日。星期六。         116/84。63.7㎏。  半袖&短パン生活が続く。庭でも、この気温の高さの影響だろうが、唐辛子は赤くなるのが遅いし、サツマイモの葉も枯れない。収穫は去年に比べると2週間から1か月は遅くなるかもしれない。サツマイモがどいてくれないとタマネギの定植ができない。唐辛子は6株あるがこちらは大した面積ではないので問題ないんだが。  朝食は「キウイ&デコポン」、「ヨーグルト」、「赤かぶ漬け」、ごはん。  庭作業は水やりとキウイの収穫。大した雨がないため、土の乾燥が目立つ。キウイは大きいものが少なくなってきたが100個収穫。今月中に全部収穫できるかな。  コロナシティ東京ではプレミアム食事券を強行販売し、行列ができたそうだ。神奈川県は中断したらしい。豊洲ではクラスター発生したということだが、魚は大丈夫なんだろうか?  プレミアムで思い出したのが、年末に発売する地域のプレミアム買い物券である。今年も限度いっぱい購入するつもりだ。これは行列しなくても買える。  朝のロードショーは「ギリシヤに消えた嘘」。「太陽がいっぱい」の原作者パトリシア・ハイスミスの原作をホセイン・アミニが初監督した2014年作品。  アメリカからの旅行者である夫婦とそれにつきまとうやはりアメリカ人の若者。夫は投資詐欺で大金を持っている。被害者からやとわれた探偵ともみ合い殺してしまい、夫婦で逃亡し、金になると見込んだ若者が手助けをし、同行するが....。悲劇的な顛末をクレタ島を舞台に描き、ラストはトルコだ。  男二人の行動にやや理解しがたいものがあるが、スリラー映画としては成功している。この二人に集中した結果かもしれない。批評でもヒチコックを引き合いに出しているが、確かに脚本も書いている監督の狙いではないかと思えるシーンがいくつもあった。  ヴィゴ・モーテンセン、オスカー・アイザックは適役だったな。  昼食は「天ぷらそば」。天ぷらは精進揚げでかぼちゃ、ナス、レンコン、ニンジンとタマネギ。少なめの油であげ、最後はもちあられを揚げた。これは餅を細かくして乾燥したもので、ディスカウントストアで買った。  午後のロードショーは「未来を花束にして」。2015年イギリス映画。婦人参政権獲得運動が盛んになるまでの過酷な成り行きを、夫に見放され、愛息とも非離されてしまいながらも果敢に行動するようになる主人公を中心に、運動組織の運命が描かれる。  主役のキャリー・マリガンがいい。「絶望女優」と名付けたいくらいだ。このところ、「わたしを離さないで」、「ワイルド・ライフ」や昨日観た「SHAME」と、いい作品が続いたんで、記憶が怪しい「華麗なるギャツビー」と「インサイド・ルーウィン・ディヴィス」をもう一度鑑賞するつもりだ。  午前中やり残した唐辛子の収穫としし唐の撤収を行う。
 先日の強風で倒されたのがちょうどいいきっかけとなった。が、これほど実がついていたとは驚きである。種まきしたものはすべて枯れてしまい買ってきた苗で育ったものである。元がしっかり取れたほど収穫があった。  夕食は「マカロニグラタン」、「カリフラワーとツナのサラダ」、「ビーフシチュー」。 1人前用のグラタン皿(100均)、初めての運用であり、レシピはケイのにぃにぃがネットで探したもの。アメリカテイストのもので、全粒小麦粉クラッカーをまぶすのが特徴だが、それ以外でもマスタードを大量に使ったりするところはいかにもジャンキー要素たっぷりだ。  ビーフシチューの具材はジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ブロッコリーの茎、ウインナーソーセージ。  発泡酒~ワインをちびちびやりながら「ボッサマニア」を聴く。  ウイスキーにチェンジしてディオンヌ・ワーウィックを聴く。Wのリクエスト作品の中のひとつ「幸せはパリで」の主題歌「エイプリルフール」も歌っている歌手だ。  「1979~1990」とタイトルされたこのアルバムは、ケイの母親が検査入院した時に買ってあげたものである。 まさに円熟期の彼女のヒット作が詰まっているベストアルバムだ。それ以前のベストも2枚持っており、東京と実家に1枚づつ置いてあるんだが、「エイプリルフール」が入ってるのは実家にあるものだった。    安ウイスキーは少ししか残っておらず、4Ⅼペットボトルから移すのが面倒だったんで、カティサークを飲もうとしたら、なんと飲みかけのものが2本あった。これは「グリーンブック」を観た後すぐに買ったのが余計だったんであることが分かった。で、移すと1本にまとまった。が、あんまり飲みすぎると「家庭割く」になりかねないので、9時にはダウン。

2020年11月21日土曜日

ファッキー・フライデー

11月20日。星期五。               95/62。63.7㎏。  早朝キッチンは「おでん」。茹で卵と結び昆布制作。今回餅巾着忘れた。  追熟終了のキウイの皮をひたすらむく。「ファンキーフライデー」を聴きながらの作業は1時間を超えた。  で、1.2㎏をジャムに、残り1.7㎏を生食とする。ジャムは約800gの瓶2本分となった。  PC作業はひたすらWのリクエスト作品を探索。中には俺も観たい作品があり、ソフト化されていないものが多く、名監督といわれている作品も含まれていたりするんで驚きである。  新聞で報じられているのは「GO TO」の維持と東京都の「時短要請」見送りである。相変わらず感染防止よりも経済を優先にしているんである。  オーストラリアの何とか州では7か月に及ぶロックダウンのおかげでここ3か月感染者が出ていない。武漢でのロックダウンもそうだが、中途半端な「要請」よりも極端な「ロックダウン」が、より効果があることは専門家ならずとも認識しているにもかかわらず、感染増加を他人事のように見過ごしているのが現状だ。  追い打ちをかけるように東京都では都庁のスペースを借りて、困窮者に食料を配布しているボランティア活動を排除しようとしている。何年も続いているこうした慈善活動を、今、この時になぜ?とわが目を疑った記事である。  菅も小池もトランプ支持者であることを露呈した。これで「3連休」は自粛しろ、ってか?ラジオじゃ3連休を利用したバカンス移動をあおるCMが満載です。なんともちぐはぐな日本に住んでることが恥ずかしい。  10時から買い物。「くりいむパン」が処分品コーナーにあった。今回2度目である。  昼食は「ごはん(魚沼産コシヒカリ)」、「塩鮭」、「わかめと豆腐の味噌汁」、「白菜の塩麹漬け&大根の葉の白だし漬け」。とにかく米がうまいんで、おかずはなるべくシンプルなものを考えている。  午後のロードショーは「SHAME -シェイム-」。2011年、注目しているスティーヴ・マックィーン監督作品。セックス依存症の主人公と恋愛中毒症の妹を描く。妹はリストカット癖もある。なんともニューヨークにいながら、孤独な二人である。思い出すのは「真夜中のカウボーイ」であり、この作品はその「兄・妹」編である。  満たされぬ思いをセックスに求める兄、真のつながりを求める妹を描いた本作は素晴らしい出来である。特に名が回しシーンがいい。キャリー・マリガンが歌うシーン、マイケル・ファスペンダーのランニングシーン、二人の会話シーン。  それにしても性行為シーンが露骨だ。3Pシーンでのマイケル・ファスペンダーの顔は「般若」そのものであり、オナニーシーンもリアルすぎて正視できないほどだが、キャリー・マリガンのヘア丸出しのシーンだけはしっかり観た。が、日本の映倫のおかげ?でボカシが入ってた。マイケル・ファスペンダーの立派な「もの」は確認できるのはなぜ?  夕方のニュースで、東京での感染者が500人を超えたということを知った。来月行けるかな?  夕食は「おでん」、「キャベツの胡麻和え」、「かぶの葉の煮物」。かぶの葉はおでんと同じの汁で煮込んだ。先日のほうれん草と同じ調理法であり、俺のお気に入り。  発泡酒~澤乃井純米吟醸を冷酒で~岐阜県産「奥飛騨」純米吟醸酒を冷酒でちびちびやりながらTV鑑賞。「町中華で飲ろうぜ」の西川口、中野編。多分9時ころダウン。

2020年11月20日金曜日

コロナシティ脱出

11月19日。星期四。            113/85。 64.3㎏。  朝食は「ヨーグルト&ゆず茶」、「白菜の塩麹漬け」、「ビビンパ」、「バナナ&パイン」。残ったパイナップルは冷凍した。  Wからもらったリクエストを登録する。しかし、ゲオでは取り扱いのないものや、そもそもDVD化されてないものやソフト化されてないものが結構あることを知った。  掃除・洗濯を済ませ9時に出発。  下りの常磐線はがらがらで、特に15両の先頭車はほかに二人しかいなかった。山手線から乗り換えた時、「コロナシティ脱出」って気持ちになった。  帰宅後、ひたすら台所作業。  昼食はケイのにぃにぃが作ってくれたミニ「カレー丼」、「かけうどん」、これに出来上がったばかりの「即席べったら漬け」。  食後、買い物。24時間スーパー~4軒のスーパーとドラッグストア。  「白菜の甘酒漬け」。べったら漬けの後に残った甘酒の再利用である。  大根は皮をむき面取りして「おでん」の準備。皮は千切りにして天日干し。特売品の「おでんセット」をベースにし、それについていたスープの素を使って大根を煮る。  セット以外の「茹で卵」、「結び昆布」などは明朝作って合流させる。  赤かぶ第二弾完成。ビニール袋から容器に移す。  「白菜の塩昆布漬け」の下漬けが終わり、本漬けに入る。漬物器に移すんだが、半株とはいえかなりの容積があり、入りきらず、結局おもりを最大にして閉まらない蓋の上に載せて様子を見ることにした。  玄関で追熟させていたキウイがすべて(100個くらい)熟していたので、そのうちの一袋分の皮をむき、ジャム用と生食用と分別した。  この作業を終えたところでタイムアップとなり夕食の準備となる。  里芋のそぼろ煮で、庭で収穫された里芋は全部使い切った。残っていたものはすべて小粒だったんで、皮をむいてそのままカットの必要もなく使用できた。    夕食は「湯豆腐」、具材は豆腐屋さんの絹豆腐、長ネギ、白菜。「里芋のそぼろ煮」。  発泡酒~「一の蔵」純米吟醸を冷酒で~「澤乃井」純米をやはり冷酒でちびちびやりながら映画鑑賞は「スターウォーズ・エピソード9」。とばしとばし観ているが、ケイのにぃにぃは初見なので付き合った。  突っ込みを入れながらの鑑賞は楽しい。熱烈なファンからおしかりを受けるのは間違いない。  「白菜の塩昆布漬け」は一旦重しを下ろしてから体重をかけて手で押し付けたところ、何とかふたを閉めることができた。これで3.4日で完成だ。      

2020年11月19日木曜日

あおり運転

11月18日。星期三。                腹が減って目が覚めた。早速、おでん汁に漬けといたほうれん草と冷凍のビビンバを解凍して朝飯の前編とする。  早朝キッチンは「白菜の塩麹漬け」制作。  新聞を買いに行く。  とうとう茨城県が群馬を抜き、関東の意地を見せた。見せることないんだが、やはり政府主導の景気復興策が裏目に出たとしか言いようがない。我慢ができないところまで我慢すべきなのに、これでさらに長い我慢を強いられてしまった。  「移動」しないことが一番いいのに、移動することをあおったのは政府である。「あおり運転」で逮捕だな。  Wが起きてきたので朝食。「ハムエッグ」、「トースト」、「フルーツヨーグルト(キウイ・洋梨)」、牛乳。  Wは、俺が寝た後、映画を2本観たそうだ。寝たのは0時過ぎというから驚いた。  「レマゲン鉄橋」、「フラッシュゴードン」。前者は俺のおすすめの戦争映画、後者はWのリクエストのマーベル?ヒーローものでクイーンが主題歌を歌ってることだけ知ってるもので、俺は未見。  で、朝のロードショーは「空軍大戦略」。1969年、ハリー・サルツマン制作、ガイ・ハミルトン監督という「007」の重鎮が作ったオールスター大作だ。CGのない時代、今だったら絶対不可能な実物を再現しての戦争映画。ローレンス・オリビエ始めイギリス俳優が名を連ねていて、それをなぞるだけでも楽しい。が、公開当時はそういった楽しみ方ができなかった。確か空中戦が続く場面で居眠りこいた。  昼食は「ガパオ」、「トムヤムスープ」。二品ともインスタントで、前者は鶏ひき肉の代わりに豚ひき肉を使い、目玉焼きをトッピングでバジルなし。Wは鶏肉を食わない。後者には水菜の間引き菜を加えた。これに昨日夕飯で出すつもりだった「キュウリの塩麹漬け」。  Wは焼酎ハイボール、俺は発泡酒。安上がりな昼食だ。  午後のロードショーは「ダンケルク」。2017年、クリストファー・ノーラン脚本・制作・監督作品。鑑賞する順序としては「空軍大戦略」をあとに観るほうが正しい。  俺は台所をしていたのでほとんど観ていないので、後日鑑賞してから感想を書こう。最後に「スピット」に「ファイヤー」したのは、トム・ハーディーだったのは確認できた。  続けて「大侵略」。これは一昨日観たばかりなので俺は台所・入浴・散髪などして過ごす。Wは二日間で計7本観たことになる。すごいパワーだ。  ニュースで東京の感染者が500人近いことが報じられた。  夕食は「湯豆腐」。具材は甘塩たら、豆腐、白菜。「もやし・大根・ツナマヨサラダ」、「まぐろ刺し」、「白菜の塩麹漬け&大根の葉の白だし漬け」、「千枚漬け風大根の漬物」。  漬物だらけで塩分取りすぎだな。  俺は発泡酒~焼酎の水割り。Wは焼酎のガラナ割り。飲みながらWのリクエストを聞き、当時の思い出話に花が咲く。  6時解散。  〆に鍋物の汁でカレーうどんを作る、具材は鍋に残った白菜をそのまま流用。  ウイスキーを飲んで8時過ぎダウン。

2020年11月18日水曜日

スカイウォーカーの夜更け

 11月17日。星期二。                       150/101。63.2㎏。                      早朝キッチンは「キュウリの塩麹漬け」制作。ゆで卵。二泊三日で10個消費しなきゃあならない。で、ゆで卵6個。    9時に郵便局へ行き記帳。先月は支出が多く、残高は増えてなかった。そのまま近所のスーパーで買い物。大根、2分の1白菜などを買ったら荷物が多くなったんで、一旦帰宅して荷物を片付けてから再度出かける。氷などを買うためである。俺は使わないのだが、Wは焼酎を飲むときに必ず使う。  帰宅後、洗濯。ケイのにぃにぃがかなり洗濯物を出していた。何て名前だっけ?あのぼてぼてな部屋着。そう、ジャージー。あれ、重いし、裏返して干さないとポケットのところが乾かないときがあるし、面倒なもので、あのポケット必要なんだろうかといつも考えちゃうんだよね。  新聞では、今日の運勢では、俺は「案山子」なんだそうだ。今聴いているラジオ番組、「星空のラジオ」ではゲストがさだまさし。ミーシャは長崎生まれの福岡育ち、さださんは長崎生まれの長崎育ちで、二人の会話は主にさださん一人舞台だったが楽しい番組だった。  そこで「案山子」がかかれば最高だったが。あの曲20代で書いたってことに驚いた。あれ、親父の息子に向けた愛情ソングだぜ。  バッハが安倍ちゃんに金メダルをあげたってさ。バッハの野郎、絶対成功報酬もらうつもりだ。で、今から「金(きん)」ばらまいて「金(かね)」いただくつもりとしか考えられない。この状況で来夏に五輪なんてありえないだろう。日本は「ご臨終」一歩手前だぜ。  医療機関に対する救済補助金を出すのを渋ってる国(政府)は明らかに国民(国)の命より金(かね)を優先に考えてるとしか思えない。麻生や二階のような金の亡者に任せた政治は、トランプ並みに国民に辛苦を強いているんである。誰だよ、そんな奴らに票を入れてる奴は。  11時過ぎにW到着。  昼食は「長崎産あごだし・醤油ラーメン」。製作元は北海道。具材はゆでほうれん草、もやし、ゆで卵、メンマ、自作チャーシュー。サイドメニューはゆで白菜の上に載せた「鮭の中骨缶」。  午後のロードショーは「八月の濡れた砂」。1971年藤田敏八脚本・監督作品。日活がロマンポルノ路線に移行する前の最後の作品で、俺はこれを新宿の劇場で観ている。併映は「不良少女魔子」であることを語ったら、Wが驚いていた。俺はつまんないことは良く覚えてるんである。それに対し、Wはこの作品を観た劇場を覚えていた。  「まともなもの」やそれをつくろう偽善に対しての反動を実践する若者の無軌道な行動を描いた秀作であり、石川セリ(現・井上陽水の奥方)が歌った主題歌も大ヒットした懐かしい作品である。これはWのリクエストで、レンタルしたものである。  二本目はケイに借りた「スターウォーズ エピソード9」。最終作である。カイロ・レンはベン・ソロに戻って良い人になって死んでゆくありきたりな結末になっちゃった。まあ、やりすぎたお話のまとめ方は定石通りとなった。  両作品とも台所作業しながらの鑑賞だったんで、ちゃんと鑑賞すればいい場面にお目にかかれるかもしれないが、少なくとも後半の戦艦の群れにはあきれるばかりだ。「ロード・オブ・ザ・リング」なみのCGで、明らかにやりすぎ感が強すぎて笑っちゃった。「三密」どころじゃないね。 夕食は「豆腐と明太子のあっさり煮」。これには水菜の間引きしたもの100gが投入される。「なめこおろし」。これはWの好物である。「大根の皮のきんぴら」。これも彼の好物であることがわかった。1本分の皮をここで消費した。「おかわかめと紫蘇の葉の塩漬け入り納豆」、「ぬか漬け茄子・大根・かぶ・かぶの葉」、「大根と卵だけのおでん」。おでんは急遽参入となった。持ち帰るには重量が問題だったんで、余っていたおでんの素がここで役に立った。ゆで卵もここで消費されることになった。  発泡酒~泡盛のシークワーサー水割り(Wはビールが飲めないのでここまではひたすら焼酎のガラナ割り)~Wが買って来てくれた石川県産地酒・純米吟醸「白菊」、〆にバーボンで8時ころダウン。スカイウオッカにすりゃよかったかな。  Wは宵っ張りなんで、ここからは借りてあげた「フラッシュゴードン」を鑑賞しながら焼酎を飲む、らしい。

2020年11月17日火曜日

力・カレーうどん

11月16日。星期一。             160/110。63.0㎏。  二日酔い。起床も5時にかなり近い4時過ぎ。  早朝キッチンは「かぼちゃケーキ」から始め、「カルピス・チーズケーキ」が終わったのは9時過ぎだった。  ぬか床を整理。かぶの葉柄、茄子、大根、かぶ。  「即席べったら漬け」は、一旦取り出して、漬け汁を半分になるまで煮詰めたものをつかって再度漬け込む。これで19日に帰宅した時には完成しているはずである。  卵を茹で、バターを室温に戻しておく。チーズケーキを作る前にベースに使うバターは戻しておいたのに肝心のチーズをすっかり忘れていて、それでも2時間くらいかけて放置しておいたが間に合わず、結局フライパンに水をはって火にかけ、湯銭状態にして作業したんである。  菓子は計量第一ということは知っていたが、「準備第二」をつく加えたいね。  「大学研究費」で1兆円集めるために国費ファンドなるものに手を付ける動きが報じられた。昨日、ラジオで日本人による研究論文が極端に減っていることを知ったが、それもベラルーシの次の最下位だと知って驚いた。ノーベル賞受賞者が亡くなったことで問題が表面化したんだろうが、これは研究費を思う存分使うことができないのも要因だろう。  使うことがあってはならない武器を買う金をどんどん増やしているのに、この実情は今の政府に任せておいては駄目だということだ。しかもこのファンド、運用失敗して赤字になった場合の補てんは税金使うんだぜぇ。  PCを済ませてから昼食準備をしながら、冷蔵庫内を片付ける。東京へ持って行くものと分ける。  昼食は「サンドイッチ」、「クリームシチュー」。サンドイッチの具材は茹でキャベツ、タルタルソース、ハム、チーズ。タルタルソースに塩コショウしてなかったんで、味がほとんどない。しかも昨日の夜ケイのにぃにぃと打ち合わせした時に、ハムは2枚にすると決めていたらしいが、全く記憶がないんである。ケイのにぃにぃはサンドイッチ二シラチャーソースをかけて食べていたが、俺は食欲がいまいち出なかったんで3個あるうち2個残し、夕食にすることにした。  1時前に出発。  途中、ケイのところへ寄る。ハンクは相変わらず泣きじゃくったが、大人の二人の会話にじっと聴いているような様子だった。ずっとおとなしく抱かれていた。しかも玄関で俺に手を振ったんである。が、表情は相変わらずかたい。まあ、時間の問題だな。  常磐線駅ビル内の「カルディ」で「ピーカンナッツ」を発見し、4袋買う。合計140gで千円ちょっとか、高いなあ。  JR駅降りてから業務スーパーで買い物。  汗かいたんでシャワーを浴びてから、明日からのメニューを考えて買い物リストを作る。  夕食は残り物のサンドイッチにチリソースをはさんだもの。キムチ。〆にカレーうどんに餅を1個突っ込んだものだから「ちから・カレーうどん」ということになる。  発泡酒~燗酒をちびちびやりながら持ってきたDVD鑑賞。  「大侵略」。原題は「play dirty」。1969年英国映画。制作は「007」で名をはせたハリー・サルツマン。  「アラビアのロレンス」と「ワイルドバンチ」と「特攻大作戦」を混ぜ合わせたような、そういうとB級映画のようだが、決してそんなことのない傑作だ。  特殊作戦は犯罪者の寄せ集めで、指揮をとるマイケル・ケインが反発するが1対7ではいかんともしがたい。  道行の緊張感あるエピソードやあっけない幕切れで戦争のやりきれなさが残る、脚本も良くできた秀作だ。この手では珍しいミッシェル・ルグランが音楽を担当していた。  サソリを火でいたずらしたり、死者(しかも味方)からものをはぎ取る様など同時期の「ワイルドバンチ」を思い出すな。それにしてもひどい邦題だ。  〆の酒はなしで9時前にダウン。  

2020年11月16日月曜日

ごじゃっぺの街で

11月16日。星期一。              132/84。62.5㎏。  茨城県がこのところ頑張りだしちまった。俺が悪口言ったせいかな?関東ではない群馬に大きくその差をあけられたのが猛追し、かなり近くまでコロナ感染者数を増やしてるんである。クラスター発生数も増加してる。  その中でも目立ったのが「土浦」である。  その土浦に久しぶりに出かけた。クラスターとは市役所を挟んで反対側が行動範囲であり、7時には離れる予定である。  まずは昼飯。亀城公園近くの食堂はあいにく臨時休業だった。で、また駅方面に向かい、図書館の前にある食堂に入る。ここも久しぶりだ。  瓶ビール2本とメンチ&生姜焼き定食。  食後、ケイのにぃにぃと別れてから、いつも行く中華屋のほうへ向かい、郵便局へ行って金をおろす。  先ほどの食堂へ戻り、すぐ隣にある古書店で3時間ばかり過ごす。久しぶりなんで、見るものが多い。  表の100円コーナーで4冊選ぶ。中でははじめに映画関係の著書を見たが、驚いたのは、色画用紙のような厚手のもので、開いてみると演劇の台本だったんだが、その主役が昨日「ラジマン」に出演していた神谷明さんだったことだ。  で、後で調べたら「あしたの勇者たち」は1979年のテレビアニメでサッカーを扱った本宮ひろ志で、主題歌を阿久悠が担当していて85分のスペシャル番組だった。  3時間の間にほぼ関心のある分野は見つくした。6冊買って1100円税込み。「ホセ・ムヒカの言葉」(1000円)も200円で手に入れた。  4時半に店を出て、目の前の図書館でコーヒーを買って一休み。が、茨城県産のくそじじい二人がマスクもかけずに大声でしゃべってんで、そこを離れ、表のベンチで休むことにした。秋晴れで気温も高く気持ちいい。  気持ち悪いのは茨城県産くそじじいである。そこにいないやつの悪口を方言丸出しで叫ぶ。茨城県の方言は語尻が「ぺ」なんで、唾液の飛散がはなはだしく多いんである。俺が40年近く前に店を出した時の隣のお茶のおやじに何度も唾液を吹きかけられたことを思い出す。当時は言葉も全くわからなかった。全くあいつらは「ごじゃっぺ」だ。意味は「しょうもない奴」。  5時前に中華屋の前でケイのにぃにぃと落ち合う。が、ここも臨時休業らしく5時になっても開かない。  あきらめてすぐ近くの新しめのもつ焼きで飲む。「しろ・たれ焼き」、「枝豆」、「もつ煮」、「イワシの南蛮漬け」に瓶ビール~ホッピー2杯~日本酒1合。俺は和歌山県産「紀土(きっど)」、ケイのにぃにぃは高知県産「南」。俺のはくせが強く、たくさんは飲めないがまずくはない。  7時前に店を出て、駅でハイボール缶を買って車中で飲む。  バスが20分以上たたないと来ないので歩きで帰宅。  〆にウイスキーを飲んで9時ころ?ダウン。  

2020年11月15日日曜日

お前らのものじゃあない「国」

11月14日。星期六。              136/88。 63.1㎏。  朝食は間引きした「ルッコラ」を使って「クミン風味卵炒め」、「柿とキウイ」、「ヨーグルト」、「塩バターパン」という名のパイとパンの中間の処分品、「レモン果汁入り牛乳・砂糖入り」。  早朝キッチンは「さらしタマネギ」。昼食用である。  「べったら漬け」完成。試食したところ、まずまずの出来で安心した。漬物器からプラスチックケースへ移動する。  「千枚漬け」は本漬け。形状は本物には程遠いが、今回は「なます」にしたくないものだ。  大根1㎏分を別のレシピを使って「即席・べったら漬け」を作ることにした。三日で完成するので、食べ比べしてみよう。今日は、べったら漬けに使っていた漬物器での下漬け。  今日のピーター・バラカンの番組ではデビュー前のジョニ・ミッチェルの音源がアルバムになって発売されたばかりのものの中からの選曲だった。通して聴きたくなるほどよかった。  10時から近所のスーパーで買い物。お目当ては特売品のホタテ貝柱だったが、「煮豚用豚ブロック」ひとパック(500g)が処分価格になっていたのでそれも買った。で、あと70円買うと千円超えることが分かり、歩き回ったが欲しくなるようなものが見つからず、仕方なく在庫はあるが特売品の純米酒を買った。70円の買い物予定が700円になってしまった。  これは千円以上買うと卵を1パック95円税別で買えるからである。無条件で卵を特売する店のほうが少ないのが現状だ。  帰宅後、ラジオ番組「世界の快適音楽セレクション」の今週のお題が「夕食」で、それにまつわる曲がかけられる。まあ、こじつけもあるが、それよりもふたり(ゴンチチ)の話がめちゃ楽しい。で、やはり食い物の花足になるわけで、それを聴いてたら腹が減ってきて、朝残した「塩バターパン」にリンゴジャムを塗って食べきってしまった。  昼食は「ポケ」。具材はサーモンクラウト、アボカド、さらしタマネギ。何度か作ったことがあるがサーモンクラウトは初めてじゃないだろうか?油が多く、食感はトロに近くおいしいんだが、その油にさえぎられて、調味料がしみこまないので、なんともはっきりしない味となってしまった。具材のカットの仕方もすっかり忘れてて間違えてしまったし、次回のためにレシピを残した。  サイドメニューは「なめことオカワカメの味噌汁」、「ぬか漬けきゅうりとべったら漬け」。  DVDの整理をし、東京へ持ってゆくものを選び、携帯用ケースに移す。今回は「戦争映画」特集だ。今朝発注したレンタルDVDにも3作あるが、それは明日到着予定だ。「ダンケルク」、「レマゲン鉄橋」、「大侵略」。これに実家からは「地獄の黙示録」、「フルメタルジャケット」など数枚。  午後のロードショーは「新聞記者」。2019年東京新聞政治部記者望月いそ子原作をもとにした「内閣情報調査室」の暗躍を追求する作品。  主演を韓国女優が演じ、日本アカデミー賞最優秀女優賞を獲得する快挙を成し遂げている。W主演の松坂桃李も受賞が納得できるくらいの熱演だった。  なぜ、主人公の設定を韓国人との混血と設定を変えたのか、勘ぐって考えたところ、ネットでそういった経緯があるらしいことが分かった。それは「反政府」の作品に出ることで以後のキャリアに不安が出る可能性が強いことで出演を拒否する女優が多かったという。で、韓国人なら、ということになったんだろう。  サイトにも攻撃があったという。  が、作品はそれほど過激に告発しているわけでないのは、これが限界ということなんだろう。  官僚が口にする「国としては」は権力を握っているという態度によるもので、連中は国じゃあなく「政府」であり、国とは国民全部を指すものだ、という評論を最近読んだが、まさに映画の中でも「国として」とはっきり言ってたな。  夕食は「ナスとホタテ貝柱のソテー」、「アンチョビキャベツ」、「茹でピーマン・ジャガイモ・きゅうり・ニンジンのバーニャカウダ」、「かぶの葉とハムのスープ煮」。最後のスープ煮は慣れてない香辛料を使いすぎて「トイレの芳香剤(ケイのにぃにぃ談)」のようになっちまった。  発泡酒~燗酒2合をちびちびやりながら7時から「ボサマニア」~ジャズ番組を聴く。途中からウイスキーにして、9時にダウン。  

2020年11月14日土曜日

風に舞う切り干し大根

11月13日。星期五。             142/95。63.1㎏。  朝食は昨日の残り物。グラチネ、ビーフシチュー、バゲットにフルーツ(柿・バナナ・キウイ)、ヨーグルト・グレープモラセス、牛乳。  洗濯ハンガー修理。フレーム自体がいかれてるんでてこづった。自分の手で修理できるものには、時間を惜しまず、ってのが完全年金生活者の基本的生活習慣である。  9時に郵便局へ行き、ケイのねぇねぇあてに荷物を送る。そのあとは2軒のスーパーで買い物。ジャガイモとタマネギが19円税別は10個づつ限定品で、これに10%割引券を行使すればかなりお得な買い物となる。さすがにニンジンはそこまで安くならず29円税別。ナスの処分品も買う。ぬか漬けに使う予定だ。  屋内作業は「赤かぶの甘酢漬け」の本漬け。1週間後の完成予定。  前回は大根だったが、今回は本物の「千枚漬け」の下漬け。4つに割ってスライサーを使用した。これは明日本漬け予定。  昼食は「ペペロンチーノ」。インスタントシーズニング使用。マッシュルームプラントのみじん切りが混入される。ウインナーソーセージと焼きかぶのサラダ。それにインスタントクリームスープ。  午後のロードショーは「太陽の中の対決」。1967年マーティン・リット監督作品。地味な作品が多い監督作品の中でもポール・ニューマンと5.6作あり、これがその最後になったもの。  アパッチに育てられた主人公が、遺産となった不動産を売却して駅馬車で新天地へ向かう途中盗賊と戦う羽目になる。同乗した人たちの葛藤や盗賊との対峙などが淡々と語られるが、全体として締まりのない出来だ。  当時流行りだしたアメリカンニューシネマの影響があったのか、西部劇としては変わり種にはなっているが、主人公の描き方も掘り下げ方が薄っぺらで、ラストにヒューマニズムにほだされてしまうのにはあきれるばかりだ。まあ。そこが脚本家の限界だったんだろうな。  なんでも「ヘイトフルエイト」の製作上で、この作品の影響もうけているとクエンティン・タランティーノが述べているそうだ。  庭作業は「サンチュ」の採種。庭で干していた「切り干し大根」第二弾は風でざるごと飛ばされちまった。  夕食は「ブロッコリーと鶏むね肉のオイスター・カレー炒め」、「茹でピーマンと厚揚げの胡麻味噌和え」、 「ぬか漬けきゅうり・大根」、「赤かぶの甘酢漬け」、「かぶの葉のスープ」。  発泡酒2缶~焼酎の水割り~今日見た映画で飲まれていたんで「テキーラ」で〆る。9時前ダウン。  

2020年11月13日金曜日

かぶまみれ

11月12日。星期四。              。63.0㎏。  早朝キッチンは「かぼちゃのパウンドケーキ」。1個当たり150gのかぼちゃを使うレシピなんだが、皮をむいたところちょうど2個分になったんで、もう1個は明日以降に作ることにした。  仕上がりは甘みが薄く、両側の切れ端にリンゴジャムをつけて食べたところ結構いける。  「赤かぶの甘酢漬け」が完成。  押し入れからトイレ用暖房機を取り出す。義母には冬の期間中の風呂の入り方の説明と確認。「ヒートショック」防止である。それとこうした手順は、その都度確認しないと勘違い防止ができないからであり、なにも義母に限ったことではなく自身のためでもあるのだ。なんたって「高齢者」。  8時半から買い物。24時間スーパー~4軒のスーパーとドラッグストア。農産者コーナーで赤かぶと聖護院大根を買った。普通のかぶもかったので、大根まみれからかぶまみれになりそうだ。  昼食は「カレーうどん」。買い物行っている間にケイのにぃにぃが作ってくれた。  赤かぶの甘酢漬けの下漬け~かぶの葉の葉柄の部分はぬか漬けに~残っていた白菜の塩麹漬け・第2弾。  庭作業は「水菜」の間引き。  午後のロードショーは「ボーリング・フォー・コロンバイン」。2003年マイケル・ムーア脚本・監督のアポなし取材のドキュメンタリー映画でまさに「病んだアメリカ」の実像を暴きまくっている。  終盤、チャールトン・ヘストンへの取材は、彼の根拠のない答弁にはあきれるが、それでもどこかの総理大臣とは違い、自分の言葉でしゃべっていた。  エンディングに流れる「この素晴らしき世界」。皮肉たっぷりの傑作である。  夕食は「グラチネ(ごぼう・れんこん・ヤングコーン・ニンジン・鶏むね肉)」、昨日漬けといた「ザワークラウト」、「ビーフシチュー」、バゲット。  発泡酒~スペイン産テンプラリーニョ種ワインをちびちびやりながら、久しぶりに「アド街」を見る。小平編。プチ田舎というキャッチフレーズがぴったりの街だな。  夕方あった事件についてケイのにぃにぃとしゃべった。義母の行動がちょっとおかしいんである。いえのなかでは洗面所と自分の部屋が主な行動地域なんだが、ことは洗面所から起こった。洗濯ハンガーの壊れたパーツをタオルが積んである場所の後ろ側に隠していたんである。で、それを問いただすと、「明日捨てるつもり」だと言うんだが、パーツを隠したことは覚えていない。  そういえば先日も、カレンダーのメモ欄に書いてあるスケジュール(いったん書いた後取り消し線を引いてある)も、明らかに自分の字なのに書いた覚えがないと言い張る。じゃあ誰が書いたんだ?義母が毎月東京の00区へ行くスケジュールなんて俺もケイのにぃにぃも知らないんだぜぇ。  洗濯ハンガーの事件が続く。そういえばハンガーが一つ足りないんだが、色を言ってそれを問うと、何日か前に捨てたとおっしゃる。ケイのにぃにぃが表に出て確認しに行くと、単にしまい忘れただけの事だったが、先ほどの「捨てた」発言は撤回しない。  高齢者の発言を頭から否定すると「痴呆症」が発症していると、損保進行速度を速めるので、それ以上その件については追及しないことにした。  やれやれだが、進行した時の対応を、二人で確認しあっていたほうがよさそうだ。  〆にウイスキーを飲んで9時過ぎにダウン。

2020年11月12日木曜日

漬物シーズン突入

11月11日。星期三。                 134/86.63.1㎏。  早朝キッチンは「千枚漬け風大根」の本漬け。ぬか漬けなど。  水回り掃除。掃除中、乾燥してきたせいかカビが少ないことに気が付く。今朝は冬らしい寒さだったし、こうした水を使った作業がしんどくなってくるな。  庭作業は空心菜の収穫。そろそろ撤収だな。庭木の剪定は12月に実施することにした。  ハツ子とじゅうじろうから絵手紙が届いていた。ハツ子の描いた俺が特徴をつかんだものだったんで笑ってしまった。5歳か、早いもんだ。  早速返信を書いて投函しといた。  ちょうど二人の好きな「赤かぶ漬け」が明日漬け終わるんで、一緒に送るものを考えた。  まずはハツ子のリクエストの白菜の塩麹漬け。これはわけなく作業終了で、明日には出来上がる。  これまたちょうどよくキウイの追熟が終了したものが3㎏近くあったんで、1㎏をジャムにする。生食用のものが2㎏残ったんでそのうち1㎏弱をコンポートにする。  さらに洋梨が3個残ってたんでこれもコンポートにする。  昼食は「醤油ラーメン」。具材はハム、長ネギ、メンマ、空心菜、間引き菜(不明)。  コンポート作りは午後にまたがる。  庭作業はオカワカメとマッシュルームプラントの収穫。オカワカメの伸びたツルの先をたどっていったら、キウイの中に潜り込み、かなり上まで伸びていて、脚立を使って確かめたら、上のほうでかなり大きな葉をつけていたことが分かった。早くわかっていたらかなりの収穫量が見込めるほどであったが、だいぶ時間がたちすぎたと見えて、虫による被害や、変色したものが多かった。それでも1食分の味噌汁の具としては十分な量を収穫できた。マッシュルームプラントはパスタ料理に使う予定。  明日の夕食用にインスタントシーズニングを使った「ザワークラウト」制作。キャベツ千切りにして、シーズニングとともにビニール袋に入れて、もんで、明日まで放っておくだけである。  夕食は「カレーライス」。今日は2種。義母用に「こくま0」中辛と「ジャ0カレー・スパイシーブレンド」で両方とも4皿分制作した。  こくま0の具材は牛肉細切れ、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ブロッコリーの茎。後者の具材は牛肉の細切れとタマネギのみで、食べるときにゆでたしし唐を加える。  こくま0は翌日「カレーうどん」にするので、ケイのにぃにぃのアドバイス通り、残ったジャガイモを除去することにしたが、面倒なんで、義母のカレーはジャガイモ満載にしてあげたが、ペロッと食っちまった。94歳、大した食欲である。  サッポロ黒ラベルエクストラモルト2缶~ジンをちびちびやりながらラジオを聴いているうち眠くなったんで9時前にはダウン。  

2020年11月11日水曜日

べたなラブコメ2題

11月10日。星期二。              。62.9㎏。  朝食は、オートミール、大根の皮のきんぴら、大根の葉の白だし漬け、など。  早朝キッチンは「すいとん」。正式のすいとんではなく「ちくわぶ」を使う。具材はゴボウ、里芋、大根、ニンジン、油揚げ。  アメリカの大統領選はけりが付いたらしい。バイデンさんが高齢であることを揶揄されることが多いようだが、世界的に高齢化が進んでいる現在、問題ないと思うんだけどな。それより我が国の政府の高齢化を止めてほしい。まあ、選ぶ者自体が高齢者なんだからしょうがないね。  年齢より気になるのは健康問題であり、副大統領が身体的にも精神的にも「健康体」であってほしいものだ。ハリスさんなら間違いないだろう。「女性大統領」の実現も近いかもしれない。  それに引き換え、我が国の「副総理」は.....。  庭作業は収穫のみ。にら、ネギ、キウイ50個。  追熟中のキウイは100個以上あり、そのうちの半分が追熟終了し、すべて皮をむくと、「軟腐病」になっているものがあり、それは部分的に切除すれば済むんだが、それは別にして「ジャム」化する。3割程度のものがジャムになる。  病気対策は薬剤を使うので、ここでは病気を抑制することは不可能だが、3割程度なら消費に困ることはない。「高齢化」も影響してるんだろうか?  で、7割は「生食」で消費している。もっとも、いつまでも撤収せずにはおけないので、いずれ大量ジャム化となるだろう。  半分残った大根を「千枚漬け」のレシピを使って漬物にすることにした。で、薄く切って下漬けする。  むいた皮は切り干し大根に。  昼食は「ウルグアイ産コンビーフのソテー&目玉焼き」、「ぬか漬けきゅうり」、「ブロッコリー・きゅうり・レタスのサラダ」、「白菜の味噌汁」。  午後のロードショーの1本目は「めぐり逢えたら」。1993年、ノーラ・エフロン脚本・監督作品。ラブコメの名手である。トム・ハンクス&メグ・ライアン主演。このトリオでの次のタッグは「ユー・ガッタ・メール」だ。  8歳の長男と自分を残し早世した妻を思う男の悲哀が描かれる前半が泣かせる。で、劇中でも同情する女性が泣かされる。もっともその女性は「泣き虫」なんだが。  かなりつらい話から後半、ラブストーリーとなっていく経過がうまく作られている。さすが。  音楽がめちゃいいね。ナットキングコール~ルイアームストロング~ジョー・コッカーときて、タミー・ウィネット、カーリー・サイモンとまさに「泣かせる」、「聴かせる」の「なき」の映画となった。  2本目はこれもべたなラブコメとして有名な「ノッティングヒルの恋人」。1999年、ロジャー・ミッシェル監督、これまたラブコメの名手リチャード・カーティス脚本作品。  超有名女優と旅行本専門店の店主のトラブル続きのラブストーリー。とりまく人々をそれぞれその個性を生かしきるところは脚本力であり、とにかく面白くファンタジーさを現実に融合させることに成功している。   ヒュー・グラントのだめぶりが最高!リチャード・カーティスの描くところのラブコメには欠かせない存在だ。  この作品の音楽もいい。中でもビー・ジーズの「傷心の日々」をカバーしたアル・グリーンの歌がよかったな。  主演が映画女優ということで「映画」ネタのギャグも満載でまさに映画好きにはこたえられない作品となっている。  夕食は「チヂミ」。具材はニラ、タマネギ、イカ、エビ、ロースハム。イカとエビは冷凍シーフードミックス、ロースハムは豚肉の代用品。朝作ったすいとんで、見事に「ダブタン」。  チヂミの粉が二人前しかなかったので、余った材料を使って「お好み焼き」1枚作り、それを俺用としたが、ケイのにぃにぃとシェアすることになった。  バドワイザー~昨日の残りのワイン~焼酎の水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「町中華で飲る」。伊勢佐木町と川越編。  〆にウイスキーを飲んで、9時にはダウン。  

2020年11月10日火曜日

ロスプーチン

11月9日。星期一。              127/87。63.5㎏。  朝食はオートミール、白菜の塩麹漬け、秋刀魚醤、柿、バナナ、ヨーグルト、牛乳。  庭作業ほぼなし。切り干し大根のざるを庭に出したくらいなもの。モンキチョウ1匹捕殺した。  天気がいいんで、ふだん行くことのない店に買い物に行くことにする。  で、午前中は長編映画鑑賞。「ニコライとアレクサンドラ」。1971年、フランクリン・J・シャフナー監督作品。前年に「パットン大戦車軍団」、本作の翌年には「パピヨン」と監督として脂ののった時代ではあったが、本作に対する評価は思ったほど高くない。  それは荒れに荒れた時代のロシアを描くには3時間でも足りないくらいということだろう。かといってロマノフ王朝の内部だけを描くと実に薄っぺらいものになり、ラスプーチンばかりにスポットが当たりかねない。プーチンは現実だけで沢山だ。  レーニン、スターリン、トロッキーもなぞるくらいの描き方で物足りなさを感じる。  最後は一家全員と側近が銃殺される。実際はもっと残忍な殺し方だったらしいが事実は謎に包まれているということだ。  ニコライ・ロマノフとその妻アレクサンドラは、都合の悪いことは受け入れないし、すべて神のせいにし、困ればすがるという実に脳天気で、帝政のトップとして才覚がないと断定した描き方がされているので、罪のない子供たちはともかく二人に対しての同情はわき上がらない。  「人生の選択ミス」。これが本作のテーマだ。その点では成功している。衣装や美術がすんごい。  昼食は義母と二人。「チキンラーメン・間引き菜入り」、「磯辺巻き」。支度5分、食事時間10分。  食後、予定通り買い物に行く。ディスカウントストアで、地域でも人気チェーン店で、回転が速くたまに行くと品ぞろえが若干変わっていて面白い。  今日はサッポロ黒ラベルエクストラモルトやちんすこうなどを買う。トルコのクッキーも買った。  午後のロードショーは「ナチュラル・ボーン・キラーズ」。1994年、オリバー・ストーン監督作品で、原案はクエンティン・タランティーノ。  3週間で50人以上殺しまくった殺人狂カップルといかれた刑事、スターキャスター(ロバート・ダウニーJr)、くそ刑務所長(トミー・リー・ジョーンズ)が参入してドタバタ騒ぎをポップ調で描いている。  「体制」だのなんだのと説明調セリフが飛び交い、原案がそのまま脚本に生かされているとは思えず、「地獄の逃避行」(テレンス・マリック)のような成功作にはならなかった。もっともクエンティン・タランティーノが脚本を書いてもオリバー・ストーンが素直に撮るか?というと大いに疑問だな。  夕食前にケイのにぃにぃがワインなどの土産物を引っ提げて帰ってきた。  夕食は朝のうちに作っておいた「肉じゃが」、「なめこおろし」、「こんにゃくステーキ」、「ぬか漬けきゅうり」、「かぼちゃの味噌汁」。  サッポロ黒ラベルエクストラモルト缶~南アフリカ産シラーズ・ピノタージュ種ワイン。肉じゃがにワインが合う。が、1本空けることはなかった。明日も和食だったっけ。  9時前にダウン。

2020年11月9日月曜日

大根まみれ

11月8日。星期天。             朝食はポトフの具材、バゲットなど。ポトフはこしてスープを昼食用にする。  新聞では相変わらず「格差」の取材に力を入れている。今回は「デジタル教育格差」で、子供の「マイPC」についての取材だった。小学生になるとさすがに裕福な家でもスマホがやっとでタブレット、PCまでは手が回らないようだ。しかし、今回のように学校にいけないんだったら、やはり、最低限のネット環境は子供にも必要だろうなあ。一日三食を二食に減らしている家庭ではとんでもない話だが。  景気にシンクロしない年金って何だろうと考えることがある。まあ、実質下がっているんだが、それにしても勤め人のそれと比較したら、ほとんど不利な状況とは言えないだろう。仕事を失う人まで増えている昨今ならなおさらである。なんたって俺なんか仕事してないんだもんな。  年金額が下がっても生きていけるような対策をふだんから考えて、早めに実践(久しぶりに使う単語じゃ)しなきゃな。やれやれ。  早朝キッチンは二本分の大根の皮(500g)の加工処理。千切りにして200gは夕食用のきんぴら、300gはざるに載せ天日干しして「切り干し大根」にする。  8時半から買い物。24時間スーパー~3軒のスーパー~ドラッグストア。またしても大根を買ってくる。すでに未加工の在庫がなくなったからだ。  下漬けしてあった大根を取り出し、洗浄してから天日干し。  昼食は「焼きそば」。具材はキャベツ、タマネギ、ニンジン、ピーマン、ハム。これは2人分で、俺は別に「チキンラーメン・焼きそば」の今年3月に賞味期限切れてるやつに間引き菜を加えたものを食す。  庭作業は強剪定したレモングラスに園芸用の土をのせ、さらにそれを黒ビニールで包んだ。こうして露地栽培の場合はこうして越冬するんだそうだ。  「ささげ」の収穫。どうやらこれが最後になりそうだ。  2時ころケイのにぃにぃが東京に向かった。  午後のロードショーは「ザ・バンク 堕ちた巨像」。2009年トム・テイクヴァ監督作品。一度鑑賞しているが記憶があいまい。  国際メガバンクの違法行為を追求する、元スコットランドヤードで現在はインターポールの捜査官の活躍を描くクライムサスペンス&アクション。ロマンスなど悠長な場面が全くない正統派で硬派なドラマでアクションも見せ場が多い。イスタンブールでの屋根の上の追っかけっこはのちにボンド映画がパクったんじゃあないだろうか?美術館の銃撃戦も見ごたえ十分。ドラマもナオミ・ワッツ演じる主人公の上司役とのやり取りもいい。  特にキーパーソンとなる老人を演じるアーミン・ミューラー・スタールがいいね。  二本目は日本映画で「大殺陣」。1964年工藤栄一監督作品。「十三人の刺客」に続く異色時代劇。  四代目将軍跡目相続の権力争いの中で、大老は将軍の弟・綱重を意のままに継がそうと画策し、反するものを排除する。で、さんざんその粛清で犠牲が出るものの、最後は数人の刺客によって将軍の弟が討たれるまでを描く。セリフは聞き取りにくく、後半の殺陣シーンは大混乱状態で、観てるほうが付かれる。  56年前の作品としては古ぼけてない。「十三」に次いでリメイクされるかもしれないな。  最後に狂った大老が「綱重様は死んでない」と叫びまわるところで終わる。これ、「柳生一族の陰謀」で柳生但馬守が十兵衛によって切り落とされた家光(世継ぎとするつもりの)の首を抱えて狂乱状態になる場面の元ネタがこれだということがわかった。おんなじ東映だからいいんだな、きっと。  夕方、干してあった大根をホワイトリカーでまぶしてから、昨日から蓄熱暖房機の前において温度が下がらないようにしてあった「甘酒」を取り出し、その中に大根を包むようにして漬物器に入れる。一日貯蔵した米と米麹を混ぜたものはいわゆる酒粕を使った甘酒ではなく、「吉備団子餅」のような外観だった。  「べったら漬け」はこれで本漬けも終了し、冷暗所に収容して五日ぐらいで完成となる。  夕食は「鶏むね肉の味噌マヨ焼き」、「大根の皮のきんぴら」、「茹でピーマンと塩昆布の和え物」、「ふだん草の味噌汁」。  サッポロ赤星缶を二缶~燗酒三合をちびちびやりながらTV鑑賞して九時ころダウン。  

2020年11月8日日曜日

ムヒカさんも食べてる?

11月7日。星期六。           。62.6㎏。  立冬である。九日よりいよいよ冬らしい天候となるらしい。それまで秋を満喫しようとするか。  朝食は「セロリの葉とルッコラの間引きしたスプラウトの卵炒め」、ほか。  早朝キッチンは「福神漬け」第2弾の本漬け。  ケイのにぃにぃが明日から1泊で東京へ行くことをすっかり忘れていて、明日の夕食と明後日の昼食のメニューを変えなきゃならないことから、3.4日分のメニューをすべて変更することになった。加えて14日から義母、16日から俺が留守にすることで、野菜のストックなども調整しなければならない。  結局午前中はそれに忙殺された。  昼食は「秋刀魚のひもの・おろし添え」、「ナスの味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり」、ごはん。収穫したナスはこれで終了となる。  食後、すぐに米を炊く。これに米麹を加えて、甘酒を作るのだ。炊きあがった米を鍋に移し、60度までさまし、米麹を加えて50度になるのを確認したのち、保温袋に鍋ごと入れて、毛布に包んで、蓄熱暖房のすぐ前に置く。こうして24時間放置すると「甘酒」ができる、はずなんだが。どうなることやら。  午後のロードショーは「クリムゾンタイド」。確か一度鑑賞しているはずだが。1995年トニー・スコット監督作品。クエンティン・タランティーノが脚本のリライトを行ったということだ。確かに無駄話のセンスが目立った。そのやり取りで会話の当人の考え方や性格が分かりやすいのは、当人の作品とちょっと違うかな?  「間延びしたエド・ハリス」と思った俳優はヴィゴ・モーテンセンだった。25年前はよく似てたんだな。二人は「ヒストリー・オブ・バイオレンス」と「アパルーサの決闘」で共演してるのは偶然?  潜水艦映画とボクシング映画ははずれが少ない。定石通りと言ってしまえばそれまでだが、この作品は「駆逐艦ベッドフォード作戦」と類似点が多いが、展開の速さと登場人物のそれぞれの描き方がスマートだという点で娯楽映画として成功している。  夕食は「アボカドとエビのカッテージチーズサラダ」、「ブロッコリー・きゅうり・茹で卵のフォンデュソースかけ」、「ポトフ」、「バゲット・クリームチーズ」、「ウルグアイ産コンビーフ」。ポトフの具材はニンジン、セロリ、ブロッコリー、キャベツ、タマネギ、ジャガイモ、ボロニアソーセージ。
 なんともタイムリーな食品だ。ホセ・ムヒカ元大統領の住む国のもの。心して食べようじゃないか。  サッポロ赤星缶~スペイン産テンプラリーニョ種ワイン~ジンをちびちびやりながら「ボサマニア」を聞いてから8時半にはダウン。  

2020年11月7日土曜日

西部劇と戦争映画 昔よくあった組み合わせ

11月6日。星期五。           114/82。62.3㎏。  朝食はわずかに残ったカレー。4皿分しか作らなかった今回、いつもおかわりするケイのにぃにぃは汁の部分だけ食べるので、わずかな具材のみしか残っていない。ごはん、フルーツ、ヨーグルト、牛乳。  「赤かぶの甘酢漬け」の本漬け。1週間後の完成である。  「福神漬け」の本漬けしたものを瓶詰してみると、いかにもボリュームがないので、つけ汁を利用してさらに500g作ることにした。下漬けをすると、2本あった大根はあっという間に残り700gとなった。  べったら漬けの下漬けを先に行う。甘酒床を作って漬ける本格的なレシピを採用し、本物に近いものを目指す。今年は他の行事同様「べったら市」は中止になったので、なおさらその味を再現してみたいものだ。  炊飯器を使用するので、明日の昼食の後からその作業に入る予定である。温度管理が大変なので敬遠していた「甘酒づくり」にようやく取り組む気になった。  新聞では人間より先に鶏がインフルエンザにかかったらしい。ダブル感染だけは避けたいものだ。  9時から近所のスーパーと酒屋へ買い物。酒屋で限定発売のサッポロクラシックラガー缶(赤星)を買う。  昼食はボロニアソーセージをハム型に成型したものを使った「大根・ピーマン・ニンジンとハムのイリチー」、「間引き菜(京錦)の沖縄だしスープ」、「ぬか漬けナス・大根」、ごはん。イリチーは炒め煮の沖縄語で、大根は青パパイヤの代用品である。  午後のロードショーは「「荒野の誓い」。2017年スコット・クーパー脚本・監督作品。「クレージー・ハート」で一躍有名になった監督で、本作の主演のクリスチャン・ベールとは「ファーナス/訣別の朝」に続く2度目のタッグとなる。  先住民族との確執、怨念が打ち解けるまでに多くの悲劇に遭遇する過程を、じっくり135分をかけて描く。共演のロザムンド・パイクとクリスチャン・ベールの演技が素晴らしい。ラストシーンもうまい演出だ。  売れっ子のティモシー・シャラメがちょい役で出てた。  後半の見せ場である、シャイアン族の埋葬にいちゃもんをつける地主と3人の息子が登場する場面はまるで「ボナンザ(あるいはカートライト兄弟)」を彷彿とさせる。最も本作では本当にやな一家だが。  冒頭のD・H・ロレンスの言葉が効いている。「アメリカ人は人殺しだ.....、いまだに....」。  夕食は「厚揚げとがんもどきのネギソース」、「あらびきソーセージ」、「ナスとピーマンのみそ炒め」、「間引き菜(青梗菜)のおひたし」、「なめこと豆腐の味噌汁」。  バドワイザー~赤星缶~燗酒2合をちびちびやりながら、ケイのにぃにぃが今日借りてきたDVDを鑑賞する。  「アンノウンソルジャー英雄なき戦場」2019年フィンランド映画。国内でよく読まれているという小説「無名戦士」の三度目の映画化。  ソ連に奪われた土地を取り戻すべくナチスドイツの手を借りて、一旦は奪還するが、最後はソ連の侵攻を防ぎきれず、さらに多くの国土を失うという戦争の現場を兵士目線で描かれ、CGを使わない映像は迫力満点である。  フィンランドは国土は奪われたが、占領されていないことを誇りとしていることを知った。が、ロシアに対する感情はどんなものなんだろう。  ムーミンとサンタクロースの国の平和な国というイメージがだいぶ変わった映画となった。132分。  〆にウイスキーを飲んでから9時半ころダウン。  

2020年11月6日金曜日

おしゃれ泥棒 持ってけ俺のハート

11月5日。星期四。            116/79。 62.3㎏。  1時過ぎ起床。何度もめざめたが、目をつぶっているだけでも睡眠不足は解消できるということで、それを繰り返したが、そのうち何度かは眠っていたようである。  3時ころまでPC。  早朝キッチンは「茹で卵」。夕食に使う予定なのは1個だけだが、3個追加した。まあ、使うこともあるだろう。昼食用の「クリームシチュー」制作。  ぬか床の具合がいい。3日前に漬けたナスを取り出す。夏場なら既に古漬けだ。  昨日出しておいたかびついた靴をはじめ全部の皮(もちろん偽物)靴を磨く。久しぶりである。全部と言っても3足であり、さらに磨いた1足は持ち主不明である。  で、新聞の「モノめぐり」コラムで、筆者の20年前に買った靴の事が書かれており、タイミングよろしく興味深く読ませてもらった。ものにこだわることなく大事にすることが肝要だと肝に銘じなおした。  各社、終電を繰り上げする発表が相次ぐ。利用者の減少が主要因となっているわけだが、これも含め、世の中すべてにおいて「ダウンサイジング」を図ることがすべての面において、特に持続可能な開発目標とやらに近づく最も有効な手段であることをすべての人間が認知し、努力すべきなんである。が、政府は....。  アメリカのお祭りで、二人の大統領候補者の現時点での勢力地図を見ると、驚くほどトランプ色で占められていることに驚く。コロナ汚染の世界地図とよく似ており、菅政権支持率といい、こんな世界に俺は生きているんだと思うとうんざりしちゃうんだけどな。  庭作業は「ルッコラ」の間引き。  8時半から買い物。  帰宅後、買ってきた赤かぶを軽量してから甘酢漬けの下漬けの準備に取り掛かる。  昼食は「ミートソース・パスタ」、「クリームシチュー」。なぜこの組み合わせになったかというと、ミートソースはちょっと残っていたひき肉とタマネギという材料のタイミングの良さと、インスタントソースが2人前だったことによる。クリームシチューの具材はタマネギ、ニンジン、ジャガイモとウインナと、昨日のカレーと同じ。  食後、赤かぶの甘酢漬けの下漬け。これも今日買ってきた白菜の塩麹漬けも制作。さらに、二本買ってきた大根の計量をしたところ3㎏あったので、その加工プランを立て、その中の「福神漬け」のために500gを下漬けする。残りは1.5㎏はべったら漬け、残りの1㎏は夕食で消費することにした。  午後のロードショーは「おしゃれ泥棒」。1966年、ウイリアム・ワイラー監督作品。「ローマの休日」、「噂の二人」に次ぐ三度目のタッグとなったオードリー・ヘップバーン主演で、豪華な共演人のコメディ映画。  しゃれも上品で、悪く言えばもったりしているが、そこは時代を反映していて、実にのんびりしていている。せわしさにストレスを感じるほどの現代映画と対角にあるな。  ヘップバーンの化粧の濃さに驚く。この化粧で「起き抜け」の場面はさすがにないよな。が、この時期彼女は私生活がとても荒れてた頃とダブっているので、化粧係も大変だっただろうと推測する。衣装も相変わらずジバンシーで、素敵なファッション(まさにファッションショー)だが、ここでは浮いている印象が強い。  ところが、この作品ではどちらかといえば「中性的な」彼女の「色気」を全面に出す演出が施されている。特に「足」をたっぷり見せている。ピーター・オトゥールとの絡みでもキスシーンはかなり濃い。  この翌年の「いつも二人で」で危機にある夫婦を演じ、さらに翌年の「暗くなるまで待って」の後に最初の旦那(メル・ファーラー)と離婚している。  「オードリー・ヘプバーン」ファンである俺の唯一未見だった彼女の映画だ。俺が生まれた1953年に彼女(当時24歳)は「ローマの休日」でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞を総なめにしているのだ。同じ巳年。俺の財布には「サブリナ」のテレカが入ってる。  音楽はジョニー・ウイリアムズ。いつもならヘンリー・マンシーニなんだが、当時多忙だったんで自分の弟子にまかせたということで、その名のクレジットを見た時、もしかしてと思い調べたら、のちに名を変えてジョン・ウイリアムズとなった人だった。これがデビュー作だって。   夕食は「あらびきソーセージとレンコンの梅ポン酢味炒め・キャベツとブロッコリー添え」、「冬菜の卵&カッテージチーズサラダ」、「白菜の塩麹漬け」、「ぬか漬けナス」、「フキの佃煮」、「京錦の味噌汁」。  バドワイザー~発泡酒~燗酒~ジンをちびちびやりながらTV鑑賞。「ヒロシの一人キャンプ」。キャンプへの自分のこだわりが前面に出ていて鼻持ちならない番組だった。広大な山林をタダ同然で手に入れた人(ヒロシ)を追った番組で、いかにもTBSがお得意な低予算深夜番組だ。  かなり酔っぱらってダウンした時刻不明。長い1日であったことだけは確かだ。  

2020年11月5日木曜日

大量の間引き菜をどうする

11月4日。星期三。              132/92。 62.8㎏。       朝食はお好み焼きの残り前編とこれまた残り物のお吸い物。お好み焼きの半分はケイのにぃにぃが残したもの。 その他キウイと柿、ヨーグルト、など。  水回り掃除。  午前中に庭作業を集中する。天日乾燥などを始めたのはピーマンとサンチュで、レモングラスは十分乾燥しているのでカットし、取り置きしているシリアルのアルミ袋で保存する。朝のお茶の定番となっている。  今日の重点作業は「間引き」である。冬菜、京錦(水菜)、青梗菜、大根。それぞれ一番大きいボールがいっぱいとなる。洗浄にも時間がかかるし、その上さらに水に漬けておき、異物が混入しないようチェックする。  つまんでみると生食に適しているのは「冬菜」で、その他はちょっと加熱したほうがいいかもしれない。やはり大根が一番辛味が強いようだ。が、俺だけならどれも生で行ける。  昼食のご飯はケイのにぃにぃが利用している東京の不動産屋からいただいた新潟産コシヒカリで、毎年恒例のようになったもので、炊きあがりの艶がすごく、ふだんの安いコメとは見た目も味も隔世の感がある。  おかずは「ハムエッグ」、「野菜炒め(青梗菜・もやし・キャベツ・卵の白身)」、「間引き菜(大根)と豆腐のおから入り味噌汁」、「フキ味噌」、「シソの佃煮」。  午後のロードショーは、昨日途中まで観た「オールドボーイ」。2004年韓国映画。近親相姦がすべての事の起こりであり、それが発覚した時からの悲劇とその復讐を描き、薬物や催眠術など、ありとあらゆる人格操作がでてくるR指定となってる。気分悪くなる人多かったんじゃあないだろうか?スパイク・リーがリメイクしているが、ちょっと観る気しないなあ。「インサイドマン」より失敗したことも知ってるし。  気を取り直してみた作品が「山桜」。2008年篠原哲男監督作品。この監督の作品は「洗濯機は俺に任せろ」を憶えている。  藤沢周平原作、とくるとだいたいこんなストーリーかな、と構えていたら、やはり思っていた通りの作品だった。  四季の風景が美しい。主演演ずる東山紀之が凛々しい剣士、相思相愛でありながら冒頭に1回だけのやり取りしかなく、それが二人の唯一のつながりとなり最後まで尾を引く。  ラストを描かなかったことは正解だろう。陣中刃傷沙汰を起こせば、どんな正義でも「切腹」となるのは「忠臣蔵」と同じで、もし放免などでもしたらファンタジー映画になりかねないからである。  二人の恋愛感情をドラマティックにできない難しい素材(原作)である。ムードたっぷりに描かれた時代劇だが、それが意図したものであるなら成功作といえよう。  種をまいたばかりの畝に水やりをする。乾燥が早いのは冬の訪れを感じるな。屋根があるところのプランターには米のとぎ汁をやる。  夕食は簡単なものなので時間があまり、久しぶりに5時限授業(1冊不足し4時限となる)再開。「読書の秋」にはならなかったな、今年の秋は。  夕食は「カレーライス」。具材はウインナ、ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、ささげ(1本)。「レタスと間引き菜(冬菜)のサラダ」。  片付け後、7時には二階に上がり、ネットで先日の「眼科」の検査数値を調べてみた。検査結果表には眼底、眼圧の数値の意味や正常数値範囲などが全く記されていなかったからである。内科の検査結果表にはそういった解説がつくのにな。献血の結果もサイトで見ることができた。コレステロール値がここ数年正常値を維持しており、さらに数値が落ちている。運動をやめたからかな?普通逆を考えるよなあ。  エミール・クストリッツアの「世界でいちばん貧しい大統領」がレンタルで新作となっていることが分かった。登録。  トウガラシは長期保存する場合、やはり完熟させて赤くなるまで撤収できないことも分かった。  大江健三郎の本を開いたところで睡魔がやってきて7時半にはダウン。

2020年11月4日水曜日

庭作業再開

11月3日。星期二。         112/82。63.0㎏。  朝食はごはん、白瓜の甘酢漬け、キウイ、ヨーグルト&グレープモラセス。  私企業(東京電力)が公海に放射能汚染水を流すつもりらしい。土をあれだけ汚染させて、次は海かよ。東京ガスは東京湾を完ぺきなまでに汚染し、東京電力が安全と言い張るなら東京湾に流せよ。アンダーコントロールなら東京オリンピックで使用する海に流しても大丈夫なんだろ?  9時から近所のスーパーへ買い物。自転車で走り始めた途端に雨。  こりゃ、今日の庭作業は無理かな、と思ったら、雨は止んだ。  早速撤収開始。採種するため1本を残しオクラ、ナス、サンチュ、ピーマンを撤収し、その際ピーマン1個収穫。ささげも1本、なんとブロックの隙間に入り込んでいたものを収穫。  種まきは青梗菜、水菜、白菜のそれぞれ第2弾。明日に延期しかけた作業をすべて終えたので大満足である。  乾燥させておいたニラの種を取り出し、乾燥剤を入れたビニール袋で保管する。ピーマンとサンチュは乾燥開始。  昼食はインスタント「醤油ラーメン」。具材はキャベツ、もやし、青梗菜、ハム、メンマ、海苔。  再開した午後のロードショーは「テキサス」。1966年アメリカ映画。アメリカ進出したアラン・ドロンの4本目の作品で、明らかに失敗作。ディーン・マーティン共演のドタバタ西部劇で、100分ちょっとの映画は4回ぐらいトイレに行っても大丈夫なくらい内容がないようなものだ。まだ「泥棒を消せ」のほうがましかな。  夕食は「お好み焼き」。5枚分の量を3枚にするという横着な作り方をしたところ、ケイのにぃにぃの非難を浴びた。3枚のうち1枚はニラを加えたもので俺様用。付け合わせは「タラの白子のお吸い物」。  バドワイザー~焼酎の水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「町中華で飲る」の津市編。続けて国営放送の「世界街歩き」のインドネシア・ジョグジャカルタで何とか寺院ってのがアンコールワットみたいで雰囲気抜群だったな。  〆にジンを飲んでから9時半ダウン。

2020年11月3日火曜日

スパイダーマン増殖

11月2日。星期一。                 116/68。62.9㎏。  朝食は残りの「おでん」、「明太子」、ごはん、卵の白身はフライパンで炒めただけ。生では食べないが、1個分だと利用法が思いつかないってのが正直なところ。  掃除ではクモ3匹捕殺。えさになるようなものを放置すると増殖するかもしれないので要注意だ。  洗濯を済ませて9時前に期日前投票をしに行く。眼科の始まる時間(9時半)には30分もあるので、スーパーへ行ってぶらぶらしようとしたら結構人が多いんでそこそこにして眼科へ向かう。  健診結果は問題なし。この年だと緑内障が怖い。  帰宅途中でイオン系のコンビニで発泡酒、焼酎ハイボール、クラフトテープ、コーヒーフィルターなどを買う。  帰宅後、すぐに実家に向かう。ひざがしんどいがキャリアを引きずるついでに自分の足も引きずってJR駅へ行き、急行が来たので一旦上野まで行き、乗り換える。  乗り換えた電車内の座席はぴったり埋まっていた。デブが多いんで席は満タンといった風情だ。  車両の端の尻が乗っかるように設置されてるような手すりがあるところで到着まで立っていた。ちょっと見上げるとここにもクモがいた。  駅に到着し、ちょうどいい具合にコミュニティバスが来て、それに乗ってお昼頃到着。  ケイのにぃにぃと共同制作してお昼にする。俺がいない間に研究しつくされた「台湾混ぜそば」がめちゃうまい。俺は鶏ガラスープだしの素をベースにした「炒飯」。具材はピーマン、ニンジン、混ぜそば用のひき肉、長ネギ、卵。  食後、庭で収穫。最後になるのがオクラ、ピーマン、ナス。これらは明日撤収予定だ。小さく、何とか食べられるものもすべて収穫した。そのほかささげ、しし唐、トウガラシなど収穫。  メニューを作る。ケイのにぃにぃが買ったソーセージやハムを組み入れると金曜日までの主食は決まる。間に定番のお好み焼きやカレーが入るからだが、昼が厄介で、これは明日決めることにした。  24時間スーパーで油粕などを買う。ここでの処分品いくつかでメニューが膨らんだ。  夕食は「あらびきステーキハム・レタスのゆず塩たれ和え」、「ささげの胡麻和え」、「しし唐のみそ焼き」、「オクラ入り納豆」、「ナスの味噌汁」。味噌汁でベビーナスはすべて消費した。  バドワイザー~スペイン産ワインをちびちびやりながTV鑑賞。「町中華で飲る」。世田谷区経堂。  ライムをかじりながらテキーラを飲んでから9時前にダウン。ちょっと疲労気味。  

2020年11月2日月曜日

逆襲の三大怪獣、紅生姜で応酬

11月1日。星期天。            3時半起床。だらだらしているうちに出発予定時刻6時半になっちまった。食欲がなくてフルーツヨーグルトと牛乳のみ。  ショーン・コネリーが亡くなった。死地はバハマ。「サンダーボール作戦」のロケ地であり、007のシリーズの中でも好きな作品だ。誕生日が8月25日でハツ子と同じだ。もう10年以上新作がなかったが、すぐれた作品も多かったので残念だ。享年90。合掌。  ガラガラの都電を利用することにした。JRなども含め朝のうちは「鼻出し(デカ口)」、「トランプ支持者(マスクなし)」は見当たらなかった。  ちょっと早めに到着し「三大怪獣」と再会。ケイのねぇねぇは相変わらず忙しそうで、今日使う資料整理を早朝からやっていたそうだ。子供たちは5時過ぎ頃から起き出してきて作業の邪魔になったことは容易に察することができる。  運んできた食材などを冷蔵庫に収納する。  喧騒の朝食が始まる。が、いまだに俺の食欲が回復しない。  8時過ぎにケイのねぇねぇの出社。その後子供たちは部屋中を使っての乱痴気騒ぎ。俺は新聞とPC。卵が切れているという引き継ぎがあり、10時にはすぐ近くのスーパーで買い物。インスタントコーヒーも買う。新聞・PC・コーヒーは必需品である。  ここらで食欲が出てきて、ちょうど残っていた1膳弱のごはんと、持参した「大根の皮のきんぴら」で朝食の完結編。  子供たちがひと騒ぎの後、第1回目の洗濯ものの片づけ。分別を手伝わす、というよりわずかにハツ子とその両親のものはわかるが、洗濯物の一番多い兄弟のものはサッパリだから、自分たちで持って行ってもらうわけだ。  昼食は「お好み焼き」。具材はシーフードミックス、卵、キャベツ、揚げ玉、紅生姜、鰹節、青のり。作り終わってから、やばいことが発生した。三人が三人とも「紅生姜」が嫌いだという。お好み焼きは前もって連絡しており、それを報告してもらいたかったな。  で、苦し紛れのでたらめで丸めこめることにした。が、それを行使したのはパイ男だけだった。「しょうがの味がする」。  「それは人参のしょうゆ漬けで、その醤油汁にしょうがを少し加えられている。だから紅生姜のように感じるわけだ」という説明に、何とか切り抜けられ、他の二人には伝染することなく、紅生姜入りは絶対食べないと宣言してたジュウジああーろなどはお代りもして、ハツ子と二人で1枚(大人2人前弱)近く食べた。デザートは「柿」。  紅生姜も姿が見えないときには混入に気がつかないものであり、ハツ子が嫌いなピーマン類も形が見えなければどうということはないのだ。それなりの工夫は必要だが、親があまり神経質にならない方が彼らのためでもあるのだ。  片づけと夕食の用意をしてから1時過ぎに先週も行った公園へ行く。ここで先週と同じくブルーベリーに似た木の実を摘んでは相手に投げつけるという「戦争ごっこ」みたいなことをして1時間ばかりを過ごす。  俺はとっくに飽きているんで、やたらに茂った「ヤブカラシ」をはぎ取って、まとめて「爆弾」とか称して投げつけたことが発端になって、ブルーベリーとともに人気商品となった。  帰宅して3時。「レッドキドニー・ぜんざい」でおやつ。面倒くさいハツ子は「あんこ」がまるでダメだということでぜんざいに入れる予定だった餅で「きなこもち」。残りの餅を半分にして兄弟のぜんざいに突っ込む。  また、部屋中で大騒ぎがちょっと収まったところで洗濯物第二弾の片づけ。  4時に第二弾のおやつは油を熱して「えびせん」。各人4枚づつをあげさせる「揚げ物体験」をさせる。揚がったものをそのままおやつにする。俺はその油で引き続きバゲットをスライスしたもので「揚げパン」を作って、これも1枚づつおやつにする。これに牛乳。  PCでradikoを聴く。たまにパイ男がアマゾンで鉄道模型の価格を調べては、買ったときより安くなっていることを知って落胆している。俺は先日食べた「蝉のから揚げ」の画像を俺のブログから見せてあげて3人に驚嘆(恐怖?)の声をあげさせる。  早起きのせいでハツ子の「ぐずり」が始まったが、無視。これをなだめたりすかしたりする作業ははっきり言って無理。が、そのうち収まった。兄弟の尽力もあり、彼らも少し成長したようである。  夕食は「シチュー」。具材はカリフラワー・人参・タマネギ・鶏もも肉。「鶏胸のから揚げ」、「フライドポテト」で、デザートは「洋梨」。ジュウジああーろの食がいい。シチューを自分でお代りした。   7時前にケイのねぇねぇが帰宅。7時半に退去。帰りの都電は回避した。「密」が読めないからで、居酒屋がどこも客が入っている様子などで、かなりリスクは上がっていると思う。膝の調子は良くないが、コロナを避けるためには仕方がないことだとあきらめる。  京浜東北ではやはりいたね。「鼻出し」と「トランプ支持者」。後者の女はでかい口を開け、つば飛ばしながら大声でしゃべってた。やはり夜の外出は危険だな。  帰宅後、オリオンビール~ウイスキー、9時過ぎにダウン。  

2020年11月1日日曜日

カフェに行けない爺さんたち

10月31日。星期六。              129/92。62.7㎏。  朝食は「ベーコンエッグ」、「カリフラワーのソテー」、「トースト」、「コーンスープ」、「ヨーグルト・キウイジャム」、「柿」、「牛乳」。  6時に新聞を買いに行く。  TVのキャスターなどを経てドキュメンタリーを作った人の記事があり、とても興味深い内容だった。で、当人の名前が「五百旗頭」。読めないよなあ。「いおきべ」。  紙面の最後の「東京案内」では「要町」が取り上げており、Wと二人でけなしあっていたが、そこに紹介されてたカフェについて及んだ時、カフェ自体についての話になり、ケーキを買って来て家でお茶するのが年金生活者の正しい在り方という結論に達し、ケーキは「不二家のショートケーキ」ということで意見が一致した。  で、10時になってすぐに不二家へ行って「プレミアムショートケーキ(税込520円)」を買う。帰りにスーパーに寄り、買い物をしたところ、店頭の山積み特売品の中にカルピスが4種あり、そのうち2種は見覚えがないので、ケイのにぃにぃに連絡したところ、飲んだことがないというので買うことにした。198円税別。  昼食は「煮こみラーメン」。もっともスープがまずいんですでに廃棄してあり、使うスープは麺だけ食べてしまった鹿児島ラーメンの豚骨スープ2人前。麺が約3人前なので、さらに、残っていた「味噌ラーメン」スープ1人前を加える。具材はキャベツ、タマネギ、人参、ニラ、チャーシュー。まあ、結果オーライ的な味だった。  午後のロードショーは「ブラッククランズマン」。2018年スパイク・リー監督作品で俺は観ているのでW一人の鑑賞となる。俺は台所作業や入浴をする。  夕食は「さば味噌缶・小松菜添え」、「しし唐みそ焼き」、「とろろ芋」、「里芋の明太子クリームチーズ和え」、「なめこおろし」、「ピータン・キュウリの和え物」。  オリオンビール~残った白ワイン~残った純米酒。  6時にWが帰る。  7時から「ボサマニア」を聴きながらウヰスキーを飲んで8時にはダウン。