6月28日。星期天。 62.7kg。
早朝キッチンは、茹でたツボクサをミキサーにかけて「青汁」を制作。この後、ケイのにぃにぃの提言により濾して完全なものになり、既存の野菜ジュースに混ぜても違和感なく「摂取」可能となった。
ほぼ全部が廃棄(庭土の餌)となった、フェンネルは日本で改良され「ステッキオ」となって種も販売されていることが判明した。フェンネルの持つ独特の匂いもなく、柔らかく生でも食することができるという。最初からこれにしとけばよかった、というのが二人の正直な思いである。
朝飯はご飯とふきみそ、ほか。ふきみその出来がいい。茹でたのが正解だった。
雨で庭作業は今日もできそうにもない。
国内では福島を中心にして山菜に含まれているセシウムが問題になっている。インドではバッタの大量発生で野菜や穀物に対する影響が懸念されている。北関東では豚熱が死んだイノシシから発見された。コロナウイルスによる封鎖処置で輸入に頼っている日本の食糧事情が気になる。また自国の野菜などの収穫も、人手(外国人研修生)がなく、キャベツなどが大量廃棄されていることなど心配な材料が増えつつある。
僅かな面積ではあるが、自家栽培の野菜などはこれから先重要になってくるだろうことは容易に予想できるではないか。
昼食はケイのにぃにぃが作った「ポークジンジャーソテー」。生姜焼きのタレにしょうがなどを更に加えて改良したものを使ったもので、すごくうまい。俺の作業は付け合せのキャベツの千切り、「水菜の漬物入り納豆」、「エリンギのお吸い物」、「きゅうりとトマトのサラダ」。
午後のロードショーは「ティアーズ・オブ・ザ・サン」。2003年、アントワーン・フークア監督作品。この監督作品も独特の雰囲気を持っている。
導入部は台詞も少なく、30分で席をたっちゃうんじゃないかと思ったくらいだったが、後半になると物語は「七人の侍」風になってくる。
冷徹なリーダー(ブルース・ウィリス)が突然、命令無視で人道的になってしまうんだが、丁寧な説明はなし。この辺りがこの作品の致命的な欠陥部分だろう。
最後の話のまとめ方も「七人の侍」とほぼ同じ。この監督、2016年に「七人の侍」のコピー版である「荒野の七人」をリメイク(「マグニフィセント・セブン」)してるんだから驚きである。
雨がやんだんで庭作業。ディルの採種、ゼラニウムの定植、液肥の製造、サニーレタスの最後の収穫。
庭の水たまりで雀が行水してた。
実際は7.8羽くらいやってきていて、そのうちの3.4羽が浴びていた。雀も蒸し暑いんだろうな。見ていた俺もシャワーを浴びたくなってきた。
夕食は「鶏胸肉の香草焼き(インスタントシーズニング)」、「牛蒡菜のきんぴら」、「スイスチャード・じゃがいも・人参・ピーマンのホットサラダ」、「ぬか漬け大根・きゅうり」、「茄子の味噌汁」。
キリンビール・ロング缶~焼酎の水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。ケイのにぃにぃが借りてきたもの。「ゾンビの中心で愛を叫ぶ」。2019年スウェーデン・デンマークあたりの映画らしい。街がゾンビだらけになって、離婚寸前の夫婦が生き残りをかけて、ひたすらスティホームしながらつながりを回復しつつあるが......。ほとんど夫婦の部屋が舞台で、ゾンビが出るのも玄関だけという、ほとんどCGも使ってない超低制作費の95分。エンディングは悲劇なんだけど大いに笑える。
劇中何度となく街の風景が出るんだが、意味不明。ただ「複製された男」の不気味さを模倣したんじゃあないかと疑う。
「ゾンビランド」の続編も手に入ったんで、ゾンビものコメディがブームになりそな気配である。
〆にウイスキーを4杯飲んで9時にダウン。
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