2016年11月7日月曜日

古地図や買わずに飛び込む酒の池?

11月6日。       166/80。60.6㎏。

 起きてからすぐに近くのコンビニに食料の買い出し。見た目がかなりの薄着に見えたらしく店員の女の子に「寒くないですか?」と言われた。
 そんなに寒く感じなかったが、逆に彼女の出身が南のほうじゃないかと思い、尋ねてみたところ果たして「愛媛県は今治」だった。昨年行ったばかりのところだったんで、まだ駅の周辺の様子を覚えていて、整備されていて何もない印象を話したら、レンタルサイクルを使った観光が人気らしいとのことだった。

 朝食は「トースト」、「オニオンサラダ」、「フルーツ(柿・キウイ)」、「プレーンヨーグルト&蜂蜜」、「ベーコンエッグ」、「豆乳」、「シークワーサー入りトマトジュース」。

 午前中は投票を終えてから、南千住にある図書館と併設されている「ふるさと文化館」という民俗資料館へ行ってきた。ここは卒論でかなり利用したところだ。三ノ輪から歩いて15分くらいのところにある。
 今年の暮れには閉館となり、来年春に完成する何とかという名前の事実上の中央図書館に移転することが決まっている。
 
 ここで昭和11年ころの地図を探しに来た。1時間ばかりかけて、資料室の地図を調べたところ昭和16年のものを見つけた。戦前ということで、しかも11年ころに東京が35区に分けられており16年までは変更がないことから問題はなしだ。
 A3の三倍以上ある元本の一部をコピーするのに、明らかに乗り気のない職員に手伝ってもらった。コピーされたものは虫眼鏡を使用しないとほとんど読み取れないほどだが、かすかに読み取れるものには貴重な情報が載っているんである。女子医大の近くに「三業地」があることをいち早く見つけた。
 これで、俺を育ててくれた母親が嫁ぐ時まで住んでいた場所や三業地を特定することができる。これをもとに現地調査を翌日行う予定だ。

 南千住へ移動しJRで上野へ行き、アメ横で買い物をする予定だったが、腹が減ったんで駅ナカの喫茶店で「バインミー」みたいな柔らかミニナゲットのハム&チーズサンドとコーヒーで「プレランチ」をとった。このパン、なかなかうまい。でもセット(サラダ&ポテト)で750円は高いな。

 アメ横センター地下では「芝麻醤」と「中国醤油・老抽王」を買う。「芝麻醤」はいわゆる「白練りごま」のことで、日本のものに比べ半値以下だ。

 そこから御徒町まで歩き、通りの向こうの「うさぎや」を目印にし、ちょっと過ぎたあたりのところにある「サイクルショップ」へ来た。
 20年前に買ったおりたたみ自転車の部品を買いに来たんである。ところが店員に訪ねると、俺に持ってる自転車の取り扱いはやめてしまったとのこと。HPではそんなこと書いてなかったけどなあ、と思っていたら、その店員が互換性のある部品の有無などを調べてくれた。二階のフロアにはパーツが陳列してあり、客も数人いて、結構繁盛している雰囲気がしたな。昨今の自転車ブームは定着したんだろうか。

 俺が探す部品(バルブのコアって言うらしい)はチューブ一体の販売らしく、その口径を調べてメモしてくれたものを渡された。後は自宅で調べてくるしかないということだ。
 もうひとつは「スタンド」だが、これもいろいろあって、どれでも大丈夫なようなのでチューブを買う時に一緒に買うことにした。

 そこから秋葉原までぶらぶらして、やはりJRで有楽町へ移動。ここでは沖縄物産店「わした」へ行き、「ストゥー」缶詰を探しに来たんである。「ストゥー」の名前が印刷されたものはなかったがオーストラリア産の「メイフェア」というあちらではスタンダードに使われているものと国産の2種類があった。これと実家の庭になっているナーベラー(へちま)で1品作る予定である。

 そのほかに「豚レバーの煮もの」、「いぶり島豆腐」、「多良川(宮古島産の泡盛)・600ml」を買った。

これは以前にも書いたと思うが、不思議に思うのは宮古島で泡盛を注文すると1合180mlなのに、この日買った600mlのことを三合瓶っていうんだよね。で、四合瓶は720mlに戻っちゃうんだ。とすると2合頼むと何ml来るんだろうか?それは再来年確かめて来よう。再来年は洞窟貯蔵されている預けてある泡盛が満期になるから、受け取りに行くことになっている。

 ここから神田まで戻り、ちょっと歩いて神保町周辺をぶらついた。この日は古書市が開催されていてにぎやかだった。
 1冊気になった本があったがプレミア価格がついていて手が出なかった。ジャンピエールメルヴィルというフランスの映画監督が書いたもので、タイトルも彼が監督した作品と同名の「サムライ」。アランドロンのヒット作としても有名でコロンの名前に付けられているくらいである。

 さて、腹が減ったが、この日は神田でカレーフェスも開催されているとのことだったんで、腹の虫は「カツカレー&ビール」を欲していて、かなり歩き回ったが、そういった組み合わせでランチをとれる店は皆無だった。
 で、諦めて水道橋方面に向かって歩いて店を探すことにした。駅も見えるほどのところでようやく蕎麦屋で「カツカレー丼」を見つけた。ビールもある。
 なんと出来上がった代物を見ると、カツが卵でとじてある。もしやカツも煮てあるのかと思ってかぶりついたところ、さすがに煮てなかったのは救いだったが、品書きをよく見ると「カツカレー丼」ではなく「カレーかつ丼」なんである。しかも「スープ」までついてきた。 
 さすがに腹はいっぱいになったが気分はもやもやしたまんまだった。

 「豚レバー」を買ったんで家飲みを決め込んでた。まずは風呂だ。

 肌寒いところでの露天は気持ちがいい。目を閉じて使っていると後から入ってきた人の気配が分かる。人によって湯船の中の湯の揺れが変わる。

 目を閉じて あごのあたりに 船の揺れ

銭湯帰りに少し買い物をして、TVを観ながら夕食。
 「豚レバー」、「いぶり島豆腐」、「笹かま」、「チーズ」。これに多良川150ml、芋焼酎100ml、シークワーサー30ml、水720mlのオトーリー風で。

いぶり島豆腐はおいしいもんじゃないなあ。島でも見かけたことのないものだし、やはり豆腐ようのほうがいいなあ。

 TVは「モヤさま・北赤羽」。見覚えのある景色がずいぶんと出てたな。桐ヶ丘商店街なんてめちゃディープじゃん。これを7年前にも撮ってたなんて、やはり面白い番組だ。
 続けて池波正太郎の作品に登場するメニューを再現し、それを肴に語るという番組があり、ピーターバラカンさんがゲストだったんで最後まで観てしまった。この人の日本文化に対する考え方が昔っぽくてますます気に入ったな。ホスト役の笹野さんが軽くてこの番組に向いてないんじゃないだろうか?


 

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