2016年3月20日日曜日

新定番スィーツ、その名は「ルキノ」。

3月19日。150/93。62.2kg。

 前日がNADだったんで、やはり早め(2時半)に起床。

 まずは高野豆腐の消化のための1品。高野豆腐を戻してからフードプロセッサーにかけて、乾燥したおから状にして、こんにゃく、戻し干ししいたけ、人参、油揚げなどのこま切れにしたものと煮付けたもの。早朝3時台のフードプロセッサー、過激だねぇ。

 次はやはり乾物の消化作戦。切り干し大根の「あちゃら漬け」。先日作ったばかりのなますに似たものだがどうやら正式名らしい。前回、美味しくて一晩で食べてしまったんで、今回は三倍量。

 次が「ビスコッティ」。去年4月に買った料理本(国営放送番組)に載ったレシピで、ケイのにぃにぃが食べたがっていたもので、1年経ってようやく取り組むことになった。あとで知ったがイタリアの伝統菓子で「二度焼き」という意味らしいッス。
 本来はコーヒーに浸しながら食べたりするらしく、出来上がりは非常に硬いものであるそうな。それをこの本では、日本人向けにソフトな仕上がりになるようにアレンジしてある。
 無塩のアーモンドやくるみをオーブン焼きしたりするのに、今まで使っていたオーブンの予熱の仕方を今回初めて習得した。こうやってツールを使いこなせるようになると作業はより楽しくなることを実感したな。
  その意味の通り、一旦焼いたものを完全に冷ましてから切り分け、更に二度焼きしたりしたので結構時間がかかるが、その間に「スィートポテト」を作ったりで、休む時間もなかった。
 仕上がりは見た目もいいし、ほどよく硬くて、ほんのりの甘さもちょうどいい。使用した砂糖のおかげなんだろうが、「きび砂糖」の指定に、去年奄美大島で手に入れたものが使えたことも嬉しい。
 今後、ちょっと手を加えてアレンジしたものを定番にし、その名も「ルキノ」にするつもりである。

 スィートポテトには「焼き芋」を使った。これは義母が買ってきて「おみやげ」として渡されたもので、確かに甘くて美味しいのだが、俺もケイのにぃにぃも好きなわけではなく、要するに自分用のおみやげなんである。で、半分いただくことにして、ケイのにぃにぃも食べるスィートポテトに加工したわけである。
 皮を向いて、両端の繊維質の多いところをカットし、マッシュしたところに砂糖やバターを加えて、オーブンに入れる前に黄身をコーティングして完成という、実に簡単レシピ。
 そのままでも食べられることは食べられるが、残った皮と両端も、後でちょっと手を加えて食べるつもりである。

 さて、最後の作業は前日買った特売品の鶏の胸肉・2kgの切り分け作業。あらかじめ使い途を決めており、全部で7分割となった。小さいもので50g、大きい物は500gでこれは唐揚げとなる予定である。1割が捨てる部分となる皮と余分な油だったが、案外少なかったのでお得感が更にアップした。これで木曜日までの昼食や夕食のメニューのほとんどをまかなえることとなった。

 9時、雨だったが、近所のスーパーへ99円卵を買いに出かけた。

 午前中はDVD鑑賞。「シェフ」。シェフとオーナーの確執と、ツィートの禁忌を知らなかったことで、職を失う有能なシェフのお話で、離婚~子どもとの関係など、いずれもオーソドックスなホームドラマを踏襲していて安心して観られる作品となっている。脇を固めるスカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニーJrってのも楽しい。後半はロード・ムービーになり、ニューオリンズやテキサスのご当地グルメなんかが出てきて、お腹がなって仕方がなかったな。同名の靴履いてんだけど、「ハッシュパピー」という揚げ物も初めて知った。

 昼食は早朝に作った「おから風丼」。ごはんの上にのっけただけだが結構いけた。

午後もDVDを鑑賞。「アビエイター」。マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ 主演のハワード・ヒューズ伝記映画。約3時間。レオナルドディカプリオって自分に適している役を選ぶのもうまいんじゃないだろうか?あんまりもはまり役なんで、逆に演技自体が高評価されてこなかったんだと思う。個性丸出しのこのハワード・ヒューズって、ある意味演じやすかったかもしれないが。
 このコンビの作品では「ギャングinニューヨーク」でちょっとがっかりしたことがあるんで、その分期待していなかっただけに、ケイト・ブランシェットのうまさも手伝ってくれて十分楽しんで観ました。
 二人が飛行機でデートする場面での音楽が合ってたな。「ムーングロウ」。「ピクニック」のメインテーマに使われたダンス音楽である。
 更にエンディング」で使われたのは「ムーンライト・セレナーデ」。説明の必要なしのあまりに有名な名曲だが、これも実に効果的に使われていた。

 夕食はケイのにぃにぃの手になる「ちゃんこ鍋」。肉団子と野菜を味噌味で鍋にしたもので、これがシンプルなんだけどうまかったな。汁を少し残して全部平らげてしまったな。

 食後、日本酒をちびちびやりながらTV親父。「入りにくい居酒屋・香港はサイコン編」。超でかい蝦蛄(しゃこ)は美味そうだったな。続けて中井貴一の旅番組で、この日二度目の「レオナルド」、をめぐるもの。こちらのレオナルドは「ダビンチ」で、彼の天才ぶりをたどる番組は決して珍しいものではないが、中井さんが楽しそうにしているのがこちらにも伝わってきて楽しい番組になってた。


 

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