半藤一利「荷風さんの戦後」を読み終えた。
永井荷風についての断片的な知識が、かなり修正されたことで以前よりも彼について、というよりも著作を読みたくなった。何篇かは読んでるがいずれも小説である。「荷風さんの戦後」では日記の情報をもとに当時の状況と照らし合わせることによって荷風の奇怪な行動の理由を推理してゆくという非常に面白い評論となっていた。
ということで日記を読むことにしたが、全部読むのはちょっと無理である。なんせ42年分である。
ここは岩波文庫から出ている抄したものがあるので、それでも上下巻で800ページ以上ある。図書館から借りるのはいいが、返したりまた借りるのもちょっと面倒だ。
そこで買うことにした。2年前に古本屋で100円の新書本を買って以来のことである。
ネットで検索したら本自体は2冊で250円だが、1冊づつ送料がかかるんで合計で750円。新刊で買うとその倍になるんで、まぁいいだろうということにした。
しばらく荷風さんの世界に浸ってみましょうかねぇ。
「浸る」。卵と砂糖と牛乳を混ぜたものに厚切り(4枚切り)パンを浸し、24時間寝かせておいてから焼いた「フレンチトースト」がこれである。1回だけひっくり返す作業があったが、24時間寝かすというのはホテルオークラのレシピによるものである。以前ホテルオークラのフレンチトーストが取り上げられたTV番組があり、記憶に残ってたんで、レシピを見た時に是非作りたいと思ったんである。昨夜から同居人が風邪気味であり、このメニューはタイムリーだった。
昼は「カレーうどん」。レトルトカレーにめんつゆと片栗粉を加えて作ったもの。
夜のメニューは「豚肉とスナップエンドウのクリーム煮」、「キャベツとウインナのトマトスープ」。
今夜は「アド街」大江さん最後の出演である。先程(寒いんで)おでんも完成したんで、今夜は「熱燗」と「おでん」がお供になるんだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿