2021年2月13日土曜日

森、下がりで盛り上がり。

2月12日。星期五。           123/82。64.5㎏。98。35.3度。  朝のネット検索ではレシピを探り、インク補充で復活したプリンターで印刷するという相変わらずの「紙社会」を継続している。今日は「ナン」の前回と違うもの。このタイトルが、まさかの「難なく作れるナン」で、レシピ製作も「おじさん」だった。  キンカンの長期間保存レシピはやはり砂糖で煮たものがほとんどであり、今回印刷したのは保存容器の扱い方を詳細に記したもの。  スナップエンドウは葉がおいしく食べられるが、茎などに及ぶものはなかった。  アボカドは和風に加工されるものが多く、その中のパスタに使われるものを選択した。  朝食は「雑炊」の前編、ほか。デザートはタルトにカスタードを詰め、キンカンジャムをトッピングしたもの。  新聞は紙面のほとんどが「森辞任」だらけで森上がってたんで読むところなし。この組織、やはりおかしい。  中国で日本語学習が盛んらしい。大学入試「高考」での選択外国語では英語より日本語のほうが確実に点数を稼げるという結果が出ていて、それが受験生の間に広まったというのが影響したということだ。俺もちゃんと中国語勉強してたら日本語教師でひと稼ぎできたろうな。    あるコラムで「サフラジェット」を取り上げていた。これはキャリー・マリガン主演の映画の原題で、邦題は「未来を花束にして」。原題の意味は婦人参政権論者で、邦題とめちゃ乖離してることを指摘しているのだが、その問題は公開当時にもあったらしく、女性が基本的人権を勝ち取ろうとする強い意識を表しているのに対し邦題の女々しさ(これも死語になる予定)は確かに真逆なものとしか考えられないよな。コラムではこれにかけて森・問題を非難するわけだが、違う欄で上野千鶴子氏も非難発言をしている。当分、森・問題のコメントは尽きないだろうな。俺としては「かけ」問題も忘れてもらいたくないんだが...。もう少しで季節のおかげで「さくら」問題も復帰しそうだし。  チック・コリアさんがお亡くなりになった。おととしの東京ジャズフェスティバルでの元気ある演奏を昨年観たが、昨年は中止で来日もできなかったが、残念なことである。享年79歳。合掌。  10時から庭作業。二本の畝を予定通り午前と午後に分けて行う。土の量が昨日作業した畝よりかなり多いので、土を分けることにした。去年、1本の畝を二つに分けたりしたことで、他の畝から土を移動したからだろう。今年はすべて元に戻すことにした。  掘り起こしの最中、1匹のヨトウムシ、1個の里芋を掘り起こした。直前まで育てていた野菜の、前は里芋を栽培していた畝なので、前回の掘り起こした際に見逃したんだろう。生き物は少ない。たまにミミズが出てくるくらいだ。ヨトウムシは皮も固く元気だ。身を引きちぎる快感は特別だ。  キンカンを収穫する。今年の分はかなり実が小さい。栄養が足らなかったんだろうか?収穫総重量はレシピの600gより多かった。しかし、鳥の被害が多いので多少減るだろう。  昼食は「パスタ」。ニンジンの葉のオリーブオイル漬けとエリンギを使ったもので、オリジナルはルッコラにオリーブオイルを加えてピュレ状にしたものとシイタケを使ったレシピである。  これにアンチョビかベーコンを加えるともっとうまくなるというアドバイスをケイのにぃにぃからもらった。
 デザートはヨーグルトにキンカンジャムをトッピングしたもの。  午後も庭作業から始める。施肥してから明日やる予定の畝の掘り起こしを済ます。  キンカンはまだ実を残しているのでしきりに鳥がやってくる。ムクドリも参加した。これで確認済みの鳥の種類は5となった。  
 今日はカメラを向けてみた。シジュウカラは気にとまってからの動作がかわいい(と、勝手に思う人間の愚かさよ)ので、動画のほうがいいかもしれない。メジロやモズは警戒心が強いのでなかなか撮れない。ヒヨドリやムクドリは写す気が起きない。まあ、バードウォッチング愛好家ではないからな。  午後のロードショーは「ドニー・ダーコ」。2001年、リチャード・ケリー脚本・監督作品。多分「不思議な国のアリス」をモチーフに使っているのだろう。主人公(ドニー・ダーコ)を近い未来に誘う妄想の「ウサギ」や、タイムトラベルの入り口である「穴」など類似点が多い。  同級生同士の両親の同級生を殺した(これも妄想?)トラウマで精神が不安定になっている主人公が辛い現実を変えるために時間をリセットした時、自分は死んでしまう、というわけわかんないドラマは公開当時全く興行成績が振るわなかったらしい。  実験的な作品の制作者の中に、本作で既存の嘘くさい教育に反抗する教師役を演じるドリュー・バリモアが入っている。主人公がジェイク・ギレンホールで、姉役で実のお姉さんが共演している。  監督のインタヴューによれば「難解な映画」を目指しているとのこと、これは成功していると思う。難解な映画を何回も観ることにはなりたくないものだが...。
 夕食は「スペアリブの根菜ポトフ」、「ピクルス・サラダ」、「チーズ」、「白菜とベーコンのトースター焼き」、白米パン。  ポトフの具材はスペアリブ、レンコン、ニンジン、里芋、タマネギ、ごぼう、さやいんげん、ウインナーソーセージ、ベーコン、レンズ豆。サラダの具材はピクルス、きゅうり、トマト、ケッパー、スナップエンドウの葉。  発泡酒~ラガーをLAGARと表示しちまって販売寸止めしてたものをあえて販売したいわくつきの「サッポロビール」~芋焼酎の水割りをちびちびやりながらケイのにぃにぃのリクエスト映画を鑑賞。  「ワイルドウエスト復讐のバラード」。2017年アメリカ西部劇で日本未公開。主人公がなんとも言えない役立たずの老カウボーイで、友人(と、相手から言われている)の牧場主が殺されて、復讐の旅に出て、直接の犯人と裏の主犯を倒すまでを描く。「倒す」と言っても自分で撃ち殺すことはなく、倒したのは縛り首の台だけである。  途中からマカロニウエスタン風になってくるのが面白かった。最初に殺されちゃう牧場主が、よく似てるなあと思っていたがやっぱりピーター・フォンダだった。あの名作「さすらいのカウボーイ」の監督主演した俳優で、日本では「イージー・ライダー」がめちゃ有名だが、おととし亡くなった。享年79歳。  〆にジンを飲んで、10時過ぎにダウン。        

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