2月20日。星期三。 計測不能。
早く寝たのと、アルコールの量が少なかった(ちょうどよかった?)せいもあり、1時過ぎには目が覚め2時ころから布団の中で本を読み始めた。マンションの寝室のベッドの位置が実家とだいぶ違うので、照明の当たり方でそのままの位置だと読みづらいんで、枕の位置を反対にした。
で、4時過ぎには永井龍男のエッセイを読み終えた。この作家は小説は10代から書き始めており、俳人でもあるが、その両方は俺の興味の対象外なので、現在の「積ん読」本を読み終えたら、再び随筆を探して読むつもりである。
水道の水がぬるい。気温が上がっているな。指のひび割れもひどくなる季節柄ありがたいことだ。
朝食は「非常食用乾パン」。これにベトナム製の練乳もどきをかけ、牛乳と一緒に食べた。
近所のコンビニで新聞とコーヒーを買ってくる。ペットボトルのコーヒーはレンジにかけて飲める容易さがいい。
1時間以上かけて新聞を読む。
トランプが言っている「非常事態」は実際の事例の数値を無視した「でっちあげ」である、とされている。同じようなことを安倍が「60%以上の自治体が協力拒否」ってのもまったくの「でっち上げ」も証明されてしまっている。
トップに立つもののこうした「でっちあげ」とアジテーション、まさにナチズムの台頭時を思わせるものじゃあないだろうか?保守系からも危険視する声出てるもんなあ。
「飼い犬に嚙まれる」。祖父母の飼う犬に孫が噛まれて死んだ。こういう話を聞くとすぐに立原正秋を思い出す。著名な作家であり、その随筆のなかで娘を噛んだというよその飼い犬を木刀で殺したという話を読んで感銘を受けたことを思い出した。俺が祖父なら間違いなくその犬を殺し、俺は腹を切らねばならないんだろうな。
訃報欄で「高橋英夫」という文芸評論家が88歳で亡くなったことを知る。なぜ気になったかというと、この人の評論の対象になる作家が、河上徹太郎~小林秀雄など、先ほど読み終えた永井龍男の著書にやたらに出てくるお名前だったからである。交遊録の中に出てくる多くの作家の中でも頻度の多いお二人だ。しかも小林秀雄に至っては、立原正秋が師事した人である。
昼食は「たぬきそば」。これに現在ブレークしてる「さばの水煮缶」。
川向こうのスーパーへ買い出し。暖かくて、ダウンジャケットを着ていかなくてよかったが、帰り道は着ていた上着を脱いだくらいであった。「春近し」?
午後のロードショーは「プロメテウス」。二度目。
夕食はインスタント「醤油ラーメン」。具材はえのき・しいたけ・キャベツ・長ネギ・さやいんげんとトッピングにパクチー。
作りながら、昨日途中までしか聴いてなかったジョアン・オズボーンのCDの残りをかけた。「one of us」は聴いたことある曲だ。彼女の最大のヒットであるらしい。
続けて「エイリアン・コヴェナント」。前作もそうだが、10名以上の出演者が入れ代わり立ち代わり早い場面転換の中で動き回られると、安作り(最近はそうでもないらしい)のTVドラマ風であり、終盤の船に乗り込んだエイリアンを船外から放り出す場面では第1作のセルフオマージュみたいで新鮮さがまるで感じられない。アンドロイドの処遇に至っては作り手も迷いながら仕立てているとしか考えられない。「迷走」気味?
9時ころダウン。
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