2019年1月2日水曜日

出だしで手抜きなし

1月1日。星期二。       162/106。62.9kg。

 朝食は鴨南そばの残り汁で作った「雑炊」。

 午後はもったら?したいので、洗濯・掃除を済ませてから夕食制作。

 天気が良く、11時過ぎだったら土も緩んでるだろうと思ったが、スコップが全然入っていかないほどだったんで、一番母屋に近い日のよく当たるところを掘り起こして生ごみを埋めた。
 収穫は正月菜、パセリ、ゆず。

 昼食は「お雑煮」。具材は鶏肉、正月菜、三つ葉、ゆず皮。

 午後は映画鑑賞。「ボラット」。副題が「栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」。インチキドキュメンタリーで、「モキュメンタリー」と呼ぶらしい映画。2006年アメリカ映画。
 ドッキリカメラ的&徹底したヘイトスピーチ&怒涛の下ネタもここまでやると呆れてしまう。

 カザフスタンからアメリカに来て、アメリカ人にインタビューしてそれを録画して本国の情報省(架空)に渡すというんで、行く先々でトラブルを起こし続ける姿を90分。
 母国のけなし方がすごい。ほとんどが嘘であるが、さすがに国も当初は告訴しようとしたそうである。乱痴気騒ぎでは事前に知らされていないガードマンに本気で取り押さえられたらしい。
 が、中には皮肉や批判なども盛り込められていて、その脚本はアカデミー賞にもノミネートされたそうだ。
 「反ユダヤ」というカザフスタンが紹介されるが、これも全くの嘘で、ボラットを演ずる役者も敬虔なユダヤ教徒だということだ。
 それにしてもDVDの音声設定で英語・日本語・ロシア語ときて最後がいかにもカザフスタン語のような文字があったんで、クリックしたら画面に現れたのは
 「騙されたなユダヤ野郎、死んじまえ云々」。呆れて開いた口が塞がらなかった。

 あまりにもヒットしてしまったんで続編は作らないそうだ。理由は「もう騙せない」だとさ。

 続けて「俺たちニュースキャスター」を半分くらい観たところで中断。

 夕食は「ボルロッティ豆のスープ」、「里芋のクリームグラタン」、「生カリフラワーのサラダ」、「砂肝のアヒージョ」。今回の料理はインスタントものを使わない手抜きなしの調理だった。

 スープはシンプル味。初めてのレシピによるグラタンは生クリームとアンチョビの相性がよく、ケイのにぃにぃの絶賛を受けた。
 砂肝は下ごしらえが大変だが、残ったニンニク味のオリーブ油に浸したパンもうまい。

 ケイのにぃにぃが夕方出かけて買ってきたのは「豚のスペアリブ」、「国産鶏もも肉」、「国産鶏胸肉」、「豚バラブロック」など30%引き~半額の処分品で、この内スペアリブをケイのにぃにぃ自身が調理した。「醤油味ステーキ」。これはワインにぴったりだったな。

 サッポロビール焙煎~テンプラリーニョ種ワイン~グリューワインをちびちびやりながら「ゴッドファーザー・パートⅡ」(200分)を観る。
 この名作は語り始めると終わらなくなってしまう。アル・パチーノ演ずるマイケルの苦悩、ロバート・デ・ニーロ演ずるビトーの怒り、どちらも迫真の演技である。
 

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