1月16日。星期三。 計測忘れ。
稀勢の里が引退だって。相撲にまるで興味ないのだが、さすがにこれだけ報道されていると、実家のそばでも凱旋パレードがあったくらいだから知っている。
相撲取れないわけだから、やれるところまでやらせればいいと思うんだが、そこは協会の横綱としての理想像とは遠く離れることになって体面維持のためやめさせるしかないんだろうな。大体「日本人横綱」ということで騒ぎ過ぎだったよなあ。まあこれで新聞紙面を余計に場所取りされずに済むんでよかったわけである。
都電で新庚申塚~地下鉄で板橋区役所。下車後歩いて本町商店街を歩く。確か中華食材店があったと思い、探しながら歩いたものの見つからなかった。記憶違いかもしれない。
シャッター通りにはなってなくてよかった。
中山道を渡って、じゅーじあーろとハツ子が通ってる保育園へ行き、彼らの歌や踊りを観、餓鬼どもと一緒になってすごろくなどにつき合された。じゅーじあーろと仲がいいという餓鬼は「悔しがり」な性格で勝つと大喜びする、よくいる嫌な奴で、仲がいいとは言いながらしょっちゅう衝突しているのは自宅での彼の兄との仲とほぼ変わらない。
11時過ぎに解放されて、もう一度本町商店街を歩き、王子新道も歩いてみた。で、わかったことだが、「ラーメン」は450円が通り相場になっていることだ。やはり昔からの貧乏人が多いんだろうな。
米屋も盛業とは言えないが、しっかり昔からの様子を維持しているのも郷愁を醸し出していていいものだ。
で、見つけた中華食材店は、記憶してたものとは大違いで、建物の2階にあった。ここで見つからなければ、帰りは大山まで歩いて、池袋に出るつもりだったが、果たして目的のものがこの店にあった。しかも安い。池袋は最近高くなったような気がしてたところだ。
黒酢(290円込み)である。ついでに東京用に白酒(680円込み)も1本買う。Wが飲んだことないといってたんで、20日に来ることになってるんで飲ませてあげよう。
近所に勤めてるケイのねぇねぇと落ちあい、商店街にある「力士料理」ってな看板の店でランチを食う。
「牛すじ煮込み定食」と瓶ビール。ケイのねぇねぇにおごってもらった。
帰り道、都電の中でひと眠り。ビールが効いたようだ。
午後はYouTubeでフリートウッド・マックをたっぷり聴く。荒川図書館ではまるで在庫がないようだ。やっぱりネットで買うしかないかなあ。
クリスティン・マクヴィーの作る曲も歌声もいい。ルックスは✖。現在75歳だそうだ。スティービー・ニックスもお歳になってるだろうが、顔はキャリー・フィッシャー似である。あのレイヤー姫だ。
特にコーラスが入った曲はこのグループの真骨頂である。それぞれ個性があり、リンジー・バッキンガムのパンチある曲もいい。特に最大のヒットになった「ドント・ストップ」はクリスティンとリンジーの対照が聴けて楽しい。
銭湯へ行く。都電営業所まで歩く。途中、荒川遊園のそばのもんじゃ屋が長期休業に入ったことを知った。荒川遊園地が2021年まで改装休業になったためである。
週末の都電の混雑が緩和されそうなんで、怒られるかもしれないが俺としてはうれしいんだが。残る混雑要因は4の日の「とげぬき地蔵さん」へお参りする婆さんたちということになる。
この銭湯はよく見ると、設備のケアが非常に行き届いている。年取ってるがきれいにしているということで、自分もこうありたいと思いながら湯船に浸かる。
風呂上がりは相撲観戦しながらサッポロ缶ビールを飲みながらサービスの柿ピーをつまむ。
2本目には「裂きタラ」がついた。
テレビではやはり稀勢の里の話題が多い。栃の心という大関が負けて4連敗となった。ジョージア(旧グルジア)出身で顔がバビエル・バルデムそっくりだ。ニコラス・ケイジといわれてるらしいが、やはりバビエル・バルデムだな。それにしても2大関が4連敗なんて大波乱場所となっているらしい。
帰り道定食屋で軽く飲んでいく。熱燗2合に「まぐろ刺し」、「さといもなどの煮もの」。〆にラーメンを食べたかったが、550円だったのであきらめた。板橋歩きで450円を見てきたせいで、100円の差が響いたんである。この周辺も板橋に比較すりゃあ相当貧乏人町なんだがなあ。
帰宅後、ウイスキーとバタピー。〆にチキンラーメン。8時にはダウン。
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