2019年1月12日土曜日

長すぎるのも困りものだが

1月11日。星期五。            124/93。62.0kg。

 3時半起床。早朝キッチンは「ポークビーンズ」。トマト缶を使った煮込み料理はほんとうに簡単だ。メインになる肉も色々使えるし、魚介類もありだ。

 ぬか床作業は、14日の上京に合わせ大根、人参、きゅうりを仕込む。きゅうりは税込み50円。

 8時半に24時間スーパーへ買い出しに行き、ついでにスーパー2軒寄って、買い物した。

 午前中に昨日の映画(「くちびるに歌を」)の残りを鑑賞。2時間以上使って、各エピソードが生きてこないのは脚本に原因ありと見た。ロケ地がいいところなのでもったいない。バス停の名前が「帆泊」っていいね。

 ポークビーンズは昼食用で、添えるバゲットも買ってきたんだが、今日は「鏡開き」ということで「からみ餅」に変更した。

 午後のロードショーは「マーガレット」。 制作年度は2005年、アメリカ公開が2011年、日本未公開の問題作で、3時間を予定していた監督はケネス・ロナーガンで脚本も彼の手によるものだ。制作総指揮がアンソニー・ミンゲラ、制作にシドニー・ポラックも加わり、150分に編集したのがマーティン・スコセッシという超豪華版。
 で、結論から言うと3時間のほうが良かったかもしれない。この作品は「意図的に共感できない主人公」を当時のアメリカ(湾岸戦争勃発時)と見立てて描いていると思うからで、多分この主人公は150分の中で周囲をかき回す行動を、さらなる影響を与え続け周囲を翻弄させていたのだと思う。
 マット・デイモンやマシュー・ブロデリックなどの教師はもっと困らされていたはずだ。マーク・ラファロ演ずる主人公の軽率な行動のために人を轢き殺してしまうバスの運転手の描き方も浅い。
 「マーガレット」のタイトルの由来である、と思う詩の場面はちょっと時間かけてくれればな、と不満が残る。
 ヒステリックな会話のバトル、誹謗中傷なんでもござれで観る方は相当体力が必要である。

 自己中心的な主人公は、現在ならトランプそのものであり、公開されれば共感を得られるかもしれないが......。俺にとっては家族の話のほうが好きなので、本作は最後の泣きの場面でも感動しなかったな。

 夕食は「カニカマの玉子焼き」、「大根の柚子胡椒マヨサラダ」、「なめこと里芋ののっぺい風汁」、「じゃがいもと牛肉のカレー醤油煮」。
 発泡酒~焼酎の水割りをちびちびやりながら、TV鑑賞。「二度目のシリーズ・バンコク編」、「さまーりぞーと・モルディブ編」。
 〆のウイスキーを1杯飲んでダウン。多分9時ころ。

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