2016年6月19日日曜日

うん?って発音なんだけど

6月18日。 128/75。60.2kg。

 ピーナッツソースを作る。翌日の「カドカド」用のソースである。既成品はこの近所では手に入らない。既成品に近いもののレシピを探そうといつも思っているんだが、つい忘れてしまっていつものものを作っている。
 が、この日はちょっと調味料の配合量を変えてみた。無糖や糖分カットのピーナッツバターが手に入らないんだから、変えるべきだったことに気がついたんである。手に入りやすいピーナッツバターには砂糖も塩も入ってるんだから、別に加えなくてもいいんじゃなか、と。
 で、結果的にはうまくいった。塩が強すぎたり、甘すぎたりせず、ちょうどいいものが出来上がった。

 最近消費量が多くなった「ヌクチャム」制作。こちらは「越南勉強帖」からのレシピによるもので不動である。

 庭では収穫の終わったジャーマンカモミールのすべての根を抜いた。 その後から出てきたのは3匹のカナブンの幼虫とダンゴ虫たち。ダンゴ虫は暑さと乾燥に弱いらしく、この日のように暑い時には地面の下に潜んでいるということをダンゴ虫研究家であるケイのにぃにぃに教わった。
 カナヘビ研究家でもあるケイのにぃにぃはレンタルビデオ店に迷い込んだカナヘビを保護して家に持ち帰り、ミントの森に放ったり、という心優しき御仁である。

 昼食は「とろろ&月見ぶっかけそば」。

 午後は「中国語同好会」。この日、新しい教科書が配布された。
 いつも俺の隣にいるH氏が2声で苦労するさまを見て、中国語を習い始めた頃、子供という意味の中国語(儿子)の発音である「アールズ」がどうしても出来なくて苦労した自分を思い出した。
 これはアーのところから音を上げるだけなんだが、普段平坦な発音で会話しているおじいさんはどうしても抑揚のある発音が出にくくなっているということなんだろうな。
 
 そのH氏が、漢字と発音(4声)の関係に何か一定の仕組みはないのか、という質問していたが、答えは「ない」ということであり、すべて暗記するしか手はないということである。
 ということから、中国語を始める人が増えている昨今、ものに出来る人はほんの僅かなんだそうである。膨大な単語に使われる漢字の発音をまる覚えしなければならないというのは確かにじいさんにはキツイよなあ。あと、4年で会話できるようになりたいと漠然と思ってた俺はちと甘かったかもしれないぞ。
 先生のおっしゃることは3つ。よく読みよく書きよく喋る。

 夕食はケイのにぃにぃの制作した「ポトフ」。「トマトとピーマンとたまねぎのサラダ」、「きゅうりしかないバーニャカウダ」、「なます」とトースト。トーストにはクリームチーズやパテを塗った。

 食後、スペイン産シラーズ&なんとかという種のワインをちびちびやりながら太田さんの旅番組・荻窪&西荻窪編を観た。
 荻窪の「有いち」って店が良かったな。八種盛りのつまみがうまそうだった。西荻の「高井」は店そのものより、ご主人が大映映画の撮影所で照明班にいたということで、その話をもうちょっと聞きたかったな。ちょうど俺が在籍していた時にいた事になるから、昔話 をしたら裏話がたくさん出てくるに違いないだろうな。店内の内装は同僚の大道具や小道具の班の人が作ってくれたそうである。

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