2014年7月26日土曜日

映画祭閉幕~

151/85。

昨日は夏休み映画会の続き。
「黒部の太陽」。共同脚本とはいえ熊井啓らしさが垣間見える社会批判がちらちらと。しかし娯楽作品らしさが前面に出た巨編である。石原さん演じるもう一人の主人公の変貌を、もっと俗っぽく描いてほしいところだが、なんせ制作も兼ねている人だから、脚本の段階で干されちゃっただろうな。三船さんがこんなに出張っている作品とは思ってもみなかったんで、ちょっと困惑したが、いい意味で作品の骨格はこの人によってなしえていたようなものである。宇野さんにはもっとしゃべらせたかったな。特に息子(聡)をなくす場面では。石原プロ、三船プロ、そして民藝の3巨頭が一堂に会するラストではセリフをもう少し与えてほしかったな。

 「マージンコール」。リーマンブラザース事件の入門講座作品。セリフだけであのサブプライムローンの実態と、上層部の失態が描かれる。う~ん、良くわからなかった。舞台はほとんどビルの中で、ちょっと観ているほうも酸欠状態で2度ほど気を失ったほどである。B.ウイリスがマシンガンでもぶっ放してくれればすきっとするんだけどな。そういえばB・ウィリスの元奥さんのD・ムーアと「ダイハード3」の敵役J・アイアンズもこの作品に出てる。
 消化不良のまま主人公?のK・スペィシーが飼い犬の死骸を埋めるための穴を自宅の庭に掘ってるんである。人間性を取り戻した会社人間を描くつもりだったのかな?それにしては陳腐である。それとも墓穴を掘ったリーマンブラザースを皮肉ったのかな?それでも.....。

昼食は合いそうな野菜を集めて「タンメン」。

午後は健康診断の結果をもらいにクリニックへ出かけた。結果は100点満点だそうである。受け取る俺は本調子でないこともあり、ちっともうれしくなかったが.....。

 帰宅してから4年分の結果を比較してみたら、なるほどすべての数値が安定している。以前問題のあったコレステロールもHDLが上昇し、LDLが下がっていて、トータルも下がっている。が、一番下がってんのは体重かぁ。4㎏落ちた。現在これをさらに下回ってるんで、ここまでは戻したいものである。


 夕食のメニューは「キャベツと豚肉のガーリック炒め」、「油揚げとにらの煮びたし」、「大根の味噌汁」、「なすときゅうりのぬか漬け」。

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