2020年9月5日土曜日

すること梨

9月4日。星期五。                125/62。63.6㎏。  チラシのチェックによるメニューの組み立てや変更を行う予定だったが、大した特売もなく、変更・追加もほとんどなし。  6時から24時間スーパーへ買い物。  5時限授業の「江戸の真実」では江戸にごみがほとんど出なかったと書かれていた。古着商が多く、裕福なものでも古着を買う習慣が根付いていたということだ。「もの」は壊れたら直す、その手間賃が新品買うよりずっと安かったそうだ。徹底して使い込み、壊れたら直す。現在買い替えが多くなりつつある身としては、本来あるべき生活態度なんだろうけどな。時代が悪くなりすぎたよなあ。が、少しでもそれに近い生活を目指したいものだ。  昨日買った8個500円税別の梨は最初の1個が痛み始めていたので、全部皮をむいたところ2個が所々痛み始めており、この際全部加工することにした。皮をむいた後軽量したところ6個で1㎏強あったんで半分ずつコンポートとジャムにすることにした。2個は昨日食べてしまっている。  若干加えるものが違う程度の加工法だが、ジャムはミキサーを使用した。
 ジャムは少し(3切れ)焦がした。で、取り除きヨーグルトをかけて食べたところ、焦げた部分が飴状になってうまかった。シロップも焦げた影響であめ色になったジャムが完成した。コンポートに問題なし。いくつかの容器に分け、半分以上はケイのにぃにぃの「朝のフルーツ」となる。  庭作業は、大葉・キウイ・バジル・オクラなどの収穫。  10時のおやつは神戸屋パンの「いちごジャムパン」。これを処分品で手に入れられたことは非常にラッキーである。俺はこの菓子パンはかなり上位にランキングさせている。ヤマサキと食い比べるとそのうまさは歴然としている。しかもヤマサキはイチゴジャムパンだけでも数種類のバージョンがあり最高位に設定してあるものでも神戸屋にはかなわない。  神戸屋パンは通常の食パンでも添加物にやましいものが含まれていないものが多い。その点もカビが生えないという噂のどこかのパンとは一線を画しているんである。  神戸屋のいちごジャムパンとコーヒー、至福の時だ。フジパンのホイップあんパンもかなわない。次回は神戸屋の食パンに自作のジャムをのせて食べよう。リンゴ・ブルーベリー、今回の梨、そして次回作る予定のキウイ。  昼食は「ルーロー飯」、「ガパオ」。ちょうどタイミングよくクレージーソルトの会社から出したもので「バジルふりかけ」が処分品コーナーにあったんで、ガパオのライスに混ぜてみた。
 なぜかガパオのレシピに豚ひき肉になってたが、本国(タイ)では豚も使われているそうだ。今回鶏むね肉のミンチ状にしたものを両方で使い切る。バジルライス用のふりかけは塩分がきついので少なめにしたところ、風味まるでなし。義母に「ルーロー飯」、ケイのにぃにぃと俺は「ガパオ」。両方に目玉焼きをトッピング。  これにささげ&ツルムラサキのスープとぬか漬けきゅうり付き。  午後のロードショーは「赤い風車」。1952年ジョン・ヒューストン監督・共同脚本作品。いわずと知れたロートレックの半生を描いたものであり、作品中彼の残した作品がふんだんに出てくる。吹き替えのデッサン映像も素晴らしい。美術や衣装で賞を獲得しただけある。売春婦との同棲生活と最後まで彼女に振り回される姿はおろかで哀しい。  1901年9月9日が命日だ。享年36。  先日観た「ミッドナイト・イン・パリ」でもベルエポック時代(1890年代)のパリへタイムスリップする場面が後半にあり、そこで主人公はロートレックと出会う。  昨日観た「田園の守り人」では1910年代の第一次世界大戦が背景になっていたが、舞台がパリになることはなかった。フランス関係が続くな。  骨折した足は治らずに、短いままで、コンプレックスを抱えながらの短い一生は酒と絵の日々だったことを描き、周囲との交わりなどもうまく導入されていて、当時でも評価はかなり高かったらしい。  CGなしで150センチちょっとのロートレックを演じるホセ・フェーラー(180センチちょっと)が素晴らしい。「アラビアのロレンス」のイメージ(トルコの変態司令官)が強かったんで、今回でずいぶんと変わったな。  夕食は「トンテキ・スタミナ薬味だれ」、「大根とかにかまと大根の葉醤油麹漬けのマヨサラダ」、「こふき芋」、「ぬか漬けきゅうり」、「冷奴・ミョウガ、大葉、小葱、鰹節、シソのみしょうゆ漬けたれ」、「オカワカメの味噌汁」。  発泡酒~ジンを一口~焼酎の水割りをちびちびやりながらケイのにぃにぃが借りてきた(毎週金曜日の1枚タダの日)DVD「ビューティフルマインド」を鑑賞。俺は二度目である。  監督はトム・ハンクス博士三部作のロン・ハワードである。2001年。天才数学者がノイローゼで厳格に悩まされながら、回復してからノーベル賞を獲得するまでの実話をもとにした作品である。  暗号解読などのシーンで、先日観た「エニグマと天才数学者の秘密」を思い出す。英米とも天才数学者は変人が多いようだ。こちらのほうがスリラーの雰囲気もあり、面白くできている。  〆にジンを飲んでから9時にダウン。    

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