やたらに他人とか世間と比較して生きる人が多くて、ちょっと疲れ気味なんじゃないか?最近ようやく自分のペースがつかめてきた感じ、と思ったら残り人生あとわずか。それでもこのペースは変えたくないもんだ。やわらかく生きたいもんだねぇ。
2020年8月9日日曜日
グレゴリー・ペック2本立てプラスワン。
8月8日。星期六。 114/76。63.4㎏。
早朝キッチンは「サツマイモの葉柄の砂糖漬け」。これはケイのにぃにぃのアイデアである。サツマイモはスウィーツとしても使われているわけだから葉柄も使えるはずだという発想である。3時間後に食べたが、先入観がなければ立派な和風スウィーツである。
朝食は「カレーライス」の後編、ほか。このところ玉ねぎのスライスサラダが出てこない。体が欲していないところを見ると血液がサラサラだということだろうか?サツマイモの葉柄の効果だろうか?最近大量に摂取している食べ物の代表だからな。
6時過ぎから庭作業。手前の畝(第7)の草むしり。第6のパクチーをあきらめて掘り起こし、新たな野菜を植えるために畝を作り直す。
午前中に1本映画鑑賞。「新・ガンヒルの決斗」。最近観た「ガンヒルの決斗」という作品もあるが関連性はまるでない。1971年、ヘンリー・ハサウェイ監督作品。「勇気ある追跡」の後に、監督最後の西部劇になったものである。
当時、ニューシネマという言葉が蔓延していたころで、昔からの勧善懲悪のお決まりの映画が排除されつつあり、そして何よりも映画界が退潮ムードだった。その中での「勇気ある追跡」のヒットは非常に目立つものだった。が、それも一時的なもので本作が興行的にどうだったかは知らないが、目立つものではなかったことだけは確かだ。
名優グレゴリー・ペック(当時55歳)のフィルモグラフィーの中でも目立つものではない。ただ、みなしご娘とのやり取りが残忍な三人のとの対決を盛り込んだ昔ながらの西部劇に新鮮さを吹き込んでいる。主人公が池で嫌がる娘の体に石鹸を塗り付けるシーンなどは見もの。
音楽はデーブ・グルーシンが担当しているものの従来の西部劇音楽を踏襲しているとしか思えない。
昼食は「冷やし中華」。具材はハム、卵、かにかま、きゅうり、トマト、インゲン。
午後のロードショーは「頭上の敵機」。1949年、ヘンリー・キング監督作品。これもその昔淀川長治さんがやってた「日曜洋画劇場」で観ているがほとんど記憶がない作品の一つである。
132分。長尺だが、だれるところがない傑作だ。規律と任務遂行を重んじる航空指令(グレゴリー・ペック、当時33歳)が部下や同僚との反発や交流の中で苦しみ、悩み、そして最後に精神に異常をきたしながらも、部下たちが自分がいなくとも立派に成し遂げることを確認して安心するところまでを描く。
かなりシリアスなエピソードも多く、当時としても異色だったに違いない。航空指令に反目する部下などの描き方もかなりリアルで、冒頭で前任の指令の更迭や精神を病んだ兵隊に自殺者まで出たことを語っている。
かといって反戦姿勢ではなく、美化しているわけではもちろんない。
この作品はのちにテレビ映画化されており、それも内容はほとんど覚えてないが、主人公の「サヴェージ准将」の名前だけは覚えていた。
夕食前にはゴボウの葉柄と里芋の葉柄の下処理。前者は煮物、後者はやはり煮物または....今のところ未定だが、どちらもあく抜きが決め手となる。里芋の葉柄は皮むきが一仕事である。廃棄量も多い。茹でて水にさらし、明日の朝に水を切って用続行となる。
夕食は「肉詰めまるごとピーマンとスイスチャードのトマト煮」、「冷凍フライドポテトのバターしょうゆ味」、「既製品のスペアリブ」、「きゅうりとレモンの胡椒漬け・タイム風味」。
サッポロ赤ラベルロング缶~イタリア産赤ワインをちびちびやりながら、ケイのにぃにぃが借りてきたDVD鑑賞。
「ピンポン」。2002年曽利文彦監督作品。アニメに先駆けて実写版として制作された漫画原作の作品。CGフルに使った卓球シーンが多いのにうんざりもするが、最後のシーンがうまくまとめていて、それだけでいい作品となっている。クドカン脚色。
締めにジムビーム飲んで9時にダウン。
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