2020年5月10日日曜日

名もなき男の歌

5月9日。星期六。                      計測自粛。

 3時半起床。朝食を済ませてから5時ころまでナメクジ退治。コロナウイルス感染症感染者数じゃあないが若干減ってきているような気がする?

 浴室のゼラニウム2本を浴室から出し、剪定して液肥を施す。1m以上に伸びてしまっているんで、上部だけを切り取って水を入れた容器にいれ、中間部は処分した。
 残った株の根元から新しい芽が出てきたら、外へ移動することにした。すでに外にある株数は10株近くあったが、越冬と先日の水害でほぼ全滅しており、3株の生き残りを確認している。

 続けてカモミールの花を摘もうと思っていたが、時間が早いせいか花がしぼんだ状態だったんで午後にすることにした。

 早朝キッチンはもやしのひげ根取り。今回のもやしはいつもの10円ではなく、他のスーパーで買った25円税込みのもので、いつもの半分以下のひげ根しかなかった。

 新聞で、古くなったビールを回収して、醸造して「ジン」にしてしまう蔵元があることが報じられていた。茨城県に2軒あるそうだ。ジン好きな俺としては飲んでみたいものである。

 10時半から買い物。2軒のスーパーとその中間にある酒屋。一番近いスーパーでは豚こま肉を1kg以上のパックを買う。200gずつ5回分のメニューはすでに決定済みである。これで、15日までのメニューに使うメイン食材はほぼ揃った。

 昼食は「皿うどん」。具材は豚ひき肉、もやし、かまぼこ、キャベツ、人参、にら、新玉ねぎ、長ネギ。

 食後、ケイのにぃにぃと自然公園の黒土をいただきに出かける。新玉ねぎの撤収後の畝にすきこむためである。ポリバケツ2杯分。

 午後のロードショーは「シュガーマン 奇跡に愛された男」。2012年ドキュメンタリー映画。1970年デビューのアメリカはデトロイトの一人のシンガー・ソングライター「ロドリゲス」の不遇なアメリカ時代と奇跡的な南アメリカでの大ブレイクなどを通して、家族や友人や関係者のインタビューを撮ったもの。
 声はジム・クロウチ、曲風はボブ・ディラン、風貌は吉田類と長谷川きよしを合わせたよう。素晴らしくポジティブな人で、不遇な時代から現在まで質素な生活を続け、建設業の労働者として働いている姿は感動モノだ。まさに淡々と生きている、良いお手本でもある。娘たちの賞賛の言葉も心こもったものだったな。
 売れない頃の彼の姿はコーエンの「インサイド・ルーウィン・デイヴィス(2013年)」を思い出させて、また観たくなる。ちなみにタイトルの「シュガーマン」は南アフリカで反アパルトヘイトのシンボルソングになったもので、麻薬売人のことを意味する。
 この作品でアカデミー賞を獲得した監督は2年後36歳で自殺していることは後で知った。

 夕食は「ぶり(あらの比較的まともな部分)とかぶ(葉も)の炒めもの」、「レタスと油揚げの煮浸し」、「葉タマネギの白味噌ぬた」、「間引き野菜(春菊・青梗菜)と豆腐の味噌汁」、「とろろご飯」。
 今日は自粛緩和の政府に逆らって、自主的自粛(と言うより自粛って自主的なものだよな)ということで本日はNAD。
 7時には2階に上がり、コミュニティーFMのボサノヴァ番組を聴きながらベッドで読書。先週から聴き始めている番組だ。2階だとPCを立ち上げるしか方法がない。どの部屋でも使えるノートPCを配備した環境が欲しいものだな。それがあればラジオもTVがなくてもOKなんだが。

 8時ダウン。

 

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