3時半ころ、携帯の地震情報で起こされる。
いつ怒ってもおかしくない大地震だが、その個人的対策は何もできてない。大方の人たちがそうであるように「安全神話」に取り憑かれているんである。が、これは自然に対するもので「原発」に関しては安全神話で対応してはいけないと思う。稼働しなければ100%ではないにしろ、稼働時より危険度は減らすことができるからである。「安全神話」国家の「安全」は所詮神話なんである。なんせ「紀元節」なるものを信じてる国家なんだから。
朝食は「ちゃんぽん」の残りで、ようやく完食。
早朝キッチンは「大根のミルクシチュー」。バターと牛乳と小麦粉だけで作るシンプルレシピで、新聞に掲載された年末年始の暴飲暴食の胃腸を整えるというキャッチフレーズのもの。
9時前に24時間スーパーへ買い物に行き、足を伸ばして郵便局本局へ行き1円切ってを買う。
年賀状の返事を投函する。
新聞を読む。まさかと目を疑ったが、紙おむつ(幼児・成人)のリサイクルが本格化するそうである。紙おむつにはプラスチックも使われており、環境保護の為でもあるそうだが、画期的なことではある。
「水を無駄にすると寿命が縮む」なんて格言があることを初めて知った。現在でも環境保護として通じる格言である。水も何とかしないとなぁ。
坂口安吾の「日本論」は文章がクドすぎて諦めた。代わりに遠藤周作のものを読み始めた。エッセイ集で1編の長さもちょうどいい。週刊誌か何かに連載されたものだろう。今日のところは「表参道」を歩く話である。つい先日歩いたばかりなので、その当時周作さんが歩いた景色との違いがあまりに大きいので驚く。俺がデートで歩いた頃と同じなんだろう。
初めてのプリン。濃厚である。 |
昼飯。 |
ディストピアもので、全体主義国家の民衆管理の非情さ、異端者を徹底して洗脳するという恐怖を描く。
書かれた当時の共産主義やファシズムを批判する態度が鮮明で、現在広まりつつある専制政治や国家管理システムの悪用などと古さを感じさせない内容となっている。
ところで、やたらにネズミが出てくるのがきになった。最後では主人公を拷問にかける場面で、頭にカゴをかぶせ、凶暴で飢えている仕切りを設けてネズミを入れ、その仕切りを外すと脅かす。過去の記憶の中でもネズミが多く出る。主人公のネズミ嫌いを管理システムが知っておるというのも怖い。1984年はねずみ年でもある。
リチャード・バートンが狡猾な高級官僚として主人公を追い詰めるという怖い演技をしている。彼の遺作だということだ。
もう一人主人公の同僚で、太めの俳優に見覚えがあったんで調べたら、「ラブ・アクチュアリー」で、ビル・ナイ演ずる老歌手のマネージャーを演じていた俳優だった。その後「ウイスキーと二人の花嫁」でも主演している。
台所に立ちながら聴いていたラジオから「アナ雪2」のサントラが流れていたが、しっかり聴こうとすると非常に疲れる歌い方だということに気がついた。懸命さが伝わるんだが、それがきついんである。その後かかったバービー・ボーイズのアップテンポの方に癒やされたほどである。
夕食は「ハムステーキ」、「里芋(セレベスを使用)のクリームグラタン」、「卵のサラダ(たまねぎ、パプリカ、きゅうり、プロセスチーズ、コーン、レタス)」、「砂肝のアヒージョ(缶)」。
発泡酒~ワインをちびちびやりながら「鉄人28号」鑑賞。その後、三人の女優による旅行番組を観る。モロッコが良かったな。さっき聴いていたCSNの「マラケシュ急行」の舞台だ。
〆にテキーラを2杯飲んで9時過ぎダウン。
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