2019年4月14日日曜日

初メンチ

4月13日。星期六。                   108/79。63.4kg。

 早朝キッチンはぬか床の整理。火曜日に移動するのに合わせ漬け込むものが増えるので浸けてあったものをすべて取り出し、糠を追加する。で、漬け込みは明日。
 下漬けしてあった大根、1日早く天日干し。これも明日の天気が雨という予報なのと、今日がいい天気なので早めた。本漬けとなる麹床も昨日から用意してあり、これも窓の日が当たるところに移動して発酵を早めた。

 最後の大根を収穫し、しっかり皮を厚めにむいて茹で、おでんの残りに合流する。葉は茹で、「セロリの漬物」のレシピで漬ける。
 スーパーで買ったセロリは通常のセロリと違い、どちらかと言えば巨大化した「スープセロリ」といったほうが近いかもしれない。で、これも漬物にした。

 大根を収穫した畝(第7)を掘り起こし、石灰をすきこむ。かなり土が柔らかくなっており、僅かに残った根を除去しただけでふるい作業はせずに済ませた。だいぶ土が良くなってきたようだ。作る物によって土の改善の速度が変わることは知っていたが、根菜が優等生のようだ。

 9時に近くのスーパーへ買物。合挽肉(100g79円税別)と卵(10個95円税別)。

 新聞ネタ。大和ハウス、スズキと不正が続く。スズキのCMから「小さな車、大きな不正(オリジナルは未来)。
 「こどもの貧困の連鎖」。こどもの貧困率が7人に一人という統計(これも信用出来ないが)が出て、これを助けようということらしいが、これって個人の問題じゃあないんだろうか?すべてではないにしても社会のせいにして救いの手を出すということは、およそ資本主義の定義を無視した行動であり、いつから日本は社会主義になったんだろうか?
 俺の小さいころは貧乏人ばかりで、貧困率なんておよそ現在に比較ならないくらい高かったぜ。現在じゃあ貧困家庭にすらテレビはあるし、スマホがあるじゃん。なくても生きていけるものに囲まれ、その生活の維持ができないとしたら、その生活の根本の見直しから始めんのが筋とちゃう?
 「甘えん坊の貧乏人」が多すぎる。

 昼食はケイのにぃにぃの制作の「蟹玉丼」、「お吸い物」。昨日のサラダの残りのカニカマを使ったもの。うまい。

 あまりにも天気が良いので午後は庭作業。

 キウイの棚作り。今年はつるをすべて隣接する駐車場の屋根の下に強制するつもりで、ネットを張り、支えに支柱などを利用した。2時間位でほぼ完成。

 次いで、ブルーベリーのネットの構想をねってみた。今年は三本並んでいるので、昨年の2倍以上の広さ、そして内部で作業ができるように高さも1.5倍にするつもりだ。

 「ラジオマンジャック(10周年だって!)」を聴きながら夕食製作開始。

 「メンチカツ」。初めて挑戦する揚げ物である。2種のレシピから、その中庸で作ってみた。片方はキャベツを加えたものだが、俺の記憶のメンチはキャベツは加えてない。キャベツは添えるものだ。
 
 4時ころから揚げ始めるため、前回のトンカツ同様カセットコンロを使用する。低料金電気料金時間帯は5時からなんである。そのため温度調整は難しくなるが、そこは暇人にとって苦になることではない。
 レシピが両方共4人分(8個)で、俺が作ったのはその倍である。当然冷凍も視野に入れてる。

 揚げるときはケイのにぃにぃに手伝ってもらう。これが揚げ物のパターンとなりそうである。天ぷらは一人でも可能だが、パン粉衣のものは二人のほうがスムースに事が進む。

 炊きご飯に入れといたじゃがいもと人参を使い「ポテトサラダ」。新玉ねぎときゅうりが加わる。

 「刻みキャベツ」、「冷やしトマト」、「ぬか漬け大根、人参、きゅうり、パプリカ」。なんか飲み屋みたいだな。

 残った小麦粉、溶き卵、パン粉で定番のチヂミも制作。中身は刻みキャベツのみ。スパイスをふんだんに使ったもの。ガラムマサラ、クミン、パプリカ、チリ、カルダモン、セージ、ガーリック、塩。

 メンチカツがうまい。ソース、シラチャーなどを使ったが、中でも一番辛いグリーンハラペーニョホットソースが一番合うようだ。
 今後の定番になることで二人の意見が一致した。

 発泡酒~ケイのにぃにぃが買ってきたイタリア産ワイン(半額セールだった)をちびちびやりながら映画鑑賞。「ノーカントリー」。2007年ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン共同監督・脚色の堂々たる名作である。が、俺は怖いし気持ち悪いし、封印してた作品でもある。
 麻薬がらみの金を猫ばばした男の逃走とそれを追う殺人鬼。繰り広げられる凄惨な殺人場面。アメリカを暴力と血まみれな国とした小説が原作だということだ。語りと保安官を演ずるトミー・リー・ジョーンズがいい味を出しており、現代のおぞましい事件が増えていることを嘆いて胸を打つ。
 が、やはり非常に怖い作品であることには変わりなかった。ケイのにぃにぃも怖がってた。

 「ファーゴ」を更に凄惨にしたバージョンと言っていいかもしれない。兄弟監督はこの作品を持ってその名声を揺るぎないものにしたといった評価が多いが、俺はそれに対しては同意しない。
 同じ年、PTA(ポール・トーマス・アンダーソン)監督作品の「ゼアウィルビーブラッド」も観たが、これも気持ち悪い印象が強く封印している。いい作品なんだが「ノーカントリー」同様、過度な暴力場面がしんどいからだ。

 ほぼワインを2本空けて10時前にダウン。

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