4月24日。星期三。 125/91。62.2kg。
3時起床。早朝キッチンは「さらしタマネギ」、「トルティーヤ」の解凍。「カレーライス」。昼食の準備と夕食を5時前に終わらせた。
水回りの掃除と、便所用のヒーターの清掃と格納も9時前に終わらせ、9時から近所のスーパーへ買物。「鶏ささみ」の特売である。
天気が崩れるということで今日は「雨読&雨観」を決め込む。
この日読み終わったのは「もう一つの万葉集」。文章スタイルが金達寿によく似ていると思った。同じことを何度も繰り返す。自分の意見はなるべく言わないように努めていると見せかけて、本音をズバズバ出してくるのである。
このスタイルだと真実を述べているにもかかわらず、それだけ大声出されるとちょっと疑ってしまうのは仕方ないことなんだろう。
それにしても画期的(30年経って尚更)な仕事だったと思う。日本古来のものという幻想に取り憑かれている人たちにおすすめの1冊である。
午前のロードショーは「さよなら僕のマンハッタン」。2017年マーク・ウェブ監督作品。「500日のサマー」の監督である。
どうもニューヨークを舞台にしたものには小説家が出てくるものが多い。この邦題を見る限りではウッディ・アレンの作品のような印象を受ける。が、それは当たらずとも何とかで、複雑な恋愛事情が絡んだドラマであるが、そこはウッディ・アレンのような軽妙さがかけてしまってる点が惜しい。
役者もジェフ・ブリッジス(制作も兼ねている)やピアース・ブロスナンなどの芸達者を揃えてもいるんだがな.....。
原題は「a living boy in NY」。これ、サイモン&ガーファンクルの曲名じゃん。と、思ってたら劇中でかかりました。最初の方でも1曲かかったが、これは聴いたことない曲で、解散した後に再集結した時のものではないかと思う。
昨日たっぷりアート・ガーファンクルの歌を聴いた後だ。しかも品切れだったアルバムには「ハート・イン・ニューヨーク」という曲があり、これが好きなので注文したものだ。
サイモン&ガーファンクルにはNYがお似合いだ。ついでながらポール・サイモンはウッディ・アレンの映画に出演もしている。
制作タイトルにアマゾンが出た。そうか、制作にまで手を伸ばしてきたのか。
が、90分以内にまとめていることは評価しよう。
昼食は「チキンタコス」。チキンはささ身600gからスパイスが異なる2種類をケイのにぃにぃが作ったものだ。
具材はみず菜のスプラウト、トマト、パクチー、さらしタマネギ、アボカドディップ、チキンそして3種のソース。3つ食べると腹一杯になる。ドリンクはノンアルビール。
午後のロードショーは「ヒットマンズ・レクイエム」。先日間違えて「ヒットマンレクイエム」を借りてしまったが、ようやくのお目見えである。2008年マーティン・マクドナー脚本・監督作品である。俺が観たものでは「セブン・サイコパス」がある。これから観たいものでは「スリービルボード」があり、いまだに新作になってるので、旧作になるのを待っている。
殺し屋二人組と雇い主の殺し屋の三人の殺し合いのお話である。とにかく独特のムードを持っていて、登場人物の個性を描く脚本が素晴らしい。無駄な会話もいい。
最初の殺しで誤ってこどもも殺してしまい、後悔に苛まれる殺し屋初心者をコリン・ファレルがうまき演じる。この人「ウッディ・アレンの夢と犯罪」でも兄弟で殺人を犯し、後で後悔し自首するとまで言い出す気の弱い弟を演じていて、こういう役がはまっていて面白かった。その時のお兄さんを演じてたのがユアン・マクレガーだ。
この気の弱くなった相棒をかばうのが熟練の殺し屋ブレンダン・グリーソン、そして雇い主がレイフ・ファインズと役者がそろって殺しあう。
脇も個性的で実に印象に残る作品だ。原題は「ブルージェにて」。ベルギーの歴史ある観光都市で運河があり名所も多いらしが、気の弱い殺し屋は劇中「くそ」呼ばわりする。こうした脚本の作品でもロケさせるというのは心が広い国民性によるものか?
夕食は「カレーライス」。NADである。先週はサボったんで2週間ぶりとなる。
食後、ケイのにぃにぃがいれてくれた「デカフェコーヒー」を飲みながら、この日3本目となる映画鑑賞。
1997年黒沢清監督脚本作品「CURE」。ホラー・サスペンス。催眠術を使って殺人教唆することができる元精神病理学生を萩原聖人(はまり役)が演じる。認知症の妻を抱えストレスの塊でありながら平静を装う刑事を役所広司が対峙するストーリーとなっている。
「セブン」や「リング」シリーズの影響を受けているように感じる。
なくなった大杉漣、中川安奈が出ていて懐かしい。
9時半にダウン。コーヒーを飲み過ぎたようで何度か目が覚める。俺の睡眠にはカフェインの有無は関係無いようだ。
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