2018年10月1日月曜日

IHの寿命

9月30日。星期天。           計測忘れ。

 雨の降り出しが遅れているようなので朝のうちに買物を済ます。

 キッチンではネットで調べたIHクッキンヒーターの焦げ付きを落とす方法(クレンザー&アルミホイルを丸めたものでこする)でかなり落ちたが、これって金タワシでこするのとどう違うんだろう?
 説明を読むと、こする表面に対する密着度が違うんだということだ。
 買い替えも視野に入っており、交換時期は10年目当たりらしい。ここのヒーターを導入したのはいつ頃だったっけ?価格も導入当時は15万円以上しているが、現在ではビルトインタイプでも5万円からあるとのことだ。東京のマンションも一緒に替えちまおうかな。

 昼食は「ピラフ」。具材はピーマン、人参、たまねぎ、コーン(缶)、ハム、バターなど。これにインスタント「コーンスープ」。

 午後は雨が降り始めたんで映画鑑賞。1973年フランス映画、ジョゼ・ジョヴァンニ脚本・監督作品「暗黒街のふたり」。主演はジャン・ギャバン、アラン・ドロンで「地下室のメロディー」の10年後の共演である。
 模範囚として仮出所した男が、保護司の好意を受けて更生しつつあったが、ツキの無さや逮捕時の刑事の執拗ないやがらせ等で追い詰められ、結果その刑事を殺してしまい、最後はギロチンにかけられるというショッキングな話である。後味も悪い。
 ジャン・ギャバンに取っては晩年期の作品で、この2.3年後に亡くなっている。この作品でもその名演は光り、最後まで彼のナレーションは重く響く。
 アラン・ドロンはジョゼ・ジョヴァンニと直接数作組んでいるが、その大元があの「冒険者たち」である。監督はロベール・アンリコだが、原作・共同脚本がジョゼ・ジョヴァンニなんである。仕上がりに不満を持った彼は自身でリメイクしている、という有名なエピソードがある。日本での興業はロベール・アンリコ版が大ヒットし、多くの作品に影響を与えたほどだった。
 ジョゼ・ジョヴァンニ版は未見だが、かなりハードボイルドが強調されたものになっているらしい。しかもこの人の経歴を見ると、犯罪者であり死刑宣告を受け、大統領特赦で出所したということである。特赦がなけりゃ、ギロチンにかけられていたわけである。
 若き日のジェラール・ドパルデューが出てた。

 夕食は「卵と肉団子の煮物」、「ごぼうのカレー炒め煮」、「オクラと人参のツナマヨ和え」、「わかめと豆腐の味噌汁」。
 挽肉を柔らかく食べるための「ガッテン流」を使い始めてから3度めになる。一応冷蔵庫の扉にも貼っておいたが肉100gに対し水大さじ2、砂糖と塩各1gというのも覚えやすい。
 効果抜群である。ただ、塩あじが効きすぎる可能性があるので、その後の塩分を控え気味にしなければならない。
 発泡酒~オーストラリア産カベルネ・ソーヴィニヨン種ワイン~ジンをちびちびやりながら前夜に引き続き「パトレーバー2」を鑑賞。平和ぼけした日本に喝を入れようとする元国連軍(多分アンタック)に派遣されていた自衛隊幹部が率いるテロ集団が相手である。
 この考え方は後の「亡国のイージス」でも扱われている。「パトレーバー2」ではアメリカがバックに関わっているフシがあり、後者は朝鮮に利用されてしまう、という非常に危険な思想である。
 原作者、監督の押井さん色がかなり強い作品となっている。音楽がいいなあ。
9時半ダウン。

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