午後のダンス教室を終えたあと、新御茶ノ水まで出かけた。
神田明神まで、同居人とその兄を連れ立っての散歩である。初めてきたという二人だが、共通しているのは御茶ノ水の近くに、こういった広い空間があることに驚いていたことだ。
JRをはさんだ反対側は学生街、病院、楽器店などで賑わっており、さらに万世橋方面は再開発ラッシュで、神田明神を下れば、そこは秋葉原電気街である。神田明神はそんな喧騒の真ん中に立置しており、平日ならば隣にある庭園と共に、憩いの場所となる。
さすがに昨日は最近の神社ブームか、週末の観光なのか、訪れる人が多かった。神社ガールらしき女性もちらほら。
ぱらぱらと雨粒が落ちてきたので、神社前の甘味処で一休み。全員がクリームソーダで、俺だけさらに酒饅頭を注文した。皮がソフトで美味しかった。大きめなお猪口のような容器に入れてもらったお茶もうまかった。そういえばあとから入ってきた客も注文していたが、このあたりの茶屋では「甘酒」を売りにしていることを思い出した。
境内に入ってすぐ馬がいた。「神馬」なのだろう。神田明神は儲かっているらしい。神(噛み)そうである。
そこからぶらぶら「エキュート」や「ヨドバシカメラ」など寄り道しながら万世橋へ向った。途中でまた神社にぶつかった。柳森神社といい、先日行った日枝神社と同じく、江戸城の防備に一環として創建されたようである。太田道灌は神頼みの方だった?ここの狸が個性的である。
目的地は「肉の万世・本店」。東京老舗めぐりの第三回目である。ビル全部が万世であり、焼肉やステーキや階ごとにレストランの形式が違うようで、我らは3階の窓側の席で、ステーキを食べた。俺は「ヒレ」、「オードブル(生ハム・サラミ・ローストビーフ)」をビールを飲みながら堪能した。
窓からは脇を通るJR,その下の最近オープンした「エキュート」、沿って流れる神田川、電気街が見えて、なかなかいい眺めである。もうちょっと飲みたかったなぁ~。
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