2013年9月23日月曜日

ダスティンホフマンになりたくなったよ♪

 栗の甘露煮を作ったままだったのに気がつき、朝からパウンドケーキを作った。お菓子作りも料理と同じで、慣れで手際も良くなるものだと思うが、それはやはり若いうちの話であり、年食ってから始めるとなかなかそうならない。
 さつまいものケーキを作ってから2週も経っていないのに、レシピを見ながら必要なものを前もって全て目の前に広げておきながら、ベーキングパウダーを入れ忘れて焼いてしまった。しかもメレンゲも泡立たず泡食ったり、そりゃ大騒ぎだった。
 で、栗も残っていたので再度挑戦することにした。材料は完璧に混ぜ終わったが、メレンゲがまたもや泡立たない。そのまま投入したが、結果的にはどう違うのか、ふたつとも泡立たないメレンゲ、つまり卵白をそのまま入れたも同然なので、比較することも出来ない。
 それでも見た目もスポンジも、後者のほうが断然うまいと俺が分かるほど、その差は歴然としている。これでメレンゲが.....と思い、早速調べてみたら原因は多分バターではないかということが分かった。バターを混ぜた泡だて器をそのまま使い続けたのが良くなかったのである。水と油が少しでも混入すると泡立たないそうである。勉強になりました。


 お菓子作りの勉強はしたが、レポートのほうはさっぱりやる気が起きず、ネットから引っ張った関連資料をプリントアウトしただけだった。


 「新しい人生の始め方」。ダスティンホフマン主演の映画を観た。つい2.3日前にラジオでポールサイモンの「サウンドオブサイレンス」のオリジナルを聞いたばかりで、「卒業」などを思い出していたのでタイミングがあった、といったところか。
 この俳優の持ち味が充分生かされている小品。40年も容姿共にほとんど変わらない雰囲気を維持していることはまさに奇跡に近い?このどことなく少年っぽさを残しているのが、ロバートデニーロやジャックニコルスンと違うところかな。大柄なエマトンプソンを相手役に選んだのも笑えるが、舞台をロンドンにしていることでさらっとしたコメディを、という製作意図は充分達せられている。
 娘の結婚式など見るにつけ、やはり「卒業」を思い出してしまう。しかし、娘の名がエレンだったらしらけちゃっただろうなぁ。
 「ダスティンホフマンになれなかったよ」って歌があったような気がするが、たしか元恋人の結婚を阻止できなかった男の歌だったような....まぁどうでもいいか。

 昨夜のメニューは「鶏肉といんげん・にんじんのやわらか煮」、「ちくわとにんにくの芽のオイスターソース炒め」、「空心菜と春雨のスープ」。

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