2011年3月2日水曜日

寄せ鍋に肘痛(割れ鍋にとじぶた).....ちと苦しい

去年の暮れあたりに痛めた肘の痛みがひどくなり整形外科へ。
 診断結果は”上腕骨上外顆炎”。くだけた言い方すれば”テニス肘”というやつである。

 実家の庭木の剪定でのこぎりを使った作業が良くなかったことはわかっていたが、筋肉痛だとばかり思ってたのが災いした。注射を打たれシップを処方してもらい動かし方によっては痛みが出る肘を恨んでみても仕方がないとわかりつつしばらくは付き合いが継続することに観念することとなった。

1月まではプッシュアップもやってたがそれも良くなかった。

 老化も原因しているとのこと。


動けなけりゃ仕方がない、ということで読書の続きを。漱石の”彼岸過ぎまで”。実験的な作品と読んだ。組曲みたいなものにしたかったのか?三つくらいに分かれた話はそれぞれトーンも違うし交錯する筋立てが必ずしも流暢な語り口になりえていないところから失敗作ではと思う。物語も尻切れトンボであり、余韻を残すというような甘美な終わり方ではない。
 それにしても自意識過剰な人物を描かしたらやはり天才なんではないだろうか?ここまで緻密に言葉で意識下にあるものを多弁な登場人物に語らせることで描ききると読者の楽しみは別のところで見つけるほかないだろう。
 続けて部屋にあった”こころ”も何十年ぶりかで読み始めた。
この”道草”のせいでレポートのために借りたものの返却日が今日になっていることに気づきあわてて読み終え、図書館まで返却し読みきれなかったものを借りなおしたりしてたんで今日の試験勉強は棚上げになってしまった。

 今夜のメニューは”寄せ鍋”、”大根のサラダ”。寄せ鍋の素の賞味期限が今年の7月であることに気がつき寒かった今日の出番となった。仕上げはこれも次の冬まではもたない餅で〆た。

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