4月11日。 138/85。60.8kg。
朝から雨。で、1日雨となる予報。予定では午後からの弓道を休んで終日庭作業することになっていた。
そこで、録画してたまっていた映画を鑑賞することにした。
1本目は「ランブルフィッシュ」。フランシス・フォード・コッポラ作品。狭い世界観であがく青年を描いたもので、遠い昔では「乱暴者」や「理由なき反抗」などの系列の入るもの。
つきものの青臭さを消すような形を実験的な撮影で撮っているところに新味があるものの、それがかえってわかりにくくしてしまっているため成功しているとはいえない。前作の「アウトサイダー」の王が良かったような気もする。デニス・ホッパーの呑んだくれ親父が良かったな。
2本目は「ヒトラー最期の12日間」。題名からしてヒトラーに焦点を当てたものだとばかり思ってたが、これはいわゆる「ドイツの一番長い日」といった作品である。
自殺したヒトラーを遺言通りにガソリンぶっかけて燃やしている最中に砲撃の音が近づくと、我先に逃げ出す将校たちの姿がおかしかった。
ヒトラー演ずる役者(ブルーノ・ガンツ)の演技が鬼気迫ってたな。史実にかなり忠実に作ってあるそうで、2時間半の長さを感じさせなかった。
休憩と昼食。「醤油焼きそば」。コウケンテツさんのレシピによるもので、飲み屋風を目指したものだそうで、味付けはレシピより薄めにして調度良かったくらいだから、やはり飲み屋風らしい。
3本目は「ワイルド・アパッチ」。ロバート・オルドリッチ監督や主演バート・ランカスターが当時大活躍していた頃の作品だ。居留地を脱走したアパッチと追う騎兵隊の闘いを通じて、人種差別や憎しみ合いの連鎖を描いた意欲作である。間の抜けた音楽が気になったが、この当時を反映していている。
夕食は「ひつまぶし風混ぜご飯(というタイトルのなってるが、要するに豚すき丼の・ようなもの)」、「ウドのスープ」、「ぬか漬けきゅうり」、「松前漬け」。
食後、ケイのにぃにぃが作った「玉子焼き」と「スパイシーウインナ」をバゲットにマヨネーズを塗ったものの上にトッピングしたものをつまみながらスペインワインをちびちびやる。
さて、4本目はケイのにぃにぃのDVD鑑賞。「マジカルガール」。スペイン映画。これはひとことで語れないほど変わった作品で、ジャンルといえばサスペンスホラーになるんだろうか?
終盤のまとめ方?は意表を突くものだし、後味の悪さもかなりの高得点をとれるんじゃないだろうか?スペイン映画の風土としてこういうものが受けるんだろうか?この作品もそうだが「瞳の奥の秘密」も本国ではかなり受けたということである。
途中からだったが、「フォーク・クルセダーズ」の音楽分析みたいな番組を見てからダウン。加藤和彦や北山修のような才人を生み出したグループの、その音楽を分析したその内容は実に興味深いものだったな。そういえば昨日からラジオで岡林信康や荒井由実の曲をまとめて聞く機会があり、当時の曲の質の高さを再認識しているところだったのでなおさらだった。
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