2016年7月31日日曜日

土用 牛歩の日

7月30日。       141/90。61.6㎏。

 朝飯のために近所のコンビニへ行くのが、ゲストハウス利用の旅を彷彿とさせ、変化があって楽しい。牛乳とヨーグルトなどを買った。
 作ってきた「グリーンカレー」にケイが置いてってくれた「玄米ご飯」。水の量は確認したが、モードを玄米ではなく白米のままにしたままだったんで、仕上がりはパラパラになってしまったが、これがタイ米に似た感じでグリーンカレーにはぴったりという、まさに怪我の功名ってやつだ。
 これに持ち込んだ「バジル・パクチー・水菜のスプラウト」をトッピングし、サイドは「泡菜(なます)」。これに「カフェオレ」。さらに「バナナと桃のヨーグルトかけ」。贅沢なゲストハウスクラブ・ブレックファスト。

 引越しである。9時ちょっと前にM駅近くでレンタカーを借りた。

 車の積み込みは約30分ほどで終了。天気は前日と同じ雲が広がって青空。気分は最高!

 が、それからが散々だった。高速は事故渋滞で、迂回に使った環七~ルーと6(水戸街道)も大渋滞。つまり、迂回した車も相当量なもので、この日色々な事情で移動する人たちが多かったということだ。夏休みに入って二回目の週末で、観光も多いだろうが、それに伴う消費による流通の車も多いだろうし、なんてたって月末じゃん。取り立ても多ければ、逃げ回る奴の車もあるだろう?逃げる奴も渋滞でいらついてるだろうが、追いかけるほうも追いつくことができないよな。

 結局二時間かかって目的近所までやってきて、途中相談して決めたファミレスを見つけて昼食を取った。「びっくりドンキー」。テーブルは空いているのに、待たされること10分。
 が、注文した平凡なプレートはまあまあで、特にサラダが充実してたな。ごはんと味噌汁の量が多すぎるんだが、デザートでたのんだ「エスプレッソ・ソフト」が良かったんで平均点。

 到着して運び込みも30分。が、分別や段ボールから出してある程度片付けるのに1時間以上かかった。
 汗をたっぷりかいて、シャワーを浴び、庭でもシャワーを作物に浴びさせてから出発。

 で、この時、ケイのねぇねぇのところへ届ける予定だった野菜を収穫するのをすっかり忘れてしまい、いい加減時間が経ったところで思い出した。戻ることもかなわず、結局後日郵送することに計画を変更した。これについては「ルッコラ」の育ち過ぎが気になるところだが、今となっては気にかけてもどうにもなることではない。

 帰りも首都高までは順調に来たものの、そこから先が大渋滞で、降りたらそこも大渋滞。環状線はどこもかしこも丸一日渋滞なんだろうか?
 結局M駅近くまで来るのに、行きと同じくらいかかった。6時までの予約だったが、使用している車はそのあとの予約が入っていないので8時まで同料金で使えることになっていたんで助かった。

 さて、夕食である。何度行っても休みだったり貸し切りだったりしていた「とんかつ屋」へ歩いて(運動不足・しかも長時間ドライヴで腰痛だったため)いったら、7時前だというのに看板が下りてた。こことは縁がないということなんだろう。
 で、O駅近くの中華レストランまで歩くことにした。合計1時間近く歩いただろうか。

 二人が考えていたところよりかなり離れたところに、何年か前に行ったことのあるその中華レストランがあった。
 「生ビール(×3)」、「チャーシュー・メンマ・煮卵3点セット」、「ねぎ・搾菜」、「焼き餃子」、「肉みそキュウリ」。〆は紹興酒ロック。味は普通だが値段が安い。まあ、それが売りになっているのかもしれない。チェーン店の強みだな。

 そこから続けて歩いて帰宅。運動不足は解消されたはずだ。

 ウヰスキーの水割りをちびちびやりながら「アド街・伊勢志摩」を観た。伊勢志摩には4回ぐらい行ったことがあるが、そのどれも真夏で、伊勢志摩は夏のイメージしかない。どれもロングドライブだったんで、じっくり見て回ったとは言えない旅だったんで、もう一度というと、ほかに行きたいところもあるんで、もう二度と行くことはないかもしれないな。
 「命短し 旅せよ若人~♪」(「今度な...の唄」)

2016年7月30日土曜日

食欲の夏休み

7月29日。    145/91。60.2㎏。

 「死ぬというから変なんだ。先に行くといえば...」は、ある週刊誌に載っていた五木寛之さんのお言葉である。まことに言い換えればこんなにも感じが変わるものかという、いい見本....?
 この手の言葉遊びは数え上げればきりがないくらいであり、その大家といえば相田みつをさんとか、瀬戸内寂聴さんとか、これも数え上げればきりがないだろう。もっとも数え上げるほど知らないんだが。
 で、五木さんのお言葉を分析してみると、何のことはない。要するに、死ぬこと自体に恐怖を心を抱き、それから抜け出せないでいる人に対する気休めの声なんである。どんなに言葉を言い換えても人間の死は絶対である。死自体はどうということもなく、それに至るいろいろな要因や現象が自分に降りかかることに対して恐怖心を抱くものなのであり、「死は怖くないが、殺人は怖い」などというのもそれをよく表わしている。
 例えば「死に至る現象」に恐怖心を抱かなくなると、最近起こった障碍者大量殺人の犯人のようになるんだろうな。
 この日の墓参りをしながら、くそ暑い中ちょっと考えたりした。


 この日は9時半から健康診断。体重は3㎏以上減ったが、身長も約1センチ縮んだ。心電図で心臓が肥大気味であることを指摘され、高血圧がその要因と考えられるとのことだった。様子見ということになった。血液を採取しておしまい。前夜の9時から何も食べてないんで、めちゃ腹減った。

 簡単にサンドイッチと菓子パンで朝食を済ませ、墓参りに出かける。くそ暑い中ケイのにぃにぃも同行してくれた。
 前年、石を敷いたんだが、それでもやはり雑草は茂っていた。虫よけスプレー&蚊取り線香&軍手という完全武装で、草むしりを敢行した。

草むしりを終えてから、持参した除草剤(義父の遺産)をまき散らし使いきった。お隣のお墓がもう5年は放置されてるんじゃないかと思えるほど荒れていて、ドクダミがこちらまで侵略してきているので、来年もどうなってるやら。
 作業中に出てきた「ニホントカゲ」の子供がかわいい。

ここ青山から渋谷に移動し、山手線で大塚へ。昼食は駅そばの居酒屋兼業蕎麦屋で「かつ丼セット・790円」。
 カツが青椒肉絲のような切り方で、漬物がキュウリ一切れときゃべつがほんのちょっと。いかにも寂しいランチセットだった。味もよくない。

 一旦帰宅してシャワーを浴びてケイのところへ、前日出かける直前に収穫した野菜などを届けた。この荷物の中にはケイのにぃにぃが買ってきたケイの好物である「もつ煮」の冷凍したものも含まれている。先日4日間かかって食べたあのもつ煮と同じものである。
 向かう道筋、外の景色は最高だったな。この短い旅(移動はすべて旅にすることができる)に入道雲ほど似合うものはない。

 ケイのところから神田までちょうど1時間だった。ケイのにぃにぃと待ち合わせ、「東京カオマンガイ」で腹ごなしをする。
 注文したのは「カオマンガイ・小・パクチー付き・黒たれ・チキンスープ付き」と「リオ(REO)」というタイ・ビール。ケイのにぃにぃはおなじもので「パクチーなし・赤たれ」。
 黒たれは甘くて辛く、俺の好みの味だった。前回来たときは確かレモンだれにしたと思うが、黒たれのほうが断然にうまい。しかも飯の量も「小」は、飲む前の胃にちょうどいい。

 二軒目はやはり近くの「もつ焼きチェーン店」。激戦区だけにそこそこのものは食べられると思っていたが、後は好みの問題で、この店はまあまあだったな。
 注文はビールがアサヒしかないんで「ホッピー」。これに「シロ・たれ」、「煮込み豆腐(牛筋)」、「揚げ出し・茄子&オクラ」。ホッピーは中身の追加で3杯飲めた。
 やはり、外で食う時は揚げ物に限るなあ。揚げ出しの味が濃くてうまかったな。

 ほろ酔いなんでもう1軒をと思ったが、翌日が引っ越しで久しぶりの運転をさえない頭でやったんじゃ、危ないと考えて帰宅することにした。
 都電沿線で、俺が攻略できずにいた「全員座れる立ち食いソバ屋」が都電の中から営業しているのが見えたんで、次の停留所で降り、〆のそばを食った。昼間の蕎麦屋よりもうまかった。

 あまりにもよく食ったんで、シャワーの後体重を測ったら61.8㎏もあった。で、食い過ぎを反省?しながらウヰスキーの水割りを2杯飲んでからアイスクリームを食べて、ダウン。

2016年7月29日金曜日

在庫処分セール

7月28日。    137/92。60.4㎏。

 地震で目が覚めたのは日が変わったころじゃないだろうか?どちらにしてもそのあと3時ころに目が覚めたが、寝直して4時過ぎに起きた。

 PCが置いてある納戸机は幅がなくどうにも使い勝手が悪い。これはこの机が本来の机ではなく化粧台だったことによるもので、まあリユースみたいなものである。
 で、今回の東京からの荷物運びは実質引越しみたいになり、机も運んでくることになっている。入れ替えのために準備をおこなった。もともと物を少なくするよう心掛けているので、やるべきことは大げさに聞こえて実際はあっという間に済んでしまう。
 寝室のベッド移動もあっという間である。寝室には床に二組の布団を敷き、俺とケイのねぇねぇのご長男が寝ることになる。ベッドの上は、片づけが終わるまで、東京からの荷物の置き場になるだろう。

 さて、東京で4泊するので冷蔵庫の整理をしなければならない。早くから調整してきたのにもかかわらず、もらい物があったり、ケイのにぃにぃのリクエストなどがあり、在庫消化には時間がかかった。4時に起きて7時までの深夜電力料金時間帯に終わらすことができないくらいだった。

 「スープセロリのきんぴら」、「空心菜の葉柄と人参の皮のきんぴら」。べえ茄子で即興的に「グリーンカレー」を作って東京に持って行って昼飯にするつもり。べえ茄子の残りを「ぬか漬け」。義母の夕飯用に「ピーマンと茄子のみそしぎ」、「空心菜の味噌汁」。作りながら朝飯。

 買い物を済ませてから9時ころに再開。

 「さつまいもの葉柄のしょうゆ漬け」、「エゴマのしょうゆ漬け(韓国名・ケンニプ)」。ケンニプがケイのにぃにぃに大受けしたんで、紫蘇でも作ったところ、このしょうゆだれはやはりエゴマには合うが紫蘇はいまいちだったようである。で、今回エゴマは増量して前回の倍になる100枚分を漬けた。さらに茹でたさつまいもの葉柄でも作ってみることにした。前回のケンニプの残り汁に漬けてみたところいけそうだったので。

 「バジルペースト」。とにかくバジルの勢いがすごくて、消費が間に合わない。これはルッコラや空心菜についても言えることで、加工できるバジルはまだましである。
 今回は200g摘んで、ケイとケイのねぇねぇのところへ届けようと考えている。千円で買ったフードプロセッサーがかなり熱を出してうなっている。過酷な労働だったろうな。

 昼食は「ガーリックトースト・茄子ペーストのせ」、「ルッコラ・トマト・キュウリのヨーグルトサラダ」、前日の茄子のキムチの失敗作に手を加えてよみがえらせた「麻婆茄子&豆腐」。
 これでほぼ冷蔵庫の整理が終わった。残ったのは「トマト」2個のみである。

 この日は予報がはずれ、朝から日差しが強く、来月までできないとあきらめていた梅干しを終わらすことができた。前日が半日しか干すことができなかったんで、残りを2時近くまで行うことができた。これで、東京から戻ったらいよいよs仕上げの「本漬け」だ。漬け瓶は今回の引っ越しで運んでくるものである。

 
 ほぼ1か月ぶりの東京。半ばでケイが泊まってくれたんでメールボックスが破裂することはなかった。それにしても多いのがポスティングだ。ほとんどがそれで、そのほとんどが裏をメモ用紙としても使えない代物である。
 到着して、かなり強い空腹感を感じたら、ケイが置いてってくれた「チキンラーメン」があったんで感謝しつつ、久しぶりのジャンキーフードを満喫した。

 夕食は、ケイのにぃにぃと外食となった。東京は基本、外食なんだが、これも財布が風邪を引いてない場合に限る。
 M駅近くの大衆割烹「B」。ここは前々回に3軒はしごをしたときに最後に入った店である。前回は週末であったこともありカウンターの端っこしか空いてなかったが、今回は掘りごたつ式の4人席だった。
 サッポロ生ビール~サッポロラガー瓶~富山の地酒2種。これに「しめ鯖」、「かんぱちの刺身」、「揚げ出し豆腐」、「ポテトサラダ」、「アナゴの天ぷら」。仕事が早く、そしてうまい。仲居さんの動きにも無駄がなく、あっさりしてて俺にはちょうどいい。

 帰り道コンビニに寄ってワインとウイスキーを買ったが、それには手を付けず、ケイが残していった「沖縄産ビール」を飲んでダウン。

 

2016年7月28日木曜日

外道

7月27日。     129/86。60.6kg。

 
午前中に第8の(2-2)畝が完成した。手前の2-1に比べかなり土の量が多く、これは既成の畝の土の足りない部分に当てたりしてかなり減らしたところで運営を開始する予定だ。
 午後には石灰もすき込み、来週の元肥のすき込みまでは済ませておき、いつでも転用できるようにしておくことにした。
 
昼食は「空芯菜と魚肉ソーセージと豆腐のチャンプルー」。あまりうまいものじゃなかったな。この組み合わせの場合味付けを変えた方がいい。俺はこの他にレッドカレーの残りにバジルをたっぷりのせて食べた。ケイのにぃにぃは「紫蘇の醤油漬け」とキムチを丼風にしてた。

 午後も庭作業。エゴマの葉(100枚)・空芯菜・スープセロリを収穫し、ケイのにぃにぃにはさつまいもの葉柄を収穫してもらった。
 昨日仕掛けて失敗に終わった「ゴキブリホイホイによるムクドリ捕獲作戦」のゴキブリホイホイにすずめが引っかかってしまった。手袋して噛みつかれながらも強引にひっぱがしてやったところ、骨が折れた様子もなくヤブの中に滑りこむように逃げていった。
 飛べなければ周囲は猫や鳥などの敵だらけであり、いずれそいつらの餌食になるだろうが、それも仕方ないと思い、いっその事殺してしまうことも考えたがそのまま放置してやった。

 それにしても、以前(20年以上前)に義父がやはり外に仕掛けたゴキブリホイホイにカナヘビがかかってしまったのを目撃したケイのにぃにぃの話からも、次回は仕掛けを変えよう。

 3時のおやつは「ハニートースト・バニラアイスのせ」。うまい!とうとう作って食べたぞ。

 夕食は「さば(缶)の麻婆風・えのき&空芯菜」、「なめこの卵スープ」、「さつまいもの葉柄のナムル」、「茄子のキムチ風」、「ぬか漬けきゅうり」。

 食後、ミント酒の水割りをちびちびやりながらTV親父。「ためしてガッテン・オクラ編」。ネバネバ食品はダイエットや糖質制限食にもなるということなので食べねば。
 さて、TVが終わってダウンしにいこうとしたら、ケイのにぃにぃが窓近くで蝉を発見。なんか勘違いした蝉が孵化する場所を探しにふらふら明かりがあるところを目指してやってきたようである。
こいつを産んだ親の記憶の遺伝子がこいつのわずかでも受け継いでいるとしたら、あまりにも変わってしまった環境に戸惑ってこんな行為をしたんじゃないだろうか?なんて考えたりするんだが、実際はどうなんだろう?
庭では毎日、何かが起こる毎日である。詳細を書けば「園芸日記」になるところだろうが、つい忘れてしまうことが多い。


2016年7月27日水曜日

ゴミ置き場の夜と塵

7月26日。          137/92。60.8kg。

 この地区のゴミ当番という役目が回ってきた。で、起きてからすぐにゴミ置き場に行ってみた。この時間ですでに生ゴミが入った袋が4つ出ていて、全部ではないかもしれないが前日からだしてあるものだろう。その内の2袋が荒らされていた。カラスが出回るような時間帯ではないのでおそらく猫であり、その猫もだいたい特定できている。庭に糞しに来るやつで、先日は肥料や薬剤を収納している倉庫を襲われ、鶏糞や骨粉を食い散らかしたやつである。
 
 ゴミ当番の仕事は、猫や鳥に荒らされないように、ネットをかけたり、収集車がきたあとの掃除である。ネットは前夜からやっておくべきなんじゃないだろうか?深夜に出されたら、猫の被害は免れないんだから。この辺りではどういう取り組みをしてるのか皆目見当もつかないんだが。

 その後、ケイのにぃにぃにきいた「蝉の孵化」を探しに懐中電灯を頼りに庭に出てみた。 蚊が多いのに閉口した。猛烈なアタックが延々と続く。
残念ながら、すでに脱皮しちゃった後だった。この高さだとムクドリのいい標的になるだろうと思ってイラガ、案の定、この後夜が明けてから捕獲されちゃったようだ。その辺りでの騒動が聞こえた。

 早朝食堂はいただきものの米茄子を使って2品。
約600g。普通の茄子の6本分である。で、半分にして「茄子ペースト」と「焼きナス」を作った。どちらも切込みを入れて魚焼きグリルで焼いてから作業に入るんだが、実は「焼きナス」を苦手にしていたので今回それを払拭する狙いもあってのことだ。
 焼いたあと茄子を水につけるんじゃなくて、手に水をつけながら皮をむくと意外にも作業はあっという間に済んだ。 これで苦手意識も一瞬で吹っ飛んだ。ペーストは後日ガーリックトーストで、焼きナスは味噌ダレを作ってこの日の昼食で食べる予定。

 朝食は「フレンチトースト」他。いつものタマネギサラダに久しぶりに大きくなってきたパクチーを使った。匂いが強く、家のパクチーが切れてる時でもスーパーで買う気がしなくなったほどである。
もうすぐ本格的に毎日食べられるようになる。楽しみである。

 午前中は第8の畝のふるい作業を始めた途端雨が降ってきたんで中止。プチトマトや空芯菜を収穫してから退散した。
いままでで一番の収穫量である。その場で食べたが甘くてうまいもんである。
退散前にさつまいも畑のあぜに仕掛けたムクドリ捕獲の罠を確認したら、しっかり死穢は食べられていた。これで死穢も食べることがわかったんで、次回はネズミ捕りを仕掛けるつもりだ。ちなみに今回は「ゴキブリホイホイ」。

 で、暇になったんでDVD鑑賞。大島渚共同脚本・監督作品。「日本の夜と霧」。安保闘争を主題に、建前一辺倒の組織と過激な革命を目指す学生、日和見になりつつある社会人となった運動家などが繰り広げる、互いを糾弾しあう討論劇である。思ったほど青臭さを感じさせないところは、この作品が50年以上たっても色褪せない主題を持っているからだと思う。これが「わが青春に悔なし」風にセンチメンタリズムが紛れ込んでいたらどうなってるか。しんどい作品だが、大島さんのパワーが重い。公開後4日で上映打ち切りになったいわくつきの作品でもある。俺としては傑作「儀式」の前座として位置させた。

昼食は残り物整理で「もつ煮」。「焼きナス」、「にゅうめん」。

 午後はやっとこさ「弓道」。雨が降ったら休むつもりだったが、出かけるときにはもう降ることがなさそうな天気だった。もっとも帰りは降られた。
 この日はまとまらなかったな。R先輩のアドバイスで妻手の力を抜いたところ、少しの間調子が良くなったが、しばらくすると元に戻った。で、最後の射の時に妻手が下がり気味になっていることがわかり、正したところ最後の1本は思ったとおりに飛び、当たった。次に繋げたいところだ。
  暑気払いの飲み会や合宿があることを知り、どちらも予定が入ってなかったんで参加することにした。めっきり減った飲み会、楽しみである。

 夕食は「あんかけ豆腐ハンバーグ」、「長芋・イカの塩辛入り納豆」、「大根の皮の味噌汁」、「キャベツの甘酢漬け」、「しいたけの照り焼き」、「ぬか漬けきゅうり」。

 食後、ミント酒の水割りをちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウスオブカード・シーズン3の最終巻」。「日本の夜と霧」と好対象の権力を握るものたちの陰謀と策略のお話で、実際現在アメリカで行われている大統領選のお祭り騒ぎと併せてみると面白い。来月初めにシーズン4がレンタル開始するとのこと。しばらくTVが忙しくなりそうだ。






2016年7月26日火曜日

シロアリ貯金

7月25日。      126/83。 60.4kg。

 第8の畝のふるい作業を9時半から、ケイのにぃにぃに声をかけられた12時までしっかりおこなったが、この日で終了にはならなかった。雨さえ降らなければ26日には完成か?
 作業しているすぐそばにあるキウイの気にとまって鳴き始めた蝉を一発で仕留めた。俺の直ぐ側でいらいらさせるとこういう運命をたどるということを仲間にも伝えさせたいところだが、絶命してた。

 昼食は早朝のうちに作っておいた「レッドカレー」。業務スーパーで買っておいた70g入のペーストを使用した。ちょうど4人分位なのでちょうどいい量だ。グリーンペーストも使いきるまでに賞味期限を5年以上を過ぎてしまうんで、次回からはグリーンペーストもこのシリーズにしよう。マッサマンやイエローもあり、タイ料理ブームを反映してるな。
  野菜はなすとパプリカ(赤・黄)で、豚の挽肉が50g余っていたんでそれも加えた。トッピングはたっぷりのバジル。このペーストは塩分が多いんで、ナンプラーは控えめにした方がいいな。

 午後は建築やがシロアリ業者を連れてきて、床下の点検と、5年で保証の切れる「シロアリ予防処理」 が7年たっているんで、その更新と作業日程などの打ち合わせがあった。
 約80平米あるこの家は何かと金がかかる。今回約18万円。消毒すると5年から7年は持つんだそうで、契約が切れて2年過ぎが限度なんだそうだ。と、なると、7年分で18万円を一月換算で2千円ちょっとになる。
 これがマンションなら、修繕積立金で、毎月口座から自動引落になっているわけで、こうした一戸建て住民のショックはある程度軽減されているということになる。どちらも「住む」ということは金がかかり、生涯支払額の差を取り上げた記事をよく目にするが、結局のところ突発的なことなどを考慮にいれるならばどんぐりの背比べといったところのようだ。

 胃カメラで見るように、業者の撮った写真をTVにつないで見たところ、この内の床下は意外にもかなりきれいなものだった。25年でこれなら、50年は軽く行けそうである。が、1箇所、洗面所についている出入りが可能なドアの下が、多分結露が原因で出来たシミが木材についているということである。で、これは空気の入れ替え、風を通すことをまめにしていればかなり改善するとのことだ。
 マンションと違い密閉度が緩いんで、窓の開け閉めだけで容易に効果を出せるのはありがたいが、それにしてもマンションの積立金などを参考にして、これから先、この一戸建てにいくら位かかるかという予想金額ぐらいは算出しておいたほうが良さそうである。やれやれ。

 夕食は「キャベツとひき肉の重ね煮」。要するにロールキャベツのようなものだが、手順を間違えて、種に調味料をすべて混ぜてしまい、いざスープの段になってそれに気づくというおそまつさんを演じてしまった。結果的には種の味がしっかりついていて美味しい(ケイのにぃにぃ談)との事だったんで事なきを得たが、まあこうしたミスがちょくちょくあることも事実であり、もうちょっと注意深くレシピを読むよう心がけたいものである。
 「ルッコラ・きゅうり・トマトのマヨサラダ」、「さつまいもの葉柄のきんぴら」、「ぬか漬けきゅうり」、「えのき・ベーコン・空芯菜のスープ」。これらを「オリオンビール」~「サッポロラガー」で。沖縄~北海道ひとっ飛び。
 
 食後、ラジオを聴きながら、ミント酒の水割りをちびちびやってたら、すごい眠気に襲われたんで、そのままダウン。8時半。

 

2016年7月25日月曜日

うめず おかず

7月24日。        114/70。60.0kg。

朝食にニューフェイス登場。先日スウェーデンの家具屋チェーンで買った「リンゴンベリージャム」である。クランベリーの仲間で、その店のレストランで知ったもので、味もクランベリーに似てうまい。
 これをいつものようにプレーンヨーグルトにかけて食べる。ちょうど梅ジャムを半分消費したところでの中休みといったところか。
 一緒に買った「エルダーフラワーシロップ」は豆乳に加えて、飲むヨーグルト状にしている。

 



昨日のブログに載せる予定だった写真である。これだけ抜け殻がありながら、外で鳴いている個体は思ったよりも少ないのは、脱皮したての個体を狙ってムクドリが食料にしている疑いがある。あぜでの騒ぎも目撃している。

 この日は第8の畝のふるい作業。相変わらずハサミムシの幼虫、成虫がかなりに数出てきた。餌やり場にはスズメがすっかり寄り付かなくなったんで、ハサミムシの幼虫のような小さいものはその場でちぎってありの餌にしている。
虫に続き、これらは面倒な草たちである。根の先端が細く、しかも長いものが多く、うまく抜かないとすぐ後から生えてくる。右端がススキで一番の難敵である。その左が、俺が最も嫌う「ヤブカラシ」で、よそのうちの庭に生えたりしているのを見るだけでも気分が悪くなる。色も形も嫌いだ。その上性格?も実にやなやつで、例えばさつまいも畑では外から見えないように歩伏して成長し、しっかりさつまいもに弦を巻きつけている。成長もおどろくほど早い。こいつを駆逐するのを「短期的生きがい」にしているくらいである。
 
今年はこちらで作ることになった梅干しの日干し1日目である。天候不順が続くようなんで完成は8月にずれ込みそうである。最低3日間の日干しが必要。ここ、3年使っているレシピに書いてある。
 で、気がついたんだが、このレシピは前日TV で観たばかりの土井善晴さんによるものだった。 この段階で梅酢がワイン瓶で約3本採れた。おかずのバリエーションが増えるということだ。

 昼食は「焼きそば」。味付けはケイのにぃにぃによるもので「醤油バター味」。

 午後は買い物。本屋BO~ホームセンター~100円ショップ~スーパー。 本屋で杉浦日向子さん、椎名誠さん、小沢昭一さん、太田和彦さん(編のみ)などを買った。久しぶりの書籍への出費で千円ちょっと使った。年内不自由なく暮らせそうである。

 途中でソフトクリームをどうしても食べたいという「自称ソフトクリーム難民」のケイのにぃにぃのためと、腹減らした自分のために「コーシー牧場」なる店に入った。牧場で採れた牛乳をふんだんに使っているというのが売りにしているようで、確かに単品で350円するソフトクリームは近所ではないものである。ちょうどお昼を過ぎたところで、日曜日なんで遅いお昼をとる客でほぼ満席だった。
 俺は3枚切りくらいの厚さがあるトーストにソフトクリームを乗せ、ミックスベリーをトッピングしたもので、トーストにもはちみつが塗られていて、とても甘くてうまいものだった。家でもやってみたかったんだよな。持っているレシピは普通のバニラアイスなんだけど、こういったたぐいのものは「かもめのレストラン」で知ったが、デニッシュにソフトクリームをのせたものを初めて食った時の感動は忘れない。
 最近、しょっちゅう食べたくなる食べ物で「フレンチトースト」と並ぶものである。

 夕食は「いんげんとさつまいも葉柄の麻婆春雨」、「既成品の点心・にらまん・肉まん」、「梅おぼろスープ」、「ぬか漬けきゅうり」。
 食後、この日完成したミント酒のソーダ割りをちびちびやりながらTV親父。

この日収穫したものである。スープセロリ、空芯菜、ルッコラ、みょうが。で、空芯菜は横にはみ出てかなり育っちまっていたものを刈ったものだ、太くて硬い芯はどうやら食べられそうにもない。ちょっと2つに割ってみたら、ちょうど竹のような構造になっていた。
 ミント酒は1周間で完成。かなり濃い色が出ており、千mlのホワイトリカーと氷砂糖で作った完成品はワインの空き瓶で1本半になった。
 癖が強いが、ソーダで割るとほんのりした甘みで結構いける。しばらくはこれで楽しめそうである。

 「鉄腕ダッシュ」~「あてな夜・肝料理編」~「太田さんの旅番組・松山編」。 旅に出てうまいものを食う。これも贅沢な過ごし方のひとつだよな、とつくづく思う。9月の旅行計画が中断したままになってるんで、あらためて練りなおしすることにした。
 「熱海~大島を泳がずに渡ろう」と「福岡は博多をじっくり満喫」の二本立て。そして宝くじが当たったら沖縄を追加しよう。

 



2016年7月24日日曜日

1日目の蝉

7月23日。          111/76。60.8kg。

 ムクドリの被害が増えてきた。とにかく個体の数が最近目立って増えてきている。早朝の道路は奴らの遊歩道と化し、ジョギングへたり老人たちが牛耳る頃までは奴らの独占である。
 必ず得られるものがあってこの庭に襲来するわけで、どうやら蝉と果実であるらしい。さつまいも畑や他のあぜ道でも蝉の羽根が見られる。そして柿やブルーベリーやプチトマトなど、くちばしで突かれたり、落とされたりしている。わずかに実った今年のブルーベリーは数えられる程度なんで被害にあったことはすぐに分かった。
 この日は山椒にたかっていたアゲハの幼虫を捕殺。親であるアゲハもほうきで撃破。

 蝉はよくわからない生物だが、ケイのにぃにぃがうるさいというので一応殺すことにしている。この日はさつまいも畑のあぜで2匹、その他の場所で2匹と合計4匹を捕殺した。
 庭で見る抜け殻の数はかなりになり、とても駆逐することは叶わないが、地道に数を減らすようにしよう。この地道な努力は現在挑んでいる、ススキ・どくだみ・シロツメクサ駆逐戦と通じるものがある。暇人だからこそできる。
 この日の捕殺数が多かったんで写真をとってアップしようとしたらPC が駄々こねちまった。昆虫愛好団体からクレームがつきそうな殺し方だからのせないほうがいいかもしれない。


 第8の畝のふるい作業を再開。梅雨が明けるまでに完成したいところだが、なんせ最近梅雨らしい天気が続いたもんで遅々として進まない。
 今週ふらない日が二日あれば終了しそうなんだがな。


 昼食は「もつ煮定食」。


 午後は中国語教室。この日は先生からの質問に答える授業。と言っても質問は「先週何した?」で、全員同じなんであとになる人は準備ができるんで有利である、と今まで考えてきたが、そうではなくとっさに答えるのが勉強になると考えるようになったのはちょっと進歩ではないかい?
 で、俺は6人中5番目になってしまった。俺は前日の洗濯機の修理を話した。そこから話が膨らみ、ホームセンターの正しい訳し方や排水口やホースの違いなど、さらに相手(店員)が中国人だった場合を想定した時の単語の使い方まで教わった。

 いやあ~文化の違いをこういう形で教わるのは非常に面白い。
 休憩時間、先週上海に行ってきたというBさんからお菓子をいただきその場で食べた。「花生松酥」。ピーナッツと松の実のおこし風のビスケットのような中国ではポピュラーなお菓子だ。俺が好きなものだが、食べてる最中下の入れ歯が外れちまい、慌ててトイレに駆け込んだ。やれやれ。人前で食べるものに注意を払わにゃならんとは、な。

 途中から代表者によるおしゃべりで中断され、話が9月の「餃子作り教室」に飛び、そのままあと一人残して授業終了。

 夕食は「キャベツのボルシチ風」、「冷奴のアボカドソース」、「タマネギとアミのサラダ」、「空芯菜の葉柄のオイスターソース炒め」、「ぬか漬けきゅうり」。

 食後ワインをちびちびやりながらTV親父。

「ワインを巡る旅・ブルゴーニュ」~「ちょい住み」~「アド街」。
「ちょい住み」は国営放送の新しい企画らしく、今回は若手俳優と料理屋さんである土井善晴さんがキューバの1週間レンタルマンションで暮らすというものであり、非常に面白い番組だった。
 土井さんはいくつかの番組で、とても料理を楽しむ技を心得てる方であり、関西弁を許せる何人かの一人である。
 番組で紹介されたものやネットで拾ったレシピの中に幾つか彼のものがある。俺が言うのもなんだがセンスがいいね。
 この番組内で若い俳優が飲んでた170円のモヒートが美味そうだったな。
 
 アド街あたりから記憶が薄れてきて、終了後即ダウン。

 

2016年7月23日土曜日

洗濯機は俺に任せろ 2

7月22日。   61.2kg。121/83。

 現在住んでいる一戸建ての建物は平成3年築なんで25年経っている。ちょっとしたバリアフリー化を含むリフォームをしてからも5年以上経った。
 で、やはりあちこち壊れてくる。先日はお隣で作業していたリフォーム業者から屋根のひさしの裏側の木製の部分の5~10年先のリフォームを視野に入れとくようアドバイスされたばかりだ。ここが問題なんである。マンションならば業者の点検で正確な修理や補修時期を提案してくれるからいいものの、自宅はこうして指摘されない限りは意識にも置かないだろうし、例えば雨漏りして初めて修理を依頼するようになるんである。が、例に上げた雨漏りの場合、かなりの修理補修代がかかると覚悟したほうが良いほど 状況が悪くなっているんである。しかもマンションのように積立金なんかありゃしないのが現状じゃないだろうか?
 つまり一戸建てに住むについては相当の自主管理能力を必要とされることになる。

 これが建築について詳しく、日曜大工も当たり前のようにこなすような方であれば、自然とそういう能力が備わっていそうだから、俺のようにことにあたってパニクることはないんだろうな。
 で、今からなるべく修理などはなるべく自分で行うようにしているケイのにぃにぃにならって、俺もそう努めてそうするようにした。

 今回は洗濯機のホースの劣化による漏水である。前日洗濯機の下の床が水浸しになっていたんで、調べたらホースに亀裂が見つかった。で、応急処置でケイのにぃにぃが風呂の蓋を直した実績のあるテープで補修して様子を見ることになった。
 が、この日の朝、ホースのその部分の下に雑巾をあて、洗濯した結果、水漏れが確認されたんで、急遽ホームセンターに行って、交換部品を買ってきて修理を終えた。ついでに長年掃除しなかった洗濯機の周囲も掃除した。

 今回も情報はすべてネット検索で得た。ホースに関する知識もそれで得たもので、例えばホースの口径は全メーカー共通であること、中には取り外しが効かないものもあること、テープで修理する場合それ専用があること、専門業者に依頼すると1万円を下ることはないということなどなど。
 ホームセンターには1種類しかなく、それには「パナソニック専用」と記載されていたり、延長ホースは数種類置いてあるが、それは交換用の代用にはならなかったり、洗面所や台所のホースのほうが種類が多かったり と、見る目も変わって面白いな。払った代金は800円ちょっと。

 近所の近く閉店するスーパーの出すピンクレシートの合計が2万1千円になったんで商品券と交換しに行った。これで1000円ゲット。財布に中身がほとんどなくなっているんで助かる。日曜日までにこの商品券と数百円でやりくりしなきゃならない。で、この日は買い物なし。
 ネットで広告をチェックしてるんで、土曜日の特売品を残りの金で買う計画がすでにたっているからである。

 昼食は「エゴマ漬け・釜玉うどん」。茹でたてうどんに卵の黄身をからめた上にエゴマの醤油漬けをのせ、さらに万能ねぎをのせたものであり、ケイのにぃにぃの発案。エゴマは刻んだほうが美味しくなるだろうということがわかった。さらに同じ漬け汁で紫蘇でも作ることになった。
 食後「レッドキドニービーンズのぜんざい」。

 午後はプール。子供用のレーンが設けられることによって、往復コースが狭くなり、人数も多いことから、俺のように中途半端に遅い者にとっては 実に泳ぎにくいことになった。つまり俺よりも遅い者が前にいるとまるっきり泳げなくなっちまうんである。つまり素早く抜けば済むことなんだが、それほど速く泳げない上に、抜いたとしてもそれに費やした体力はそう簡単に回復しないばかりか、抜ききったところで息が切れちゃうんじゃないかという不安もある。しかも、反対から泳いでくるひととの衝突の危険性も様子を見ながら回避しなけりゃならない。
 それでも3回ほどうまく抜くことが出来たが、そこまで。と、思ってたら、その遅い人が上がったんで、続行し1時間を泳ぎ切った。
 で、考えたが、月に2千円ちょっと引き落としで払っている利用料はもったいないが、夏休み中は市内の運動公園の50mプールへ通うほうがいいかもしれない。あちらのほうがストレスが少ないからだ。


 夕食は「卵とキャベツのふわふわ焼き」、「とろろ入り納豆」、「人参とちくわのゴマ味噌炒め」、「冷や汁風」、「大根の糠漬け」。
 食後、もつの煮込みと柿ピーをつまみながら燗酒。ちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウスオブカード」の5巻目。
 もうちょっと飲みたかったんで2本目をちびちびやりながら「金スマ」なるバラエティー番組を初めて観た。大橋巨泉さんの追悼番組で、2年前に再現した「クイズダービー」をそれに出演した俳優さんたちのコメントを交えながら思い出話をするというもの。
 2年前のその番組ももちろん未見だし、あとで知ったことだが大橋さんはがんの治療中での出演であり、その同じ年には先になくなった永さんや多くの有名人を招いて「生前葬(本人談)」めいたパーティーを催したそうだ。
 覚悟を決めていた大橋さんの死生観に触れると、やはり尊敬するに値する人物だったんだなと思う。もちろん自分が持っているものと近いものがあるから共鳴するんであって、真似をするつもりはないが、今の路線(なんてものがあったかどうか?)を変えることなく柔らかく生きてゆくことを再確認しながら10時まで飲んでダウン。

 今日のタイトルは多分だいぶ前にも使ったことのある、マイナー映画の題名から借用したものである。あっ、映画には”2”、つまり続編は作られていない。

 

 
 
 
 

2016年7月22日金曜日

雨は見飽きたかい? CCR?

7月21日。        137/87。60.4kg。

 朝飯用の果物不足のためマンゴー缶を空けた。りんごが高くなってきているのでバナナだけでは量的に足りないが、そもそも1年中りんごが食べられること自体不自然なんだが、それでも1個100円ちょっとが支出限度額だよな~。

 前夜、ほとんど飲まなかったんで3時には起床。早速「もつ煮」の制作。

 買ってきたもつ煮のスープがだいぶ残っており、しかも濃厚なものなので、新たにもつと野菜を煮込んで合体させようと考えたんである。1kgのもつを水量を半分以下にして煮込み、大根・ごぼう・人参・こんにゃくを加えて合計2時間近く煮込 んだものをスープの中に投入し、煮込んだ汁は追加用にとっておいた。味はそれでもまだしっかりしているんで、何回か火を入れるたびに水量が不足することは間違いない。そこに水を加えたんでは味が薄まっちまうからな。

 朝食後のお茶は「カモミール&オレガノ」。

 朝から雨なんでレンタルビデオ店に行って、じっくりCDのコーナーで「東京事変」8枚と椎名林檎の残りの1枚を借りた。10枚まで1000円なんで、10枚目ということで「テン」がつくものがいいかなと思い「テレサ・テン」ではなく、「テン・プテーションズ」を借りた。久しぶりにあの「マイガール」のイントロが聞きたくなったからである。
 
 帰宅後、中国語のリスニング。ちょっと長くなると、もう全部が聞き取れない。やれやれ。

 昼食はもちろん「もつ煮込み定食」で、漬物は「しば漬け」、「野沢菜」。味噌汁はインスタント「しじみ汁」。

 午後は映画鑑賞。「カンバセーション/盗聴」。フランシス・フォード・コッポラ脚本・監督作品。殺人計画があることを盗聴した「盗聴請負屋」が、それに首を突っ込んだがために、自分が盗聴される側になってしまうという、極上のサスペンス・スリラー。
 今回二度目の鑑賞になるが、細かいシチュエーションなんかにも気を付けて観たんで、この作品の良さを再確認したな。
 「死は怖くない。怖いのは殺人(殺されること)だ」。一度死にはぐり、それ以来他人に心を開くことのなかった主人公の、殺されると思われる(実際は殺す方になる)女性に向かって、夢の中で訴えるシーンは、唯一彼がこころを開く場面として印象に強く残る。駆け出しのハリソン・フォードが生意気な役にピッタリ。主人公が殺しを命ずるもの(実際は殺されちゃう)と考えていた、盗聴依頼人の社長役が、クレジットタイトルにのらなかったロバート・デュヴァル。ちょい役もすごい。が、なんといってもジーン・ハックマンだなあ。

 二本目はトニー・ギルロイ脚本・監督作品。「デュプリシティ」。日用品製造大手の熾烈な新製品の情報戦に巻き込まれる雇われ元スパイ(男女)のラブロマンスがらみのサスペンスコメディ、といったところか。 フラッシュバックの多用、しかもその時間が順列ではない脚本とマルチスクリーンの多用で、スタイリッシュさを意識しすぎた感のある、どうにも締まらない作品になっている。
 「フィクサー」とはずいぶんと趣が違うんで、ちょっとがっかり。 クライブ・オーウェンはミスキャスト。ジュリア・ロバーツは「ザ・メキシカン」でもしまらない映画にでてしてしまった過去があり、ロマンスが入るとしまらなくなる傾向があるようだ。

 この日はNAD。
夕食は「豚肉といんげんのみそ豆板醤炒め」、「青梗菜とさば水煮缶の中華炒め」、「トマトとチャーシューのピリ辛和え」、「豆腐と人参と青梗菜の中華スープ」。
 食後に「龍井茶」でお開き。ベッドで文庫本を開いて10分でダウン。7時半ころか?

2016年7月21日木曜日

巨船沈没、といってもタイタニックではない

7月20日。    134/86。61.4kg。

 やはり、前夜の食べ過ぎがすぐに数値になってあらわれる。 もつ煮2人前をだらだら食っていたのがよくなかったようである。

 早朝クッキングは若干重たくなった身体を軽快に動かして3品を制作。

 「バジルペースト」。バジルの葉100gを基本にしたレシピで、今回2回め。今の成長ぶりだとあと3回いやもっと作れそうだな。作ったらケイやケイのねぇねぇのところに送りつけるしかないか。

 「パプリカのピクルス」。買いすぎてしまったパプリカ。カレーを作った残りの中から、黄色と赤と緑を2分の1づつ残して、すべて茹でた後きゅうりのピクルスの中に加えた。新たにピクルス液を作るつもりだったんだが、きゅうりが使っていたそれは酸味がきつくて、それを弱めるためにもちょうどいいと思って手抜きをしたわけである。

 「ケンニプ(エゴマの醤油漬け・韓国料理)」。このところ一気に大きくなったエゴマ、間引きするタイミングを外してしまい、とりあえず大量消費して影になっていた小さな苗に日を当てることにした。
 以前、買って作ったことのあるもので、どこかにレシピがあるはずなんだが見つからず、ネットで検索したもので作ることにした。

 庭でひどい目にあって撤収した青梗菜について調べたところ、やたら虫が好きな野菜であることがわかった。その害虫の面々を上げると、まず今回の撤収の要因になった「キスジノミハシ」。ネッチ上でもこいつに悩まされている人が多いのに驚く。 農薬を使わないひとばかりだから仕方ないが、使っている人たちでも効果が絶対のものではないだけにやはり頭痛の種になっているらしい。

が、10月以降になるとその姿が見られなくなるようであり、次回栽培するのは10月以降となろう。

 続いての害虫は「ヨトウムシ」、「ナメクジ」、「アブラムシ」、「カタツムリ」、「アオムシ」などである。
とにかく、青梗菜は畑の野菜の中でもトップアイドルらしい。
 さて、青梗菜亡き後、キスジノミハシはおとなりのルッコラにたかっているところを発見。早急にルッコラも撤収ということになりそうだ、。米粒の10分の一くらいの彼奴らの食欲のパワーはおどろくべきものがあり、ザク1機で艦隊を全滅させた「赤い彗星」並なんである。

 昼食は「焼きそば」。インスタント物でソースがカレー味。もちろん処分品である。これにキャベツ、人参、茄子と魚肉ソーセージを加え、皿の上にはルッコラを敷いた。

 午後はプール。この日は空いてたな。この市では一昨日行った運動公園のプールが夏休み時期休みなしで営業するからかも知れない。俺はこちらの会員だから、月に5回も来ると割安になるから、今月いっぱいはこちらで泳ぐことにしている。

 夕方歯医者で修理した入れ歯を装着してきた。これでガンガン(やってはいけないんだが)噛めるぞ。

 夕食は「蒸鶏をのせた奴」、「青梗菜のゴマおひたし」、「青梗菜の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり」、「焼き長芋ののり佃煮のせとなめたけのせ」。これに前夜の残りの「もつ煮」が出たんでNADは1日延期。
 ニュースで大橋巨泉氏の訃報が伝えられた。永さんといい、この世代の方が続けてなくなるというのは、どこか時代の区切りみたいなものを感じる。ほぼ同時期どちらの方もTVやラジオで一世を風靡してたし、大橋さんの番組で俺は軽めの洋楽などに親しむようになったこともあり、その生き方などにも関心があった時期があったくらいである。合掌、はっぱふみふみ。

 食後、録画した映画を燗酒をちびちびやりながら観ようとしたが、複雑な設定で頭がついて行かず30分辺りで放り出した。で、8時半にはダウン。
 

 

2016年7月20日水曜日

虫厚い庭

7月19日。     123/81。60.4kg。

 朝の買い物の帰り道、みみずの大量死に出会った。このところ出かけるたびに変わった死骸を見つける。車に轢かれた、近所でも珍しいカブトムシ、これも同じ原因ではないかと思える巨大なガマガエルと。

 雨が降ると地面に水が染み込み酸素不足になって地表に出てくることはよく知られていることだが、庭いじりをするようになってからミミズの取る行動に関心を持つようになった。
 庭に未だシロツメクサとどくだみに覆われているところはミミズの天国でもあった。その一部の草取りをした時には、一度書いたこともあるが太くて長いミミズがかなりの数出てきた。これは草を抜いたところからでてきたものと思われるが、その行動はいわゆる危険区域からの脱出なんだろう。
 この日見た大量死は直ぐ側の空き地から移動して道路に出て日干しになったものと思われる。そしてその空き地はつい最近機械による草刈りが行われた形跡があり、多分その時に脱出を試みたんだろう。かなり大きな個体は小さな物より空き地から離れたところで息絶えていた。体力の差が出たものだろう。
 土を掘られたのではないにしろ、危機意識がかなり強い動物であることは確かだが、その行動はパニック状態でもあるようで、そのほとんどは道路で干からびて死んでいる。このミミズの行動の研究は面白いかもしれない。「ダンゴ虫研究家」であるケイのにぃにぃに話してみよう。

 庭いじりは「青梗菜」の最後の収穫。あまりにも虫の被害が多く、これ以上の成長を望むとかえって被害が増え、可食部分がなくなってしまうだろうと考えたからである。「オクラ」の間引きと移植。
「イタリアンパセリ」も間引きと移植。
 これらの作業中、多く見られたのが「蝉の抜け殻」。あれだけ捕殺したのに、今年も暑苦しく鳴き始めるに違いない。

 唐辛子の苗はすべて間引きと移植が終わってるんだが、その数が多く、すべて実がついたとしたら自家消費では追いつかないだろう。で、何かいい方法がないだろうか検索してみたら、ブータンでは世界でトップの消費があることを知った。国民の幸福度が確か世界一の国だが、唐辛子と何か関係があるかもしれない。そう考えると唐辛子がいっぱい育つことはいいことかもしれない。

 毎朝のタマネギサラダのおかげでヌクチャム の消費が早いんで、この日通常の二倍作った。最近、パクチーの替わりにトッピングに使っている「スープセロリ」が好きになった。
 蒸し暑いんで「チャイ」制作。インスタント杏仁豆腐も制作。これはケイのにぃにぃのリクエストによるもの。なんでもどんぶりいっぱい食べたいとのこと。


 昼食はケイのにぃにぃによる「豚丼」。トッピングは「エゴマの葉の醤油和え」、「サンチュ」、「キムチ」。ケイのにぃにぃはエゴマ初体験で、強い香りに参ったようである。たくさんなっているんで「醤油漬け」を作るつもり。

 午後はお隣の駅まで買い物。ホームセンター、100円ショップ、スポーツ専門店など。水泳用品などを買った。帰りは国道沿いを通り、もつ煮込みを買って帰った。隣の駅との中間にあるお店で、味が濃いが実にうまいもつ煮を出す店で、持ち帰りは今回で二度目である。


 帰宅後少し庭いじり。アゲハも駆除生物リストに入っていて、目の前をふらふらしているアゲハに向けてハンドシャベルを振り回したら羽根に少し触れたが、それに驚いて、何と急発進した「ドドンパ」のように逃げていったんである。そのさまを見て、それまでのふらふらした飛び方とのあまりの差にこっちが驚いたくらいである。

 水やりをしているとルッコラのところで交尾中のカメムシがノコノコ出てきたんで、捕殺した。で、その後腰を下げて、ルッコラの横からシャワーを浴びせるようにすると、あとから出てくるわ出てくるわカメムシカップル。水をかぶると普段よりかなり動きが鈍るんでいとも簡単に殺すことができる。10組くらいは殺したな。このカメムシは特有の匂いがなく、殺すのに躊躇は不要である。
 この話をケイのにぃにぃにしたら「この次から、このカメムシを”ハメムシ”と呼ぼう」だって。

 夕食はケイのにぃにぃによる「カレー」。三色パプリカ(緑!、黄、赤)と鶏肉とタマネギが材料で、カレー粉や数種のスパイスを使ったカレーはメチャうまかったな。
 俺が作ったのは「レタス・ルッコラ・きゅうり・トマトの普通のサラダ」。これに自家製のピクルス。そしてこの日の本命の「もつ煮」。肉のみ1.6kg入り1500円。たっぷり5人前はあるな。これにネギと俺は豆腐を入れて食べる。
 これまたケイのにぃにぃの供出してくれたビールに合うなあ。しっかり飲んでから焼酎のライムジュース水割りにスイッチ。9時ころまで飲んでダウン。


 

2016年7月19日火曜日

夏用の酒と曲

7月18日。     126/84。60.2kg。
 この日の朝ラジオでかかってた曲が夏っぽくてよかったな。スカイハイのナナイロホリディ。どちらが曲名で演奏者なんだか分からない。夏の定番で効いているタツローの「ビッグウエーブ」やスティービー・ワンダーの「ホッター・ザン・ジュライ」が東京に残したままなんで夏向き曲が不足してる。今のところシーナさんの「長く短い祭り」ぐらいのものか。

 第8の畝の半分が完成した。ここに唐辛子の移植、いちご、ワイルドベリーの苗を植えた。

 ヘチマとゴーヤーはやはり植えたのが遅かったようだ。しかも種からだったから余計である。この日市役所の脇を通った時グリーンカーテンで見たものは、ずっしり重そうなヘチマだった。
 10粒づつまいたがヘチマは5.6株、ゴーヤーにいたっては一株しか発芽しなかった。

 それでもどうにか伸びているので、誘導を施した。ヘチマは足元にあるミントと格闘してるんでブレイクさせてすべて上を目指すように固定した。

 昼食は「フライパンで作る海南鶏飯」。鶏肉を茹でてだしを取るのではなく、鶏がらスープを使ってしまう簡便なレシピだ。
 結果、ごはんの蒸らしが足りずちょっと固めだったが、俺にゃこのくらいがいいが、やはりダシが弱いな。カオマンガイなみにしっかりした味付けがほしいところである。

 午後はプール。この日は祝日で市営の運動公園のプールへ。いつもゆくところは平日会員で登録してあるんで、使用できるが通常料金になるので、この運動公園と同じ額になる。
 ここがいいのは50mなんである。しかも深いから泳ぎやすい。さすがに気温も高く、入場者数も多く、平日ならスポーツマンおじさんががんがん泳いでいる以外はほとんど泳がない二本のコースが、この日は5.6人いたんで割と泳ぎにくかった。勝手が分からないお父さんもいて、ひとを抜いておいてから、50m泳いで休んじまうんで、それが邪魔でターンが出来ないんだよね。

 それでも強制的休憩10分間を挟んで1時間しっかり泳いだ。が、ダウンのウォーキングは5分しか出来なかった。

 夕食は「蒸鶏カルパッチョ風」、「じゃがいもバター炒め」、「さつまいもの葉柄とベーコンの炒めもの」、「クリームチーズとベーコンのスープ」、残り物の「南フランス・牛肉の煮込み」。
 これに発泡酒~ケイのにぃにぃが作ってくれた「なんとかハイボール」。これは食中ドリンクとしていいね。
 続けて自作の「焼酎モヒート」。焼酎、自作ガムシロップ、ライムジュース、炭酸、ミントと材料もしっかり揃えた。自画自賛だがうまい。これでこの夏の楽しみが一つ増えた。
 BGMがこの日の特番で、小野リサが出突っ張りの2時間番組。「ブラジル」というアルバムがでていることをこの日初めて知った。要チェックである。最後のワルター・ワンダレイのバージョンで知っている曲が良かったな。
 8時から「豪華列車の旅」はホーチミン~ニャチャンで観ながら酒と画面の景色により気持ちよくなっていつの間にか寝ちゃったらしい。気がついたら吉田さんの酒場放浪記になってたんで、TV消してからダウン。

2016年7月18日月曜日

捨てる肝あれば、食べる肝もある

7月17日。       116/77。61.0kg。

 ちょっと遠いところにある業務スーパーへ出かけた。1ヶ月ぶり?ここでしか買わないものが何点かあり、いつも普段からリストアップしておくようにしている。
 例を上げればココナツミルクとかコーン缶など。トマト缶も以前はかなり他店に比べて安かったのがこのところの値上げでここで買うことは少なくなった。隣のイオン系のスーパーが特売にかけると下回ることが多く、それはオリーブオイルなどについても言える。

 で、缶や炭酸などで買い物かごをいっぱいにして帰る途中、自転車が壊れた。チェーンが外れたんである。内装型なんで如何ともしがたく、結局手押しで歩いて帰るしかなかった。悪いことは重なる物で、来るときにも雲が出てきていたが、とうとう降り始めたんである。泣きっ面になんとやらである。

 それでもめげずに、まっすぐ帰らず寄り道して今度はセブン系のスーパーで鶏肉を買って帰った。この日の特売品である。ついでにフランス産シラーズ種ワインを1本買う。

 昼食は先日作っておいた「そうめんの茄子と豚肉の田舎煮かけ・温玉付き」 。

 午後は映画鑑賞。「トゥルーロマンス」。トニー・スコット監督、クエンティン・タランティーノ脚本の傑作である。冒頭の主人公とやくざ(何とゲイリーオールドマン)とのやりとり、主人公の恋人と雇われ殺し屋のやりとりなど、独特の場面の緊迫感を上げてゆく技はすごい。終盤の殺し合いも「イングロリアス・バスターズ」ほどではないが、呆れるほど爽快感がある。最後のとんずらも「パルプ・フィクション」なみに気持ちがいい。が、オリジナル脚本はふたりとも死ぬことになっていたらしい。
 脇もすごいことになっていて、冒頭のクレジットで驚いたくらいだ。デニス・ホッパー、クリストファー・ウォーケン、サミュエルL・ジャクソンにちょい役でブラッド・ピット、顔もろくに映らない「エルビスの亡霊役?」でヴァル・キルマーだって。

 夕飯前に庭作業。青梗菜の間引き。バジルの二度目の収穫。唐辛子の間引きを兼ねた移植など。
 青梗菜はルッコラ同様葉が穴だらけで、根しか残ってないものも二株あった。間引きして何株が最後まで残るんだろう?青虫を2匹捕殺したが、こいつら小さくてなかなか見つからないのが現状だ。穴だらけで見た目は悪く、売り物には絶対ならないシロモノだけど、食べるとうまいし、第一無農薬であることが一番かな。せいぜい捨てることがないよう、なるべく食べてあげようと思ってる。
 バジルは後で計量したら130gあった。前回が約100gだった。今回もバジルペーストに加工する。

 夕食は「ごまだれバンバンジー」、「厚揚げの肉味噌かけ」、「しば漬けの韓国風スープ」、「さつまいもの葉柄のきんぴら」、「青梗菜と空芯菜の腐乳炒め」。
 腐乳炒めは以前より作りたかったものだが、レシピがよく練られたものでないせいか、仕上がりがあまりにしょっぱかったんで、調味料を半分にしてみたところ、それでもしょっぱかった。
 さつまいもの葉柄は今季初登場で、定番料理にしたが、次回からはいろいろな料理に使ってみるつもりだ。

 食後、ワインとルッコラをちびちびやりながらTV親父。「鉄腕ダッシュ」~「太田さんの旅番組」。
2つに共通したのが青森の食材である。片や、ゼロ円食堂で魚介類加工業者から「カワハギの肝」それもとれたての新鮮そのものをいただけちゃう場面はさすがに驚いたな。あちらでは肝を食べる習慣がないそうだ。つまり廃棄しているんである。ありえない光景だった。
 で、太田さんの番組で出てきた東京は新橋の青森県料理店ではどうかなと期待していたが、残念ながら「かわはぎ」は出てこなかった。

2016年7月17日日曜日

虫に負けずに食う 

7月16日。         126/81。60.8kg。

 前夜、入れ歯が破壊した。飲んでる時、ピーナッツをかじった時に大音響?とともに割れてしまったんである。下の入れ歯は左側で噛むのに重要で、右側を噛むのは上の入れ歯の役目だが、右下に弱った歯が1本あるので、それをかばうため左で噛むことが多いのでなおさらなんである。
 一番で歯医者に電話を入れ、すぐに診てもらうことになった。全治5日ということで、しばらくは右のみであまり負担がかからぬよう食生活を送らねばならなくなった。

 昼食は「醤油バターコーン丼」と「空芯菜入りインスタント味噌汁」。

 午後は中国語教室。参加者4人で、そのうちの一人の方が風邪を引いていて声が出せないような状態だったんで、先生にさされる回数が増え、いい意味での勉強になった。

 庭ではルッコラと青梗菜が虫達の格好の餌食になっている。で、まずルッコラを間引きがてら収穫した。かなりの量になり、葉は穴だらけだが生で食って分かったが前回よりもずっと美味しい。最初の間引きの効果が出てうまく育ったようだ。この日のサラダに使っても使い切れないほどで、3回分はありそうだ。
 バジルも収穫したが、こちらは大した被害もなく順調すぎて、消費しきれないので「バジルペースト」第2弾となりそうだ。
 昼に使った空芯菜も毎日食べても一向に減る様子がなく、これも調理に工夫が必要なようだ。

 ミニトマトは一息ついて消費が追いついているが、さらに花が咲き続けているんで、収穫はまだまだ続きそうである。来季は3本くらい育てて毎日食べられるようにしたい。

 夕食は、「ワインを巡る旅」で出てきたフランスはプロバンス地方の牛肉の煮込み料理。香辛料にジュニパーと庭のタイムが使われた。たまたまカレー用に買ってあった牛肉と、この日の朝買ってきた牛肉を合わせて作った。贅沢品ではあるが、いずれも半額処分品である。
 野菜カット作業のみ手伝った以外はすべてケイのにぃにぃの手によった。

 サイドは「トマトと豆腐のカプレーゼ(風)」。これにバジルが使われた。「ルッコラとレタスとミニトマトのごま風味サラダ」。
 これにバゲットにクリームチーズを塗ったもの。自家製ピクルス。これはちゃんと手順を守って作ったもので、かなり酸味が強いものだが、これは俺の好みにぴったりだった。
 さらに、先日買った「ランプフィッシュキャビア」。

 ワインはケイのにぃにぃが買ってきたオーストラリア産シラーズ種のもので14.5%というアルコール度数の高いものだが非常に飲みやすく、うまいものだった。
 仕上げはカナディアンウイスキー。俺は「ブラック.....」というスコッチに近い味のものが好みで、これをストレートで。ケイのにぃにぃは「R&R」という甘口がお好みだ。
 2.3杯飲んで、記憶があやふやになりかけたところでダウン。

2016年7月16日土曜日

肉も蒸し暑い

7月15日。    134/90。 60.8kg。

 予報通りの1日だった。ふったりやんだり、と梅雨らしく、湿度が高くスーパーから外へ出た途端メガネが曇る。この日は俺のおふくろの命日でもある。当日も蒸し暑い日だっけ。

 それでも午前中に買い物を済ませ、午後からは映画を観て過ごした。

 昼食は作ってあった「肉味噌」を使っての「ジャージャー麺」。

 1本目の映画は「鍵」。1959年、市川崑監督・共同脚本。もちろん原作は谷崎潤一郎後期の作品である。初めての映画化ということで、この後国内外で4.5作作られているとのことで、記憶にあたらしいのが川島なお美主演のもの。
 で、初映画化なのに原作の設定をいじくり、題名の「鍵」も違う場所の鍵の意味になってるし、結末まで変えてしまうという大胆なものになっている。オリジナルとして鑑賞しても充分面白い作品になっていると思う。それにしても原作者はその点について黙っていたんだろうか?
 この映像で成人映画、いかにも当時の映倫のあり方が分かる上でも貴重な作品だ。木村(仲代達矢)を語り役に設定していることで、彼が死ぬところで終わりとおもいきや、どんでん返しが用意されている脚本のアイデアは監督自身から出たものらしいが、やはり天才なんだな。

 2本目は「青春残酷物語」。1960年、大島渚監督2本目の作品。当時の新宿、渋谷、江東などの様子が観られる、だけではもちろんない。若者のどうにもならない憤りを描き、その経済行為が稚拙なために犯罪となり、自滅してゆくさまを徹底的に突っ放し気味の演出で描く。
 主演演ずる川津祐介がりんごをかじるカットはうまい演出だなあ。テンポの良い脚本とともに後世に残る作品になること間違いなし。
 佐藤慶さんが新人でクレジットされてたり、若々しい(当たり前だが)渡辺文雄さんなど、この頃から大島組が形成されていたんだな。殿山さんと戸浦さん・小松さんが加われば最強軍団だったっけ。
 石原前都知事が描いた一連の青春モノの映画化された作品に通じるところがあるとはいえ、どことなく雰囲気が違うのは関東と東京の違いからくるものと、階級からくる格差によるものだろう。
 それと映画会社のカラーも影響してるかも。松竹対日活・大映。

 夕食は「木綿豆腐と空芯菜の白和え」、「もやしとチャーシューの中華スープ」、「ぬか漬けきゅうり」、「野沢菜漬物(既成品)」、「キャベツと厚揚げのホイコウロウ」。
 主菜も副菜も二転三転して出来上がったものである。
 まず主菜に使う予定だった豚肉がダブルブッキングされていたことに気が付き、在庫がないのでこの日買った処分品の厚揚げを使ったレシピを探して作った。
 このところメニューの変更が頻繁にあり、買い置きしていた肉が心配である。豚肉は1kg、鶏胸肉3枚(約800g)で買うことが多く、それを1周間に振り分けて使っている。こうすることで週1万円食生活の運営がやりやすくなる利点があるが、これも今の時期はやはり最長4,5日で消費しないと危険極まりない。

 で、この日、食後、ワインをちびちびやりながら観ていた「ワインを巡る旅」で出てきた牛肉の煮込み料理をケイのにぃにぃが再現したいというので、翌日ビーフカレーにすることに決定していた牛肉の処分品をそれに当てることには問題ないんだが、夕食のメニューを作りなおさねばならず大いに頭を悩ませる。
 ブツブツ言いながら続けて「ハウスオブカード・シーズン3の4巻」を観て、ダウン。

2016年7月15日金曜日

スゥエーデン食わぬは

7月14日。     計測忘れ。

 朝から嫌なものを見せつけられた。2匹のアゲハのさなぎが一晩で パセリを食い尽くした後継である。もちろん捕獲してギロチンの刑に処した。

この事件の後、ケイのにぃにぃと、今後飛来する蝶はどんな蝶であれ捕殺することを決定した。

 早朝キッチンでは「ジャージャー麺」の元になる肉味噌を制作し、昼食にする予定。

 ケイから連絡あり、新三郷あたりをぷらぷらすることになった。

 ケイのにぃにぃと一緒に出かけることになった。行程としては柏まで快速電車、乗り換えて新松戸まで各駅停車、さらに乗り換えて武蔵野線で3つ目の新三郷までの約50分というもの。
 大きな商業施設がふたつあり、イケアとららぽーとである。

 イケアで昼食をとることにした。会員割引があるので、カードを忘れたことを受付で申し出ると、入り口に設置された機械に入力すると仮会員証がプリントアウトできるとのこと。ずいぶんと便利でしかも良いサービスだなあ。
 イケアは家具などの総合小売業者だが、レストランやファストフードも充実していて、これを目当てに来店する人も多いと聞いている。中でも「ソフトクリーム」50円は話題にもなっている。

 人間のほうが回転して食べ物をチョイスする「逆回転寿司」法で、俺達が集めたものは「ヒレカツカレー」、「唐揚げ」、「フライドポテト」、「ベジタブルメタリオン」、「 ローストビーフ」、「マッシュポテト」、「スモークサーモンなど6種類くらい入ったおつまみセット」、「クランベリームース」、「ぶっといソーセージ」、「あんこ入りクロワッサン」、「スウェーデンミートボール・リンゴンベリージャムつき」。これにスタウトビール。
 頑張って食べたが少し残してしまい、俺が選んだ「クロワッサン」は持ち帰ることにした。これはビールを選んでいたのでドリンクを頼んでいなかったからで、コーヒーと一緒に食べたかったな。
 残飯を見回すと「ポテト」系が多かった。苦労してじゃがいも作ってたマット・デイモンが見たら怒るだろうなぁ。

 さて、買い物は全部の売り場を回ったが(回らないと出られない仕組みになってる)これといったものがなく、結局何も買わなかった。
 で、レジをスルーすると、ちょっとした飲み喰いどころがあり、そこで話題のソフトクリームをひとつ買って食べ回した。50円となめてたが、意外なほどクオリティ高だった。
 

 俺のお目当ては場外食品売り場である。今回4回めになる。買うものはほとんど決まっていて、この日の買ったものもビスケットとチョコレート以外は定番である。「エルダーフラワーシロップ」、「ランプフィッシュキャビア」。もう一つは「リンゴンベリージャム」である。
 北欧料理でカツレツにクランベリージャムをつけて食べるものがあり、ケイのにぃにぃが再現したことから、その時に再現できなかったジャムを探していたところ、この日の料理で知った「リンゴンベリー」なるものがそれに近いので買うことにした。
 調べてみるとこけもものことであり、クランベリーとも同族なんだそうである。

 ケイたちはマッシュポテトやジャムを買っていた。

 おとなりのららぽーとに移動し、ぷらぷらしながらケイの買い物に付き合いながら、自分たちも近々買う予定の物をここでも探してみることにした。
 が、俺達がまず最初に探す場所である「100円ショップ」やディスカウントショップのようなお行儀の悪い系統の小売店はなく、買うものはほとんどなかったな。
 
 ケイは連れ合いのバースデープレゼントを買いに来たらしく、約180店舗ある小売店の中で「財布」に関係する店舗はすべて見て回ることになった。
 俺が考えた「財布」のキーワードにひっかかる店舗はこうだ。「紳士用品」、「日用品」、「革製品」、「ひも製品」、「おとしものインフォメーション」。もちろんブランドショップは基本だ。

 散々探しまわって、俺が最初にダウンし、休憩所で二人の荷物を預かって休憩する間にふたりは継続して捜索することになった。

 しばらく、休憩所と隣接するキッズコーナーをぼんやり眺めているうちに眠気に襲われてきた。俺と同じように、しかもすでに夢心地状態にいるひとも何人かいる。よく見ると買い物をしているのかどうかもよくわからない。日がなここでただボーっとしているのかもしれない。
 ららぽーとならぬ「ただぼーっと」。
 
少ない持ち金で、ひまつぶして過ごすにはもってこいの場所だなあ。その気になればウォーキングもできるし、立ち読みで本は読めるし、座って買い食いできるし、トイレはあるし、空調もこの季節にはありがたい。ちょっとだけおしゃれしてればウィンドウショッピングしてても時給890円のアルバイト店員に煙たく思われることもないだろう。

 こうして座りながら人々を観察していたら、思いつくことがあり、それをメモする癖がつき、それが積もり積もって、ひとつのエッセイか小説になるかもしれない。そのタイトルは「(らら)ポートライフ」、または「春、ららぽーとで」。埼玉県知事奨励賞くらいはいただけるかもしれない。副賞はタリーズコーヒー永年コーヒー無料証だったり。なんて考えてたら本当に寝てしまったようだ。

 ふたりに起こされて、夕食会場へ。インフォメーションで点心料理やに決めた。おやつに食べた「あんこ入りクロワッサン」が消化し切れないうちに入店したんで、食欲を覚醒するために「台湾ビール」を注文。
 これにみんなでシェアする点心は「小籠包」、「にらまん」、「水餃子」、「クラゲ」、「ザーサイ」、「ユウリンチー」。小籠包を初めて作法通りに食べてみたところ、これが実に美味しく食べられることがわかった。
 今まで、その作法が面倒くさくて、いつも取り皿を油まみれにするどころか、その周囲まで被害を広げていたりしてうんざりしていたものだ。この店のうり?れんげの上にのせてスープを吸ったあとの小籠包に生姜の千切りをのせて食べる方法もなかなかいい。特に黒酢がうまい。
 ほかは大したこともない店だし、小籠包自体も格別なものではないが、こうして新しい発見があるというのは 、そういう機会に出会うことが出来たことだけでも印象が残る店となった。

 ケイと別れて、ふたたび50分の小旅行。 駅に降りてタクシーで帰ろうとしたら、時間が早いせいかなかなか来ないうちにバスが到着したんでバスでの帰宅となった。

 シャワーを浴びてから熱燗をちびちびやりながら今後3日間の食事のメニューを更新した。9時半ころダウン。ちょっと食い過ぎかも。

 

2016年7月14日木曜日

やり直し麹

7月13日。       138/90。60.0kg。

 早朝キッチンは「杏仁豆腐」と「バジルペースト」、「甘酒」。

 甘酒は見事に失敗。炊飯器の蓋を開け、布巾をかぶせて保温状態で10時間寝かせたが発行しなかった様子を見る限り温度が60度以上になっていたらしい。50度以上60度未満になるはずだったんだが、こりゃー作り方自体を考えなおさなきゃならないな。で、出来上がったものはどうなったかというと、たんなる「お粥」になっていて、米1合分で一部発酵?麹菌入りの健康食品?朝飯がこれになったことは書くまでもないか。

 杏仁豆腐はだいぶ前に買ったインスタントもので、牛乳の処分品があったんで 作ることにした。混ぜて沸騰させて冷蔵庫に突っ込むだけのもの。

 バジルペーストは手こずった。バジルじゃなくてフードプロセッサーに、である。やはりもうちょっといいものかって置いたほうが良かったな。構造的に問題があるようで、東京においてあるモノのほうがレベルが上なんで、持ってくるしかないな。
 手こずりながらもなんとか完成。

 水回りの掃除をひと通り終わらせた後、庭に出てごぼうの間引きをしていたら降りだしたので、この日の作業はこれで終了。

 昼食は「豚丼」。はちみつを使った甘めの仕上がりでキムチをのせて食べるとちょうどいい。


 午後はプール。最初3人位いた往復コース、一人減り、また一人と、しばらくして15分位は一人で泳げた。その後入ってきたおばさんは「スルー」という行為を知らないらしく、まず譲らないし譲るどころかコースを中途半端な位置で泳ぐため抜くことが出来ない。二回ぐらい追いついちまったんで、うんざりして フリーコースに空きが出来たことを確認してからそちらに移動した。
 あとで、俺の出たあとに入ってきた女性も手をこまねいていたが、どうやら譲らせたようだった。「女は強し」。それにしてもあの「ノンスルーおばさん」、ゴーグルしてないんで、以前にも2.3度見かけたことがあるが、水中でどうしてるんだろう?今度すれ違いざま見てみよう。

 夕食は「ピーマンと鶏肉の甘酢炒め」、「納豆&長芋」、「なめこと豆腐の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり」、「空芯菜の黒胡麻和え」。

 食後、ワインをちびちびやりながらDVD鑑賞。「まほろ駅前狂騒曲」。映画シリーズ第2弾。脚本は惜しい。タバコふかす時間あるんだったら、もうちょっと気の利いたことを喋らせてほしいものだ。登場人物に深みをもたせそうな過去があるんだし、もっと話を膨らませることが出来そうだし、続編の可能性も残している点で「探偵はバーにいる」を超えているコメディではあるが。そのどちらにも出演している松田優作さんのご長男のぼそっとした演技が印象に残ります。

2016年7月13日水曜日

夏の定番スィーツ

7月12日。        138/89。60.2kg。

 ちょっと早くに起きたんで、夏のスィーツ制作。

 「ひやしあめ」。京都発祥の夏の風物詩であり、もちろん冷やして飲むものだが、俺の最近の傾向として常温で飲んだほうが生姜と砂糖のほんのりした味がきつい夏を和らげてくれるような気がする。冷たくすると、暑さにムキになって向かってゆくような正義感丸出しのキレ親父みたいでなんか逆に疲れるようなきがするんだよね。

 「カーオニオマムアン」。タイのスィーツであるから、当然夏向けのものとなる。前夜に水に浸しておいたタイ産のもち米を蒸し器で蒸す。炊飯器でもできるんだろうが、この日は時間にゆとりがあるんで、正統派のおこわを作った。一度やってみたかったが、レシピに時間が書いてなかったんでしょっちゅうフタ開けて確認するのが面倒だから、ちょうどいい時間を記録して、次回に役立てることにした。
 おこわとマンゴーの一口大に切ったものにココナッツミルクを甘く煮たものをかけるだけのシンプルなもので、一見ミスマッチな気がしないでもないが、この組み合わせが実は素晴らしい。 これ、デザートじゃなくて主菜でもいいかも?

 ココナッツミルクの甘く煮たものが半分余ったんで、それにバナナとあずき(缶)を加えてもう一つのスィーツを制作した。定番の「チェー」である。

 午前中は第8の畝のふるい作業。

 昼食は「ぶっかけそば」。トッピングは「温泉卵」、「とろろ」、「きざみ空芯菜」、「大葉」、「万能ねぎ」、「天かす」。

 午後は「弓道」。当たりが前回より多く出たことより、まとまってきた事のほうが嬉しかった。変えた点は「引き分け」である。より、身体に近いところで引き分けることで、ほぼ同じ位置で「会(的に対峙する間・ま)」ができるようになった。 よしよし。

 夕食は「コーンと豚肉のチヂミ」、「もやしのナムル」、「きゅうりのオイキムチ」、「キムチと卵と豆腐のスープ」、「サンチュのスプラウト」。韓国色。
 コーン、最初は缶詰を使うつもりでいたところ、午後買い物に行ったらとうもろこしが処分品コーナーに並んでいて、1本あたり40円だったんで、これを使うことに決めた。タイミングバッチリである。

 食後、焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながら「ハウスオブカード」の続き(第3巻)を観た。
 途中、甘酒の仕込みを行なう。おかゆが炊きあがったんで、そこへ細かく砕いた麹を投入し、かき混ぜてから約10時間保温状態にして発酵させるんである。その時間を深夜電力料金時間帯に合わせたんである。
 夏に欠かせないもののひとつとして2年前辺りからスィーツ定番になった。 これを甘めに直して豆乳と半割にして飲むんである。
 続けて「きょうの料理」を流していたが、眠くなってダウン。

 

2016年7月12日火曜日

節水どころか

7月11日。    139/91。60.2kg。

 猛烈な二日酔いはなんとか3日酔にならずに済んだようだった。

 誰も起きてこないうちに水道のメーターを確認。二階のトイレをケイのにぃにぃが修理した後の確認であり、誰も使用していないのにメーターが動いていると修理が不完全かどこか違う箇所の水漏れが考えられる。が、メーターは完全にとまっていた。俺が水道料金の異常な増加に気がついて、メーター検診者の指摘もあり、二階のトイレタンクの水漏れを確認して、結局フロート部分を全部取り替えることになった。 数カ月前のノブの交換も含めると総額1万5千円位になっただろうか?25年も経つとこうした修理費がかさんでくるんである。次回は1階のトイレか?
 それにしても、今年になってから水道料金が徐々に多くなり、今回に至っては検診後5日間で1日辺り1トンもの水が使われていたことになっている。あの「ポタポタ」状態が一番量の多い水漏れであることは以前から知っていたが、これほどとはな。

 朝早めに、予定を順延した第8の畝(半分)の元肥のすきこみを行なった。続いてキウイが茂って日陰になるところで第8の畝の残りの半分のふるい作業。日陰でも8時を過ぎると暑くなり、1時間やって全身汗まみれである。

 午前中は中国語単語帳づくり。


 昼食は「おかかと梅干しのおにぎり」。なんか食欲が出なくて、自然に思いついた。

 午後は中国語のリスニング。58の会話文の聞き取りである。三回聞いて覚えるものもあれば10回聞いても分からないし、覚えられないものもある。やれやれの道遠しである。先は長くないのにな。
 その後、庭に出て作業の続き。梅雨が明けるまでは、こうした晴天の時にしかふるい作業ができないから、なるべくならもう少しやりたいところだが、1時間強が限度で、この日2回めのシャワーで、結局、この日は合計3回浴びた。

 夕方、土曜日に記憶をなくした駅前の居酒屋へ行き、間違えて履いてきてしまった靴を返してきた。間違えられたお客さんはお店でサンダルを借りて帰ったそうな。で、お詫びにつもりでお茶のペットボトルをつけて、お店の人に預け「お茶をにごす」ことに。

 夕食は「トマトと卵の中華炒め」、「レタスとちくわの春雨スープ」、「海老シュウマイ(既成品)」、「ぬか漬けきゅうり」。
 食後、焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながら録画しておいた「鉄腕ダッシュ」~「高田純次の旅番組」を早回しで観てからダウン。

2016年7月11日月曜日

親父ゴロゴロ、雷さんは?

7月10日。  125/78。60.8kg。

 ひどい二日酔い。目が覚めたのが6時。別に何時に起きてもいい身ではあるが、とりあえずは深夜電力をうまく利用するには限度の時間である。
 何故か、どんな二日酔いでも朝食を抜くことはなく、この日も普通通りに朝食を済ませてから、PCに向かったが、どうにも具合が悪く、それでも済ませなければならない庭仕事があり、1時間ばかり庭に出た。
 唐辛子の間引きと移植。バジルの摘芯。唐辛子が時間食った。そのうち暑くなりだし、全身汗まみれになったのはいいが、暑さのせいもあり気分まで悪くなってきたんで、第8の畝の元肥のすきこみは諦めた。
 シャワーを浴びてダウン。この後3時ころまでゴロゴロして昼食も抜き。

 三時にケイのにぃにぃとマックでソフトクリームを食べに出かけたが、店によって取り扱いがないということで、アイスクリーム屋でアイスを食べてきた。
 これでだいぶ回復してきたんで、ノロノロと夕食の準備を始めた。食欲の完全なる回復はまだのようで、メニューを大幅に改変した。

 ごはんを食べる人は「お茶漬け」、「冷奴」、「きゅうりの中華風浅漬」、「きゅうりの奈良漬け」、「昆布の煮物」、「空芯菜のおひたし」。

 夕方気がついたんだが、どうやら2軒目の居酒屋で靴を間違えたらしい。帰り際には記憶がほとんどなくなっていたんで、たまたまサイズの同じ靴を履いちまったんだろうな。この靴の持ち主はどうしたろうか?
 店は日曜日定休なんで月曜日に届けにゆくことにした。やれやれ。

 食後、ベッドで本を読む。すぐ眠くなると思ってたら、なかなか眠くならない。これは昼間ゴロゴロしている時に目をつぶってたからに違いない。あるいは眠っっていたからかもしれないが。目をつぶることで寝ることで得られる効果の半分を得ることができることから、ある程度身体は回復していたのかもしれない。

2016年7月10日日曜日

ワイナリーで酔うなりー

7月9日。    117/74。60.0kg。

 朝のお茶はオレガノとカモミールのミックスにしてみた。オレガノはかなり野生化してしまったので香りが弱い。手を加えれば香りは戻るんだろうか?どっちにしても強い草なんで、どくだみ・シロツメクサ・ススキ連合軍を迎え撃つには必要であることに変わりない。

午前中はDVD鑑賞。「ミツバチのささやき」。以前一度観たことのあるスペイン映画。全編美しい絵を観ているような気分にさせられる作品。悲惨な事件もあっさり描き、内戦後のある家族の数日間をじっくり見つめたものだが、最近日本で公開されることの多い「ほのぼの調」とは全く違い、実に重厚な味わいがある。

 昼食は近所のスーパーで買ってきた中国産うなぎの蒲焼。ボリュームも味も問題ないんだが、骨が多いのには閉口した。まさに骨抜きの手抜き。

 午後は中国語同好会。休み時間に飲み会などの話から餃子の話に焦点が集まり、会で餃子作りをすることになった。以前よりやりたいと思っていた皮からの作業が体験できるわけである。
 先生はもちろんネイティブ。アシスタントにもう一人呼ぶことになった。


 夕食はケイのにぃにぃと外食。この日はこの地の観光名所である、元ワイン蔵のあったところにあるレストランで2時間ビール飲み放題コース。1500円で飲み放題は3杯飲めば元が取れる。
 で、6杯づつ飲んで、つまみは「川エビの唐揚げ」、「ポテトフライ」、「厚切りベーコンとチーズ」、「6種のソーセージの盛り合わせ」 。夕方は天気も良くなり、うってつけの景色を眺めながらの酒宴となった。

 二軒目は駅前の居酒屋。日本酒を2合ばかり飲んだところでダウン?したらしい。その後の記憶が殆どない。多分、ケイのにぃにぃの手をわずらわせたに違いないだろう。
 

2016年7月9日土曜日

积极的我

7月8日。    122/80。60.4kg。

 庭での作業はまさに天候次第。雨が降った後は2.3日ふるい作業には適さないが、掘り起こし作業にはうってつけだ。が、現在は移植作業が詰まっていて、曇天とできればもう少し気温が低い日を待っている。この日も晴天に近く、なおかつ暑い。弱い個体だと移植して根付かないかも知れない。で、ほぼお休み。

 昼食は「塩焼きそば」。

  食後、柿の葉茶をいただく。もちろん自家製である。香りに強いくせがあり好みが割れるところだろう。味がいいんでブレンドして香りを変えたほうがいいかもしれない。

 ついでに、今まで何日干したか忘れてしまったオレガノの葉と花をこそげ落とし、お茶として完成させた。これは香りも弱くクセの少ないものなんでブレンドして飲む予定である。

 夕食は「鶏もも肉とピーマンの塩にんにく炒め」、「モロッコインゲンのバンバンジーだれ」、「高菜酸辣湯」、「空心菜サラダ」。プチトマトも添えたが、この味が良くなっていることに気がついた。多分、米のとぎ汁の効果が出てきたのかもしれない。果実を甘くする効果があるそうである。

 食後、ワインをちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウスオブカード」の続き。2巻目からは2話なんで、展開が早いドラマはあっという間に終わっちまう。続きが観たくなるような終わり方が実に巧妙であり、冷静になればどうということもないんだが、こういうドラマにハマる御仁って、ある意味でポジティブなんだろうなあ。
 終了後、タイ産缶詰の「からし菜漬け」をつまみながらカナディアンウイスキーを飲む。最近ハマりそうになっていて、三種類目を買ってきた。1本目はとうに空けてしまった。
「BLACK VELVET」はこの日買ってきたもので、味はかなりスコッチにちかい。「R&R」は甘口でウイスキーの味としては異色のものだろう。まだまだ未知の飲み物がたくさんあるということだなあ、と思いつ打つ何杯目かを飲んでダウン。少なくとも酒に関してだけはポジティブな我であった。

タイトルの音は「じーじーだうおー」。「じじぃな俺」という意味ではなく「じーじー」は「ポジティブ」という意味である。しかし、こうした音遊びは面白い。
 他にいくらでもあるが、その中のひとつで中国語を学び始めた頃に教わったもの。
「10円玉」の発音が「真的吗?」と同じで「本当?」って意味である。

2016年7月8日金曜日

久しぶりの弓道

7月7日。    120/81。60.4kg。

 米を炊き、夕飯の下ごしらえなどを朝にうちにできることを済ませた。
BGM であるラジオではinterFMがよく入るんでいつもと違った雰囲気だったが、この放送局もうるさいDJが結構いるんで、まめに放送局を変えたり面倒なことも多い。

 午前中は暑くて5分と外にいられない。二日酔いもあって、庭いじりは熱中症対策として中止することにした。車のバンパーやアスファルト道路の上で目玉焼きがあっという間にできちゃうくらいの暑さだ。

 昼食は「貧乏丼」。さんまの蒲焼(缶)、卵に水菜のスプラウトに若干生き残った三つ葉で制作。

 午後は久しぶりの弓道。こういう蒸し暑くだれ切った身体にいいかもしれないと思い、重い腰を上げて出発した。
 これだけサボれば上達するわけもないが、それはともかく的に対峙しているときは集中してるんで暑さは忘れる。メガネも調整してもらったんでずれることなくよく見える。
 しかし、稽古時間、何とかならないもんだろうか?5時までやると夕飯の支度の時間にゆとりがなくなる。で、この日も朝のうちにある程度済ませておいたのだ。メインはケイのにぃにぃがやってくれることになっていたんで、それもひとつの対策にはなるんだが.....。冬時間の2時から4時ってのがベストだったんだが。

 夕食は「チキンステーキ」、「人参のアンチョビーサラダ」、「ラタトゥイユ」、「トマトとしめじのかき卵スープ」。
 ブラジル産もも肉を使ったステーキをケイのにぃにぃに作ってもらった。皮も上手に焼きあがっていて非常にうまかった。当初一人1枚(約250~300g)の予定だったらしいが、それはいかにも多いんで、俺は半分にしてもらった。で、浮いた1枚を次の日の夕飯に使うことにした。
 付け合せにサンチュのスプラウト、バジル、ルッコラなど。俺はその他に前夜ケイのにぃにぃがワインのアテに作った「豆とトマトの煮込み」で発泡酒~焼酎のシークワーサー水割り。
 食後、映画を観始めたら、眠気に襲われたんで半分くらいでダウン。夏バテ?

2016年7月7日木曜日

続々ハウスオブカード

7月6日。  124/87。61.0kg。

 やる気満々で水回りの掃除を済ませた。先週、東京からの帰りが木曜日だったんで、2週間ぶりとなり、途中で気がついて掃除した箇所もある。この季節、すぐにカビが発生するんでトイレは1周間に1回では 足りない。

 ケイのにぃにぃの管理下にある「サンチュ」と「水菜」をのぞくと、水菜にカブラハバチの幼虫がたかってたんで、その場でぶっつぶした。活動時期が春と秋という情報は間違っていた。奴らは暑さにも湿気にも強かったんである。もしやと思ってルッコラを点検したらこちらにはその存在を確認できなかった。以前小松菜と大根が被害にあっていた頃、ルッコラにもたかっていたが、あれはルッコラが主目的ではなかったんだろう。今回、水菜のとなりにあるサンチュには被害が見られないことから、奴らの好みがよく分かる。

昼食はそうめん定食。そうめんに「ツナ炒り玉子」、「モロッコインゲンのおかかじょうゆ炒め」。

 午後はプール。大体3時半ころ終了するんだが、すれ違う「ゴーグル美人」がいる。いわゆる「マスク美人」と同じで、その正体を知らぬが花ってやつである。
 ちょうどウォーキングに切り替えた頃やってきて泳いでいるところを見る機会があったが、かなり泳ぎは上手である。力の抜けたクロールは俺の目指すところでもある。もっと上手な人もたくさんいるが、なかなか思うようには泳げないもんだなぁ。

 夕食は「鯵の干物を使った冷や汁」、「パプリカのナムル」、「キャベツとアミのポン酢あえ」、「ぬか漬けきゅうり」、「冷奴」。夜は米を食べないんで冷や汁に木綿豆腐を入れて食べた。近所の豆腐屋で買ったもので 、大きいんで冷奴と半分づつにして楽しんだ。

この日はNADだったんだが、ケイのにぃにぃに請われて借りてきたDVDを酒を飲みながら鑑賞することになった。食後飲んだ酒はフランス産ワイン。ケイのにぃにぃが瓶のデザインが気に入って買ってきてくれたものである。

 「ハウスオブカード・シーズン3」。なんともハチャメチャな作品ではあるが、誘われるままに見続けることになった。意味ありげに出てくる新登場人物とか、急に人格が変わっちゃうぶっ飛んだシーンとかがあり、TVドラマらしい雰囲気にハマる人が多いと聞く。デビット・フィンチャー製作総指揮ということで観始めたんだが、それらしい雰囲気は少なからず維持しているとはいえ、どこまで続けるつもりなんだか、それだけが大いに気になるんで見続けてるしだいである。
 第1巻は3話で約150分。終了後即ダウン。

2016年7月6日水曜日

久しぶりの三本立て

7月5日。     123/75。59.8kg。

 う~ん、朝から微妙な天気だったんで、この日はちょっと買い物を済ませたら、外出せずに映画でも観ることにした。

午前中は「東京上空いらっしゃいませ」。相米慎二監督作品。長回しが多く、中井貴一はともかく、デビュー作である牧瀬里穂には相当きつい仕事だったと思うな。相米さん、若い子にきついことは有名だったからな。「お化け」つまり、一旦死んだ人が蘇るといった話は、非常に使い古されたもので、作りやすいのかやたらこういった作品が作られている。で、これもその内のひとつなんだが、中井さん演ずる相手役がよく描かれているので、作品にちょっぴり重みをつけている。牧瀬里穂は「お化け」であり、「おまけ」でもある。セリフの感じが薬師丸さん、顔が多部未華子みたいだった。
 出門英さんが出演していたことを初めて知った。俳優として相米さんの「光る女」にも出演していたらしい。この作品の中でも比較的目立つ人だったな。が、この作品が遺作だということだ。
 三浦友和さんもちょい役で出てきていい感じを残してくれた。そういえば、三浦さんに注目したのも、相米さんの「台風クラブ」で、しょうもない教師役を演じたのを観てからだった。

 昼食はベトナム炒飯「コム・サオ」。鶏レバーも買っておいたんでほぼオリジナルレシピ通りに作れた。が、ケイのにぃにぃは鶏レバーがダメみたいで不評だった。味もナンプラーを少なめにした結果、ぼんやりしたものに仕上がり、ピンインの効いてない中国語のようだった。

 午後は「イル・ポスティーノ」。イタリア語で郵便屋さん。よくある「イタリア型感傷映画」である。が、それも程よいベタさで、音楽も耳にうるさいほどではなかった。 なんせ主演が「ニュー・シネマ・パラダイス」と同じ人だし、ベタなものは覚悟していたが、今回は悼む側の人を演じ、それは感傷にどっぷり浸るというものではなかったんでスッキリとしたエンディングになった。ディレクターズカット版じゃなくてよかった。ディレクターズカット版があるかどうか知らないけど。

 夕食は「和風煮込みハンバーグ」、「きゅうりと紫蘇の浅漬」、「オクラ納豆」、「青梗菜のスプラウトと豆腐の味噌汁」。
 食後、「アボカドとカッテージチーズを和えたもの」をわさび醤油をつけておつまみとした。燗酒をちびちびやりながら、三本目の映画鑑賞。
 「K-19」。キャスリン・ビグロー監督作品。この監督を初めて認識したのは「ハート・ロッカー」だったが、それ以前にも「ハートブルー」を観ていたにもかかわらず同じ監督だということはあとで知った。「ハートブルー」もなかなかおもしろい作品だったが、最近リメイクが発表されたようだ。
 ボクシングと潜水艦を扱った映画は外れないというジンクスがあるとか?原子力発電の怖さが思ったほど伝わってこないのはなぜだろう?放射能の危険性を表現することの難しさをあらためて感じた。「広島」という言葉が出てきて初めて最悪の事態がどういった影響を及ぼすのかわかったくらいである。ハリソン・フォードとリーアム・ニーソンのダブル主演ということで、宇宙で活躍した人が海底でも頑張るのがロシアのためというのが実に奇妙な印象を受けた。もうちょっと無名な俳優を使ったほうが良かったんじゃないだろうか?
 赤ワインが放射線障害予防にいいということで乗組員が飲むところがおかしかったな。本当なんだろうか?調べると「レスベラトール」という物質にその効力があるということだ。ポリフェノールの一種で、ポリフェノールと言ったらやっぱり赤ワインでしょ。まあ、何にしても体にいいんだったら大いに飲みましょう。てなくらい放射能に無関心な自分でありました。

2016年7月5日火曜日

暇人らしさ

7月4日。    123/73。60.0kg。

 昆布水や湯豆腐で使った昆布は冷凍してあり、100g単位で煮物を作ることにしている。前日に冷凍庫から出しておき、今朝調理した。
 夕食のドライカレー用のゆでたまごや昼食の冷やし中華用の錦糸卵なども作る。

 朝食はウォルマート系のスーパーで買った4枚切りパンで作った「フレンチトースト」の二日目。初日がシナモントースト。フレンチトーストは最初一人分作るのが面倒だったこともあり、なかなか作る機会がなかったんだが、こうして続けて作ってみて決して面倒ではないことがわかった。まあ、暇人には時間はたっぷりあるわけだから、何でも面倒臭がっていちゃあいけないわけだし。しかも、一人とはいえ朝食に変化があることはQOLにも通じているしな。

 この日から中国語の学習方法を変えた。今までほとんど利用することのなかった、「ゴガク」という国営放送のHPでの聞き取りを中心に学習することにした。よって、ラジオ放送やテキストは全く使用しないことになった。
 聞き取り文はかなりの数があり、ラジオ放送に準拠したもので、中国語を表示させずに聴いたり、さらに日本語訳表示も出すのも本人の意思次第である。使い方次第で聞き取り能力があがるはずなんだが.....。

 庭では第8の畝のふるい作業を再開。今回からざるを使わず、手作業で、石や根を除去したり土の塊を崩したりすることにした。これによって、ある程度の大きさの粘土質の塊が畝にとどまることになるが、進行速度はかなり早まる。
 掘り起こした土を崩すと数匹のカナブンの成虫が出てきた。暑い日中は土の中に潜んでるんだろうか?まあ、庭においては害虫なんで捕獲して首をちょん切って退治した。
 第6の畝にあるプチトマトではかなりの数の実がついていたんで数えたら40個以上なっていた。こんな実がつくんだったら、もっと苗を買っておきゃよかったな。
 昼食は「冷やし中華」。

 午後はプール。電車の中で座ってるのにゴルフスイングのグリップをしてスイングの確認をしている親父がいた。歳は俺とそう差はないだろうが、どうやら最近退職したようである。というのはかぶりなれないハンチングをやたらいじったりしてるし、財布を取り出して名刺のようなものをさもありがたそうに眺めたり、その動作に落ち着きのないことといったらない。こうした余暇にに慣れてないこと明らかなんである。ゴルフも始めたばっかりなんだろう。もしかすると眺めてたのはゴルフ練習場の会員カードだったかもしれない。ハンチングの下はもう余命いくばくもないモンゴル草原が現れた。
 暇人である俺には趣味を持たない退職者って、よく分かるんだよなぁ。

 この日も30分以上お一人様コースで泳ぐことが出来た。


 夕食は「ドライカレー」。野菜てんこ盛りである。パプリカ、ピーマン、モロッコインゲン、オクラ、人参の皮と人参、タマネギそれにレーズン。「トマトとレタスと青梗菜のスプラウトのスープ」。
 夕食では米を食べないことにしているので、ドライカレーは少なめにしておつまみとなる。実際おつまみらしいのはカレーに合わせたピクルス。これと昨夜の残り物の「ポテトサラダ」。

 「レッドアイ」~焼酎のシークワーサー水割り~カナディアンウイスキーをちびちびやりながらTV親父。「ためしてガッテン・おろし編」。変わり種のおろし金や100円ショップでも売っているようなおろしで美味しいおろし方など、興味津々な話題ばっかりだった。とりあえず茄子をおろしてみよう。

 続けてDVD。「ジヌよさらば~かむろば村へ」。松尾スズキ脚本・監督作品。現代風刺なども盛り込み、それなりにコメディチックになっているが、どうしても演劇臭さが鼻につく。これは脚本もそうだが編集にも問題があるんじゃないだろうか。 が、アクの強い役者が掛け合う演技を観るだけでも楽しいし、いじられる松田龍平もはまり役。
 この日も寝たのは10時半ころだったな。夜更かしが続いてるんで日中眠い。 

2016年7月4日月曜日

サマーウォーズatガーデン

7月3日。    123/73。60.2kg。

 朝食のサラダにはいつものタマネギにスープセロリとバジルを加えた。 ついでにバジルの摘芯を行なう。約15センチで行なうように本には記されていたが、実際はもう少し早くてもいいんじゃないかと思う。こんもりした感じにするにはあまり伸びてからだと、下の部分が傷みやすいような気がしてならないからだ。

 午前中はほぼ庭いじり。すべての作業を一覧にして、チェックしながら行なうことで先延ばしにならぬようにした。夏には成長が早いんで手遅れになったりする心配もあるからだ。それにしてもやることが多い。暇を見つけて草むしりもしなければあっという間に雑草だらけになりかねないし。

 昼食は「焼きうどん」。既成品に野菜を加えた。キャベツ・人参の皮・タマネギ・パプリカ・ピーマン。

 午後も庭いじり。この日はいつもと違うところのプールへゆくつもりだったが、月曜日もいつものところへゆくので中止した。移動するにも暑すぎたな。

 休憩では「チャイ」を作って飲んだ。インド人の涼の取り方には感心する。

 夕食は「とんかつ」、「ポテトサラダ」、「茄子の味噌汁」、「トマトとバジルのサラダ」。夏はやっぱりとんかつ。キャベツの千切りをたっぷり盛って、ソースを少し多めにかけて...。
 揚げ終わった後、柿の葉の若芽を揚げた。この天ぷらは塩で食べた。少しモソモソ感があるが、うまいものである。
 この他、ケイのにぃにぃは柿の葉の濃い緑のものを摘んできて、蒸してから陰干しにした。「柿の葉茶」の制作が始まったんである。と言っても乾燥して完成なんだが。

 食後、ワインをちびちびやりながら映画鑑賞。「味園ユニバース」。関西自体にはかなりアレルギーがあったものの、井筒さんの作品に触れるようになってからそのアレルギーもだいぶ収まっているんで、この作品も抵抗なく観られた。主演が関ジャニ∞のメインだということだが、まるで予備知識なく観たんで、かえって良かったかもしれない。脚本がうまくまとめてあって良かったと思う。ただ、主人公のダメさ加減が少しセーブされている感をうけたんだが、制作のJストームってジャニーズの会社だったんだ。
 途中からウイスキーにスイッチして、この日寝たのは10時過ぎ。

2016年7月3日日曜日

再々入門

7月2日。   126/89。59.8kg。

 蒸し暑い朝だった。目覚めた時はベッドの上で蒸し焼きのなったトド状態だったな。

 朝の体操で、大した負荷もかかった内容ではないのにもかかわらず、終わり頃になると汗が流れ落ちるほどだった。やっと日本の夏らしくなってきたということか。

 ケイのにぃにぃが雑草と間違えて抜いてしまった4本のレモンバームは根元がしっかりしてたんで、一応土に戻してみた。強ければ生き残れるだろう。
 茎と葉の部分はお茶にした。朝は紅茶の替わりにホットで飲み、残ったものはアイスにしてどんな風になるかためしてみた。

 現在パクチーが切れてるんでタマネギサラダが寂しかったところに「スープセロリ」と「クレソン」を加えたところ、スープセロリの香りが強くて、まさにパクチーの代用としてうってつけだった。パクチーは種をまいたばかりだから、収穫まではスープセロリを使うことにした。

 庭では、オレガノやローマンカモミールなどの剪定をし、オレガノは日干ししてお茶に、ローマンカモミールは沐浴剤にするつもりである。

 昼食は「高菜チャーハン」。池袋の中国食材店で買った高菜が日本製と知って驚いた。福岡産である。調べたら熊本と福岡の名産になっているらしい。東京でもスーパーで置いている店は少ないので日持ちもするので、中国食材店で大きな包装のものを買って、野菜室の底で保存している。同じ方法でザーサイも在庫している。
 ベトナムやタイ料理でも使われているのに、手に入りにくいのはおかしいと思うんだが、加工品はよく見かけてもそのもの自体を見かけることはまずないな。

 午後は中国語教室。この日は中国人留学生が実際使っている日本語の実用教本を使っての授業があった。日常会話が中心で、そのうちの5つの聞き取りが行われ、そのほとんどが聞き取れなかった。
 聞き取りがこれだけ出来ないのは普段の勉強がいかに無意味であったかを証明するものであり、語彙が少ないだけの理由ではないことは自明の理である。他の4人もほぼ似たようなもので、代表者であるRさんは集中してヒアリングをする必要性を我々に訴えた。
 俺も根本的に学習の仕方を変えることを決心した。出直しだなあ。毎回言われてるどこかの国の選挙みたいだぜぇ。

 帰宅して「レモンバームのアイスティー」を飲んだところ、ほんのりした香りと、清涼感がまろやかでアイスティーとしては「紅茶花伝」くらいしか飲まなかったが、これからは庭でとれるハーブでアイスティーを楽しむことにしよう。

 夕食は「鶏肉とピーマン・パプリカのマヨ柚子胡椒炒め」、「モロッコインゲンとさつまいもの葉柄の黒胡麻和え」、「はぐら瓜とアミの生姜酢サラダ」、「ぬか漬けきゅうり」、「はぐら瓜とベーコンのスープ」、「さつまいもの葉の白和え」。
 さつまいもの葉柄がうまい。今年も大活躍しそうである。

 食後、ワインをちびちびやりながら映画鑑賞。「ソウルメン」。二人の黒人主演でこの題名だと、どうしても「ブルースブラザーズ」を連想してしまうが、相当意識して作られたことは見て取れる。
 それにしてもサミュエルL・ジャクソンって俳優は器用なんだね。バーニー・マックという片割れを演じた俳優さんはこの映画撮影中にお亡くなりになったそうで、エンディングで彼がフィーチャーされたわけが分かった。アメリカでは相当人気があったらしい。
 相当しもネタが多いが、まことにハッピーな作品に仕上がってました。 夏はやっぱとことん暑苦しい音楽が似合うな。R&B最高!

 

2016年7月2日土曜日

買い物難民化問題勃発

7月1日。  135/97。60.4kg。

 早朝ロードショー。「ガープの世界」。ジョージ・ロイ・ヒル監督のあまりにも有名な作品だが、いつか観ようと思いながら....といった作品は数あるんだがその内の1本である。
 「フォレスト・ガンプ」が好きな人にはいいかもしれない。俺は川島雄三作品の「わが町」とか「暖簾」などを想起していた。過激な暴力や性の描写の方法は全体の流れとしてふさわしい。
 この作品の原作者が書いたもので映画化された「サイダーハウス・ルール」や「ホテル・ニューハンプシャー」 はすでに観ていて、どちらも魅力的な作品だが、必ず過激な性の問題が絡んでくるのが共通してる。それを社会的な問題にしていることが「ガープの世界」を格上にしている。

 3時前に起きちまったもんだから、映画を1本観たあとでもやるべきことは早いうちに済ましてしまった。

 午前中に一番近いスーパーと、そのとなりにあるレンタルビデオ店へ出かけた。レジで俺の前の客が店員になにか尋ねている話は耳に入ってきて、仰天した。なんと来月中旬に閉店するとのこと。かなり買い物の比率が高い店なんで、定番になっているものもあり、それらを他店に振り返る作業もしなきゃならない。やれやれである。帰ってケイのにぃにぃにも報告。


 昼食は「おろしぶっかけそば」。俺はこれに納豆を加えたが、こりゃいける。

 午後がプール。タイムテーブルが学校の授業のために複雑化したことが原因だろうか?この日は利用者が少なく、往復コースはほとんど貸切状態だった。で、しっかり1時間無休で泳ぎ切った。その後10分歩いたが、さすがに疲れたな。

 夕食は「ぬか漬けきゅうり」、「鶏肉の塩焼き・梅あんかけ」、「大根の皮・人参の皮・さつまいもの葉柄のきんぴら」、「大根の皮と長ネギの青部分と豆腐の味噌汁」、「茹でたさつまいもの葉 入りひきわり納豆」、いただきもののはぐら瓜の「胡麻酢和え」。
 ことしもさつまいもの参加が始まった。弦の外皮をむいてから、茹でて、きんぴらに加えたが、さすがにこの繊維質はどうしようもなく硬くて食えたもんじゃなかった。が、ケイのにぃにぃは諦めずに、次の手を検索するつもりらしい。

 食後、焼酎のシークワーサー水割り~ワインをちびちびやりながらTV親父。高田純次の旅番組・韓国編~BS11の「ワイン巡りの旅」~太田さんの旅番組・高知編~さらに、高田純次の旅番組・ホーチミン編。「ワイン巡り...」ではフランスのなんとか地方を取材したものだが、シラー種を主に作っているところだった。是非飲んでみたいと思った。また、前回もそうだったが意外に白ワインが多く飲まれているということも知った。
 また、高田さんのあとで、なんですがホーチミンはやっぱり死ぬ前に行きたいものだなあ。そういえばさま~ずが行った時の番組も観たっけ。
 2時間ちょっとのTVおやじの後、即ダウン。

2016年7月1日金曜日

恐るべき雑草魂

6月30日。  140/88。61.2kg。

 この日の庭作業は、前日に発見した驚愕の事実を確認するとともにその対処である。
なんて、大げさな、と思うだろうな。
 

一見してみると、普通に生えている雑草だ。しかしこれは4日前に引っこ抜いて日に当てて枯らすために放置しておいたものである。なんと、しっかり根を地中に伸ばし蘇生していたんである。
 確か2時間近くかかって抜き取ったものの量は多く、その半分くらいが蘇生していた。結局抜き直してプラスチック容器に入れて枯らすことにした所、作業は30分以上かかった。やれやれである。

 枝豆を二本立ちにする。3本立ちが多かったが、少なくとも2本立ちまでで、一本立ちとか0はなかった 。これを用心してポットやプランターでピンチヒッターを作っておくらしいんだが、もちろんそんなことはあとで知ったことで、運を天に任せるしかなかった。

 「エンツァイ」がかなり育ったんで、種が入っていた袋の裏の説明に書いてあった20cmにはなってないが収穫することにした。美味そうな時期を外すと小松菜のように硬くてあくが強いものになってしまう危険性を回避するためである。

 午前中にスーパーで買ってきた赤紫蘇を加え、梅干しの本漬け込みを行なった。これが済むと土用の日(7月19日)までやることはなくなる。完成までもうちょっとだ。

 昼食は余っている白菜としらたき・ネギと買ってきた焼き豆腐を煮て卵でとじた「貧乏すきやき丼」。肉ッ気がなく貧乏度が実感できる一品である。味付けはすき焼きと同じ砂糖・酒・醤油のみ。

 午後はこの日も弓道をサボり(今月は1回だけ?)DVD鑑賞。「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 。長い名前(覚えられない)の有名な監督の脚本(合同)による作品。
 ブロードウェイに挑戦する、元ヒーロー映画で主演して一度は売れっ子になっていたものの、20年後に落ちぶれた金欠役者のドタバタ人生劇。実際にティム・バートンの「バットマン」で売れたマイケル・キートン自身が演じてるのが面白いが、必死の演技はまさに迫真もの。カメラワークとドラム中心の音楽が印象に残る。脚本もお伽話と現実の組み合わせを計算した面白いものになっていて、十分エンターテイメントになっているのが、「バベル」や「21g」より進歩した感じを受けた。エドワード・ノートンもはまり役だな。

 夕食は「鶏肉のハーブ・ピカタ」、「冷奴」、「白菜の味噌汁」、「白菜の浅漬」、「ぬか漬けきゅうり」、「エンツァイのおひたし」でNAD。
 この日庭から出演した野菜は「ミニトマト」、「大葉」、「エンツァイ」、「水菜とサンチュのスプラウト」。貧乏人の食卓は自作の野菜でその貧しさをカバーする。これが貧乏生活の基本である。

 ベッドで文庫本を開いたが、30分もしないうちに眠くなり8時半ころダウン。