やたらに他人とか世間と比較して生きる人が多くて、ちょっと疲れ気味なんじゃないか?最近ようやく自分のペースがつかめてきた感じ、と思ったら残り人生あとわずか。それでもこのペースは変えたくないもんだ。やわらかく生きたいもんだねぇ。
2015年1月5日月曜日
欠席の理由
結局弓道の初射会は欠席。朝が寒かったのと、弓道場がさらに寒いことを知ってたからである。それでも午後からの新年会には出席しようと思ってたんだが、初射会の欠席を決め込んでから始めた台所の切れ目がうまくゆかず、だらだらした時間を台所で過ごすこととなった。
とにかく前日に続いて午前中がめちゃ寒い。七福神めぐりも午後からにしたくらいである。
で、作ったのは「2草粥(大根とかぶ)」、「甘酒」、「さつまいも入りお汁粉」、「かぶの葉炒め」、「ラクサ・スープ」。さつまいも、かぶ、大根などお隣さんからの頂きものである。ラクサのレシピは新しいものを採用して、レモングラスや黒コショウなどをすり鉢を使って砕く作業も加わったもので作った。仕上がりはシンガポールで食べたものと同じ?いや、覚えてないんだが、おいしいからいいことにしよう。
あとから届いたものを含め年賀状を書き終えた。あらかじめ用意したもので足らなかった分はネットのフリーソフトで印刷したものを使った。今年で家にあった絵葉書や写真入りはがきはすべて消化したので、来年からはこうしたフリーソフトを利用することになるが、便利なものである。
年賀状の文面で気になることがある。「機会があれば会いましょう」ってなやつである。機会というのは本来作るものであり、会わないのは機会を作ろうとしないこと、つまり会おうとしていないことである。会おうともしないのに、「会いましょう」ってのは明らかに矛盾である。こうした矛盾だらけの社交辞令を何のてらいもなく使い続けているから、年賀状のような悪習がなくならないのであり、形式的な口先だけの交流や関係を断ち切れないでいるのである。
つくづく本当に会いたいと思う人は現実にはいないことを感じるなぁ。
帰宅してから、留守録でとっておいた映画を2日で5本観た。 「グリース」。O・N・ジョンの劣化が目立つんだけど彼女、いくつだったんだろう?内容はくだらないけど「愛すれど悲し」はいい曲だと思うし、タイトル曲もいいね!フォーシーズンズのCDをまた引っ張り出して来よう。
「オーケストラ」。「ブラス!」のようなドタバタ喜劇かと思ってたら、シリアス人情物でもあり、なかなか面白い。ここではロシア共産党独裁政治が背景になっていたころの話が中核にあり、ナチス台頭の「善き人のソナタ」などを連想させる。
「半次郎」。桐野利秋の伝記映画。企画が主人公演じる夏木孝明なんで、多分思い入れの強い人物だったんであろう。後半の戦争場面がくどくて、うんざりした。
「酒井家のしあわせ」。途中まで「お引越し」風なものと観ていたが、終盤で父親の病気などが明かされ、お涙ちょうだい路線をちゃんと踏襲している。合間にみせるフィクション(映画的)らしさの量がちょうどよい。秀逸なのは、金魚鉢を抑えるシーン。母親が必死に家庭を守ろうという意思が、強くあらわされていた。また、ぼけ老人のエピソードなんかもさりげなく盛られており、祭りのシーンなんかもあっさり取り入れていたりして好感が持てる作品となった。
「東京マリーゴールド」。市川準は好きな監督である。今ならこんな言葉で評することができるんじゃないか?「キャッチィでポップな」CM風ドラマ。似たようなカットの繋ぎ合わせは大林さんにもみられるが、あれほどあわただしくないところが市川さんの持ち味である。田中麗奈がもてそうにみえない貧相なキャラがはまってたのを観て、「BUSU」の富田靖子を思い出した。本当に東京が好きな監督さんである。
昨夜のメニューは「タイスキ」。だしは干しエビと干し貝柱と大根。買い物に行かなかったんではなく、目指す店がまだ開いてなかったんで材料がそろわず、具は豆腐と長ネギのみという寂しい一人鍋となった。ビール~燗酒。で、お供は「なだ万のおかき」、「大根の甘酢漬け」。調子に乗ってお粥を食べ過ぎて気持ち悪くなったりした。
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