昨日の朝はお供え餅をパックから取り出してお雑煮。1日遅れの鏡開きだが、お汁粉にしなかったのはチェーが残っているからだ。まあこれでお正月気分も終わりにしようかな、と思ってたんだが、テニススクールの退会届をするために西新井まで行くので、ついでにあちら方面の七福神めぐりをすることにした。ついでに、と言っても結構距離があるんだが、運動不足にもちょうどいいかなと考えた。
で、久しぶりにジムでやっていたストレッチをしっかりやってから出かけた。今年はこの習慣をつけたいと思う。自転車でも膝にダメージを与えるという去年の教訓を忘れないようにしなきゃな。
足立区には二つの七福神があり、一つは北千住方面であり、今回目指したのは伊興という地名に集まっているもので、四つの寺をめぐるものである。実相院が三つ、福寿院が二つまつっているのである。あまり人気がないんだろうか?のぼりも立ってないし、まつってある場所も非常にわかりづらく、三つの寺が戸を開けて入るようになっているところにまつってあり、とにかく地味である。
また、この地域の区画が上手に整備されていないところから、寺自体も近くにありながら見つけにくい。最後に行った源正寺なんぞは寺の外周を大回りで1周してしまったくらいである。
七福神めぐりを終えてから西新井大師さんに向かった。で、この地域に焼肉屋が非常に多いことに気が付いた。そういえば足立区に住んでた総理大臣が無類の焼き肉好きで有名だったっけ。
大師さんは先日に引き続き狂乱状態。「イモ洗い大師」化してた。これだもん、七福神めぐりがはやらないわけである。みんな大師さんに行っちゃうよな。露天商がすごく充実してるもん。
大師さんから脱出してテニススクールへ行き、手続きを済ませてから、東武鉄道西新井駅まで行く。駅近くの「松屋」でカレーを食べた。ラジオでDJがやたらにうまいって叫んでたのを思い出したからだ。並330円。ボリュームがあり、味も悪くない。味噌汁がつくのにはちょっと驚いた。叫ぶほどではないにしても結構いける。正月にカレーを食べる家庭が多いということもラジオを通して知った。おせちの後は特に美味しく感じるのかもしれない。
しばらくは残り物整理だな。夕食のメニューは「もつ煮」、「奈良漬(もちろん既成品)」。で、発泡酒~焼酎のシークワーサー割り~日本酒をちびちびやりながら映画鑑賞。
「アントキノイノチ」。こちらは遺品整理業が出てくる。さだまさし原作。テーマが重く、それが二つ重なっており、それをまとめようとしたこと自体が無理だった。これで二本の作品が作れたんじゃないかな?まるで短いメロディを集めたドリカムのへたくそな歌みたいだ。主人公を二人にしたこと自体も作品をボケさせた。脚本もそうだが原作もひどいものだったんじゃないか?「誰も知らない」や「おくりびと」なんかにインスパイアされてこさえた安易なものに思える。登山のエピソードなんかに至っては描き方のあまりの冗長さにかったるかったな。
また、最近の傾向として人気作家(東野や伊坂など)が書くものに「レイプ」を安易に取り入れる傾向があって、少々うんざりしている。セリフが少ないのに長すぎる間合い。落ち着きのないカメラワーク(これは素人さん?)、とイライラしてくる本当にひどい作品。
よかったのは柄本さんの出るエピソードくらいかな。彼の一人勝ち、って感じ。それにしても孤独死の老人の部屋の片づけのシーンでは、介護の仕事を思い出せた。実際もああであり、その中で暮らしてる老人がいかに多いことか。そのひどい環境の中で介護する側の苦労を思い出して、胸くそ悪くなった。
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