卒論計画書が添削され返送されてきた。
卒論のテーマの最終決定であり、動機から資料集めの手立てや結論の見通しなどを担当教官から採点され、不合格をもらうと6月までに再提出し、そこで不合格をもらうと留年になる。
破れかぶれになって、現在最も興味ある地元の商店街の活性化についての考察を無理やり、歴史的な問題点や文化財再発掘と結びつける、という乱暴な研究テーマを提出した。その時点で歴史や文化財なるものについての興味をほとんど失ってたので、これで不合格なら大学を中退するつもりでいた。そのことと、この4月から始めた習い事で忙しく、不合格を望んでいたといっても過言ではない。
意外な結果であったが、昨日は今後の予定を全て洗いなおして、卒論を書き上げることに決定した。
となると、9月末には草稿を提出せねばならず、来月始めの科目修得試験(「書誌学」)を終えたらすぐにでも取り掛からなければならないほど、残り時間は少ない。
荒川区には中央図書館というものがなく、南千住館がほぼそれに相当するほどの蔵書を抱えている。これが俺にとって都合が良くなった。
今週、つまり今日から行くことになっていた、火曜日の先生と同じ人が教えてるもうひとつの教室は南千住にある。午前中図書館で過ごし、午後からダンス教室へ行けば有効に時間を使える。
さすがに区議会議員主催の水曜日夜のダンス教室はちょっと無理なようだ。それでも週3回(火・木・土)の教室が無料というのは非常にありがたいことである。
昨夜のメニューは「鶏肉とアスパラも甘酢炒め」、「ごぼうとじゃこの醤油炒め煮」、「かぶの味噌汁」、「筑前煮」。たまに食べたくなる「筑前煮」だが、忙しいときには副菜の作り置きとして格好な料理なんだが、これからの季節はちとつらい!
弁当メニューは「鶏肉と絹さやの塩炒め」、「れんこんのきんぴら」、「しいたけの海苔佃煮・チーズ焼き」、「かぶの葉とじゃこ炒め」、「とうもろこしのバター炒め」。
燗酒1合と缶ビール1本で「椿三十郎」を鑑賞。
角川春樹製作、森田芳光監督によるリメイク。脚本をいじらなかったことに疑問を持つが、出来自体それほど悪いものではない。が、興行的に大失敗だったのは、時代がこうしたものを要求してないということなのかもしれない。時代にあった脚本を作ればまだなんとかなった、という簡単な問題ではないような気がする。春樹さん、興行的には失敗続きだが、このときも相当ひどかったようだ。感性と現代とのずれが大きくなってしまったということだろう。「椿」と「笑う」の2本で完全に終わったって感じ?森田監督には汚点となってしまった作品であり、その後変わらずいい作品を作っていたにもかかわらず、「僕たち急行」を最後に亡くなってしまい残念なことである。TVで「家族ゲーム」がリメイクされてるとして、なお懐かしく思うんである。
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