2020年7月19日日曜日

遥かなりしKFC

7月18日。星期六。                     91/62。63.3kg。

 ラジオ聴いている最中何度も気象情報で中断されるのには閉口した。もっとも、豪雨や暴風にされてる人たちにとっては大事な放送であることだろうな。つーか、よく降るな。

 5年以上前になるが、九州旅行を計画していたことを思い出した。前年に計画して、翌年熊本を中心にした災害があって、終息はしていたものの復興の最中にお気楽な年寄りがウロウロするのはあまりにも不謹慎と思い断念した。その後も九州は災害が続き、俺自身も膝の手術などの「災害」にあったりしていて、とても旅行どころでなかった。まあ、これもめぐり合わせみたいなものなんだろうな。

 森崎東監督がお亡くなりになった。「ペコロスの母に会いに行く」が最後になっちまったわけだ。原田芳雄出演の2本の作品が印象深い。気骨のある作品を残した名監督である。「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」、「ニワトリはハダシだ」など、原発や在日の問題をこんな形で映画にした功績はでかい。享年92。合掌。

 アンケート(集計数は怪しい)によっても、専門家の発言でも「GO TO」に反対なのに強行しようとする政府の姿勢の腹の中がわかった。旅行業界のなんとか協会のトップが二階だったんだ。税金使って旅行業界を潤し、協会にも金が集まり、二階を通して政府、つまり自民党に金が集まるという図式になってたわけだ。「ごーとー(強盗)」と読みたいね。

 口紅が売れないらしい。色んな所で弊害が出ているということだ。

 昼食は「まぐろの塩麹漬け」。切り落としものなので、厚みがなく、グリルで焼くと取り出し時に悲惨な状態になることが予測されたのでフライパンで焼く。
 「えのきと豆腐のお吸い物」、「人参とゴボウのきんぴら」、昨日の残り物の「さつまいもの葉柄としらたきの煮物」、「きのこご飯・大根の葉浅漬がトッピング」。

 午後のロードショーは「ピータールー マンチェスターの悲劇」。2018年マイク・リー脚本・監督作品。同監督作品は初めてである。
 1800年代の英国における労働争議で起きた虐殺事件を描く。当時の英国で、いかに政治・資本家・宗教の権威主義が労働者階級を苦しめていたかを、集会の演説(大半を占める)などを通して描き、弾圧側はいかに巧妙に立ちまわるかを描く。
 アメリカもひどい国だが、イギリスもひどい。恥ずかしい過去を描いて「マイケル・コリンズ」やケン・ローチ監督の一連の作品に見られるように優れた作品となっていることが多いのがイギリス映画の特色なんだろうな。
 155分と長いので、後半は明日にした。この作品もケイのにぃにぃが借りてきたDVDである。

 夕食は「フライドチキン」。インスタント衣には鶏もも肉か手羽肉を使うように記されているが、鶏胸肉を使用した。これはケンタッキー(KFC)だって胸肉をつかっているんだから、と言うケイのにぃにぃによるものである。仕上がりは味が濃くて、まさにKFC風味だ。敷いてあるキャベツの千切りとともに食ってちょうどいい。
 「ポテトのローズマリーソテー」。庭のローズマリーの初登場である。「ピーマンのベーコン&ピザチーズ詰め焼き」、「たまねぎとベーコンのスープ」。
 ベーコンの切り落とし1kgの特売品を買ったので、これから当分ベーコンの登場回数が増えると思う。

 発泡酒~キリンビールロング缶・ラガー~「エヴォディア」。久しぶりのスペインワインである。軽い安ワインが続いていただけに、フルボディタイプはワインを飲んでいる実感がある。
 ちびちびやりながらケイのにぃにぃと映画談義。〆にウイスキーを飲んで、べろべろになって?時にダウン。

 

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