2020年7月23日木曜日

「あいみょんクッキー」の失敗

7月22日。星期三。                 

 早朝キッチンは「あいみょんクッキー」制作。これは先日2回続けて作ったリキュールを使ったクッキーの主材を変えて作ってみたものである。主材はレモン果汁の割り材である。で、ノンアルコールは3度めにして初めてだったが、結果は見事に失敗である。なんとか成形できて入るものの堅く、砂糖も多めに加えたんだが、元の酸味を上回ることなく酸っぱい。やはりアルコールを飛ばしてとろとろになった状態にしたものを使うことでソフトクッキーになるものなのだったことがよくわかった。
 一応、煮立てて少しとろみがついたように見えたが、水分が飛んだだけであの特有な状態にまでは出来なかった。
 この割り材の成分表で「マリーゴールド」が最下位に記されていたので「あいみょん」になったわけだが、定着せずに終わった感が強い。歌そのもの自体はもう聞き飽きているし。
 残った割り材はシークワーサーとの共存で消費してゆくことに決めた。

 水まわり掃除。

 庭作業は三つ葉の収穫のみ。

 新聞~5時限授業。

 今年3月、卒業式で、コロナ対策の一環として時間短縮のため校歌はカットしていながら「君が代」は歌わせたそうである。しかも毎年のことながら歌わなかった教職員は処分を受けている。
 教委はゲシュタポかよ。この組織の存在自体がおかしいのに、こんな権限まで国が認めているというのは中国とほとんど同じじゃん。「統制」のために洗脳された警察をあちこちに配備して、いつの時代に「戦争」に入るつもりなんだろうか?
 教委とPTA、要らないな。

 英オックスフォード大の研究結果が発表されていて、ワクチン開発と並行して既存の薬の効果も研究されていて「デキサメタゾン」に効果があることがわかったらしい。俺でも知ってるこの名前、効果が証明され実際に使われるようになれば、「お安く」してもらえる可能性大である。

 ラジオCMで「2020年のオリンピックで当社は......」ってのがあった。もちろん地方局の番組で、だが。そういえば先日の都電内のCMでも入浴料が訂正されてないものがあったっけなあ。いい意味では「のんびり」だが。公共の眼や耳にさらされてるっていう意識が欠如しているということなんだろうな。

 昼食は「親子丼」と「カツ丼」。すっかり忘れてた1週間前の1枚のとんかつ。ちょうど鶏肉が2人前しかなかったんで、義母に1人前の天丼、俺とケイのにぃにぃとで親子丼とカツ丼を半分づつ。
 「いんげんとしいたけの煮物」、「ぬか漬けきゅうり」、「エリンギと豆腐の吸い物」。

 食後、煮物を2点制作。しいたけの煮物にさつまいもの葉柄を加えたもの、ベビーホタテのひもを佃煮風に作ってみた。黄金比を採用した。醤油、砂糖、みりん、酒を同量づつにしたものである。基本中の基本だったことを思い出しながら作った。

 午後のロードショーは「孤独なふりした世界で」。2018年アメリカ・SF映画。登場人物はほぼ二人で、終盤二人追加。
 住民全員が急死して、一人残った小人症の図書館員は家を1軒づつ訪ねては死体を処理し、家を片付け、必要な物をいただいてゆく。何故死んだのか、何故彼一人生き残ったという説明は一切なしで、一人の女性が迷いこんでくるんだが、これもその理由とかの説明はない。
 二人になっても、死体と家を片付け、合間に植物を育て、街にある大きな池(湖)で釣りをし、必要な物はガランとした商店街の店からいただく生活が続く。が.......。
 結末でもしっかりした解説はない。が、分断したふたつの世界(コミュニティ)の存在があることはわかるように描かれる。
 期待していなかっただけに、意外と面白い作品だったな。主人公が車から降りて唖然とした表情で行き先の光景を見る姿は「猿の惑星」のチャールトン・ヘストンと重なる。あの逆となるわけだ。
 一人の女性演ずるは、今売れっ子のエル・ファニング。

 夕飯は「カレーライス」。具材は合いびき肉、たまねぎ、人参、じゃがいも。人参とじゃがいもは収穫もの。「さつまいもの葉柄とアボカドのクリームサラダ」。

 追熟が一項の進まないキウイを調べたら、バナナが完全に腐っていたのにもかかわらず追熟はちっとも進んでなかった。やはりりんごとはエチレンガスの量が違うんだろうな。
 りんごが追加された一袋だけは少し進んでいるようだった。これもりんごによっては発生するエチレンの量はかなり差が出るらしく、「ふじ」などはほとんどでないらしい。

 新しいビニー袋に詰めなおして仕切り直し。ストレスを与える方法は取りたくなかったが、りんごが高い(258円税別)状況ではやむを得ないかな。

 2週間ぶりのNAD.。7時前には2階に上がり、30分本を開き、即ダウン。

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