9月12日。星期二。 115/72。62.0kg。
早朝キッチンは大根の皮のきんぴら。
午前中は曇となってんのに小雨ぱらついていた。気象協会の運営するネット上の「ピンポイント天気予報」がほんとうによく外れる。
仕方なく予定通り朝一で買い物を済ます。
収穫はへちま・茄子・プチトマト・ピーマン・オクラ・ニラ。プチトマトの勢いが止まらない。オクラに関して言えば、一昨日、収穫したものよりかなり小さいものを残した、その残したものがその時収穫したものよりでかくなってた。10センチ強のものが五本もあった。恐るべき成長速度だ。
昼食をはさんで映画鑑賞。「オール・ザ・キングス・メン」。リメイク版だが原作に忠実な脚色だということらしい。
前作の印象が強くて、ストーリーがかなり変えられている点で違和感が最後までついてきた。権力を手にした男の横暴ぶりが本作ではあまり描かれず、それ故最後の暗殺されるまでのプロセスが納得できるところまで描ききれていない。語り手の過去や恋愛の描かれ方も物語の伏線とするには印象が弱い。これは脚本に由来するものと演出の手抜きのような気がする。
が、それでも俳優の良さもあって最後まで観られる。 逆に俳優に頼りすぎたことで弱くなっちゃったってことなんだろうか。
昼食は天ぷらそば。天ぷらはスーパーで買った春菊のかき揚げで、でかくてどんぶりぎりぎり。120円税別。
午後は映画の後の読書。考え方がよく似ている著者のものなんだが、それをこういうふうに文字にできれば俺も作家(物書き)になれたかもしれないな、なんて考えながら読んだ。
夕食は「キャベツと鮭の味噌バター蒸し煮(ちゃんちゃん焼きのようなもの)」、今朝作った「大根の皮のきんぴら」、「オクラ入り納豆」、「ヘチマの味噌汁」、「焼きピーマンの和え物」。
発泡酒~ホッピー~ウイスキーをちびちびやりながら映画鑑賞。「ラストショー」。一度観ているはずの1971年、ピーター・ボグダノヴィッチ監督作品。
青春映画の出来としては「アメグラ」をしのぐんじゃないだろうか?もう一度「アメグラ」を観てみよう。ベン・ジョンソンも良い。ジェフ・ブリッジスがすごくいい味出しているが、後年さらに良くなっているのはもともと才能があったんだな。この時22歳。
朝鮮戦争勃発時を背景にしていて、それとはまるで無関係のような田舎町でのドタバタ騒ぎを、ちょっぴり渋めに描いたこの映画の作風はその後の青春映画の先駆けと言ってもいいだろう。「アメグラ」の背景はベトナム戦争だし。しかも両作はパート2もある(両作とも未見)らしい。
この日観た2作品は1950年代を舞台としている点で共通している。まだ、いい時代だったのかな。俺にとっちゃあ貧乏暮らしのどまんなかだったんだが。
まるで記憶を取り戻すことなく観終わったが、いい作品だったし酒もうまかった。で、10時ころダウン。
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