2017年1月4日水曜日

旅は道連れ、夜は酒

1月3日。      173/109。62.2㎏。

 いきなり高い数値。今年も高値安定かあ?

 この日は9時には出発。恒例の七福神めぐりだ。

 まずは都電で三ノ輪まで行き、歩いて浅草は鷲神社。去年納めねばならなかった熊手を納めるためであり、この日はそれをはじめとして「浅草七福神」を回る予定だった。
 社務所でおみくじなどを売っていたので巫女さんに尋ねたら預かってくれるとのことだったんで礼を言って渡した。

 ちょうどたき火?があったんで温まってから出発することにした。その時考えたんだが、引き取った熊手は一体どうするんだろう?まさかリサイクルするんじゃないだろうな。まあいいか。       で、あんまり天気がいいんでもう少し時間がかかりそうな次点候補の「港七福神」をまわることに変更した。
 ここから歩いて雷門の前を通りすぎて、都営浅草線で大門に向かった。

 大門からのルートだと最初は弁財天のある宝珠院になる。増上寺を大きく迂回して行く。
まばらな参拝客。この調子で続くといいな。

間近に東京タワー
次が恵比須さんの熊野神社。この通りは来たことあるなあ。が、思い出せない。そういえばここへ来る時後ろからつけてくる人がいたんで、ここでちょっと声をかけてみたら、案の定俺が七福神めぐりをしているとにらんで、後をついてゆこうと思ったということだった、しかもこの日来ていた赤のジャケットがいい目印になるということまで考えたらしい。
 その人は二人組で、多分70代~80代くらいだと思うが、姉妹で現在神奈川は宮前平、埼玉は上尾に住んでいて、毎年正月の七福神めぐりは恒例となっていることや始めてから10年くらい経っていることなどが俺とも共通しているんで、一緒に回ることになった。

 が、次のところまでは高齢者だとかなり時間がかかりそうだったんで、俺が近道を行き、お二人は一番わかりやすい道を歩くことにしてもらった。なんせ最初の宝珠院からだいぶ迷ったらしいんで、遠回りも楽しむ俺につき合わせるわけにはいかないもんな。

 

熊野神社 ここでお二人と出会う。
近道は本当に早かった。目的地は麻布十番の十番稲荷神社。何がまつってあるかというと「宝船」。この船に七福神が全員乗船しているわけだから、ここ一社でことは済むんだけども、結局これを含め八か所を回ることになる。
1か所七福神というのもあるからな。これもその一つだろう。

十番稲荷神社
この神社の前の通りの向かい側に「塩屋(まーすーや)」があった。宮古島にあるお店の姉妹店だということだった。姉妹が来るまで、ここで買い物したり、ファミマで100円コーヒーを飲んだりしてた。

 で、ここでもすぐ近くなんで、俺が先に行くことになった。5分くらいのところにある大黒天を祀った大法寺である。
 その途中のシャレオツなスーパーでワインを見たりしてから寺に向かった。イートインでなんか食べりゃよかったな。
 

大法寺
ここでは階段の下にお神酒が用意されてたんで一口いただく。すきっ腹に染みたな。さらに右側に設置されてた休憩所では甘酒がふるまわれていた。これもいただく。酒粕で作った粕酒とは違い、麹で作った甘酒は優しい味がしてうまい。
 で、それでも姉妹が来ないんで戻ってみたら、まがりみちの交差点で滞留してた。で、引率して無事参拝完了。
 

お二人の母上は98歳でなくなったそうだ。
 
ここからいくつかの大使館と高級住宅街を抜けて行く道が続く。坂道が多く住民でも高齢者には住みにくいんじゃないだろうか?が、街はきれいだなあ。
 行きかう車はアウディが多いんだけど、ここいらのステイタスになっちょるんだろうか?

 次は割と近くて一緒に歩くのも苦にはならなかったし、お二人とも健脚で60代までは山登りもしていたということである。左の妹さんが土地勘がいいらしいということだが、それもだいぶ衰えたんじゃないかな。結構迷ってたもん。
毘沙門天がある氷川神社
ここから先が長かった。カタール、中国、ラオスなどの大使館があった。そういえばここいらも来たことがある。多分六本木で飲むんで、早くから来てぶらぶらしていた時だ。
狐が加えてるものが違う。意味がありそうだ。「あうん」のような。
やっと到着したのが寿老人を祀る櫻田神社。時間は1時近かったな。


櫻田神社
ここが大混雑で長蛇の列ができていて、列には並ばず前のほうまで行って写真撮って、それでも脱帽して参拝した。だからお賽銭を渡せず。

 姉妹はちゃんと参拝してから朱印ももらうということで、その間に俺は待つつもりで神社のすぐそばにあるローソンでサンドイッチと缶ビールで時間をつぶしてたら、妹さんが出てきて相当時間がかかりそうだということ、次のところで会うということになった。
 そういえばローソンで買った袋の中におしぼりが入ってた。なかなかのサービスだよな。

 それならそば屋でも行けばよかったなあ。まあいいや。で、ぶらぶら六本木を歩く。ここへはお金が結構あったころ、何度か来てるから景色の記憶が少し残ってる。
 次の天祖神社近辺へは多分家族で来た寿司屋があるところだと思う。記憶は定かじゃないが。

 六本木駅の近くの「明治屋」を冷やかして時間をつぶす。今年は酉年なんでキャンベルの「チキンスープ」を買った。
こんなのがあるのが東京のおもしろいとこ。まさか?住んでた。

建物が映るのに興味ひかれ神社を撮るのを忘れた。
福禄寿の天祖神社は写真のビルに囲まれた立派な神社であり、氏子がお金持ちばかりなんだろうな。このビルの下のシャレオツなカフェで「カフェラテ」なんぞをいただきながら姉妹の到着を待った。まるで国連ビルのカフェ(あんのかな)と間違うほどの多国籍な店内だった。飛び交う言語は英語、中国語、そのほか聞いてもわからない言語、さらには手話語?まであった。

 20分くらいつぶしただろうか?思い立って来た道を戻ることにした。やはり迷ってきたらしく、30分もあれば来られそうなところを50分はかかったんじゃないだろうか。

 で、最後は一緒に行くことにして、六本木の坂道を下って最後の参拝を済ませた。

逆回りだとここが出発点。

 布袋尊を祀る久國神社。こじんまりした神社が多い港七福神の中でもことさらちっちゃい。高いビルに囲まれた風景が多い中、ことのほか対照的でよかったな。
 さて、ここでおしまい。お疲れさんでした、ということで記念撮影。
この後、新宿に出るというので大江戸線の駅まで一緒に行くことにし、俺は日比谷線で再び三ノ輪に出ることにした。姉妹とは写真を送ることを約束して別れた。

 帰りの都電は7700系。いいフォルムをしていて俺の好みでもある。昔7000系だったものをリニューアルした車両であり、レトロをうたった9000系より断然いい。お歳は今年61歳である。

 宮の前で降りて、地元の神社を参拝する。ここではいまだ長蛇の列ができており、やはり遠くから参拝した。やれやれ。
ここでは4列方式
帰宅して4時前。早速銭湯へ。この日も水素風呂で7分入浴したら、汗がよく出た。歩いたせいで循環が良くなったのかな?
 あいにく下の飲み屋さんは休みだった。お新香食べたかったんだがな。

 で、スーパーで豆腐を2丁買って「湯豆腐」にすることにした。ついでに「賀茂鶴・樽酒」。

 ビール~栄川・純米大吟醸酒~樽酒をちびちびやりながらDVD鑑賞。「アルフィー」。50年前ののルイスギルバート監督作品。マイケル・ケインがプレイボーイを演ずるビターなコメディである。アメリカでも高い評価を受け、リメイクもされたイギリス映画だ。
 続けてTVのバラエティー番組をだらだら観ながらだらだら飲む。「VS嵐のババ抜き大会」。去年も見てたんじゃないだろうか?今年も記憶があいまいなまま時を過ごすことになりそうである。

 







0 件のコメント:

コメントを投稿