1月24日。 計測忘れ。
朝食は、今回1泊なんで何も用意せず、実家から湯沢そしてここまで持参したキウイとオートミールで済ませた。
午前中は掃除、洗濯、布団干しなど。
11時ころ電気屋さんが来て浴室の空調を調べてくれ、その電気屋さんの推奨する空調機が設置不可能であることが判明した。選択肢が複数あることを教えてもらい、あらためていくつかの業者の見積もりをとったりすることになった。やれやれである。もっとも、そろそろ壊れてもおかしくない機械はいくつもあるのも20年以上も経てば当然とも言えるんだが。
お昼近くに近所のスーパーまでケイのにぃにぃと買い出し。この日の夜はケイのにぃにぃが主催する地元の友人とのパーティーである。
昼食はそのスーパーで買った「カツ丼弁当」。299円税別。これにインスタントしじみ汁。
ケイのにぃにぃが夕食の支度を始めた頃に俺は一人実家を目指した。
前日も乗った舎人ライナーで日暮里。かなり歩いてO菱銀行で、先日の空調点検の出張費を払い込んだ。8100円&手数料216円。メチャ高いよな。ただ壊れてますよ、って言うだけのことのために、こりゃ高いよな。これから先いくら掛かるのか一抹の不安が頭をよぎる。
そこから歩いて三河島、そこから常磐線で実家に向かう。で、ちょっと時間があったんで駅の改札を出て、通りを渡った正面にある閉店したドラッグストアの傍まで行ってみた。
すぐ近くの並びには以前はなかった「マツOOキヨ」があり、まあ原因がこれであることは間違いない。この閉店した店のオーナー?とは面識があり、飾らない人で商売の腕も立つやり手だった。が、やはり大手の進出や以前のような大量消費がしぼんできたことによって、いくつかあった店舗もひとつ、またひとつと撤退していたことは以前から知っていたが、三河島のことを知ったのはこの日が初めてだった。この店で彼と会って将来の展望などを語り合ったこともあったっけ。
お店の看板の文字の「ドラッグ OOア」と「スト」が抜け落ちていて 、なんか侘びしさを感じさせた。「ストップ」になっちまったんだな。
それにしても経営的にはうまく縮小、撤退できたんだろうか?実際の戦争でも「撤退」が一番ダメージを被るということが知られているが、経営も同じで負債の額によっては舵の取り方ひとつでダメージも変わってくるんだよな。彼ならうまく立ち回ったろう。
電車に乗ってわしも考えた。
新幹線の男子トイレの前部についている「手すり」について。 あれは身体を前に預けられて楽ちんだ。しかも前に寄りかかる分だけ「いちもつ」も当然前に出ることになるから、脇への散水の可能性も減る。これ、公衆便所全てに設置して、身体を前に預ける「立ちション型」を啓蒙したらどうだろう?お掃除の人も少しは楽になるんではないだろうか。
行きの新幹線の人間観察について。
通路の反対側にいた、あまりに好対象なふたりに興味を持って観察してみた。一人はかなりの巨漢で見たところ100kg近くあるんじゃないだろうか?脇が椅子からはみ出していた。それが窓側で隣の席が空いていたからよかったようなものの、隣の席を予約してたら悲劇だよな。
飲み食いしていて、その量も多いが、特に飲料もむせながら飲んでいるさまはまさに年寄りの「誤嚥」状態だったな。いい加減咳してたな。 年の頃なら40代だろうか?顔全体も腫れ気味で、目付きが悪く、唇もだらしない。まさに「ブ男」の典型だあ。特注のワイシャツは手が短く、いずれこのシャツも腕が通らなくなる予感がする。
髪の毛も脂ぎっていて、痒いらしくかきはじめるといい加減かいている。成人病などの病気のひとつやふたつやみっつくらいは抱えているように見える。とりあえず「デブ」は病気だし。
この人には「ライザップ」のようなCMはどのような気持ちで見てるんだろうか?
それに対し、ふたつ後ろの席にいた男性は50代後半くらいかな。俺の趣味ではないが、ほとんど前身黒ずくめのウエアで包み、体型も中肉中背で腹も出てない。マフラーの折り目にもこだわっているようで、これは見た目イライラさせるが、本人は納得するまでやってたっけ。まあ、どちらにしても動きもキビキビしていて清潔感と健康的な印象を受け、ブ男とは好対象だった。
そんなことを思い出しながらうとうとして思い出したことがある。
それは先日の「池袋東口酒場放浪記」のことである。あとでケイのにぃにぃに教えてもらったんだが、あの日4軒はしごと書いたんだが、5軒だったそうだ。4軒目のあと近くのシャレオツなカフェ調の店で「茜霧島」のロックを一杯づつ飲んだ、ということだ。
で、その後、今回の新幹線の切符を発券してもらいに駅までゆき、それを済ますとケイのにぃにぃに財布を買ってあげたそうである。買ってあげたと行っても百貨店のポイントを交換したものなんだが。それでもしっかりとした態度だったそうだ。
そこから大塚まで移動し、都電でおとなしく帰ったそうである。
こうしたことは過去に何度もあることで珍しいことではないんだが、今年もこの調子で安全に済めばいいな、と願うのみである。
夕食は義母が残り物で済ますということで、一人分を作って済ました。
「アジの開き」、「湯豆腐・がんずりのせ」、「しいたけの軸のお吸い物」、「自家製キムチ」、「ぬか漬けきゅうりと人参」。キムチの出来はまあまあ。辛さは思ったより強い。
食後、自家製キムチをあてにして「オトーリー」をちびちびやりながらTV鑑賞。
国営放送で大分県の「小鹿田(おんた)焼き」 を訪ねる番組が面白かった。焼き物は特に興味があるわけではないが、土の特性(この場合焼き物に不利な性質)を克服して編み出した生産法はとても興味深いものだった。
九州はこの他にも観たこともない焼き物がいっぱいあるそうで、それらをいくつか訪ねてみるのもいいかもしれない。今年の旅は面白くなりそうだ。
続けて国営放送の旅番組「ミャンマー・ヤンゴン編」。これは良い所だな。経済発展の序の口にある、日本で言えば昭和30年ころの上昇的貧乏生活が多く見られる。ベトナムでもこうしたものが見られなくなってきているだろうな。食べ物にも興味あるな。「入りにくい居酒屋」も多くありそうなんだが、そこは他の番組に任せたほうが良さそうだ。ホーチミン市よりも面白いかもしれない。
時間かけて飲んだせいか、あまり酔わなかったが、それでも9時過ぎにダウン。
4軒目のあとの記憶がまるでないんである。
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