前夜は池袋西武で買った牛肉ですき焼き忘年会。100g千円クラスの肉は久しぶりだ。
発泡酒~ワイン~純米酒を冷酒で。
で、しっかり寝坊して遅めの朝食。
「トースト」、「オニオンサラダ」、「ミックスベジタブル&ベーコンのバター炒め」、「チーズ入りスクランブルエッグ」、「豆乳」、「昆布水」。
しっかり朝食をとってから9時半ころ出発。バスで東京駅まで。これは友人の希望であり、この日のルートはすべて友人の立てたプランによるものである。
東京駅で降りたところ、桜?(冬桜だそうだ)が咲いており、そこへ2羽のメジロがやってきた。気が付いたご婦人もいて一緒になって写真を撮った。
後から見ると、メジロも緑色なんで拡大してもよく分からない。
さて、しょっぱなからいい気分になってJRで品川、京浜急行に乗り換え平和島を目指した。
降りてから見覚えの景色に、2年前にも来ていることを思い出した。
その時も平和島公園も通り抜けたんだが、今回は環七をはさんで反対側に目的地がある。
なかなかいい公園で、フィールドアスレチックは有料なんだが、土曜日で天気もいいこともあって結構利用者が多かった。テニスコートも空きはない。
で、その外れにこの日の第1ポイントである「大森 海苔のふるさと館」。昭和30年ころまでの東京の主要産業のひとつであった海苔の養殖業の始まりから終焉までの歴史を写真や道具などの陳列で見せてくれるところで、無料である。
末期である30年代の写真や映像は懐かしい雰囲気だ。去年訪れた浦安で感じたものと同じだ。そういえば浦安を訪ねる発端になったのも「べか」だった。 展示してある海苔を採取する船も「べか」と表示されてた。
海苔養殖業が衰退した発端は東京ガスであることもこの日知ったが、大資本によって東京が壊されていった歴史の一端をここでも学んだわけである。
2時間ばかり過ごして、平和島駅まで戻り、近くのうどん屋で昼食。「きのこ天丼とうどんセット」で550円。安い!丼の中に漬物が二切ればかり入っていたりして徹底的に手間とコストの省力化を追求していることが分かる。最近「かつ丼ミニセット」にはまってるんで、こうしたいわゆる「ダブル炭水化物摂取」に抵抗がまるでなくなった。友人はもとよりなかったようである。
蒲田へ移動してJR蒲田まで歩き、東急線の一日フリー切符を購入した。660円。行く気になると横浜中華街、こどもの国まで行けるんである。
この日の第2ポイントは蒲田から池上線に乗って二つ目の池上の「池上本門寺」。日蓮上人がお亡くなりになった場所ということだ。
経堂(書庫)建物内に八角形の回転本棚があるのが珍しい。 |
宝殿。もうかってまんな。 |
このほか、力道山をはじめ政治家や徳川関係の著名人の墓も多いらしい。まあ全体的にお金持ちだった人や現在もお金持ちの人たちの墓地って感じ。政治に口を出した日蓮さんもそちらのほうでも儲け口がいっぱいあったに違いない?
休み処でソフトクリームを食べたかったがあいにくアイスしかなかった。
池上から洗足池へ移動した。ここが風光明媚な東京でも有名な池であり、この日の第3ポイントである。で、1周することにして歩き始めたところで、あのソフトクリームのディスプレーを発見し、さっそく店内に入り注文した。
店内は狭いが南国ムードを演出したものになっており、スパムの缶詰なんかもカウンターに積んであったんで尋ねてみたところ「ハワイ」をうたった店なんだそうだ。ハワイ産のビールも多く置いてあった。
さて、歩きながらソフトクリームを食べ始めたところ、これが実にうまい。まさに本物って感じだな。カップもコーンやワッフルコーンじゃなくて、よく洋菓子の甘い「薄焼き」のようなものでできていてこれもいい。
勝海舟夫妻の墓や、勝海舟が立てた西郷隆盛の碑などがあり、墓も碑も生前希望していたそうで、この地がお好みだったらしい。なるほどこじんまりしているがいいところであり、大きなことをした人がこうした箱庭風のところがお好みだというのがちょっと意外だが、その人の性格がしのぶことができていいじゃないか。
30分ほどで1周し、次は時間も早いので戸越銀座まで移動。ここでは商店街を歩く以外やることはない。前回来たとき(6.7年前?)は昼食もここで済ませ、しゃれた銭湯にも入ったっけ。
イオン系の酒屋(「イオンリカー」)をのぞく。ワインの品ぞろえが充実してるな。そのほかにも輸入食材をメインにしている店が繁盛してたな。中国系も多い。気になる店もあったが、この日は新橋でお開きにすることになってたんで我慢。
戸越銀座から旗の台、そこで大井町線に乗り換えて大井町まで。大井町が近くになると見覚えのある景色があった。ここへも何度か来たことがある。ここまでで610円分乗った。つまり50円は東急電鉄に寄付したことになる。旅行名人の友人の初めてのミスだということだ。切符は記念になるそうだ。
大井町から京浜東北線で新橋まで。
ここでは焼酎専門店をのぞくことにした。一度来たことがあるはずなんだが記憶がなく、その時酔っ払ってたんじゃなかったんだろうか。
とにかく焼酎のラインナップはすごい。泡盛もパックものは除き、ほぼ全種揃ってんじゃないだろうか。 その分?日本酒はあまりない。
ワインも価格帯も広く、種類多くそろえているが、ちょっと気になるのがぶどう種に偏りがあるということだ。「ピノノワール」がやたらに多いんである。
その中で店頭で半値処分?されてたフランス産シラーズ種を1本買った。970円税込。
烏森口へ移動し西口通りをぶらぶらしながら店を探すことにした。感じが神田西口に似ている。まあ、汐留方面では飲めない人たちの溜まり場である。
その中から2階にある四川料理を看板にした中華屋に入った。「210円からのおつまみ」にひかれてのことである。
二人組の客が火鍋をつっついてた。
まずは瓶ビール。つまみは「豚バラ肉にんにくソースかけ」、「ビータン」、「羊肉串焼き」、「豚角煮」、「クラゲとキュウリ和え」。
次はホッピー。結局中身4杯。
途中から二人組の男性客。ネイティブだ。注文は「湯豆腐風の鍋」、「野菜炒め風」、こちらを見てから頼んだ「豚角煮」、それに下の写真のもの 彼らは箸で食ってたが、池袋ではこうやって食ったっけ。これにご飯。
名前が分からない |
田端で別れて、歩いて帰ることにし、途中で以前から気になってた店があったんで1杯飲んで帰ることにしたがあいにく店は休みだった。で、張り紙を見たら「酔っぱらいお断り・肴を注文しない人お断り」なんて書いてあったんで、この店に入ることはないだろうと思った。この手の店はダメ。
帰宅して飲みかけのワインと冷酒がわずかづつあったんでそれらをちびちびやりながら国営放送で新人落語家のドキュメンタリーを見てからダウン。この日のアド街は地方だったんで。
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