7月9日。
午前中の弓道。朝から雨の割りに参加者が多かった。
11時からは「七夕大会」と称して団扇を的にしたゲームが行われた。
こうしたイベントには3度目の参加だが、今回初めて「惜しい!」といわれるところまで的に近づいた。この日はS先生の「肩の入れ方」、O先輩の「呼吸」のアドバイスが効いてよく当たりが出た。
で、ずぶずぶしてる梅雨の中、さっぱりした気分で稽古を済ませた。
昼食は千成食堂の「煮こみ定食」。天気のせいかこの日は空いてたな。メニューに缶ビールってのが増えてたな。ちょっと汗かいた後「煮込み」でビールかぁ...。
午後はダンス教室。
こちらは参加者が少なかった。焼きつけたCDを先生に渡す。
フリーダンスサークルでのアドバイス通りにステップを踏んでみた「ワルツ」と「タンゴ」。やはり下手な人が相手だと踊りにくいことったらないな。教室のステップがしみ込んでるからなおさらである。
こちらが違ったステップを踏んだら、即崩壊しそうである。
教室内と外では頭も身体も切り替えなきゃダメだということがよくわかる。
夕食のメニューは「蒸し焼きキャベツのエスニックソースかけ」、「茄子の甜麺醤炒め」、「大根のスープ」、「ぬか漬け茄子とキュウリ」。
エスニックソースでバターとナンプラーを使ったが、この組み合わせはすごくうまい。
食後焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。そのあとワインでダンスミュージック。ダウン。
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「股旅三人やくざ」。
珍しいオムニバス時代劇。
そろそろ時代劇で稼いでいた東映も路線変更が近づいたころのものだろう。
脚本担当もそれぞれのちに「暴力団もの」で売れた作家たちである。それだけに今までのやくざ者とはちょっと変わった仕掛けがしてあり、ちゃんとした娯楽作品に仕立ててる。中村錦之助と松方弘樹のオーバーな演技は相変わらずで、仲代・志村がいい味。
昨夜観たちょっとっ変わった西部劇といい、時代劇にもまだ変わり種の傑作がありそうである。
そういえば書きもらしてたが、
「新撰組始末記」という作品もよかったな。新撰組の無名?剣士を市川雷蔵が演じており、脚本もしっかりしたものでありきたりの新撰組ものとは異なり、かなり面白い作品となっている。カメラワークもいいし、近藤や土方の役者の演技もメリハリが効いた演出でより際立つ。
同じ無名剣士を描いた「壬生義士伝」のだらだら演出とは格段の差である。あれはひどかった。
ついでに観た「ある殺し屋」。これも市川雷蔵主演。これを傑作という人もいるが、これほど陳腐な話はないな。フランスのギャングものと比較して「和製フイルム・ノワール」だって、そりゃないわな。
多分永田社長が市川さんを使ってのシリーズものをもう一本作れとか何とか言って、スタッフに旧拵えさせたものに違いない。無名な続篇をもって終了したようである。
「陸軍中野学校」が未見なので何とも言えないが、市川さんにはやはり時代劇がぴったりなんじゃないかな。
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