2015年3月3日火曜日

かっき(牡蠣)的な品川散歩

 昨日は年に1度のがん検診。10時開始というのには本当にこたえる。いくら頑張って寝坊しようとしても前夜9時にベッドに入れば5時には起きてしまう。それから6時間以上の間なにも食えないのは人一倍食い意地の張ってる俺には苦行以外の何物でもない。今年は早めの希望日に受診できたが、順番が遅くなってしまい、これだったらもっと後でもよく、受信開始時間を早めてほしかった。選択肢がないのには不満である。
 今回も胃の検査で発泡剤がひとつでは足りず、ふたつ飲まされた。このげっぷを我慢するというのも苦行であり、うつぶせになって、さらに台が傾いたりしたらげっぷを誘発するように腹を圧迫させられんだからたまったもんじゃない。
 ところでがん検診って何歳までやるんだろう?俺としてはいつ死んでもいいと思ってるから、よく考えたらこの検診はする必要がないわけである。で、暇つぶしにしては苦行が多いし、楽して死ぬための苦行だという保証もない。来年までに態度をはっきりしよう。

 昼は朝作っておいた「レッドカレー」。タイマーでセットしておいた「タイ米」。炊飯器に入れといた人参とジャガイモで「温野菜サラダ・ヌクチャムドレッシング」、「フルーツヨーグルト」。
 昼食はケイの兄ぃと。

 この日は早稲田にあるキリスト教の何とか団体というところへ使用済みや使うことのない外国の切手を寄付しに行った。都電で終点の早稲田まで移動。東池袋4丁目あたりから沿線が工事中箇所が続き、景観もずいぶんと変わっていたが、学習院あたりからは緑もあり、落ち着いた雰囲気が変わってなかったのが救い?だった。早稲田(停留所)から歩くこと20分。「馬場下1丁目」というところなんだが、不思議なことにこの町には1丁目しかないんである。それでは丁目ってのは必要ないんじゃないか?なぞの町である。その団体は早稲田通りに面したビルの4階にあり、オフィスはドアを開けると段ボールが積まれてあり、倉庫だと思って帰ってしまうんじゃないかと思うくらい物音もないところだった。突き当たって右手に進むと5坪くらいのやはり倉庫風の事務所になっており、職員は初老の男性が一人いた。寄付の品を整理や管理してるらしい。で、手渡して完了。

 東西線で高田馬場まで一駅移動し、そこから品川まで山手線に乗った。高輪プリンスホテルのほぼ向かいの位置にあるユニセフハウスというところへ国内では換金不可能な外国硬貨を寄付に行くためである。青山の国連大学にあるユニセフ同様、ものすごい無駄な空間のある建物で、こんな地価の高いところをやめたら寄付を仰がなくて済むんじゃないかと考えるんだが、どうだろう?まっ、とりあえず用は済んだ。

 で、この日の最重要ミッションを果たすため、品川駅に戻る。戻る途中で気になったレストランを二つばかりチェックした。一つは「フライデー」。これはグアムで利用したアメリカン・カジュアルハンバーガーショップであった。日本でもあんなにでかいハンバーガーを出すんだろうか?次は「シンガポール・シーフードレストラン」。メニューに「ホッケーミー」があって「ラクサ」がない。しかも現在使われてないであろう屋外テーブルなどの片づけ方がいかにも中国風?で、この場にふさわしくないところを見るとオーナーはチャイニーズに違いないな。だが、シンガポールには誘われちゃうな。

 最後のミッションは「オイスターバー」攻略である。それは駅ビルの4階にあった。4階フロアにはシャレオツな店が何軒もあり、ぶらつきながらわが身がおのぼりさん気分に包まれてゆくのを感じた。早い時間(5時)だったんで広い席に案内された。客はまばらで、俺たちは親子3人のテーブルの隣だった。有閑富裕層っぽかったな。
 さて、まずはビール。おおきなグラスの「エビス」、うんま~い。そして8ピースの「生牡蠣」。生牡蠣を苦手とするケイ兄ぃの前でそのうちの7個をペロリ。4種の産地の中で赤穂産がいちばんうまかった。まさにミルクっぽいうまみ。続けて「フィッシュ&チップス」、「フライドオイスター」とサービスの「フランスパン」。これに生ビールの「バス・ペールエール」が合う。さらに「アンチョビーバターソース・オイスター」。エスカルゴ風にしたもので、これもうまい。
 仕上げはクラムチャウダーのシュリンプを白ワインで。ケイ兄ぃの指示でグラスで2種類のワインを楽しんだ。俺がチョイスしたのはイタリアとアメリカであり、味の濃いアメリカが俺の担当となった。イタリアのはさっぱり・すっきりでこれもおいしい白だったな。

 「ババ・シュリンプ」といい、お気に入りのレストランがブックマークされたな。

帰り道、同じ建物のなかにある「クイーンズ」で探してたドイツワイン「ピースポーター」を見つけたので、これを買って帰途についた。

 帰ってから、オーストラリア産ロゼワインを半分ほどにしてからダウン。
 

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