2010年10月4日月曜日

焼きもの3題

 金曜日は友人Tの誘いで六本木はミッドタウンのサントリー美術館での鍋島焼展を見学。鍋島焼だけのってのも珍しい?

 もちろん伊万里焼も数品出てたが、詳しくない自分としては違いもよくわからない。ただ、酒のつまみをのせる器としてみれば、適当なものがなんと少ないことか、なんて考えながら見てきた。

 中にいかにも渡来系の作と思えるものが一品あった。以前上野で朝鮮の焼き物を見たときの記憶では、ひん曲がってる器がやたらに多かったのだ。技術は確かに優れてはいたんだろうが、緻密性とか整然としたものに対する美的感覚ってのはあまりなかったんだろうか?

 土曜日は”アド街っく天国”というTV番組で深大寺をとりあげていたものを見た。小学校も中学校も近くだったんで非常に懐かしい場所である。水木しげるのブームでの企画であることは明白である。

 そういえば高校生のとき、立ち読みしていた水木しげるを間近で見た書店も随分様変わりしていた。

 深大寺はデートのスポットでもあった。理由は簡単でお金を使うところがないんである。特に山門近くの甘味やでの”楽焼”体験は値段の割には楽しめる。しかも時間も稼ぐ。こんなところで時間を稼いでいた自分の純情さが懐かしい。

 ここの名物はもちろんそばだが、なくなった友人Nに案内してもらい、数ある蕎麦屋の特色を聞きながらそばをすすったのも懐かしい。

 もうひとつの名物は”だるま市”である。小学校の帰りに寄ったっけ。漫画雑誌のおもちゃの付録だけを売る出店があり、必ず行ったものだった。そういえば40年間行ってないんじゃないか?
 来年あたり行ってみるとするか。

 実家から持ってきたさつまいもがまだ1キロ残っていた。今日は夕飯を残り物で済ますんで余った時間で”さつまいもケーキ”を製作した。先週長女のところに届けたところ、好評だったようで今回のは自分が登録している訪問介護事業所に差し入れ分として焼いてみた。

 

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