昨日の新聞のコラムで読んだ言葉である。
昨今の坂本竜馬ブームに物申す内容であり、坂本竜馬の熱血青年の生き様に共鳴し過ぎると陥ってしまう病気だそうである。
更に史実と異なった物語が多いことにも言及されていて、竜馬ファンがそれで減るとも思わないが、確かに現在も続くブームは異常であることだけは間違いない。
火付け役はもちろん司馬遼太郎の”竜馬がゆく”で、自分も知り合いの経営者から薦められ30年前に読んだ。それからしばらく読みやすさも手伝って司馬らく他の著作も読み続け、いっぱしの維新通になったつもりでいた。が、”坂の上の雲”で途切れた。どうにも面白くなかったんである。特に正岡子規が出る最初のところで嫌気が差し放り投げた。そして、それっきりになった。
印象に残ってるのは”峠”と題名は忘れたが佐賀の乱の江藤新平の話の2編である。後者は作者が好意を持って書いていないことが露骨に出ていたことがかえって面白く読めた。
ともかく歴史小説は作り物という認識を持って読めばそれほど面白いものではないんじゃないか?とにかく小説そのものも読まなくなった理由のひとつである。
今夜のメニューは”豆苗のにんにく炒め”、”もやしと揚げのスープ”、”さつまいもとキャベツのコチュジャン煮物”、”マーボーナス風(いただき物)”、”子きゅうりの中華風しょうゆ漬け(いただき物)”。
いただき物が多くて非常に助かってる。
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