2012年10月19日金曜日

大鹿村のディアイーターでのディナー

 スーパーでは1本300g以上のサツマイモは100円くらいで売られてる。
今回実家で収穫されたものは300gに満たないものばかりである。

合計でも1kg強。

使い道は2つ。今夜の「さつまいもご飯」、そして「さつまいもケーキ」。

夕方から作り始めたケーキ。しばらくして気がついた。サツマイモの量を見間違えたんである。
約倍量だったんで急遽他の材料も倍にして、オーブンのトレイをフルにシートを敷き詰めて焼くことにした。すべて倍にして望んだつもりだったが、オーブンに入れてから気がついた。

レーズンのみ倍量にしてなかったんである。なぜならばレーズンを入れ忘れて焼いたことが過去に何度かあり、レシピにも「わすレーズンに!」と書いたあとにも1度か2度はやらかしてるのだ。

今回は最初にレーズンを計ってお湯に浸す作業をしていたんで、急遽倍量のケーキに変更になったとき増やすのを忘れてしまったんである。

均等の厚さで上手く焼きあがっただけに惜しい!



今日は「自然地理学」のレポートの校正と投函。午後は気分も軽く歯医者へ行き、インプラントの手術を某歯科大で受けることを決めてきたが、現在治療中の歯は間違いなく抜かれることになるだろうと告げられて気が重くなって帰ってきた。


気分転換も込めて「サツマイモケーキ」製作。同居人はどうした風の吹き回しか?「クラッカーとマシュマロとチョコ」のクッキーを作ってくれた。さらに明日の朝用?に「マシュマロとヨーグルトのデザート」まで作ってくれた。

ケーキが終わって夕飯つくりをはじめようとしたところへ同居人が行きつけのパーマやさんから菊の花とみょうがをたくさんもらってきた。
 急遽今夜のメニュー大幅に変更。幸いもらってきた食材が副菜向きだったのが幸いだった。

「鶏肉、もやし、にんじんの韓国風炒め」、「菊の花の酢の物」、「みょうがの卵とじ」、「なすの味噌汁」。

明日から3日間、俺は夕食は外食なんで冷蔵庫のマネジメントが非常に難しい。あまり作り置きしても同居人に負担になってはしょうがない。かといってだめになりそうなものは今回あまりないから良いようなものの、なるべく早く使い切りたいものもある。


今日は久しぶりにレンタルDVD鑑賞。レンタルカードの更新手続きしたら無料券もらったんで借りてきたもの。しかし更新料200円で1枚の無料券は以前よりサービスが悪くなったなぁ。

というよりレンタル料金が下がったんだ。以前は300円くらいしてたレンタル料が今は100円なんだ。
この業界もデフレ真っ最中である。

今回の作品は「大鹿村騒動記」。原田芳雄遺作、阪本順治監督作品。
脚本が良いんだな。荒井晴彦と監督の共同脚本。90分、理想的な長さ。この長さの中に名うての役者の演技が凝縮されてる。ぐつぐつ煮た名店のドミグラみたいだ。

 一番良かったのは原田がうつむいたときのシーンで、アップなのにカーボーイハットの上から写すだけで表情は見せないところだ。原田の役の思いは十分それで伝わってくるんだから凄い!

 この監督のは「OOOOの街」とかいう作品があまりにもひどかったんで、期待してなかったから、今回いいほうに外れたんで、TSUTAYAのサービスの悪さも棚上げにしたくらいである。
 しかし鹿を食わせる場面は最後まででなかったなぁ。

それから贅沢を言わせてもらうならエンディングタイトルではNGを流しても良かったんじゃない?

2012年10月18日木曜日

今年のさつまいもは不作だった!

昨日は実家で1泊。
同居人の兄が自作の料理で歓待してくれた。
「もつ煮込み」、「ぶり大根」、「きゅうりの浅漬け」。飲み屋である。

しかもビールは「オリオン」、日本酒はなんと「菊姫」。
これは彼と二人で金沢を訪れたとき、俺が好んで飲んでいた銘柄であり、覚えてたんだ。

こくがあり辛くなくてうまい酒である。4号瓶を開けたことは書くまでもないが、その前の日の睡眠時間が少なかったこともあって、〆のスコッチに手が伸びたまま、自分ものびちまった。

料理3品は申し分ない。彼のこだわりが良い結果を生んでる。
時間もたっぷりかけたであろうことは容易に推察できた。
しかも材料費は.....と書きつづけてゆくと、飲み屋にゆく足が重くなる。

こってりした料理にさっぱりした酒を好む輩もおられるが、俺は反対にしっかりした酒を好む。
ワインだってこってりしたものだからって白は選ばないだろう?しっかりした赤がいいよなぁ。

油を落とすような、まるでゆすぐような飲み方はしないものだろう。


頂き物のジャガイモのおすそ分けと今年庭で取れたサツマイモをいただき、その他の荷物と一緒に近くの郵便局から自宅に向けて郵送の手配をしてから帰宅した。

明日からジャガイモとサツマイモのメニューが続くのである。週末は外食なんでもらってきたものがイモ類でよかった。

帰りに買い物に寄ったが「ロメインレタス(知らなかった野菜)」がただみたいな値段で売られてたんで買ってきてネットでレシピを検索したら、シーザーサラダはこれを使用するのが正道だということを知った。


今夜のメニューは「さばのねぎダレ塩焼き」、「いんげんのたらこ&クリームチーズ和え」、「もやしの味噌汁」。味噌汁以外の2品は3.4年ぶりに作った。多分そのときに評判が良くなかったか、自分でもうまいと思わなかったものだったんだろう。調理の腕も、今でも上手いとは思わないが、それでもそのころより幾分かましにはなってるだろう?

今夜は同居人も残さず食べてくれた。普通以上だということである。まずいと即返品されるからだ。


2012年10月16日火曜日

コージーコーナー

 醤油麹完成である。
たまたま魚料理のレシピが載ってるPR紙をスーパーでもらってきたのがあって、米麹から塩麹と醤油麹を作るレシピも載ってたんで作ってみたもの。塩麹は既製品があるんで、近所のスーパーで米麹が比較的安かったんで、やはり自作のほうが安いし、しかも醤油麹は既製品が棚に並んでないのである。毎朝かき回して空気に触れさせて発酵させる作業はたいしたことはないが、雑菌が入らぬように気をつけなきゃならない点は俺にとっては不得手ななところである。新ショウガの梅酢漬けも、うっかりガラス容器の煮沸を忘れてしまい、食べる段になって開けたらかびてた。

これを魚にまぶして焼くとうまそうだ。実際塩麹で代用したところうまかった。同居人にはあんまり受けなかったが。

切り干し大根も完成である。
買いすぎた大根の皮も惨めなほどのやつれ方でやせ細っちまった。少しばかり日焼けもしてて。



焼き魚、切り干し大根の煮物これに味噌汁くっつけりゃ日本の夕飯である。奴も欲しいな。

今夜のメニューは「なすのピリ辛炒め」、「長いもの甘煮」、「大豆の中華スープ」。
最近味噌汁の具で、メニュー作りがフリーズすることが多い。

今週もまさに苦労している。昨夜の鶏肉のわずかな肉と皮でだしをとったスープがあるときは助かる。この大豆のスープのベースもこれを使ってる。鶏皮はそのまま生ごみ処理機(自家製)に入れると、ものすごく臭くなるんで必ず火を通してから捨てることにしてる。
 たこ、イカもそうだが、こいつらの捨てる部分は使い道を知らないんで可燃ごみにしてる。魚の廃棄部分があまり臭くないのはなぜだろう?共通なのはコレステロールの関係か?それはないな。
これ以上のコレステロールの高い食品は他にいくら(いくらは高い!)でもあるからな。

 

2012年10月15日月曜日

熱い老人の暑い季節

昨夜のテレビで宮古島のヒロさんの鮫獲りを見た。
よく取材されてテレビでもよく放映されていたことは聞いていたが、特に興味もなかったんでショップにもビデオなんかが置いてあったけど一度も見たことがなかった。

 島の人たちは”鮫獲り名人”というと大体分かるようである。ヒロさんとは一緒に潜って魚を獲ったことがあるが(もちろん俺はみてるだけ)その方がかっこよかったなぁ。

 何でもお子さんが生まれたらしく、早速祝メールを送っといた。

彼は俺より2歳年下だから57か58歳だ。子供が成人するとき.......。奥さんは正確には知らないが多分30代の半ばか後半だと思うが、大した決断だと思う。経済的には(多分)不安はないと思うが、それだけじゃないからなぁ。

 もっとも何日も一緒にいていろいろしゃべったが、なにせ方言がひどくて言ってる事の半分以上翻訳不可能だったんで、彼の経済状態なんてまるで分からない。何艘もボートを持ってたり、のんびりしてるところから想像するにお金持ちらしいのである。のんびりしてんのは沖縄の人のほとんどの人に言えることだから、これは決め手にはならないが。
まっ、健康には十分気をつけて仕事を続けていってほしいものである。家族のために。


いやぁ、やっぱり平均寿命ぐらいは全うしたいものだな。


そういう意味でも、先日の「人生万歳!」は面白かった。ウッディアレン監督作品である。主人公の俳優の英語はとても聞きやすかった。もちろんほとんど翻訳不可能だが。英国の俳優なんだろうか?
 都合の良い偶然で登場人物全員が幸せになる話しである。ここでは卑屈な老人がしたたかさだけはちょっぴり残しながら都会の片隅に住み、そして.....。
 生きがいを求めてがんばってる老人にはうらやましすぎるかもしれないなぁ。

やっぱり「マンハッタン」を超えるレベルでないにしても、幸福な映画っていいもんである。

今夜のメニューはまったく季節には合うのに、気候はずれのもになっちまった。「鶏肉のクリームシチュー」、「ガーリックライス」、「エリンギのビネガーソテー」。

今日は「観光論」のテキストを開きながら(開いていただけ)先週ゆでといた大根で「おでん」を製作した。他の具は「ちくわぶ(北区産)」、「はんぺん」、「ちくわ」、「昆布」、「こんにゃく」、「揚げ物2種」。今回初めて乾燥早煮昆布から自作した。このほうが安くたくさん食える。
しかし今日の気温はおでん向きじゃないなぁ。
 せっかく「言語伝承論」のレポートが合格で返送されてきたお祝いに、これで一杯やりながら「酒場放浪記」を見るつもりだったんだが......。

 

2012年10月14日日曜日

愛国心

「自然地理学」レポートの第1稿を脱稿。
2.3日後に校正をかけてゆうそうの予定である。
今回はネットで拾い集めた図とか写真を添付するレポートだったんで、久しぶりに15円切手を使える。通信教育の唯一?の特典である。もっともポータルサイトに投稿すりゃただだ。


 昨夜12時まで起きてたんで、午前中は意気があがらず、午後は午後で眠気に何度もやられそうになった。今日の飲酒はほどほどにしたいところである。
 しかしレポートを脱稿したあとの酒はうまいものだ。

 再提出もあるだろうが、順調に行けば(行ったためしがないが)今学年残りは4科目である。

 次回は「観光学」。?。


今夜のメニューは「秋刀魚の塩麹焼き」、「きゅうりとラディッシュの和え物」、「ラディッシュの葉とベーコンの炒め物」、「長ネギと麩の味噌汁」、「五目すし」。

 料理用の日本酒を飲んでしまったんで買ってきた。れっきとした純米酒である。安かったんで同じ店に買いに行ったところ、まだありましたよ!
 2Lで798円。その上くせなく飲める。精米なんか70%でじゅうぶんだぜぇ。買いだめしたくなっちゃった。

 サッポロ黒ラベルの次はこの日本酒で....。

先日、日本酒で記憶がなくなっちまった友人Tは、こんりんざい外では日本酒は飲まない、なんていってたけど、あれは日本酒のせいじゃないんだけどなぁ。日本バッシングが多い昨今、お酒だけでも日本を愛してあげようじゃないか。

2012年10月13日土曜日

トンガ王国ふしぎ発見

順調な滑り出しである。
今月に入ってももたもたしていた「自然地理学」のレポートである。

なかなか興味が持てなかったが、「トンガ」って国の海面上昇に対する防御に関する章から
国の経済や風習をネットで追いかけるうちに構想が練れてきて、午前中にはほぼ書き上げてしまった。その勢いに乗って東京ゼロメートル地帯の章も大体構想が出来た。

残りは明日!

 気になるのは85歳の老人がきれて日本刀で近所の老女を切り殺した上、切腹ではなかったが自殺してしまったことである。85歳になってきれる老人って元気がありあまってるってこと?
 殺すほどきれたんだろうが、どうせ自分に関してのトラブルなんだろうけど、この老人どうして今日日まで生きてたんだろう?多分殺されたほうにも非がなかったとは考えにくいが、どちらにせよこの老人はこの世には必要な人間でなかったことだけは確かだと言い切れる。

 世の中で一人でも良いから自分を必要とされなかったら、生きてる意味なくね?


 IMFのおえらいさんのたまわく「敵に塩あげる気持ちで対外交渉しろ」だってさ。中国に塩なんか上げてみろ。次は何を要求されるんだか....。挙句の果てにけつの毛まで抜かれちまうのがオチだって。まるで中国を理解してないねぇ、この人。
 この人の名は”ラガルト”。そんな名の塩歯磨きなかったっけ?



今日の昼は「タコライス」、あ~「ルートビァ」がありゃ申し分ないんだけどなぁ......。

今夜のメニューは「豆腐ハンバーグ」、「ひじきと根菜の煮物」、「ほうれん草の味噌汁」。



今日も良かったが明日も天気が良いそうなんで「切り干し大根」はらくらく完成しそうである。

2012年10月12日金曜日

3本立て名画座

経済問題はややこしい。こう思ってんのは素人だけじゃないってことがわかった。
以前から新聞やラジオでよく経済評論に接するとき、こいつら予想が外れたときどうやって責任取るんだろうって気にかかってはいたが....。
 一橋大のなんとかという経済学者が、現在メディアから離れてる理由として、先が読めないし既存の理論で解説しても大方外れるということを述懐されておった。
 正直な人であります。

 たとえば株価を予想するなんて冷静になって考えれば無理に決まってるんで、たとえ金が余っててても俺は買わないし、悔しいが金も余っちゃいねぇ。

 現在株価はメジャーや大富豪によって操られ、それにデイトレーダーが食いついてるだけのマネーゲームである。デイトレーダーはパソコンのソフトにまかせっきりでもそれなりに利益が出ると信じてる。その仕組みはパチンコと大差ないんである。

 大元の株式会社が儲からなくなってきてるんで、金融派生商品なんかで設けようとしてる輩と、金融会社が右往左往してる様は、資本主義崩壊の絵図を見てるようだ。

 経済学に絶対がないように、金儲けにも絶対はありません。



 金儲けにも縁がなくなって久しい俺は芸術の秋でも堪能できるくらいのゆとりはあるんだが、いかんせん興味がまるでないんで、せいぜい自宅で映画でも鑑賞するくらいである。

 「戦場のメリークリスマス」。なんで今まで見なかったんだろうか、その理由が分かった。生意気な俺は主だった映画俳優が出ていないことから、はなから敬遠していたのである。
 台詞棒読みの演技されて挙句の果てに本自体つまんなかったら最悪であると思っていたのだ。
しかし、この作品は演技の質を上回るほどの本の良さであった。タケシの演技も下手だが、阪本龍一もひどい。当初沢田研二だったらしいが、演技自体はともかく雰囲気はジュリーのほうが合ってる。感傷的な長まわしもないし、英国でのエピソードも効果的に挿入されている。


 「ションベンライダー」。相米作品。初期のがき主演もので、非常に乱暴な作品であり、実験的にも成功しているとは思わないが覇気だけは伝わってくる。藤竜也がはまりすぎてるんで、ここで監督は息抜きしてたんじゃないか?「とんだカップル」の編集の段階でカットされたシーン、「お引越し」に見られる主人公の彷徨シーンといい、くどい描写が鼻につくが、ここでももっとカットしていい場面が多いし、名物長まわしも効果的ではない。もっともガキ賛歌になってないことで大人の視聴に耐えられる作品として合格してる。

 「エーゲ海の天使」。イタリア映画。風刺をきかせたかった意図が伝わってこない非常に中途半端な作品。導入部が長く、3年の経過を感じさせる描き方は明らかに手抜きであり、そのせいで、その後の再会場面が生きてこない。もっとも「シネパラ」の思い入れたっぷりやられたら最後まで見られなかったし、最後にそれやられたら2度とイタリア映画をみることはなくなるだろう。役者は良かった。ホモ告白のエピソードをはしょってしまったのはもったいないなぁ。
 これって沖縄の離島でリメイクしたら面白いだろうなぁ。監督は大島渚?ちょっと無理か。