10月12日、星期天。
やっと、ナショナルリーグの地区優勝が決まった.対するフィリー第3戦は、ものすごい緊張感ある試合だった。それにしても佐々木選手の3イニングの投球は見事だった。ドジャースのクローザーとしてのポジションを決定させたと、言ってもいいんじゃああないだろうか。
あっという間の幕切れも驚いた。MLB観戦、くせになりそ。
反して映画は得るものなかった。「ビッグトレイル」3時間もの大作で、監督がジョン・スタージェスならはずれはないだろうとかんがえたが、見事に外れた。内容はコメディウエスタンでしょうもないものだった。
二度目となる「チャイルド44」。2015年、ダニエル・エスピノーサ監督作品。
スターリン政権下で起きた異常連続殺人をあつかったもので、国家からも圧力をかけられながらも事件を解決するMGB(多分KGBの前身)捜査官(トム・ハーディー演ずる)の苦闘を描く、傑作。俺が考えるサスペンス傑作映画の上位にランクする。ほかには「プリズナーズ(ドゥニヴィルヌーブ」、「ゾディアック(デビッド・フィンチャー)」。
収穫があった作品は「ウイニー」。
違法にダウンロードできるソフトを開発した天才が有罪位となるまでを描いた作品で、検察側の無能さと権力の地位を悪用したいきさつが描かれている。勇気ある傑作だと思う。