4月30日。星期一。 98/54。62.4㎏。
3年ぶりの膝痛でほぼ沈没状態である。ってわけではないが、実家で使っていた庭作業用の膝あてのゴムの取り換えがこの日の最初の仕事。
動くのがつらいので洗濯を終えた後はじっと読書。午前中はマンションに置いてある本の中から「料理事典」を。昭和56年発行となっているもので、パラパラめくると何度か掲載されているレシピを利用した形跡が見られる。
で、気になるレシピなどを読んでいて気が付いたことがある。
な、なんと「鶏むね肉」のレシピがひとつもないんである。さらに気になって調べてみると.......。
500ページ以上あるこの本の中に色々な発見をしたんである。
まず、現在の料理レシピ本ではありえない食材。「どじょう」&「うなぎ」。もちろん生での登場である。
そしてこの本の傾向。さんまのレシピが2件であるのに対しイワシが9件、アジに至っては20件。もやしが3件に対し牡蠣が13件。ピーマンが2件に対し茄子が16件。カリフラワーが5件に対しブロッコリーが0件。まあ、ブロッコリーは副菜のパーツとしては登場しているんだが。
「ベーコンエッグ」のレシピがまともに掲載されていることにも驚いた。もしかすると「目玉焼き」もあるかもしれないと、マジに探したくらいである。
ちょっと専門的になるが、「醤油ラーメン」のスープのレシピに驚いた。何と「紅腐乳」が使われているんである。これは現在でも中国食材店しか置いてないものであるが、当時は入手しやすかったんだろうか?読み仮名も「ほんふうるう」となっており、中国語音である。
聞き慣れない単語もあった。「ちしゃ」。かきちしゃ、たまちしゃなど。調べるとレタスの仲間らしいが、当時流通していたものなんだろうか?ちなみにかきちしゃは別名「チマサンチュ」。
「ファルシー」もよく出る。要するに「肉詰め」なんだが、現在あまり使われていないように思うんだが。
この本だけで1日過ごせそうだ。
昼飯前に気になってた4月に振り込まれた年金額の確認作業。年金機構から来ている葉書などを再確認してようやく納得した。4月の分は2月と3月分なのである。ということは2月分はこれまでの(60歳からもらっていた年金額と同じ)年金額で、3月分はこれからもらう年金額なのである。
で、2月分の半額と3月分の半額を合計するとぴったりだった。6月受給分から満額となる。これで何とかバイトせずに暮らしていけそうである。やれやれ。
昼食は川向こうのスーパーで買ってきた「かつ丼」と「冷やしたぬき蕎麦」。これをケイのにぃにぃと半分づつ。蕎麦でつかう揚げ玉は、昨日ケイと食べに行ったそば屋でもらったものである。
午後も読書。清水儀範さんの「蕎麦ときしめん」。名古屋出身の著者が名古屋自虐ネタでつづった2編と他4編の短編集である。この自虐ネタが面白いし、ほかのものもめちゃ笑える。本読みながらこれだけ笑わせられたのは初めてである。
「商道をゆく」はもちろん「街道をゆく」のもじりであり、中の文章も司馬遼太郎そのものをパクっている。「猿蟹の賦」もまさに司馬遼太郎である。
「序文」における遊び心精神は敬服する限りであり、「三人の雀鬼」に至っては呆れてしまうばかりである。後者では映画「麻雀放浪記」のエピソードまで使ってしまうんである。全く怖いもの知らずの作家であることには間違いない。
3時半ころ出発して4時過ぎにケイのにぃにぃと合流。場所は上野仲町通りにある居酒屋である。店内を昭和時代のポスターや看板で飾り、いかにもって感じの店にしてあるお爺さん受け、または昭和回顧好き若者(馬鹿者)をねらったつくりである。
ここで生ビール・大~謎の酎ハイ~ホッピー、シロ&ガツ、ハムカツ、メンチ。安いがどれも小さい。
続いて駅近くのスペインバル。ここでワイン~カルヴァドスとピクルス。
帰り道、もつ煮と日本酒を買って帰宅。
帰宅後、ちょっと飲んでからダウン。
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