1月27日。星期六。 129/85。63.0kg。
インフルエンザ大流行ということで、仕事もなく友達も少ない俺としては外出は食い物の調達ぐらいに抑えればほとんど引込っていられるわけだから、インフルエンザを移される機会もなくなるというものだ。おまけに外は冷蔵庫並みに寒い。今日も余った時間は読書に使うことにした。
早朝キッチンは「グリューワイン」&「ワインジャム」。オレンジとレモンの皮は庭に埋めるしかないな。朝食には昨日買ったパクチーの根で作った「トム・カー・ガイ」で捨てるものなし。
9時から近所のスーパーへ買物。合挽肉1kgは4日分のおかずの主役になる。
午前中の読書は「メコンのほとりで」。ベトナムについての章はベトナム戦争で南ベトナムの将軍の一人だった人のインタビューを始め、当時の裏面史のようで非常に興味深いものだったが、なんせ「ドイモイ(1986年~92年)」の前の内容で、俺が2006年に行った時とはおよそかけ離れた世界で、隔世の感があることは否めない。現在でも発展は続いており、とても共産主義国家とはいえない国に変貌してしまっているのだから。
それにしても負け戦だった本元であるサイゴン(ホーチミン)での取材が多く、やはりその後のホーチミンは一度訪れてみたいな、とつくづく思った。で、読了。
昼食は「さんま蒲焼(缶)の貧乏丼」、「しいたけの軸と豆腐のお吸い物」。
午後の読書は 「永井荷風という生き方」。今でも人気絶頂の荷風先生の評伝である。「断腸亭日乗」の読み解き方などで参考になるもので、関西出身の著者が実際に訪れたり、当時の東京についての取材が非常にためになる。夢中になって読んでたら、この本もあと1章を残すだけとなった。
座り続けで身体が固まっちまったようだ。陽が差す窓のところで思い切り背伸びしてから台所作業開始。
夕食は「鶏肉とひよこ豆のスープ煮」、「きのことゆで卵のサラダ&焼きウインナソーセージ」。
発泡酒~ホッピー~テキーラ(レモン付き)をちびちびやりながらDVD鑑賞。「ザ・セル」。ちょっと前まで?今でも?かな?他人の意識に入り込んでどうのこうのという話。トラウマの解明で精神異常を治療するという今回の話も目新しいものではないし、映像も「2001年宇宙の旅」を超えるものではない。犯人のコスチュームも「レッド・ドラゴン」のようだし、クラリス役に相当する主人公がジェニファー・ロペスなのがミスキャストになるんだろうか?もっと無名の俳優のほうが恐怖映画としてよかったんじゃないだろうか? 9時過ぎダウン。
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